シラバス Syllabus

授業名 Seminar III(春)
Course Title Seminar III(春)
担当教員 Instructor Name 小林 伸行(Nobuyuki Kobayashi)
コード Couse Code TAP143_G22T
授業形態 Class Type 演習 Practicum
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 演習科目400系 / Case Writing & Seminar
学位 Degree MSc in Tax & Accountancy
開講情報 Terms / Location 2022 GSM Tokyo Spring

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

 イノベーティブで倫理的であるためには、ビジネスにおける常識や共有されている理解を把握したうえで、それらを客観的に見つめ直すことが求められる。そうした視点を共有したい。
 To be innovative and ethical, we must grasp common sense and shared understandings in business and then look at them objectively. We would like to share such perspectives.

授業の目的(意義) / Importance of this course

 seminarⅡに引き続き、会計学の論文作成指導を行う。
 seminarⅢでは、論文作成の進捗状況を報告してもらった上で、自分の問題意識に従ってどのように議論を展開するか、その議論の進め方にあり得るべき別の視点が無いか等という点をクラスで共有し、ディスカッションしたい。ゼミを見落としていた視点を発見したり、独断的な議論の進め方になっていないかを検討したりする場として活用してほしい。
 Following seminar II, we will provide guidance on the preparation of the accounting dissertation.
 In seminar III, we would like to have the students report on their progress in writing their papers, and then share and discuss with the class how they would develop their arguments based on their own awareness of the issues, whether there are other possible perspectives on how to proceed with their arguments, and so on.   I would like the seminar to be used as an opportunity to discover perspectives that have been overlooked and to examine whether the discussion is being conducted in a dogmatic manner.

到達目標 / Achievement Goal

 社会科学としての会計学研究を理解し、現行の会計基準などを客観的批判的に検討することができるようになることを目標とする。

 The goal is to understand accounting research as a social science and to be able to objectively and critically examine current accounting standards, etc.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG8 Tax Accounting Consulting Skills (MSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes


SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 0 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 100 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

《履修の前提条件》
ゼミへの参加には、主体的に論文作成を行う意思が必要である。
参加していればいつの間にか論文が作成できるものではないことを肝に銘じてほしい。
《レポート》
ゼミナールでは、レポートの提出を要求しない。
ただし、各自が作成している論文の進捗状況に関わる報告は随時行ってもらう予定である。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第2日(Day2)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第3日(Day3)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第4日(Day4)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第5日(Day5)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第6日(Day6)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


第7日(Day7)

研究対象とするテーマの選定やその進捗状況を確認する。また、その一助となるように文献の輪読を行う場合もある。


成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 100 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 100 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 配布資料

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

齋藤静樹・徳賀芳弘編著 「体系現代会計学第1巻 企業会計の基礎概念」 中央経済社 2011年(ISBN978-4-502-23790-4)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 調査項目がゼミナールで行うべき内容と乖離しているのではというコメントをもらうことがあるが、そのような面は否めない事実であると感じる。
 ゼミナールは参加者が主体となって自らの問題意識を磨く場所であり、受動的に参加しているのでは、通常の講義以上に得られるものが無いと考える。
 積極的に参加して、自らの論文作成のための場として活用してほしい。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

【氏名】
小林伸行
http://mba.nucba.ac.jp/research/faculty/entry.html?u_bid=147&u_eid=13306
【最終学歴/学位】
慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学/修士(商学)慶應義塾大学
【研究分野】
財務会計、負債会計

(実務経験 Work experience)

【職歴等】
公認会計士・税理士
大手監査法人退職後、独立して公認会計士事務所及び税理士法人を開設
1987~1995 監査法人中央会計事務所
1995~ 小林公認会計士事務所
2005~2006 慶応義塾大学商学部会計研究室講師
2006~2010 常磐大学国際学部准教授
2007~2013 独立行政法人国立環境研究所監事
2008~ ヒューリック株式会社監査役
2011 東北大学大学院非常勤講師
2011~2015 独立行政法人日本芸術文化振興会監事
2012~ 税理士法人会計実践研究所代表社員
2015~2016 中央大学大学院兼任講師
2016~2019 日本公認会計士協会東京会常任幹事
2017~2022 独立行政法人労働政策研究・研修機構監事
2019~ 日本公認会計士協会東京会副会長
2021~2022 信州大学大学院特任教授
2022~ 日本公認会計士協会理事
2023~2024 信州大学大学院非常勤講師







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