シラバス Syllabus

授業名 南アジア社会論
Course Title South Asian Society
担当教員 Instructor Name 茶谷 智之(Tomoyuki Chaya)
コード Couse Code NUC292_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 共通専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Fall Intensive

授業の概要 Course Overview

本科目では南アジア社会の諸問題について討論を行う。そこで育まれる異なる考え方の人びとと関わる力は、アジアと世界をつなぐリーダーとなる上での基礎の一つとなる。
本科目では、グローバル化や経済発展に伴う南アジアの社会変動について、政治、経済、教育、文化などの観点から総合的に学ぶ。授業では写真や映像を活用しながら南アジア地域を理解することを通して、グローバル化や経済発展、デモクラシーといった事象についても多角的な視点から捉えられるようになることを目指す。
本科目を学ぶことによって、学生は南アジア社会に関する基礎知識を説明できるようになる。またそれらの知識をもとに南アジア社会に関する諸問題に対して積極的に意見を述べることができるようになる。

This course is designed to discuss issues in South Asia. The ability to engage with people of different perspectives will be one of the foundations for becoming a leader who can connect Asia with the world.
South Asia has been changing drastically through globalization and economic development. This course is designed to provide a comprehensive understanding of these social changes in South Asia from the perspective of politics, economy, education, culture, and so on. Students aim to acquire various perspectives on globalization, economic development, democracy by discussing issues in South Asia.
Students will explain South Asia's basic knowledge and use it to express their opinions on issues in South Asia.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本科目では、南アジア社会に関する学びを通して、主に多様性への気づきや異なる立場の人びとと関わる力の向上を目指す(LG2・LG7)。また、講義内で示した事例の分析を通してクリティカルシンキング能力(LG1)、グループ討議を通して倫理的な意思決定(LG3)やコミュニケーション能力(LG4)を培う。

This course helps students to improve diversity awareness mainly (LG2 & LG7). Students have opportunities to develop critical thinking skills (LG1) through case methods. Also, students will be able to enhance ethical decision-making skills (LG3) and communication skills (LG4) through group discussions by the end of the course.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 10 人や国の不平等をなくそう(Reduced Inequality)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 10 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

当日のテーマに関して、2時間程度の予習を必要とする。具体的には、教科書の関連部分を熟読し、わからない専門用語を調べた上で講義に参加することが求められる。課題に対しては、講義内で適宜フィードバックを行う。中央情報センター(図書館)には参考図書が所蔵されているため、積極的な使用を推奨する。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

テーマ:南アジアを捉える視点
第1回 オリエンテーション
第2回 地理
1日目は、まず本授業の概要を説明する。それを通して南アジアを捉える視点の変化について学ぶ。次に、南アジアの自然環境、人口、地域間格差、環境問題などについて理解を深める。

第2日(Day2)

テーマ:植民地支配
第3回 歴史
第4回 宗教
2日目は、民族・宗教・言語・カーストなどの多様な属性の人びとがともに暮らしてきた歴史を植民地支配との関連で学ぶ。

第3日(Day3)

テーマ:デモクラシー
第5回 政治
第6回 社会運動
3日目は、世界最大の民主主義国家として有名なインドを中心に、多様な経路で声をあげる人びとの様相について学ぶ。

●使用するケース
「固有識別番号カード」

第4日(Day4)

テーマ:経済発展
第7回 経済
第8回 産業
4日目は、グローバル経済と密接につながる南アジアの経済・産業について学び、経済発展の様相について理解を深める。

第5日(Day5)

テーマ:多様性
第9回 社会
第10回 文化
5日目は、多種多様な人やモノが混在する南アジア社会の暮らしについて学ぶ。具体的には、カーストや親族など南アジア社会に影響を与える仕組みを概説するとともに、結婚、食文化、ボリウッド映画などについても学ぶ。

第6日(Day6)

テーマ:グローバル化と人びと
第11回 ジェンダー
第12回 教育
6日目は、ジェンダー、教育という切り口から南アジアに生きる人びとの理解を深める。とくにグローバル化の影響を受けた代理出産、教育熱などのトピックについても紹介する。

第7日(Day7)

テーマ:南アジア地域とは?
第13回 連環地域・世界
第14回 南アジアと日本 
7日目は、これまで学んだ南アジア地域を、別の「地域」とのつながりから捉えなおす。ヒマラヤ地域やムスリム・ネットワーク、日本とのつながりを学び、南アジア地域の理解を深める。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 40 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

講義内の個別ワーク、グループワークへの参加度、貢献度、挙手発言を高く評価する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 石坂晋哉・宇根義己・舟橋健太 編「ようこそ南アジア世界へ 」昭和堂(2020)9784812219188

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

『南アジア社会を学ぶ人のために』、田中雅一・田辺明生編、世界思想社、2010年、ISBN: 9784790714903
『南アジアの歴史:複合的社会の歴史と文化』、内藤雅雄・中村平治編著、有斐閣、2016年、ISBN: 9784641122918
『インド文化事典』、インド文化事典編集委員会編、丸善出版、2018年、ISBN: 9784621302354
『依存からひろがる人生機会ーインド・スラム地域の人間開発と「子育ての民主化」』、茶谷智之著、春風社、2020年、ISBN: 9784861106774

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

グループ討議の機会を増やす。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学歴:
京都大学 修士(地域研究)
京都大学 博士(地域研究)

研究分野: インドの教育と福祉

Education:
M.A. in Area Studies, Kyoto University
Ph.D. in Area Studies, Kyoto University

Research Areas: Education and Social Welfare in India







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