| 授業名 | 経営学入門 |
|---|---|
| Course Title | Introduction to Business Management |
| 担当教員 Instructor Name | 牧田 幸裕（Yukihiro Makita） |
| コード Couse Code | NUC520_N20B |
| 授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
| 単位 Credits | 2 |
| 言語 Language | JP |
| 学位 Degree | BBA |
| 開講情報 Terms / Location | 2020 UG Fushimi Term3 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的（意義） / Importance of this course
経営学の理解には3つの段階がある。①経営学を何もわからない段階から、経営学を概観し、頭の中に経営学の地図を作る段階。②経営学を本格的に学び、フレームワークや基本コンセプトを使いこなしながら、ケースを読み解き、学びを得る段階。③多くのケースを読み解き、学びを得、そこから実際のビジネスで意思決定を行い、ビジネスの現場で結果を出す段階。
本講義が目指す段階は、最初の段階、経営学を何もわからない段階から、経営学を概観し、頭の中に経営学の地図を作ることである。この目標を達成するために、
1． 経営学の構成を理解し、学びの対象を明らかにする
2． その中で、経営戦略、マーケティング、デジタルの3つの領域に注目し、それぞれの領域の基本コンセプト、フレームワークを学ぶ
3． 基本コンセプト、フレームワークを学びながら、ショートケースで使いこなす訓練を行う
BBAでは、上学年になるにつれ本格的にケースを学ぶことになるが、その準備として、分析の視点、意思決定の視座をしっかりと身につける。
本講義が目指す段階は、最初の段階、経営学を何もわからない段階から、経営学を概観し、頭の中に経営学の地図を作ることである。この目標を達成するために、
1． 経営学の構成を理解し、学びの対象を明らかにする
2． その中で、経営戦略、マーケティング、デジタルの3つの領域に注目し、それぞれの領域の基本コンセプト、フレームワークを学ぶ
3． 基本コンセプト、フレームワークを学びながら、ショートケースで使いこなす訓練を行う
BBAでは、上学年になるにつれ本格的にケースを学ぶことになるが、その準備として、分析の視点、意思決定の視座をしっかりと身につける。
This is an introductory Business Management course for NUCB freshmen with business major. The purpose of this course is to provide students with a set of basic analytical tools and frameworks to make rational business decisions, and opportunities to "test-drive" applying what they learn. Towards this end, first, we learn many sets of analytical tools and frameworks. Then, we discuss business cases. Topics we cover include: Business Strategy, Competitive Strategy, Marketing, Digital Strategy.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
・経営学の構造と学びの対象の明確化
・経営戦略の構造の理解
・経営戦略で使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・マーケティングの構造の理解
・マーケティングで使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・デジタルによる経営戦略やマーケティングの進化の理解
・経営戦略の構造の理解
・経営戦略で使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・マーケティングの構造の理解
・マーケティングで使用される基本コンセプト、フレームワークの理解
・デジタルによる経営戦略やマーケティングの進化の理解
・identify basic structure and of Business Management and the goal in this class
・understand basic structure of business strategy
・understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in business strategy
・understand basics structure of marketing
・understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in marketing
・understand the evolution of business strategy and marketing by digital technology
・understand basic structure of business strategy
・understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in business strategy
・understand basics structure of marketing
・understand how to apply basic concepts and frameworks to business case in marketing
・understand the evolution of business strategy and marketing by digital technology
教育手法 Teaching Method
| 教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
|---|---|---|
| インプット型 Traditional | 30 % | |
| 参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 70 % |
| フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
レポートはケースの感想を書くのではなく、適切なフレームワークを選択し、フレームワークから洞察を得ることを目標とする。小テストは、その講義で行った説明から出題する。講義にしっかり参加していれば解ける問題を出題する。
授業スケジュール Course Schedule
第1日（Day1）
1．経営学の構造と学びの対象・ビジネスの最終ゴール
・経営戦略
・マーケティング
・アカウンティング
・ファイナンス
・HRM
・デジタル
●使用するケース
・ショートケース#1 レナウンVSオンワード（1）第2日（Day2）
2．経営戦略の構造とフレームワーク（1）・全社戦略
・フレームワーク活用#1 BCG-PPM
・競争戦略‐環境分析（1）
・フレームワーク活用#2 5Fs
●使用するケース
・ショートケース#1 レナウンVSオンワード（2）第3日（Day3）
3．経営戦略の構造とフレームワーク（2）・競争戦略‐環境分析（2）
・フレームワーク活用#3 バリューチェーン
・競争戦略‐基本戦略
・フレームワーク活用#4 ポーターの基本戦略とコトラーの競争上の4つの地位
●使用するケース
・ショートケース#3 ペプシVSコカ・コーラ・ショートケース#4 マクドナルドVSモスバーガー
第4日（Day4）
4．マーケティングの構造とフレームワーク（1）・マーケティング戦略策定プロセス
・フレームワーク活用#5 セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング
●使用するケース
・ショートケース#4 花王クイックルワイパーのセグメンテーション・ショートケース#5 ロッテキシリトールガムのターゲティング
第5日（Day5）
5．マーケティングの構造とフレームワーク（2）・マーケティングミックス
●使用するケース
・ショートケース#6 ペプシコーラとサントリー提携の意味・ショートケース#7 スミスクラインのコンタック再導入戦略
第6日（Day6）
6．デジタル戦略・デジタルが経営戦略を進化させる
・デジタルがマーケティングを進化させる
・Amazon Goの未来
・Googleの顧客理解
●使用するケース
・ショートケース#8 アパレル業界のデジタル戦略第7日（Day7）
7．ケーススタディ入門・2年次以降の課題と目標
●使用するケース
・ケース#1 富士フィルム 第2の創業成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
| 講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
|---|---|
| コールドコール Cold Call | 0 % |
| 授業内での挙手発言 Class Contribution | 80 % |
| クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 80 % |
| 予習レポート Preparation Report | 10 % |
| 小テスト Quizzes / Tests | 10 % |
| シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
| ケース試験 Case Exam | 0 % |
| 最終レポート Final Report | 0 % |
| 期末試験 Final Exam | 0 % |
| 参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
| 合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
教科書 Textbook
- 牧田幸裕「デジタルマーケティングの教科書」東洋経済新報社（2017）
- 牧田幸裕「フレームワークを使いこなすための50問」東洋経済新報社（2009）
- 牧田幸裕「ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問」東洋経済新報社（2012）
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
担当教員のプロフィール About the Instructor
京都大学経済学部卒業、京都大学大学院経済学研究科修了。ハーバード大学経営大学院エグゼクティブ・プログラム（GCPCL）修了。アクセンチュア戦略グループ、サイエント、ICGなど外資系企業のディレクター、ヴァイスプレジデントを歴任。2003年、日本IBM（旧IBMビジネスコンサルティングサービス）へ移籍。インダストリアル事業本部クライアント・パートナー。主にエレクトロニクス業界、消費財業界を担当。IBMでは4期連続最優秀インストラクター。2006年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科助教授。2007年、信州大学大学院 経済・社会政策科学研究科准教授。2012年、青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 非常勤講師。2016年、長野市産業振興審議会 副会長。2018年7月より現職。
Specialized Field
経営戦略、マーケティング、デジタルマーケティング
Academic Background
M.A. in Economics, Kyoto University
Publications
『教わる力』(2018,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『デジタルマーケティングの教科書』(2017,東洋経済新報社)
『すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。』(2015,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『30秒で「思いが伝わる」技術』(2013,PHP研究所)
『得点力を鍛える』(2012,東洋経済新報社)
『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(2012,東洋経済新報社)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(2010,東洋経済新報社)
『フレームワークを使いこなすための50問』(2009,東洋経済新報社)
『ユビキタス革命』(2002,日経BP)
Specialized Field
経営戦略、マーケティング、デジタルマーケティング
Academic Background
M.A. in Economics, Kyoto University
Publications
『教わる力』(2018,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『デジタルマーケティングの教科書』(2017,東洋経済新報社)
『すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。』(2015,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『30秒で「思いが伝わる」技術』(2013,PHP研究所)
『得点力を鍛える』(2012,東洋経済新報社)
『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(2012,東洋経済新報社)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(2010,東洋経済新報社)
『フレームワークを使いこなすための50問』(2009,東洋経済新報社)
『ユビキタス革命』(2002,日経BP)
Professor Yukihiro Makita graduated from School of Economics at Kyoto University, and obtained his master's degree in Business Administration at Kyoto University. His main topic of research is the business strategy, corporate strategy, marketing and digital marketing. His most recent research focuses on digital marketing and next generation channel. He has authored number of books, research papers and articles on business strategy and marketing.
Specialized Field
Business Strategy, Marketing and Digital Marketing
Academic Background
M.A. in Economics, Kyoto University
Publications
『教わる力』(2018,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『デジタルマーケティングの教科書』(2017,東洋経済新報社)
『すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。』(2015,ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『30秒で「思いが伝わる」技術』(2013,PHP研究所)
『得点力を鍛える』(2012,東洋経済新報社)
『ポーターの『競争の戦略』を使いこなすための23問』(2012,東洋経済新報社)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』(2010,東洋経済新報社)
『フレームワークを使いこなすための50問』(2009,東洋経済新報社)
『ユビキタス革命』(2002,日経BP)
Refereed Articles
- (2024) Impact of AACSB Accreditation on Education Quality: Perceptions of Faculty in an Accredited School in Japan. International Journal of Educational Management