授業名 | Tax Accounting |
---|---|
Course Title | Tax Accounting |
担当教員 Instructor Name | 矢野 厚登(Hiroto Yano) |
コード Couse Code | TAP207_G20N |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | MSc in Tax & Accountancy |
開講情報 Terms / Location | 2020 GSM Nagoya Fall |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的(意義) / Importance of this course
税務会計は、実際の判例研究と申告書作成演習を通じて、企業の課税所得を計算するための税務会計の概念を学びます。本講義で扱う領域は、企業利益と課税所得、課税標準・税額の計算構造、益金の会計、損金の会計です。判例研究とともに、簡単な申告書作成実務の習得もできます。
Tax Accounting Course is an academic approach to tax acccouting concepts through precedents found in actual cases that involved tax introduction.
Tax accounting concepts include relationship between corporate profit and taxable income, conclusion structure of the tax, gross income calculation, deduction calculation, net operating loss.
This course has case studies and practice to complete documents of tax declaration.
Tax accounting concepts include relationship between corporate profit and taxable income, conclusion structure of the tax, gross income calculation, deduction calculation, net operating loss.
This course has case studies and practice to complete documents of tax declaration.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG8 Tax Accounting Consulting Skills (MSc)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Executive Leadership (EMBA)
LG8 Tax Accounting Consulting Skills (MSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
本講義受講後、得られるスキルや知識:
⑴企業利益と課税所得の基礎的な理解
⑵益金の会計の基礎的な理解
⑶損金の会計の基礎的な理解
⑷申告書作成の理解
⑸税理士として租税法と会計学の知識を備えた専門家としての能力
⑴企業利益と課税所得の基礎的な理解
⑵益金の会計の基礎的な理解
⑶損金の会計の基礎的な理解
⑷申告書作成の理解
⑸税理士として租税法と会計学の知識を備えた専門家としての能力
By the end of the course, you will be able to:
(1)Understand basic corporate profit and taxable income
(2)Understand basic gross income calculation
(3)Understand basic deductible expense calculation
(4)Understand to complete documents of tax declaration
(5)Capabilitiy of understanding and applying tax law and accounting for certified tax accountants
(1)Understand basic corporate profit and taxable income
(2)Understand basic gross income calculation
(3)Understand basic deductible expense calculation
(4)Understand to complete documents of tax declaration
(5)Capabilitiy of understanding and applying tax law and accounting for certified tax accountants
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 30 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 70 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
Traditional(インプット型)20%
Participant Centeted Learning(参加者中心型)
Cases Method(ケースディスカッション)50%
Field Method(申告書作成演習)20%
Quizzes/Tests(小テストなど) 10%
Total 100%
学習方法
1ケース当たり判例百選および金子租税法を中心に最低2時間の予習を行ってください。
レポート
各ケースについてA41枚以内(表のみ)で「事件の概要」「判旨」「自分の意見」をまとめ、その日の講義開始までに紙で提出してください。
フィードバック
全ケースにおいてグループディスカッションを行ったうえで、講師より指名された者によりレポートを発表してもらいます。発表後フィードバックを行います。
期末試験
講義最終日において期末試験を実施します。実施内容は以下の通りです。
「あなたは税理であると仮定し、今回学んだケースの中で税理士として学んだこと」をA41枚でまとめなさい。
使用ケースは変更することがあります。
Participant Centeted Learning(参加者中心型)
Cases Method(ケースディスカッション)50%
Field Method(申告書作成演習)20%
Quizzes/Tests(小テストなど) 10%
Total 100%
学習方法
1ケース当たり判例百選および金子租税法を中心に最低2時間の予習を行ってください。
レポート
各ケースについてA41枚以内(表のみ)で「事件の概要」「判旨」「自分の意見」をまとめ、その日の講義開始までに紙で提出してください。
フィードバック
全ケースにおいてグループディスカッションを行ったうえで、講師より指名された者によりレポートを発表してもらいます。発表後フィードバックを行います。
期末試験
講義最終日において期末試験を実施します。実施内容は以下の通りです。
「あなたは税理であると仮定し、今回学んだケースの中で税理士として学んだこと」をA41枚でまとめなさい。
使用ケースは変更することがあります。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
Session1では、「企業利益と課税所得の関係(ケース:確定決算主義 判例百選57)」について、Session2では、「公正処理基準(ケース:ビックカメラ事件)」について、
Session3では、「益金の額(ケース:大竹貿易事件」について、
参加者中心型のケースディスカッションにより、講義を行っていきます。
第2日(Day2)
Session4では、「損金の額(ケース:事前確定届出給与 判例百選58)」について、Session5では、「損金の額(ケース:興銀事件)」について、
Session6では、「交際費等課税(ケース:萬有製薬事件)」について、
参加者中心型のケースディスカッションにより、講義を行っていきます
第3日(Day3)
Session7では、「所得税額控除(ケース:南九州コカコーラ・ボトリング事件)」について、Session8では、「同族会社課税(ケース:清水惣事件)」について、
参加者中心型のケースディスカッションにより、講義を行っていきます
Session9では、「期末試験」を実施し、講師より指名された者により発表をしてもらいます
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 10 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 20 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 30 % |
予習レポート Preparation Report | 40 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 30 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
レポートにおいて剽窃、盗用が認められる場合は単位を認定しません。教科書 Textbook
- 矢野厚登「企業会計と税務会計 申告書作成実務」 ( )
- 「租税判例百選 第6版」有斐閣()
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
租税法 第23版 金子宏(法律学講座双書)
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
判例研究が実務上どのようにつながるのかを経験していただきます。
担当教員のプロフィール About the Instructor
昭和62年京都大学法学部卒
昭和62年日本債券信用銀行(現あおぞら銀行) 入社
平成 4年監査法人トーマツ 入社
平成 9年ブレインパートナー/矢野会計事務所設
令和2年MAC&BPミッドランド税理士法人
令和4年ミッドランド監査法人
平成31年3月京都大学経営管理大学院(MBA)卒業
令和4年京都大学経営管理大学院博士後期課程入学
〔所属団体〕
名古屋税理士会<平成2年登録:第69838>
公認会計士協会東海会<平成8年登録:第13405>
(有)サテライトコンサルティングパートナーズ名古屋(取締役)
総合医業研究会(専務理事)
認定医業経営コンサルタント
〔著書〕
介護保険と病医院経営(ぎょうせい 共著)
介護保険と病医院経営収支(ぎょうせい 共著)
数字に弱い人のための合理的意思決定入門(PHP研究所)
病医院の経営・会計・税務(TKC出版 共著)
昭和62年日本債券信用銀行(現あおぞら銀行) 入社
平成 4年監査法人トーマツ 入社
平成 9年ブレインパートナー/矢野会計事務所設
令和2年MAC&BPミッドランド税理士法人
令和4年ミッドランド監査法人
平成31年3月京都大学経営管理大学院(MBA)卒業
令和4年京都大学経営管理大学院博士後期課程入学
〔所属団体〕
名古屋税理士会<平成2年登録:第69838>
公認会計士協会東海会<平成8年登録:第13405>
(有)サテライトコンサルティングパートナーズ名古屋(取締役)
総合医業研究会(専務理事)
認定医業経営コンサルタント
〔著書〕
介護保険と病医院経営(ぎょうせい 共著)
介護保険と病医院経営収支(ぎょうせい 共著)
数字に弱い人のための合理的意思決定入門(PHP研究所)
病医院の経営・会計・税務(TKC出版 共著)