シラバス Syllabus

授業名 プログラムデザイン
Course Title Program Design
担当教員 Instructor Name 韓 尚憲(Sangheon Han)
コード Couse Code NUC525_N22B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目 / Liberal Arts
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2022 UG Fushimi Term4

授業の概要 Course Overview

本講座では、本学のミッションである、「 "フロンティアスピリット"を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学の学生は、新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している。」を意識しながら運用します。
この講座では、プログラムのデザインをテーマとして、ソフトウェアの開発に関わる全般的なプロセスについて勉強します。また、情報化社会における、ITを活用した経営革新や、経営企画スタッフなどに興味を持つ学生を対象とした講座です。銀行のATMを使いながらその操作性に不満を感じたことはないだろうか、またスマートフォン(Smart Phone)からネットショッピングのやり取りを行うとき不安と不便さを感じたことはないだろうか、巨大な商店街やアウトレットを歩きながらもっと親切にショッピングを助けることができる案内ソフトウェアがあればと思ったことはないだろうか。また、ソフトウェアの値段はどのように決めるべきか疑問を持ったことはないだろうか。このように、有形のハードウェアではなく無形なソフトウェア(Software)に対して、それらを開発する企業の立場から「設計 → 開発 → 製造 → ソフトウェアプロダクト」をイメージして勉強していきます。コンピュータ言語を用いたプログラミングのテクニカルな要素を省いて、フィールドスターディと議論から生まれるプロトタイプを提案しながら発想(idea)を出し合う形で講座を盛り上げていきます。さらに、データサイエンスの根本になるBig Dataの活用についての基本概念とビジネス現場での価値創出のための取り組みについて議論します。
本講座では、ビジネスとの関わりを意識して全日程に対してフィールドワークとケースを導入して行うので、予習を徹底する必要があります。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。
・ソフトウェア政策の工程の理解と活用
・UI (User Interface)の重要性を認識し適切なモデルを提案できる
・Big Dataの活用をベースにソフトウェアの価値とビジネスにおける革新的な思考を身に付ける

In this course, we will be aware of our mission of "educate innovative and ethical leaders who possess a 'frontier spirit' and to create knowledge that advances business and society, and to give students the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world."
This course focuses on program design and software development. It is for those who are interested in business innovation and corporate planning in an information society. For example, have you ever been experienced dissatisfaction at handling the ATM? have you ever been experienced uneasy and uncomfortable when you make shopping with a smartphone? Have you ever been thought it can be convenient for us if there are software which informs of us shopping in a big outlet? Have you never been wondering how a software price should be decided? As mentioned above, from the standpoint of firms, this course provides the process such as “Design → Development → Manufacturing→ Software Product” in new product development of tangible and intangible goods. Notice that this course focuses on idea creations and prototypes which is originated from field works and discussion, does not focus on programming by using computer languages.
In this course, I will introduce some cases related to real-world business situations. Students will be able to have the opportunity to discuss with the presentation about the case. For more information, I will announce it during the lecture. It is compulsory for you to study the contents in advance (preparation of lessons). In addition, we will discuss the basic concept of utilizing Big Data, which is the basis of data science, and efforts to create value in the business field.
In this course, we will conduct class discussions using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
・ Understanding and utilizing the software production process
・ Recognize the importance of UI (User Interface) and propose an appropriate model
・ Acquire the value of software and innovative thinking in business based on the use of big data

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG6 Managerial Perspectives (BBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

この講座により、論理的かつ合理的な問題解決の力が身に付くと期待されます。
具体的には、
・ソフトウェアとハードウェアの仕組み
・ユーザーインタフェースの重要性
・革新的な思考
・ビジネスにおけるソフトウェアの価値の重要性
が身にづくと期待されます。

It is expected that this course will help you acquire the power of logical and rational problem-solving.
In particular,
・ Software and hardware mechanism
・ Importance of user interface
・ Innovative thinking

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 0 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 50 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

【1】この科目に対する準備学習(自学自習方法)について
   週一回の授業だけでは不十分であるので、予習をして授業に臨むことをお勧めします。意思決定問題に対して、その問題を細かく分析し、それをモデル化する練習を重ねる。よって、本講座では、問題をモデル化する練習とその結果を解析する演習に重点を置く。また、予習・復習をして授業に臨むことをお勧めします。従って、各講義前に教科書の予習やケースの予習に2時間の時間が必要とされる。
【2】課題(試験・レポート等)に対するフィードバックについて
  中間試験のフィードバックについては、オフィスアワーに研究室で個別に指導する。レポートは講義内で採点・コメントを付して返却する。
・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

「科目オリエンテーションとプログラムデザインの導入ケース」
 :本講座に関する概要と背景そして目的の紹介とグループ分けを行います。また、今後の講座の進行に対する説明とショートケースを用いてプログラムデザインに対する基本的な概念と必要性を理解します。特に、ソフトウェアのユーザーインタフェースと他国の文化との関係性などについて考察します。


●使用するケース
"Line"(オリジナル自作ショートケース)

第2日(Day2)

「ソフトウェア開発の工程とプロトタイプ」(実習ー1)
 :本講座で主に使用するプロトタイプソフトであるProttの紹介(参照 https://prottapp.com/ja/features/)と課題の形式で時間中にそれを使ったグループワークを促します。また、次回prottoを用いて学生自身のプロトタイプの提案をプレゼンしてもらいます。
「ソフトウェア開発の工程とプロトタイプ」(実習ー2)
 :プログラム開発ツールの「X-Code」を用いて基本的なモバイルアプリを作成する体験を行います。それによって、プログラムの仕組みと基本的なデザインのを理解してもらいます。

グループワークを促し、次回prottoを用いて学生自身のプロトタイプの提案をプレゼンしてもらいます。

第3日(Day3)

「プロトタイプの提案」
 :prottによる自作プロトタイプを紹介します。
「デザイン・インタフェースとビジネス効果」
 :アップルのケースを用いてUI(ユーザーインタフェース)とそれに従うビジネスの効果について議論します。

・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備

●使用するケース
"アップルのデザイン哲学とイノベーション" (HBSケース)

第4日(Day4)

「革新的な思考とプロトタイプの提案」(フィールドワークー1回目)
 :グループ別で名古屋駅周辺を探索します。新幹線の券売機や銀行のATMやレジシステムのインタフェースに関する問題点やアイディアを出し合ってビジネスの側面からの効率よいプロトタイプを提案して貰います。(注意:グループで活動するが、提案の方は個人で行い、個人で評価される)
・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備

第5日(Day5)

「革新的な思考とプロダクト」
 :名古屋駅のフィールドワークの報告、

「Googleのケース」を通じて技術とサービスそしてビジネスモデルについて議論します。
★ 提案と議論が優先されるので、プレゼンと議論が長引く場合には、ケースを7週目に回すこともあります。
・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備


●使用するケース
「google 2014」、HBSケース

第6日(Day6)

「現場観察とアプリの提案」(フィールドワークー2回目)
 :グループ別商店街(大須)を探索します。各グループは商店街を探索しながら、どうすれば買い物客が道に迷わずにショッピングが楽しめるのかを悩みながら問題点やアイディアを出し合って専用のアプリ開発のプロトタイプの提案をレポートとして提出します。(注意:グループの活動するが、提案の方は個人で行い、個人で評価される)
・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備

●使用するケース
「Osu Shopping District in Nagoya 2018」、教員オリジナル

第7日(Day7)

「ソフトウェアビジネスとイノベーションの提案」
 :大須のフィルドワークの報告とプログラムデザインに関する開発者の思考プロセスと工程を理解しながら内容をまとめます。
・事前準備事項:ケースアサインメントレポート準備、発表準備

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 50 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 「「配布資料」」 ()

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]高橋 佑磨・片山 なつ (著)『伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール』、技術評論社(2014)、ISBN(978-4774166131)
[2]ゴールデン・クリシュナ (著), 武舎 るみ (翻訳), 武舎 広幸 (翻訳)『さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法』、技術評論社(2015)、ISBN(978-4861009938)
[3]Tom Engelberg (著), 長谷川 裕一 (翻訳), 土岐 孝平 (翻訳)『間違いだらけのソフトウェア・アーキテクチャ―非機能要件の開発と評価 (Software Design plus) 』、技術評論社(2010)、ISBN(978-4774143439)
[4]古賀 直樹 (著)『ユーザーインタフェースデザインの基礎知識 ~プログラム設計からアプリケーションデザインまで~』、技術評論社(2010)、ISBN(978-4774142302)
[5]谷口 功 (著)『図解入門よくわかる最新ソフトウェア開発の基本 (How‐nual Visual Guide Book) 』、秀和システム (2011)、ISBN(978-4798030661)
[6]山田 茂・田村 慶信(著)『ソフトウェア工学の基礎と応用 ~高品質ソフトウェア開発を目指して~』、数理工学社(2013)、ISBN(978-4864810029)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

毎回、授業後アンケートを取り、皆さんからのコメントに基づいて継続的に改善を行います。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

大阪大学大学院にて経済学MA(経営学専攻),大阪大学 大学院にて経済学PhD(経営学専攻)を取得。 経営科学を専門しており、様々な科学的意思決定手法について研究 している。特に、遺伝的アルゴリズムなどのメタ・ヒューリスティックアルゴリズム(Meta Heuristic Algorithm)を用いて、ポートフォリオ選択問題やサプライチェーンネットワークの最適化について研究。最近は、階層分析法(AHP)に興味深い。意思決定者である人間 の心理を取り組んだ科学的意思決定分野に注力。今は、他国の研究者と共同で国際的な 企業を中心にAHPを適用した研究を進めている。現在名古屋商科経営学部 & 同大学大学院マネジメント研究科教授。 主な論文としては、 Hybrid GA for Portfolio Selection Problem, Hybrid GA for Supply Chain Network, Revenue management model for IP-Telephone serviceなど

Master(Business Administration) of Economics at Osaka University graduate school, Economics PhD (Business Administration major) at Osaka University graduate school. He specializes in management science and is studying various scientific decision making methods. In particular, he studied portfolio selection problem and optimization of supply chain network using meta-heuristic algorithm such as genetic algorithm. Recently, I am interested in Analytic Hierarchy Process (AHP). Focusing on the scientific decision-making field that tackled the psychology of the human being who is the decision-maker. Today, we are conducting research with AHP applied mainly to international companies in collaboration with researchers from other countries. Currently Professor of Graduate School of Management, Nagoya University of Commerce & Business.

Refereed Articles

  • (2020) Additional Transportation Costs benefit Consumer Surplus and Social Welfare in a Bilateral Duopoly. Bulletin of Applied Economics 7(2): 2056-3736
  • (2019) Application of allotted analytic hierarchy process (aAHP) in group decision making problem - The evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event -. Journal of Global Business Society 5(1): ISSN 2186-2117
  • (2019) The General Least Square Deviation OWA Operator Problem. Mathematics 7(4): ISSN: 2227-7390
  • (2018) Profit-Improving Linear Tariffs Pricing in a Vertical Oligopoly. Theoretical Economics Letters, 2018, 8 2018, 8,2055-2062 ISSN Online: 2162-2086/ISSN Print: 2162-2078
  • (2018) A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Journal of Global Business Society 4(1): 2186-2117

Refereed Proceedings

  • (2019). A study on validity of shared pairwise comparison method in AHP. Global Business Society 10th Symposium Proceeding .Global Business Society. 1. 2. Osaka
  • (2018). A Study on the Validity of Sharing Work of Pairwise Comparison Method. Proceedings SCIS-ISIS 2018 .2018 Joint 10th International Conference on Soft Computing and Intelligent Systems and 19th International Symposium on Advanced Intelligent Systems. 1. 2. Toyama International Conference center
  • (2018). A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Global Business Society .Global Business Society 9th Symposium. 1. 3. Osaka city University






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