シラバス Syllabus

授業名 ビジネス基礎 1
Course Title Business basic 1
担当教員 Instructor Name 井坂 智博(Tomohiro Isaka)
コード Couse Code NUC518_N23A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目 / Liberal Arts
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2023 UG Fushimi Term2

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

社会人として活動していく上で必要なスキルは、「最低限のビジネスマナー」と「何のために?」という探究心をもった姿勢が重要です。昨今の多様な社会では、「正解」を求められることもあれば、「解」を複数求めせれることもあります。ビジネスマナーを守りながら、「間違えを恐れずにチャレンジする姿勢」「組織やお客様に貢献していく姿勢」「社会に貢献していく姿勢」などが重視されます。本学のフロンティアスピリットを備えたイノベーティブな人材を目指しながら、社会人にとって必要なスキルやマナー、本質的なモノの捉え方・考え方なども共に学んでいきたいと思います。
As for the skills necessary for working as a member of society, it is important to have an inquisitive attitude of "minimum business etiquette" and "for what?". In today's diverse societies, you may be asked for the "correct answer" or you may be asked for multiple "solutions." While observing business etiquette, "the attitude to take on challenges without fear of mistakes," "the attitude to contribute to the organization and customers," and "the attitude to contribute to society" are emphasized. While aiming to develop innovative human resources with the frontier spirit of our university, I would like to learn the skills and manners necessary for working people, as well as how to grasp and think about essential things.

授業の目的(意義) / Importance of this course

ビジネスの世界は、多様な人たち(年齢・性別・経験・価値観の異なる人たち)で構成されています。様々な人たちが共通して持てる一つの指標が「ビジネスマナー」です。ビジネスマナーを守ることは、お互いに気持ちよい社会生活を送り、スムーズにビジネスを進めていくために必要なことです。まずは基本であるビジネスマナーを知識と体験から身に付けていきます。
本授業で習得すべきビジネスマナーとは
1. 授業の受け方、進め方、レポートの書き方、パワーポイント・ワードの使い方、身だしなみ、挨拶
2. 時間管理、言葉遣い
3. 電話対応、オンライン対応
4. ビジネス文章、ビジネスメール
5. メディアリテラシー、SNS時代のデジタル作法
6. ビジネスマインド
7. ビジネスゲーム・ダイバーシティ

ビジネスマナーを守る事で、相手への心づかいであるマナーを守り、良好な人間関係と周りからの信頼を得ることができます。たくさんの人と関わりながら働いていく社会では、それは強力な武器となります。
The business world is made up of diverse people (people of different ages, genders, experiences, and values). One indicator that various people can have in common is "business manners". Protecting business manners is necessary for each other to have a pleasant social life and to promote business smoothly. At first we acquire basic business manners from skills and experiences. With business manners, it is said that it is common sense to learn in the business world, such as appearance, greetings, wording, honorifics, time management, telephone correspondence, business texts, business email, digital methods in the SNS era, business mind, etc. Basic skills.
By protecting business manners, you can protect the manners you care about, and get good relationships and trust from others. In a society that works with many people, it is a powerful weapon.

到達目標 / Achievement Goal

到達目標【ビジネスマナーを理解し、行動ができる】
1. 授業の受け方、進め方、レポートの書き方、パワーポイント・ワードの使い方、身だしなみ、挨拶
2. 時間管理、言葉遣い
3. 電話対応、オンライン対応
4. ビジネス文章、ビジネスメール
5. メディアリテラシー、SNS時代のデジタル作法
6. ビジネスマインド
7. ビジネスゲーム・ダイバーシティ

Achievement goal [Understand business etiquette and be able to act]
・ Grooming
·a greeting
・ Wording / honorifics
・ Time management
・ Telephone support
・ Business text
・ Business email
・ Digital method in the SNS era
・ Business mind
・Diversity

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

ビジネスマナーとして必要な知識と行動
1. ケースを活用した授業の受け方・進め方/レポートの書き方/パワーポイント・ワードの使い方/身だしなみ、挨拶
 基本的な服装や髪型から始まる身だしなみ、あいさつの仕方など

2. 時間管理の意味や具体的な行動、電車遅延などによる遅刻などの対処方法など
 言葉遣い/敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)の使い分け

3. 電話対応/電話を受ける場合、電話をかける場合の注意点、ポイント、NGワード、オンライン対応の注意点
相手の表情が見えにくい状態下のコミュニケーションについて

4. ビジネス文章/相手(様々なステークホルダー)によって使い分けるビジネス文章力
ビジネスメール/宛先に始まり署名までのマナー、発信内容のルール、絶対にやってはいけないメール文など

5. 基本的なメディアリテラシー、ネット社会のリスクと対処法/SNS時代のデジタル作法/SNSの基本知識、    
 使い方ルール、著作権、情報の取り扱い方など

6. ビジネスマインド/自主性や主体性について。また、組織の不整合や矛盾に対する対処方法など
組織内のトラブル・仕事上の失敗・生活上の悩みなど、生きていく上で様々な難題が降りかかってくることがありま
 す。そんな時のための備えや対処法を理解し、使えるようにします。

7. ビジネスゲームを通して、ダイバーシティ/多様な相手に対するコミュニケーション手法についてを学びます。
実際にリードユーザに認定されている障がい者(身体制約のある一人たち)をゲストとしてお招きして、一緒にモノやコ
トを創っていきます。そのプロセスの中で、第三者に対する様々な誤解・思い込み・固定観念などの気づきを得なが
 ら、真に必要なダイバーシティ力とはを探求していきます。正解はありませんので、自分自身の気づきをたくさん見つ
 けてください。

Knowledge and actions required as business etiquette
1. Grooming, greetings / Grooming starting from basic clothes and hairstyle, how to greet, etc.
2. Time management / meaning of time management, specific actions, coping methods such as being late due to train delays, etc.
3. Proper use of wording / honorifics (respectful, humble, polite)
4. Telephone support / When receiving a call, points to note when making a call, points, NG words, etc.
5. Business writing ability / Business writing ability to be used properly according to the other party (various stakeholders)
6. Business mail / etiquette from address to signature, rules of outgoing content, mail text that should never be done, etc.
7. Digital method in the SNS era / Basic knowledge of SNS, usage rules, copyright, how to handle information, etc.
8. Business mind / independence and independence. In addition, how to deal with organizational inconsistencies and contradictions, etc.
9. Diversity / Communication methods for various partners

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 40 %
フィールドメソッド Field Method 40 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

【学習方法】
・1ケースあたり最低3時間の予習を行ってください
・教科書は必ず目を通しておくこと
・教科書は必ず授業に持参すること
・本授業専用のノートを作り、授業中の気づきはメモをとること。また、筆記具を持参すること
【レポート】
・事前レポート、毎授業のアサイメントレポート、最終レポートは必ず提出すること
・レポートは、一部印刷して授業に持参し活用すること
・レポート未提出は、評価対象外とします
【課題に対するフィードバック】
・授業中の発言に対しては、個別にコメントを入れていきます
・レポートに対して、個別にワンポイントアドバイスを行うので、次回のレポート作成に反映させること
【その他】
・参考文献は、深く理解するための資料。任意で活用すること

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

6月7日(水) 「身だしなみ、挨拶」「授業の受け方・進め方」「レポートの書き方」 
【 PC持参 】【ビジネススーツ着用】
   
社会人としての身だしなみ、挨拶の仕方、ビジネスマナーの根底にある常識的な内容を理解します。
社会人にとってビジネスマナーとは何か、どのような意味を持っているのか、なぜ必要なのか、ビジネスマナーの影響とはなどを理解します。そして、基本的なビジネスマナーを理解した上で、相手や状況に応じて柔軟に対応が迫られることも試します。

・初日は、配布されているパソコンを持参してください
・本授業(全7回)では、ビジネススーツ着用とします。ワイシャツ着用者はネクタイをつけてください
・毎授業開始時に、身だしなみチェックを行います
・身だしなみ、挨拶を理解するために事前に予習しておくこと
 教科書1「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと
・最終日のダイバーシティ・ビジネスゲーム参加に向けて理解を含めておくこと
 教科書2「SDGs時代の課題解決法 インクルーシブデザイン 」p19-p115
教科書2は、授業開始当日に販売いたします。お釣りのないように準備してください。1,980円(税込)
・日経クロストレンド第1回から第7回を読んで理解を深めてください。
 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00522/00001/

●使用するケース
ケース :「N大学学生事務局、今井美希の奮闘 2022年」とは 〜講師オリジナル〜
【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)1枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること
1. 今井美希は、なぜ2年生の学生に話を聞こうと考えたのでしょうか。
また、今井は、2年生の態度の何が心配なのでしょうか。
2. 社会は、ビジネスマナーが必須になります。では、ビジネスマナーはなぜ必要なのでしょうか
また、あなたが考えるビジネスマナーとは何ですか?
3. 現在のあなたは、あなたが考えるビジネスマナーが身についていますか? 身についている点、身についていない点を具体的に書き出しなさい。また、身についていない点に対する改善策をそれぞれ書き出しなさい

第2日(Day2)

6月14日(水) 「言葉遣い・敬語」「時間管理」
【 PC持参 】【ビジネススーツ着用】

社会人としての言葉の使い方や正しい敬語について理解し実践で使用できるようにします。
社会人になると、年齢や考え方や立場が異なる人達とコミュニケーションを取る場が増えます。適切な言葉遣いや敬語を用いることで、周囲の人たちとの良好なコミュニケーションを取りながら円滑に仕事を進められるようになります。
また、コミュニケーションの本質は「相手のことを理解した上で、自分の伝えたいことを伝える」です。
同年代に囲まれていた学生時代のコミュニケーションと、多種多様な人と接する社会人のコミュニケーションは根本的に異なりますので、意識の改革も含めて、しっかりと取り組んでください。当時に社会人としての時間管理についても考えていきます。
・言葉使い・敬語を理解するために事前に予習しておくこと
 教科書「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと

●使用するケース
ケース :「職場で空回りする新人 柿崎一郎 2022」 〜講師オリジナル〜

【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)1枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること
1.柿崎一郎が店長から指摘を受けたことは何ですか? また、指摘を受けた柿崎一郎の行動・言動は、なぜ非常識と指摘を
受けたのでしょうか。理由を述べなさい。
2.「自分らしさ」、「ビジネスマナー」とは何ですか?あなたが考えるそれぞれの定義を述べなさい。また、社会では「自分らしさ」よりも「ビジネスマナー」が重視される理由を述べなさい。
3. 以下の言葉を(例)のように、敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)で書いて、表を完成させなさい
           
           尊敬語    謙譲語  丁寧語
(例) 〜をする される・なさる  いたします   します
 
 〜と会う
 〜へ行く
 〜を知る
 〜を見る
 〜を聞く
 〜と思う

第3日(Day3)

6月21日(水)「電話対応」「オンライン対応」
【ビジネススーツ着用】

社会人としての電話対応・オンライン対応の方法について理解します。
ビジネスにおけるコミュニケーション手段の中で、「電話対応」は相手の表情が見えません。したがって声と言葉でコミュニケーションをとっていきます。相手に失礼のないように、正確に情報をわかりやすく伝える必要があります。はじめては少し緊張しますが、準備をして望めば良い対応ができるようになります。Day3まで学んだビジネスマナーも含めて、電話対応力を身に付けます。

また、コロナ禍で組織の中でもオンライン対応が増加しました。オンラインならではの良い点もありますが、コミュニケーション上のトラブル(例えば相互理解の不足から起こるトラブル)なども増えています。適切なオンライン対応のスキルを身につけていきます。
・具体的な電話対応を理解するために事前に予習しておくこと
 教科書「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと

●使用するケース
ケース : 「インターンシップに参加する学生のビジネスマナー 2022」 〜講師オリジナル〜

【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)1枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること
1. 坂部美奈子が、インターンシップ生の課題感として「電話対応」「オンライン対応」をグループに提案した理由を述べなさい
2. 電話対応、オンライン対応には、総合的なビジネスマナーが要求されると坂部美奈子は説明しています。では、総合的なビジネスマナーとは何ですか。説明しなさい。
3. ケースの学生インターンシップ生の電話対応、教科書の両方を読み、電話対応のポイントを説明しなさい。(その際に、あなたが明日から行動できるように具体的に記載してください)
4. オンライン対応時のポイントを説明しなさい。また、電話対応とオンライン対応時の類似点、相違点を説明しなさい。

第4日(Day4)

6月28日(水) 「ビジネス文章」
【 PC持参 】【ビジネススーツ着用】

社会人としてのビジネス文章・ビジネスメールの書き方について理解します。
社内文章と社外文書の違いを理解しながら、書き方を実践演習します。
社内文章は、いわば身内の人が読むものですから、堅苦しい挨拶は無くして、伝えたい内容をわかりやすく簡潔に伝えることが重要です。もちろんビジネス文章ですから、最低限のルールは守らなければなりません。

社外文章は、コミュニケーションの手段として使われます。社外の人とのやりとりを記録として保存する意味合いもあります。そのために「前文や末文など挨拶を入れる」「敬語を正しく使う」などの基本的なマナーは欠かせません。社外文章は、会社を代表する位置づけでもありますので、ミスが生じれば会社全体の責任になります。より慎重に作成し、確認してから発信するように心がける必要があります。

また、ビジネスメールは、情報伝達・共有・加工などに使われ社内外の情報発信ツールとして欠かせないものです。便利で効率的な反面、手紙や会話と比べると、マナーが軽視される傾向があったり、言葉の選び方によっては誤解を生んでしまう可能性があります。
この違いを理解した上で、実践演習を行います。当日は、パソコンでWordを開いた状態で、授業に参加してください。
・具体的なビジネス文章を理解するために事前に予習しておくこと
 教科書「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと

●使用するケース
ケース : 「3年目の上田くんの奮闘 2022」 〜講師オリジナル〜

【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)1枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること
1、ニューズシステムの特徴をまとめなさい。ただし、箇条書きで整理するのではなく、会社沿革、製品・サービス、組織、人材育成、マネジメント、仕組みの7つの軸で検討し、わかりやすく表現しなさい。
2、ニューズシステムは、何でも自由にやらせてくれる社風にも関わらず、上田聡が仕事について悩んでいたのは何故ですか。理由を説明しなさい。
3、あなたは、仕事の内容や責任、仕事をする意義について、どのように考えていますか。現在のあなたの考えを述べなさい。(web検索して模範解答など探す必要はありません。あくまで現在のあなたの考えで結構です)
授業後半で、社内文書・社外文書のミニ講座を行います。予習をしっかりとしておく事。

第5日(Day5)

7月5日(水) 「メデイアレテラシー」「SNS時代のデジタル作法」
【 PC持参 】【ビジネススーツ着用】

社会人としてのメディアリテラシー、SNSの作法について理解します。
インターネット上の情報について適切なメデイアリテラシーを理解します。そもそもメディアリテラシーとは何か、どのような点に気をつけて配慮すれば良いのかなどを探求します。

SNSはインターネットで世界中にあっという間に広まる拡散ツールであり、使い方を間違えると思わぬ誤解や炎上を招きかねません。メールやSNSの使い方やリスクを理解した上で、ビジネスと個人の使い分けができるようになることを目標とします。実践演習を行いますので、メール送信可能なパソコンの準備をお願いします。
・具体的な電話対応を理解するために事前に予習しておくこと
 教科書「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと

●使用するケース
ケース : 「現場配属によるのメディアからの情報収集とSNS時代のデジタル作法」 〜講師オリジナル〜

【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)3枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること。また、授業当日に指示するメールを作成し、実際にメール送信をしていただきます。メール送信できるパソコンを準備してください。

1. ビジネスメールを書く際のポイントをまとめ、箇条書きで書きなさい。また、リストNo.1のお客様宛に、新製品発売記念キャンペーンのご案内のメール文を作成しなさい。 
発信者は、あなた自身の名前で。                                     
2. 会社内で、個人用端末から会社のwi-fiに接続する事は何故いけないのでしょうか。また、個人用端末を使って会社wi-fiに接続することによって、どのようなリスクが考えられますか。可能な限り書き出しなさい。
3. あなたが伊藤早紀子の立場だったら、どのような調査を行いますか。調査方法を具体的に提案してください。

第6日(Day6)

7月12日(水) 「ビジネスマインド」
【ビジネススーツ着用】

社会人としてのビジネスマインドについて理解します。
社会変容と共に企業内組織における役割や求められる能力も変化してきました。令和の現在は、古き良き時代(昭和・平成)のビジネスマインドや慣習と、新たな価値観を包含したビジネスマインドが融合している時代と言えます。
今のうちに、新旧のビジネスマインドの変遷を知り、それぞれの時代に必要とされていたビジネスに必要な能力を知っておくことが大切です。まずは、知ること。そして、使ってみて使いこなせるようになること。早い時期に着手することで、社会人に向けた成長が期待できます。社会人にとって必要な心構えを学んでいきます。
・具体的なビジネスマインドを理解するために事前に予習しておくこと
 教科書「ビジネスの基本とマナー」を読んでおくこと

●使用するケース
ケース : 「ビジネスマインドの変容」昭和・平成・令和へと2022 〜講師オリジナル〜

【アサイメント】
ケース・教科書を読んであなたの考えを述べなさい。A4用紙(裏表)1枚程度、WordもしくはPowerPointを使用すること
1. 昭和、平成、令和とビジネスを取り巻く社会は、どのような変化が起こりましたか?
2. 社会の変化に応じて、ビジネス社会の経営者(船長)と従業員(乗組員)の役割はどのように変化してきましたか?
3. あなたにとってビジネスマインドとは何ですか。正解はありませんのであなた流の定義を自由に論じなさい。

第7日(Day7)

7月19日(水) 「実践! 多様な人(リードユーザ)と行うビジネスゲーム」
【ビジネススーツ着用】

これまで6日間のスキルを活用して、習熟度の確認を行います。
・最終日のビジネスゲーム参加に向けて理解を含めておくこと
 教科書「SDGs時代の課題解決法 インクルーシブデザイン 」
 日経クロストレンド第1回から第7回を読んで理解を深めてください。
 https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00522/00001/


●使用するケース
●使用するケース
●使用するケース
 当日配布いたします。

【アサイメント】
授業終了時に最終レポートのアサイメントを発表します。
最終レポートは、PowerPointを使用すること

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 10 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 40 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 50 %
予習レポート Preparation Report 35 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 15 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・1ケースあたり最低3時間の予習を行ってください。
・教科書は必ず目を通しておくこと。
・事前レポート、毎授業のレポート、最終レポートは必ず提出すること。レポート未提出は、評価対象外とします。
・参考文献は、ビジネスを深く理解するための資料です。

授業中は、積極的に発言をすることを期待します。
間違いなんてありません。ただ知らないだけです。失敗を恐れずに自分の考えや意見を発信してください。
知らないことを知ることで、みなさんにとっての新たな武器となります。
ビジネスだけではなく、社会で生きていくことや様々な場面でみなさんのスキルを活用して貢献していくことなど、自分自身のキャリアを創造していく第一歩です。

授業は、講義だけではなく、グループごとのディスカッションや2人1組によるロールプレイング(実際に学んだスキルを使ってみたり行動してみたりする)などを行い、習得度や習熟度を評価していきます。
講師からは、ビジネスパーソンとして必要な視点をアドバイスしていきます。決して叱責ではありませんので、ポジティブに受け止め、素直に修正を加えてください。
既に備わっているビジネス能力よりも、一つでも多くのビジネススキルを吸収しようとする行動や努力を評価の対象とします。どんなにビジネス能力が高くても、授業欠席やレポート未提出などがあった場合には、評価対象外となりますのではじめに申し上げておきます。
ビジネスパーソンとしてと同時に、「人として」を重視してまいります。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • マナー西出ひろ子「ビジネスの基本とマナー」Gokken(2022)978-4058012468
  • 井坂智博「「SDGs時代の課題解決法 インクルーシブデザイン 」」日経BP社(2019)978-4296104529

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

テキスト
「SDGs時代の課題解決法 インクルーシブデザイン 」1,980円は、
授業初日に教室で販売しますので、お釣りのないように準備してください。
日経BP社 井坂智博著 ISBN-13 : 978-4296104529

国内外の一流ビジネスパーソンが新しいサービスや製品を開発する際に活用している思考法をまとめた書籍です。
講師が名古屋商科大学大学院で社会人大学院生向けに担当していた「デザイン思考とイノベーション」という内容を、
誰もが活用できる方法論に仕立てたビジネス創造型ノウハウ集です。
Day7の「実践! 多様な人と行うビジネスゲーム」で活用する方法論になりますので、早めに目を通しておいてください

参考文献 2
「最新ビジネスマナーの基本」
新星出版社 北篠久美子/伊庭正康 ISBN-13 : 978-4405103931

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

ビジネスパーソンとして必要なスキルやノウハウを網羅的に学べる授業として評価をされています。反面、ふざけた態度や学んだことの実践ができるのにやらないなどの態度には厳しく指摘をしてくれる先生なので、クラス全体のレベルアップにつながっています。リクルートの人材コンサル、ネットベンチャーの魁としての起業、国連の国際支援活動、上場企業の役員、多様な障がい者をインクルードした経営コンサルと様々な経歴や活動から視点・視座がとても高く、学べる点が多岐にわたるところがとても良かった、との感想を頂いています。
2年連続、Teaching Awardを受賞しています。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

井坂智博  TOMOHIRO ISAKA
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ 代表取締役社長
学  位 : 2009年名古屋商科大学院GMP修了 M.B.A (経営学修士)
研究分野 : イノベーション。
職歴
リクルートで人材育成や組織の活性化、営業業務の標準化コンサルを経験し、1997年日本ではじめてのWEBマーケティング会社を起業。M&Aで売却後、国連東京支部の支部長や上場起業の役員を歴任。2012年から現職。
リードユーザ(障がい者や高齢者など生活に不便を感じている極端ユーザ)をインクルードした事業インクルーシブデザイン・ソリューションズを起業。新規事業開発、商品開発、人材育成などの企業コンサルをデザイン思考×インクルーシブデザインというメソッドで提供している。トヨタ自動車グループ、日東電工、三菱総研、野村総研、花王、JR東日本、キヤノン、JCB、日立、東京海上日動火災保険、NEC、セブン銀行、外資系企業などコンサルティング実績多数。

※名古屋商科大学大学院 「デザイン思考とイノベーション」講師
※日経BP課長塾「エンジニア版課長塾 視野を広げる「デザイン思考」
 「若手パワーアップ合宿 イノベーションを起こす技術」講師
※事業構想大学院 「地域創生×インクルシーブデザイン」講師
※日経ビジネスオンラインで「THE革新 イノベーションを産みだす観察」でデザイン思考を中心とする内容を連載
※ものつくり日本会議、ネイチャーテクノロジー研究会、日本ダイバーシティ推進協会インクルーシブデザイン研究会代表、千代田区・中央区みんなのユニバーサルデザイン代表幹事、他、ワークショップや講演活動で全国の地方自治体へ活動を拡大中
※著書「SDGs時代の課題解決法インクルーシブデザイン」日経BP社
   「法人営業バイブル」PHP社 共著

TOMOHIRO ISAKA
Inclusive Design Solutions Inc. President and Representative Director
Degree: 2009 Nagoya University of Commerce GMP Completion M.B.A (Master of Business Administration)
Research area: Innovation.
Employment history
In 1997, he started his first web marketing company in Japan, experienced human resources development, organization activation and recruitment standardization consultation. After selling at M & A, he served as a chief branch of the United Nations Tokyo branch and an official of the listed company. Current position from 2012.
Started business Includes Design Solutions Including lead users (extreme users who are inconvenient in life such as handicapped people and the elderly). We provide enterprise consulting such as new business development, product development, human resource development etc. as design thinking × method of inclusive design.
Toyota Motor Corporation Group, Nitto Denko, Mitsubishi Research Institute, Nomura Research Institute, Kao, JR East, Canon, JCB, Hitachi, Tokyo Marine & Nichido Fire Insurance, NEC, Seven Bank, foreign affiliated companies and many consulting results.

* Nagoya University of Commerce graduate school "Design thinking and Innovation" lecturer
* Nikkei BP Manager Division "Engineer Edition Chief Cram School Expands the View" Design Thinking "
"Technology for causing young power-up camp innovation" Lecturer
* Project plan Graduate school "Area creation × inclusive design" Instructor
* Nikkei Business Online "Observing the Innovation Innovation" Contents
* Manufacturing Nippon Meeting, Nature Technology Study Group, Japan Diversity Promotion Association Inclusive Design Study Group Representative, Chiyodaku · Minatoku Universal Design Representative Secretary, others, Workshops and lecture activities are expanding to local governments nationwide
*book "Corporate Sales Bible" co-authored by PHP







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