シラバス Syllabus

授業名 リーダーシップ開発
Course Title Leadership Development
担当教員 Instructor Name 伊藤 武彦(Takehiko Ito)
コード Couse Code NUC525_N20A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2020 UG Fushimi Term2

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

授業の目的(意義) / Importance of this course

本科目では本学のミッションにあるようにグローバル、 フロンティアスピリットを持っていつでもどこでも( =即ちグローバル)未 知の事に積極的に取り組み、 成果を出す上で欠かせないリーダーシップについて授業を通じて強化する事に取り組みます。本講義では対話により一人一人があらゆる事に対して興味を持ち、リーダーシップを発揮すべき場所を見つけ、リ ーダーシップを揮えるようになるための視点を学びながら演習をします。

グローバル化をしているビジネスシーンではどのような状況でもポジティブに思考し、リーダーシップを揮える、又は理解出来、フォロー出来る能力は欠かせません。 この重要性は近年日本でも急速に高まりもはや当然の事と言えます。

本科目はそういた意味でこれまでの学びの総括、後継者育成の場として、そして自分が近い将来ビジネスリーダーになっていく上で必須の考え方、行動力を強化します。それはNUCBフロンティア力全てを実践していく事にもなります。


This class will explore how you can develop global leadership, which is required for everywhere in the world. The class will be driven by case method and discussion, participant centered learning. This dialogue is quite important to aware your level and commitment of global leadership and gives many idea for your future development.
Globalization in the business world requires your positive thinking and attitude. Also, global leader should have sound listening skill and communication skills.
In this class, you are potential/future leader and its candidate, you can develop your leadership skills and behaviors. To develop and show your behavior is exactly align with our fronteer spirits , mission, and learning goals.

到達目標 / Achievement Goal


本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

日本ではなく世界をベースにしたビジネスパーソンとしてのリーダーシップについての理解を深められます。
自分自身のリーダーシップを強化できます。
多様な環境でのコミュニケーション力を強化できます。
自分についての理解が深まります。



Deepen your understandings of global business leadership and your capabilities.
Enhance your leadership commands.
Strengthen your communication skills under global and diversified environment.
Aquire deep understandings of yourself.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 80 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

Preparation for class
授業の準備において
Read case carefully and prepare your answer for each case question. Also, report will be expected in every class to consume approximately three hours in each.
毎回ケースを読んで、ケースクエッションの答えを考え、レポートを作成する事になります。このためにかけるべき時間は3時間程度であると思います。皆さんの習熟が進めば当然この時間は短くなります。また、その他の課題も随時でますがこちらは30分〜1時間程度のものになる予定です。
自分がもしリーダーシップをとる立場だったらどうするか?本当にそれは自分で実践できるのか?出来ないとしたら何が足りないのか?それはどうすればいつまでに補えるのか?を毎回考えましょう。

Bring your laptop, notepad to share your idea, activities in a classroom. Also, USB or equivalent media will be required to share and combine your idea wth other class mates.
グループワークなどもありますのでPCや情報を共有交換できるようにUSBなどのポータブルメディアを毎回持参しましょう。(他の科目でも同様ですね)

Writing Report
レポートを書く上で
  
Check textbook and materials in the class. Then, start your research activities.
教科書、これまでの授業資料を踏まえた上で、リサーチを行う。
Clear writing with appropriate words is required
レポートとして適切な文章で書く。
Check typo, reference writing with quality as undergraduates.
参考や引用を表記する 調べた事をただ書くのではなく、そ れに対しての自分の意見を書く誤字脱字や不適切なレイアウトなどがない大学生(学士)にふさわしい知的な文体、用語で書く。

ネットの文章のコピー&ペ ーストをしない授業の理解を適切に示す。


中央情報センター(図書館)の活用について

情報センターには関連する豊富な情報があります。レポートを作成する際などは、本ブラックボードにある参考資料以外にも関連するキーワードで検索をするなどして調査をしてみましょう。そうする事でより充実したレポートが仕上がります。又、より充実した仕上がりを目指す事自体が皆さんのスキルを高めてくれますし、何より充実したレポートはポイントが高くなるのは当然の事です。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

本クラスは一つの会社の経営者になり、足掛け5−10年で経験するリーダーシップが問われる12個のシーンについて皆さんならばどう対応していくか、どうリーダーシップを発揮するのか?について考えていただき、議論をします。
12個のシーンは様々で、いろいろな正解がある中でどのように判断をするのかが問われてきます。
この矛盾感をエンジョイしながら自分のリーダーシップ感や自分に足りないリーダーシップを自覚してみて今後企業等でリーダーシップを発揮する場面が来る時のために準備をして行きましょう。


●使用するケース
NBBA 1(2019)NUCB Original
NBBA 2 (2019)NUCB Original

第2日(Day2)

ケースの環境が少しダイナミックになって来た時あなたならどうしますか?


●使用するケース
NBBA 3 (2019)NUCB Original
NBBA 4 (2019)NUCB Original

第3日(Day3)

グローバル化についてどういうリーダーシップが必要であろうか?を考えましょう。


●使用するケース
NBBA 5 (2019)NUCB Original
NBBA 6 (2019)NUCB Original

第4日(Day4)

海外の人とどうやって仲良くビジネスをすることができるのか?そこにはどういったリーダーシップが必要なのか?


●使用するケース
NBBA 7 (2019)NUCB Original
NBBA 8 (2019)NUCB Original

第5日(Day5)

個人のキャリアとリーダーシップに齟齬がある。あなたなら自力で解決する?第三者の力を借りる?

●使用するケース
NBBA 9 (2019)NUCB Original
NBBA 10 (2019)NUCB Original

第6日(Day6)

個人のキャリアとリーダーシップに矛盾が出た時、あなたならどう考える。人生の選択。あなたならどうする?


●使用するケース
NBBA 11 (2019)NUCB Original
NBBA 12 (2019)NUCB Original

第7日(Day7)

リーダーシップをどのレベルで発揮することが自分に合っているのか?そんなことを見極めるのには何を考えなければいけないのか?NBBAのケースの学びの総括のケースです。


●使用するケース
ケース MC Company(2018) グローバル・リーダーを選んだ人、諦めた人

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 80 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 80 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

評価の中心はあくまでも教室内での貢献です。
本科目は4年生を対象にしているため、皆さんの4年間の成長の成果を発揮していただきたいと思います。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • ハーバード・ビジネス・レビュー編集部「ハーバード・ビジネス・レビュー リーダーシップ論文ベスト10 リーダーシップの教科書」ダイヤモンド社(2018)978-4478106648

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

最前線のリーダーシップ ハイフェッツ(2007) ファーストプレス 978-4903241708
リーダーシップ論―いま何をすべきか (ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス経営論集)  ジョンPコッター(1999) ダイヤモンド社 978-4478372890
世界で通用する正しい仕事の作法 4つのカラーで人を知る、組織を活かす、世界と通じあう 伊藤武彦(2017) Next Publishing 978-4907554910

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

素早い展開と、これまで学習した全てを駆使して考えて授業で発言するため、楽しめた人と発言に苦労し難しいと考えた人がいました。四年間の学習の成果が出やすい科目と言えます。でも予習をしている中で「こんなことが起こるのだろう。こんな事にリーダーならば悩むだろう」とここまでも考えてきたことをしっかりとして予習すれば大丈夫です。
現時点で自分がリーダーとしてどの程度準備が出来ているかどうかを図る試金石として授業を楽しんでください。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

伊藤 武彦 Takehiko Ito
名古屋商科大学大学院 研究科長補佐 教授 The NUCB Graduate School Associate Dean/Professor
http://mba.nucba.ac.jp/research/faculty/entry.html?u_bid=145&u_eid=13107

1991年早稲田大学商学部卒業。富士総合研究所入社、ベンチャー経営、マーサー・ジャパン名古屋オフィスヘッド、同 プリンシパルを経て㈱ライトマネジメントジャパンプリンシパル。2005年より名古屋商科大学大学院にて教壇に立ち、2008年同教授。
B.A. in Waseda Univ. (1991) M.B.A. in Durham University Business School (2000) Start working at NUCB as visiting lectular from 2005 and professor from 2008
主な職歴: Career History
1992 ~ 1995  みずほ総合研究所株式会社 MIzuho Research Institute Inc.
1995 ~ 1997  株式会社日本システムデザイン Nihon System Design Inc.
1997 ~ 2007  マーサー ジャパン株式会社 Mercer Japn Co.
2001 ~ 2003   株式会社アクシアム Axiom Co.
2007 ~ 2010  ライト・マネジメント・ジャパン株式会社 RIght Management Japan Co.

Takehiko Ito is a Associate Dean/Professor of NUCB Business School and Councilor of Kurimoto Education Institute. He holds M.B.A. in Durham University Business School (U.K.) and B.A. in Waseda University (Japan). He is also a candidate of Ph.D. in Osaka University (Japan). He works approximately twenty years in business fields and had joined NUCB as a full time faculty. In business field, he achieved record breaking promotional track in Mercer, the largest human resource consulting company in the world, and Right Management, the third largest in the world. He played management role, including start-up e-recruiting company, more than twenty years and published four books in Japan. Takehiko Ito specializes leadership, sustainability, leadership development/assessment, presentation, human resource management as well as marketing heads role in the above two firms. He was also visiting professor role in South Africa, Zimbabwe, Lithuania and many guest speaker's opportunity in domestic/global conferences.

Refereed Proceedings

  • (2020). Entrepreneur Social Responsibilities in Japanese companies. Case Study of two different type of companies.. Macao University Journal and Silk Road Project .Silk Road Project hosted by Macao University. 1. 3. Macao, China
  • (2020). Sustainability in Undergraduate Business Education: Developing Talents for Our Sustainable Future. Academy of Management Proceedings .Academy of Management Annual Conference. 1. 3. Vancouver, Canada (due to COVID-19, will held through internet)
  • (2019). ESR Case Study. Silk Road Entrepreneurship Education Network .Silk Road Entrepreneurship Education Network. 1. 2. Macao, China






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