シラバス Syllabus

授業名 デザイン思考と経営戦略
Course Title Design Thinking and Management Strategy
担当教員 Instructor Name 井坂 智博(Tomohiro Isaka)
コード Couse Code NUC510_N25B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目 / Specialized Subject
学位 Degree BBA
開講情報 Terms / Location 2025 UG Fushimi Term3

授業の概要 Course Overview

Mission Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
フロンティアスピリット、自らが主体者となり、物事に対して積極的に参加する姿勢を醸成します。
本授業では、デザイン思考を活用したイノベーションにその中心を置き、企業内における先行事例を参照しながら進めていきます。
This course is designed to embody our university's educational mission.
It fosters a frontier spirit and an attitude of taking initiative and actively participating in things.
This course focuses on innovation using design thinking, and students will proceed while referring to previous examples within companies.

授業の目的(意義) / Importance of this course

デザイン思考とは何か?デザイン思考は、どのような活用方法があるのか。
講師がこれまでデザイン思考を活用した600社以上のコンサル実績から、企業内での運用について示唆します。デザイン思考を導入した結果、成功事例・失敗事例などを鑑み、デザイン思考を活用するためのポイントを伝授いたします。

その上で、7つのケースを介して、デザイン思考の活用方法や有用性について議論をします。
決して正解を求めるのではなく、最大限の「解」を導き出すことを理解します。
観察からたくさんの問い(問題定義)をつくる重要性を理解し、問題解決に向けた選択肢を量産していきます。
本授業終了後には、社会に対する観察力が醸成され、イノベーションに対する興味関心が高まったていることを目指します。

What is design thinking? How can design thinking be used?
The instructor will provide suggestions on how to use design thinking within a company based on his experience of consulting with over 600 companies that have used design thinking. Considering success and failure cases of introducing design thinking, the instructor will teach the key points for using design thinking.

Then, through seven cases, we will discuss how to use design thinking and its usefulness.
You will understand that it is not about finding the right answer, but about deriving the maximum possible "solution."
You will understand the importance of creating many questions (problem definitions) from observations, and mass-produce options for solving problems.
By the end of this class, we aim to foster students' observational skills regarding society and their interest in innovation.

学修到達目標 / Achievement Goal

本授業は、デザイン思考を学問として学ぶだけではなく、実践として活用できるようになることを目標とします。
実際に就職活動でもデザイン思考は有用です。
デザイン思考を中心に企業内での活用方法などプレゼンするコトで、他の学生と差別化が可能となった、という事例が多数あります。デザイン思考を知る・理解を深める・活用する・実践できる・成果に結びつける。この一連のプロセスを4日間の集中講義で習得することが目標です。

The goal of this class is not just to learn design thinking as an academic subject, but to enable students to put it into practice.

In fact, design thinking is useful in job hunting.

There are many cases where students have been able to differentiate themselves from other students by giving presentations on how to use design thinking within a company. Learn about design thinking, deepen your understanding, use it, put it into practice, and link it to results. The goal is for students to master this entire process in a four-day intensive course.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

デザイン思考の5つのステップとその活用方法。
企業内での6つの活用方法を理解し、活用時のポイントを習得します。
・製品開発
・マーケティング
・ビジネスモデル作成
・顧客価値創造
・新規事業開発
・事業デザイン

最終日には、フィールドワークを予定しています。
自らが経営者になり、新たな事業開発体験をデザイン思考を活用して行います。

The five steps of design thinking and how to use it.
Understand six ways to use it within a company and learn key points when using it.
・Product development
・Marketing
・Business model creation
・Customer value creation
・New business development
・Business design

Fieldwork is planned on the final day.
Participants will become managers and use design thinking to gain experience in new business development.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 70 %
フィールドメソッド Field Method 10 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

本講義は、全日程をケースメソッドならびにワークショップで実施します。
使用ケースの提示と同時にレポートに関するアサインメントも提示します。
履修の前提条件として、1ケースあたり最低3時間の予習を行うものとします。
授業時の発言、グループワーク時の活動に関して、適宜アドバイスなどのフィードバックを行います。
【授業内発言】
授業時の発言は、議論を深めるためのクラス貢献です。積極的に自分の考えを発信してください。
4日間を通して、「発言が全くない」ということがないように留意してください。

【グループワーク】
手順を理解し、短時間で効率よく議論を深めてください。
・どのようなプロセスで議論するのか
・役割分担は
・アウトプット(ホワイトボード)はどうするのか
最初に決めてからグループワークを始めてください。
また、グループワークに関する相互評価を行います。

【レポート】
レポートは、自分の作品です。自分の考えを多様なオーディエンスに発信し、相互に議論を行い深めていく絶好の機会です。レポートの作成・提出は必須といたします。1つでも未提出レポートがある場合には、単位認定は行いません。
全てのレポートは、授業終了時にクラス内共有をいたします。他の学生のレポート作成の考え方・シナリオ作成・見せ方・わかりやすさなど参考にし、自身の発信力のスキルに変えてください。

レポートの提出締め切りは、以下の通りです。期日までに提出したレポートに関しては、採点に加えてアドバイスをコメントいたします。締め切り後の提出されたレポートに関しては、採点のみといたします。
10月4日(土)授業レポート→締め切り 10月3日(金)21:00
10月5日(日)授業レポート→締め切り 10月4日(土)21:00
10月11日(土)授業レポート→締め切り10月10日(金)21:00
10月12日(日)授業レポート→締め切り10月11日(土)21:00

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

10月4日(土) AM
セッション1 デザイン思考×ブランド戦略
ケース:「D2C(Direct to Consumer)時代における顧客共創型ブランド戦略」―ロート製薬・佐藤彩乃の挑戦―

概 要 : 顧客と共に作り上げるブランディングは、味方を変えれば企業の優位性を高める差別化戦略です。
    時代や社会の変化により顧客の求めるモノ・コトが変化する中で、新たなブランディングが求められています。
    しかし、社内ではこれまでのやり方や成功体験から抜け出せずに、ジレンマを抱えています。
    本ケースでは、主人公がジレンマをデザイン思考を活用しながらどのように解決に向かっていくべきか。
    また、ブランディング戦略をどのように推進していくべきか議論を深めていきます。

アサイメント :
1.顧客インタビューやカスタマージャーにから得られた“語られないニーズ”とは何かですか?データとストーリー
 を交えて可視化・説明してください
2.プロトタイピングとユーザー共創によるブランド構築プロセスのメリットと課題を整理してください。
3.「安心感」や「共感価値」をD2Cブランドにどう組み込むべきか、デザイン思考を活用した体験設計の観点から
 提案してください。

●使用するケース
セッション1 (講師オリジナル)
ケース:「D2C(Direct to Consumer)時代における顧客共創型ブランド戦略」―ロート製薬・佐藤彩乃の挑戦―

第2日(Day2)

10月4日(土) PM
セッション2 デザイン思考×ビジネスモデル
ケース:Airbnb
「ユーザー体験が価値になるビジネスモデル」―Airbnb Japan・田村駿の挑戦―

概 要 : 米国本社のテンプレートに則ったページ構成では、日本のホスト文化やゲストの期待にフィットしていない
    グローバルテンプレートAirbnb本社が定める“統一UI/UX方針”は、日本の住宅事情や文化とは微妙に噛み合わな
    い。靴を脱ぐ文化、騒音に敏感な集合住宅、地方のバリアフリー事情など。ローカルにあったUX設計が必要に
    なる。日本法人の裁量権を超えたビジネスモデルの再構築をデザイン思考を活用して議論していきます。

アサイメント :
1. ホストのサービス品質向上のために、どのようなユーザー理解(共感プロセス)が必要ですか?
2. ローカルUXの課題を踏まえて、プロトタイプとしてどのような改善案を提示しますか
3. プラットフォームが信頼を生む“体験設計”の担い手としてどのようなビジネスモデルが望まれますか。提案してください

●使用するケース
セッション2 (講師オリジナル)
ケース : 「ユーザー体験が価値になるビジネスモデル」―Airbnb Japan・田村駿の挑戦―

第3日(Day3)

10月5日(日) AM
セッション3 デザイン思考×顧客体験
ケース:GEヘルスケア
「MRIに冒険を—子どもにやさしい医療体験をデザインする」―GE・エリックの模索―

概 要 : MRIを海賊船に見立てた取り組みは、デザイン思考を学ぶ際の有名の事例であるが、どのように進めていったのでしょうか。医療現場の様々な規制や医師たちの固定概念など超えなければならないハードルをどのように超えて進めていったのか。デザイン思考活用のプロセスを追いながらその成功体験を議論していきたいと思います。

アサイメント :
1. 子どもにとっての「恐怖体験」を「冒険体験」に変えたプロセスを、5ステップに整理してください
2. 現場との共創(看護師・保護者)を含むUXの再設計によって得られた成果とは何ですか?
3. 医療空間における“非製品領域(振る舞い・言葉・雰囲気)”を含めたUXの再定義を提案してください

●使用するケース
セッション3 (講師オリジナル)
ケース : 「MRIに冒険を—子どもにやさしい医療体験をデザインする」―GE・エリックの模索―

第4日(Day4)

10月5日(日) PM
セッション4 デザイン思考×製品開発
ケース:Apple
「シンプルの裏にある“複雑”を、どう設計するか」―Apple・UIデザイナー李ミンの疑問―

概 要 : 「シンプルさを保ちつつ、複雑な設定をどう見せるか」——それはAppleの美学との綱引きだった。「機能は削るけど、満足は削っていないか?」製品哲学とUXとの“ズレ”に、ジレンマを感じ始めていた主人公を通して、製品開発に対するデザイン思考が担う役割を議論していきます。

アサイメント :
1. Appleはなぜ「垂直統合型」ビジネスモデルを選び続けているのか?その戦略的意味を再評価してください。
2. シンプルさの背後にある組織・意思決定構造の特徴と、他社との違いを整理してください
3. Appleのデザイン部門が経営に強く関与している構造的理由と、そのメリット・リスクを提案してください。その上で、今後のAppleの製品開発に対する提言を行なってください



●使用するケース
セッション4 (講師オリジナル)
ケース:Apple「シンプルの裏にある“複雑”を、どう設計するか」―Apple・UIデザイナー李ミンの疑問―

第5日(Day5)

10月11日(土) AM
セッション5 デザイン思考×サステイナビリティ
ケース:ZARA
「“速さ”だけでは語れない持続可能なSCM」―ZARA・リナ・グティエレスのジレンマ―

概 要 : 返品率が急増し、在庫廃棄の批判が高まる中、ZARAの高速サプライチェーンが“サステナビリティ”と矛盾していることに悩む。要因は、気候変動と原材料高騰の影響に直面。「速さは武器だ。でも、環境と倫理を無視していいのか?」企業内に起こる二律背反状態をどのように解決していけば良いのか。売上と持続性の両立に向けた議論を深めていきたいと思います。

アサイメント :
1. なぜZARAは“在庫を持たない”戦略を維持できるのか?サプライチェーン構造から分析してください
2. ZARAのUX(試着・店頭・アプリ連携)を通じた戦略を、デザイン思考を活用して「バリューチェーン再設計」として提案してください
3. 持続可能性と高速性を両立するために、ZARAは今後どのような組織・技術進化を必要としますか


●使用するケース
セッション5 (講師オリジナル)
ケース:「“速さ”だけでは語れない持続可能なSCM」―ZARA・リナ・グティエレスのジレンマ―

第6日(Day6)

10月11日(土) PM
セッション6 デザイン思考×UX(User Experience)
ケース:スターバックス
「“第三の場所”は、デジタルでも成立するか?」―Starbucks・山本理沙の決断―

概 要 : 「スタバの魅力は“居心地”なのに、アプリ注文でそれが消えてない?」アプリの利用率は急増しているが、スタッフからは「常連さんが減った」という声があがる。また、“カスタマイズ投稿”“お気に入りバリスタ通知”などの機能を盛り込んだ新アプリを試験導入。社内では「コストがかかりすぎる」と反発。さて、リアルとデジタルの融合をどのように検討していけば良いのかを議論していきます。

アサイメント :
1. デジタル上で「第三の場所」を体現するためのUX構築プロセスを再設計せよ。ただし、店舗リアルとデジタルの空間におけるそれぞれのカスタマージャーニーマップを作成し、比較しながら再設計をしてください
2. スターバックスの“店舗設計哲学”を、オンライン空間に置き換えたときの課題と打開策を論じてください
3. 2025年現在、スターバックスのアプリの課題と解決策を提案してください。ただし、デザイン思考の5ステップを活用したユーザー観察から解決策までのプロセスを提案には含めてください

●使用するケース
セッション6 (講師オリジナル)
ケース:スターバックス「“第三の場所”は、デジタルでも成立するか?」―Starbucks・山本理沙の決断―

第7日(Day7)

10月12日(日) AM
セッション7 デザイン思考×組織構造のリ・デザイン
ケース:富士通
「デザイン思考は大企業文化を変えられるか」―富士通・村井俊介の葛藤―

概 要 : 組織構造・企業文化のリ・デザインデザイン思考を積極的に導入した現場では「共感フェーズまでは楽しいが、結局、既存業務に戻ってしまう」という声が多い。エンジニアからは「ユーザー理解よりも納期だよ」と言われる。数値に表れづらい“気づき”や“共感”は、上層部にとっても説明しにくい。だが、現場の若手の中には、「ユーザーの声を聞いて開発したら、問い合わせ(クレーム)が減った」という手応えもあった。組織にデザイン思考を浸透させる難しさを理解しながら、組織構造のリ・デザインを議論します。

アサイメント :
1. なぜ大企業文化とデザイン思考は衝突しやすいのか?その構造的要因を分析してください
2. 富士通のHXD推進の取り組みが現場に根付かなかった要因と、その打開策を提案してください
3. デザイン思考が企業全体の価値創造に貢献するには、どのような“翻訳”と“仕組み”が必要ですか?特に昭和世代の
成功体験者の価値観に照らし合わせると、彼らが理解しやすい翻訳が必要です。その上で、組織構造のリ・デザイ
ンの仕組みを提案してください。

10月12日(日) PM
セッション8 デザイン思考を活用したプレゼンテーション(発表)


●使用するケース
セッション7 (講師オリジナル)
ケース:「デザイン思考は大企業文化を変えられるか」―富士通・村井俊介の葛藤―

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 20 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 70 %
予習レポート Preparation Report 25 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 5 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・1ケースあたり最低3時間の予習を行ってください。
・スーツ着用で授業に参加。
・事前レポート、毎授業のレポート、は必ず提出すること。レポート未提出は、評価対象外とします。
・参考文献は、サービス経営を深く理解するための資料です。
・レポートを印刷して授業に持参
・スマホ・PCの授業中の使用は、閲覧・ノートPCへのテザリング等、全て禁止とします。発見した場合には、厳正な対処をいたします。ただし、教員が指示した時のみ使用を許可します。
・AIの使用に関しては、ケースを深掘りするための使用や具体的なデータや資料閲覧のための使用に関しては、推奨します。ただし、ケースアサイメントに対する解をAIを活用して作成することは、禁止いたします。教員の活用する類似性・AI使用性検索にかけて、40%以上の類似性が見受けられる場合には、厳正な処分対象とします。また、web上のコンテンツのコピーが40%を超えた場合も同様とします。

教科書について
「SDGs時代の課題解決法インクルーシブデザイン」
1、2年生の時の授業で購入した学生はそれを使用してください。
持っていない学生は、授業初日(10/4)の授業開始前に教室で購入してください。1,980円になります。お釣りのないように。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 井坂智博「「SDGs時代の課題解決法インクルーシブデザイン」」日経BP(2019)978-4296104529

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

「イノベーションのジレンマ 増補改訂版: 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」
2001/7/1発行 翔泳社  クレイトン クリステンセン (著), 伊豆原 弓 (翻訳)
ISBN-13 978-4798100234

「はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ」
2018/9/25発行 翔泳社  加藤希尊(かとうみこと)(著)
ISBN-13 978-4798153759

「ビジネスモデル・キャンバス徹底攻略ガイド」
2020/9/17発行 翔泳社  今津 美樹(著)
SBN-13 978-4798167381

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

社会で必要な人間形成を主に置きながら、コミュニケーション能力や経営スキルを学ぶ機会としています。
受講生のレベルや理解度に応じて授業内容を柔軟に変更します。そのため、シラバス通りに進まないこともあります。
しかし、受講生からは「学生の立場に立った厳しい指導」と定評があります。
社会人に向けて、成長意欲の高い学生の参加を期待しています。
2022年、2023年、2024年とTeaching Awardを受賞しています。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

井坂智博  TOMOHIRO ISAKA
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ 代表取締役社長
学  位 : 2009年名古屋商科大学院GMP修了 M.B.A (経営学修士)
研究分野 : イノベーション。
職歴
リクルートで人材育成や組織の活性化、営業業務の標準化コンサルを経験し、1997年日本ではじめてのWEBマーケティング会社を起業。M&Aで売却後、国連東京支部の支部長や上場起業の役員を歴任。2012年から現職。
リードユーザ(障がい者や高齢者など生活に不便を感じている極端ユーザ)をインクルードした事業インクルーシブデザイン・ソリューションズを起業。新規事業開発、商品開発、人材育成などの企業コンサルをデザイン思考×インクルーシブデザインというメソッドで提供している。トヨタ自動車グループ、日東電工、三菱総研、野村総研、花王、JR東日本、キヤノン、JCB、日立、東京海上日動火災保険、NEC、セブン銀行、外資系企業などコンサルティング実績多数。

※名古屋商科大学大学院 「デザイン思考とイノベーション」講師
※日経BP課長塾「エンジニア版課長塾 視野を広げる「デザイン思考」
 「若手パワーアップ合宿 イノベーションを起こす技術」講師
※事業構想大学院 「地域創生×インクルシーブデザイン」講師
※日経ビジネスオンラインで「THE革新 イノベーションを産みだす観察」でデザイン思考を中心とする内容を連載
※ものつくり日本会議、ネイチャーテクノロジー研究会、日本ダイバーシティ推進協会インクルーシブデザイン研究会代表、千代田区・中央区みんなのユニバーサルデザイン代表幹事、他、ワークショップや講演活動で全国の地方自治体へ活動を拡大中
※著書「SDGs時代の課題解決法インクルーシブデザイン」日経BP社
   「法人営業バイブル」PHP社 共著

TOMOHIRO ISAKA
Inclusive Design Solutions Inc. President and Representative Director
Degree: 2009 Nagoya University of Commerce GMP Completion M.B.A (Master of Business Administration)
Research area: Innovation.
Employment history
In 1997, he started his first web marketing company in Japan, experienced human resources development, organization activation and recruitment standardization consultation. After selling at M & A, he served as a chief branch of the United Nations Tokyo branch and an official of the listed company. Current position from 2012.
Started business Includes Design Solutions Including lead users (extreme users who are inconvenient in life such as handicapped people and the elderly). We provide enterprise consulting such as new business development, product development, human resource development etc. as design thinking × method of inclusive design.
Toyota Motor Corporation Group, Nitto Denko, Mitsubishi Research Institute, Nomura Research Institute, Kao, JR East, Canon, JCB, Hitachi, Tokyo Marine & Nichido Fire Insurance, NEC, Seven Bank, foreign affiliated companies and many consulting results.

* Nagoya University of Commerce graduate school "Design thinking and Innovation" lecturer
* Nikkei BP Manager Division "Engineer Edition Chief Cram School Expands the View" Design Thinking "
"Technology for causing young power-up camp innovation" Lecturer
* Project plan Graduate school "Area creation × inclusive design" Instructor
* Nikkei Business Online "Observing the Innovation Innovation" Contents
* Manufacturing Nippon Meeting, Nature Technology Study Group, Japan Diversity Promotion Association Inclusive Design Study Group Representative, Chiyodaku · Minatoku Universal Design Representative Secretary, others, Workshops and lecture activities are expanding to local governments nationwide
*book "Corporate Sales Bible" co-authored by PHP







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