シラバス Syllabus

授業名 経済倫理
Course Title Ethics in economic society
担当教員 Instructor Name 吉井 哲(Satoshi Yoshii)
コード Couse Code NUC516_N22A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目 / Specialized Subject
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2022 UG Fushimi Term1

授業の概要 Course Overview

名古屋商科大学の教育理念でもある「フロンティア・スピリット」を備えたビジネスリーダーとなるには、現実の社会問題を理解し、深い教養を身につけることが必要です。そのようなことを念頭において、履修してくださいまた、学んだ知識は、皆さんが新聞やニュースを理解するのを助け、世の中で起きている様々な事柄(時事問題)がより身近に感じられるようになるはずです。 ゆえに、就職試験はもとより資格試験などにも役立つでしょう。

「メリークリスマス!」という言葉、現在NYで使用すると非難されます!

なぜでしょう??他宗教への配慮がない人/企業と思われて、攻撃されるのです。

世の中には多様な主義主張が存在します。リベラリズム、新保守主義(ネオコン)、共産主義、新自由主義(ネオリベ)、コミュニタリアニズムなど。はたしてあなたはどんな価値観を有する人間でしょうか?

トランプさんは何主義??何であんなに過激??安倍さんはどんな人??

また、イデオロギー(人間の行動を左右する根本的な物の考え方の体系)は経済の問題と密接に結びついています。 (イスラム教徒を国に入れないぞ! by トランプ)

たとえば、以下のような問いに対して、あなたの立場はどうでしょうか?

マクドナルド(ファーストフード)の販売を禁止すべきか?

実際にアメリカではこの動きが活発です。カリフォルニア州ではハッピーセットなどのように、おもちゃのおまけを付けることが禁止されています。子供が買わないようにです!

これを聞いて、どう思いましたか??
日本人ならば、「何もそこまで・・・。」って思う人も多いかもしれません。でも、世界には色々な考えを持つ人が共存しています。
自分の倫理観にのっとって、社会で起きている経済問題や
ニュースを自分で判断できるようになる事が目的です。
また、就職活動では、グループディスカッションなどで意見を述べる事が求められますが、
自己の主張を正確に伝えることが出来るようになることも目標です

「本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。」

To become a business leader with a "frontier spirit," which is the educational philosophy of Nagoya University of Commerce and Business, it is necessary to understand real social issues and acquire a deep education. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news, and will therefore be useful not only in your job search but also in your qualification examinations.

"Merry Christmas! is now condemned in New York!

Why is that? Because you are perceived as a person or a company that does not care about other religions, and you are attacked.

There are a variety of principles in the world. Liberalism, neoconservatism, communism, neoliberalism, communitarianism, etc. What values do you hold?

What is Trump's philosophy? Why is he so radical? What kind of person is Abe?

Also, ideology (the fundamental system of thinking that influences human behavior) is closely tied to economic issues. (We're not letting Muslims into our country! by Trump)

For example, what is your position on the following question?

Should the sale of McDonald's (fast food) be banned?

This is actually a growing movement in the US. In the state of California, it is banned to add toy extras, such as Happy Sets. This is so that kids won't buy them!

What did you think when you heard this?
If you are Japanese, you may think, "What's the big deal? If you're Japanese, you might think, "What's the big deal? But in the world, people with various ideas coexist.

The goal is to be able to judge economic issues and news in a society based on one's own sense of ethics.
The objective is to be able to judge the economic issues and news happening in a society based on one's own sense of ethics.
Also, students will be required to express their opinions in group discussions during job-hunting activities, and the goal is to be able to accurately convey their own arguments.

In this course, we will conduct class discussions using case studies to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・多様な価値観の共有
・自己の倫理観の認識

・Sharing of diverse values
・Recognition of one's own ethical values

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 5 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 95 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・1日あたり最低2時間の予習を行うこと。
・教科書p.67(1)新保守主義から、p.84(6)リバタリアニズムまでを履修前に読んでおくと良い。
・各ケース、自分の倫理基準にのっとって立場を決めること、自己の見解を考えておくこと。
・倫理基準の定義関しては、第一日目の「ケース01.倫理基準とは?」を参照のこと。

<第1週から第6週>
・毎週のケースに関して、自分の考えをまとめたレポートを課す。
 なお、詳細はケースブックと同時に配布されるアサインメントを参照のこと。
 各講義日の13:40までにGoogle Classroomに提出。
・レポートは毎週採点して返却する。

<第7週>
(1) 各自が作成したオリジナルケース(パワーポイント形式)を事前に提出。
  締め切りは、第6週の講義前13:40までにGoogle Classroomに提出。
提出方法や課題の詳細は、同時に配布されるアサインメントを参照のこと。

(2) 提出されたケースのうち、特にクオリティが高いと思われるケースを吉井が7本程度選出し、ファイルをGoogle Classroomにアップする。
そのファイルを閲覧し、批判的考察を加える。(レポート提出は不要)

* 選ばれた者は第7回講義でケースのプレゼンテーションを実施してもらう。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

経済倫理問題とはなんだろうか?


●使用するケース
・「包丁を作った人は逮捕されるべきか?:ブレークスルーな技術と政府干渉」NUCBケースセンター
・「しずかちゃんの入浴シーンは「国」が規制すべきか?:表現の自由と政府干渉」NUCBケースセンター
・「勉強を頑張ることは意味ある行為だろうか?:学歴と幸福度」NUCBケースセンター

第2日(Day2)

社会生活での倫理問題Ⅰ


●使用するケース
・「ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)の主張は正しい?:機会の不平等と結果の格差」NUCBケースセンター
・「スローフードとファーストフード:伝統と革新の相克?」NUCBケースセンター
・「政府は国民を健康にする義務はあるか?」NUCBケースセンター

第3日(Day3)

社会生活での倫理問題Ⅱ


●使用するケース
・「公務員は就業中に煙草を吸ってもよいか?:税金泥棒?」NUCBケースセンター
・「「親ガチャ」は努力したくない若者の言い訳か?」NUCB
・「ネット炎上―だめなことをしてしまう弱い心の人間を認めないのはなぜか?:正論を振りかざす社会」NUCBケースセンター

第4日(Day4)

ビジネス上での倫理問題


●使用するケース
・「ビジネスマナーは守る必要があるか?:日本的商慣行を考える」NUCBケースセンター
・「会社は社員のプライベートな生活に干渉してよいか?:企業の倫理綱領」NUCBケースセンター
・「内部告発はなぜ行えないのか?:自由な組織形成」NUCBケースセンター

第5日(Day5)

他人への干渉


●使用するケース
・「なぜクレーマは発生するのか?:自己中心的社会を考える」NUCBケースセンター
・「「メリークリスマス!」は禁止すべきか?:多文化主義と伝統文化」NUCBケースセンター
・「LGBTを「気持ち悪い」と言って良い?:自由に「嫌う」権利」NUCBケースセンター

第6日(Day6)

社会政策


●使用するケース
・「生活保護者はパチンコをしてはだめか?:健康で文化的な生活とは?」NUCBケースセンター
・「子供をたくさん産んで欲しいという発言はセクハラか?:新生児用オムツよりも老人用オムツが売れる社会」NUCBケースセンター
・「若者の意見を社会に反映させるには?:世代間対決!!」NUCBケースセンター

第7日(Day7)

学生作成ケースによる討論


●使用するケース
学生提出ケースより選ばれた優秀ケースをもとに講義

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 45 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 45 %
予習レポート Preparation Report 30 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 25 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・第1週から第6週の予習レポート:30%(毎回5点満点×6回)
・第6週締め切りのオリジナルケース:25%、とにかく面白いネタを!
・講義中の発言:45%

なお、オリジナルケースは、最大で15%の加点対象とする。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 橋本努「経済倫理=あなたは、なに主義?」講談社選書メチエ(2008)978-406258419

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

橋本努著『経済倫理=あなたは、なに主義?』講談社選書メチエ、2008年。
教科書p.67(1)新保守主義から、p.84(6)リバタリアニズムまでを履修前に読んでおくと良い。

【参考図書】
片山・山本・吉井編『多様化する社会と多元化する知−−「あたり前」を疑うことで見える世界ナカニシヤ出版、2017年、ISBN:978-4-7795-1149-3

基本的には、すべてケースを用いて講義をします。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

毎週150回以上の発言がある。受講する学生は積極的に手を上げること。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)北海道大学専門研究員、名古屋商科大学経済学部講師、准教授を経て、2015年より現職。専門は理論経済学、経済学説史。現在の研究内容は、「企業属性や取引慣行、組織能力が価格設定行動に与える影響」、「価値論転換の歴史」、「中間財を含んだ国際貿易」の研究を行う。主な著書に『多様化する社会と多元化する知』(ナカニシヤ出版、共著)などがある。

Dr. Satoshi Yoshii is a Professor in the Faculty of Economics at Nagoya University of Commerce and Business, where he has taught since 2009. He received a Ph.D. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2008, and B.A. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2001.
He has been working on Price-setting behavior in empirical analysis and on a transformation of value theory in a history of economic thought and on new construction of the Ricardian theory of international Values in pure theory.

Refereed Articles

  • (2015) A study on the mystery of Ricardo's permission about Malthus' "laws of supply and demand," and a few consideration about a contemporary significance of natural price. The annual of Society of Economic Sociology 37 978-4768470947
  • (2007) Sraffian system and the demand. Hokkaido University,Keizaigaku Kenkyu 57(2):
  • (2007) A Study on Changes in the Composition of Output: An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. Evolutionary and Institutional Economics Review 4(1):
  • (2007) An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. the annual by The Society Of Economic Sociology 29






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