シラバス Syllabus

授業名 経営戦略
Course Title Corporate Strategy
担当教員 Instructor Name 磯辺 剛彦(Takehiko Isobe)
コード Couse Code NUC526_N25A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目 / Specialized Subject
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2025 UG Fushimi Term2

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

本講義すべてをケースメソッドで実施します。ケースで学ぶことにより、受講生は企業経営がどのようなもので、どのようなジレンマがあり、どのように人や組織が動き、そしていかなる決断を迫られるのかという状況に向き合うことができます。さらに、批判的能力、仮説構築力、課題発見能力、意思決定力などを身につけることができます。したがって、ケースメソッドという訓練に取り組むことで、これから皆さんが大きな試練や課題に直面したときでも、それに立ち向かい、対処できる能力を身につけることができます。
All lectures will be conducted using the case method. By learning from cases, students are exposed to situations such as what corporate management is like, what kind of dilemmas exist, how people and organizations move, and what kind of decisions they are forced to make. By facing cases, you can acquire critical ability, hypothesis building ability, problem finding ability, decision-making ability, etc. Therefore, by working on the training called the case method, you can expect that you will be able to acquire the ability to face and deal with even when you are faced with a big trial or problem in the future.

授業の目的(意義) / Importance of this course

ケース討議を通じて経営戦略の基礎を学ぶことが目的です。分析のための重要なフレームワークやコンセプトを学ぶだけでなく、「自分で考える」ことを重視します。
The purpose of this course is to learn the basics of corporate strategy through case discussion. In addition to learning important frameworks and concepts for analysis, the emphasis is on "thinking for myself."

到達目標 / Achievement Goal

本講座で学ぶことによって、戦略的意思決定、競争優位、経営理念、ビジネスモデルなど、経営に関する重要な能力を身につけることを目標とします。

By learning in this course, I hope every student to acquire important skills related to management, such as strategic decision-making, competitive advantage, management philosophy, and business model, etc.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

企業経営に関する諸問題を自ら考察して主体的に議論し行動できる能力

Ability to independently consider various issues related to corporate management, and proactively discuss and act.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 0 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 100 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

1日の予習時間は少なくとも3時間必要です。授業日に使うケースの設問(毎回2問)を授業開始前までに提出してください。予習レポートは、「分析→説明→結論が明確なもの」「ケースに書かれていない情報を推測する努力がみられたもの(インターネットでの検索ではありません)」「実行プロセス(人や組織のこと)を考えたもの」を高く評価します。「分析ツールを使っただけで、分析の目的が不明確なもの」「ケースに書かれた情報を書き出しただけのもの」にならないよう注意してください。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

低価格の競争
・理容店は土日に利用して、馴染みの店に行き、いつのも理容師さんにカットしてもらい、施術時間は約2時間・・・これはあたりまえか?
・自動車ディーラーは新車を売ることがすべて…これは常識か?

●使用するケース
コストリーダーシップ戦略(オリジナルケース)

第2日(Day2)

ポジショニング戦略
・スーパーマーケット業界における競争優位とは何か?

●使用するケース
トレーダージョーズ(HBS)

第3日(Day3)

物流(ロジスティック)は戦略の武器になるか?
・弁当宅配業の「玉子屋」は当日9-10時に受け付け、12時までに届ける。ピーク時には1日6万食以上を製造・配送し、作りすぎによる廃棄率はわずか0.1%未満。このビジネスを可能にする仕組みについて考える。

●使用するケース
玉子屋(オリジナルケース)

第4日(Day4)

ツーサイドプラットフォーム戦略
・出品者あたりの売上がもっとも大きい農産物直売所と漁師から直接買い入れる鮮魚ビジネスのビジネスモデルを考える。

●使用するケース
食に寄り添う(オリジナルケース)

第5日(Day5)

集客ビジネス
・地方の伝統工芸や食品などの市場は衰退の危機に直面しているが、それでもファンを作り、地方に多くの客を集めている会社がある。どのようなことに魅せられて人は集めるのかを考える。

●使用するケース
地域に寄り添う(オリジナルケース)

第6日(Day6)

ミッションコアの経営
・経営理念やミッション(使命)、あるいは流行りの言葉を使えばパーパスの経営というのがある。「自社が社会に存在する意味は何か」を経営の中核に置いたとき、そのような経営の設計図はどのようなものになるかについて考える。

●使用するケース
ミッションコア経営の設計図(オリジナルケース)

第7日(Day7)

非常識の経営
・好業績なのに、なぜ上手くいっている分からない会社がたくさんある。しかし非常識というのは私たちが理解できていないだけかもしれない。そのような経営について考える。

●使用するケース
非常識の経営?(オリジナルケース)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 75 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 75 %
予習レポート Preparation Report 25 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

予習レポート:ケースの事前予習設問について自分の考えをまとめ、ケース使用日の授業開始前までに予習レポートをGoogle Classroomにて提出してください。ファイル形式はWord、書式は自由、設問につきA4用紙1枚以内にまとめてください。ページの冒頭には、学籍番号、氏名、ケース名を必ず記入してください。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 磯辺剛彦「世のため人のため、ひいては自分のための経営論」白桃書房(2019)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

嶋口充輝、内田和成、 黒岩健一郎『1からの戦略論』碩学舎

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

アンケートに基づいてケースを入れ替えた

担当教員のプロフィール About the Instructor 

福岡県出身。1981年慶應義塾大学経済学部卒業。同年(株)井筒屋入社。91年経営学修士(慶應義塾大学)、96年経営学博士(同大学)。同年流通科学大学商学部助教授、99年教授。この間、1997-98年スタンフォード大学経営大学院客員研究員。2005年神戸大学経済経営研究所教授、2007年慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授。2023年慶應義塾大学名誉教授。同年名古屋商科大学大学院教授。(一般財団法人)企業経営研究所 理事長

Strategic Management Journal、Academy of Management Journal、Journal of International Business Studiesなどのトップジャーナルに論文多数。Asia Pacific Journal of ManagementのSenior Editor、Journal of International ManagementやManagement International ReviewのEditorial Boardを務める。起業活動の国際比較研究グループ「Global Entrepreneurship Monitor」の創立メンバー。2004年および2006年のAsia Academy of Management Conferenceにて最優秀論文賞を受賞

主要な著書に「トップシェア企業の革新的経営」白桃書房(中小企業研究奨励賞)、「シリコンバレー創世記」白桃書房、「起業と経済成長」慶應義塾大学出版会、「国境と企業」東洋経済新報社(国際ビジネス研究学会賞・義塾賞)、「世のため人のため、ひいては自分のための経営論」白桃書房など


Refereed Articles

  • (2025) Blueprint for Mission-Core Management: Theory of Medium-Sized Companies in the Reiwa Era. Keio business forum 41(1):
  • (2023) Interview with executives of middle-sized companies: Management theory for society, for people, and for myself (2). Keio business forum
  • (2022) Interview with executives of middle-sized companies: Management theory for society, for people, and for myself. Keio business forum 38(1):






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