シラバス Syllabus

授業名 日本語による自己表現
Course Title Effective Self-Expression in Japanese
担当教員 Instructor Name 梅木 陽子(Yoko Umeki)
コード Couse Code NUC294_N22B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2022 UG Nisshin Fall Intensive

授業の概要 Course Overview

「開拓魂」を抱いて国際社会に出ようとするとき、日本語は大きな武器になります。相互理解を深めるため、日本語を使って自分自身を表現し、他の人の表現も受け止めることが私たちに期待されています。
大学生にとって最大の自己表現は「書く」ことです。授業のコメントを「書く」、メールを「書く」、レポートを「書く」、卒業論文を「書く」、エントリーシートで自己PRを「書く」等が挙げられます。この講義では「自分の考えを書く」ことに注目し、どんな書き方をすれば伝わるのか、相手にとってわかりやすい文章を書くためにどこに注意を向ければいいのかを学びます。そして、実践練習を通じて、伝わりやすい日本語の文章の書き方を身につけます。
この講義を受けると、次のことができるようになります。
<知識領域>
・わかりやすい文の構造について説明できる。
・レポートの骨組みに必要な情報が何か説明できる。
・引用のルールを説明できる。
<態度・習慣領域>
・諸活動を通じて、クラスメイトと協調することができる。
<技能領域>
・意見と事実を区別することができる。
・データベースから信頼性の高い情報を集めることができる。
・段落に中心文と指示文を盛り込んだ文章を作成できる。
・ルールにのっとって参考資料をまとめることができる。

With “Frontier Spirit” in mind, the Japanese language is a powerful tool when we go into the international community. We are expected to use it to express ourselves and to accept the expressions of others for mutual understanding.
This course is designed for NUCB students to improve writing skills in the Japanese language and to succeed in your daily life.
“Writing” is the greatest part of self-expression for students. Putting comments for classes, sending e-mails, submitting academic papers, preparing resume for jobhunting are just a few examples.
The class will focus on "writing your thoughts". Students will learn how you can make yourselves understood in writings, and where they should pay attention to in order to write sentences that are easy for others to understand. Through participating various online activities, students are expected to become a good writer.
After taking this course, students will be able to do the followings;

・To explain the structure of an easy-to-understand sentence.
・To explain what is necessary for the outline of an academic paper.
・To explain the rules of citation.

・To cooperate with classmates through participating in various online activities.

・To distinguish between opinions and facts.
・To gather reliable information from databases.
・To write sentences that include topic sentences and support sentences in paragraphs
・To put reference materials according to the citation guidelines.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・「書く力」→何らかの資料を引用して、自分の経験や考えが説得力をもって書けるようになります。
・「受け止める力」→クラスメイトの表現や視点を受け入れられるようになります。また、他の人の話を聞いたり、だれかが書いたものを読んで、分析できるようになります。

・Writing skills → Enables you to write your experience and opinions by including and quoting some references to be able to persuade others. 
・Capacity for accepting other people → Enables you to accept your classmates’ self-expressions and point of views. Also, it enables you to analyse and understand when listening to speeches / reading what someone else has written.   

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 60 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 40 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・1週(2コマ)あたり4時間の授業外学習が必要です。
・「ワークシート」、「指定された文章の要約・テキスト分析」、「文章作成」等を毎週課します。提出された課題は、クラスメイトからフィードバックを受ける場合と、教師の添削を受ける場合とがあります。
・課題の目的を達成し、よく書けている文章は講義時間内、またはGoogle Classroomでクラス全体に紹介します。
・中央情報センター(図書館)で資料を検索する場合があります。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

***受講生のニーズと文章作成の習熟度、クラス規模、クラスの実施形態によって、クラスの到達目標を変更しない範囲内で、取り上げる話題や教材の提示順を変更する場合があります。***

アイスブレイク、電子メールによるコミュニケーションの工夫。100字の文章作成。

第2日(Day2)

言語要素と非言語要素の区別。非言語要素の重要性。文体の使い分け。200字の文章作成。

第3日(Day3)

読解練習。400字の文章作成。題材はクラスで指示します。

第4日(Day4)

600字の文章作成。題材はクラスで指示します。接続詞と文末表現の使い分けを学びます。

第5日(Day5)

2000字の文章作成。題材はクラスで指示します。演繹的な文章と帰納的な文章の区別を学びます。

第6日(Day6)

2000字の文章推敲。

第7日(Day7)

グループでの文章発表。ピア・フィードバックを行います。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 10 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 40 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

最終レポートの評価割合40%とは、レポート完成に至るまでの過程(小さい課題の提出状況)、およびレポートの完成度の両面から評価したものです。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 特定の図書を使用しません。「文章作成の教材を配付します。」*(*)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

小笠原喜康(2018)『最新版・大学生のためのレポート・論文術』講談社
苅谷剛彦(2012)『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』講談社
桑田てるみ(2015)『学生のレポート・論文作成トレーニング 改訂版: スキルを学ぶ21のワーク』実教出版
後藤芳文・伊藤史織・登本洋子(2014)『学びの技(YOUNG ADULT ACADEMIC SERIES)』玉川大学出版部
佐藤綾子(1995)『自分をどう表現するか』講談社
二通信子・門倉正美・佐藤広子(2012)『日本語力をつける文章読本: 知的探検の新書30冊 』東京大学出版会

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

2021年度 TERM3は対面で講義を実施しました。緊急事態宣言下でグループワークの進め方についてとまどいがありましたが、受講生の協力のもと大きなトラブルがなく進みました。提出した作文について私がつけたコメントを肯定的に受け止めてくれた反応があり、うれしく感じました。教師と学生との間、そして学生同士のコミュニケーションが深まるような工夫を多く取り入れたいと考えています。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

南山大学大学院 修士(日本語教育)

MA in Japanese Language Education, Nanzan University

Refereed Articles

  • (2008) The Past, The Present and The Future of Female Language in Japanese. Japanese Language Teaching in Asia- Pacific Region 1
  • (2008) Setting the Class Goal for Students' Future. Japanese Language Teaching in Asia- Pacific Region 1






ページ上部へ戻る