シラバス Syllabus

授業名 総合政策入門
Course Title Introduction to Policy and Administration
担当教員 Instructor Name 柴山 政明(Masaaki Shibayama)
コード Couse Code NUC285_N24B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Term4

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

 本講義では、ディープ・アクティブラーニング(授業内で得た知識をケースで再構築し深い理解につなげる)を通じて「総合政策」に関する基礎的知見と関連する思考手法、事業化モデルを修得するとともに、アントレプレナーシップの理解を促していく。
 こうした学習を通じて、本学のMission Statementに掲げられた「フロンティア・スピリット」を養っていく。
 In this class, students will acquire basic knowledge of Policy and Administration, related thinking methods, and commercialization models through Deep Active Learning, and will be encouraged to understand entrepreneurship.
 Through such learning, students will cultivate the "Frontier Spirit" stated in the NUCB Mission Statement.

授業の目的(意義) / Importance of this course

 下記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行う。
 本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められる
 We will conduct class discussions using case studies in order to achieve the learning goals.
 The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.

到達目標 / Achievement Goal

 最終的には、本科目の履修者が、総合政策学及び思考手法、事業化モデルを学び、総合政策の立案能力を高め、実践能力を修得することを目指す。

 Finally, Students learn Policy and Administration studies and commercialization models and thinking methods, improve ability to their Policy and Administration formation capacity, and acquire practical skills.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・総合政策に関する基礎的知見
・総合政策を実現するために必要な思考手法、事業化モデル
・ケースの読解力・分析力・プランニング力
・積極的に授業に参加・プレゼンテーション(提案)する力

・Basic Knowledge of Policy and Administration
・Thinking methods, and Commercialization models
・Ability to read,analyze and planning a Case
・Ability be proactive in Class

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 60 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

 ディープ・アクティブラーニング型の授業であり、特に、名古屋商科大学が重点的に取り組んでいる「ケース・メソッド」の入門科目という性質も有している。
 事前学修は、予習課題(事前レポート等)にしっかりと取り組まれたい。特にケースの場合、背景となっている様々な社会環境の変化や住民ニーズなど関連情報の把握に努め、実現性の高いプラン(総合政策)を立案していただきたい。
 事後学修は、他の受講生の発言、提案等の理解に努めた上で、自らの提案との比較を通じて、能力の更なる向上につなげていただきたい。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

オリエンテーション
総合政策の概要理解
総合政策の具体的ケース紹介(愛知県の事例)

●使用するケース
なし

第2日(Day2)

総合政策の実践ツール(共創実践シート※)の修得
 ※ 柴山開発

●使用するケース
なし

第3日(Day3)

総合政策関連の思考方法、事業化モデルの理解
(リーンスタートアップ、エフェクチュエーション、デザイン思考)

●使用するケース
なし

第4日(Day4)

『共創実践シート』を活用した総合政策の実施(ケースメソッド)

●使用するケース
住みよい高齢社会の実現(仮題)※
※ 事前にケースを配付します。

第5日(Day5)

『共創実践シート』を活用した総合政策の実施(ケースメソッド)

●使用するケース
新しいモビリティ社会の実現(仮題)※
※ 事前にケースを配付します。

第6日(Day6)

『共創実践シート』を活用した総合政策の実施(ケースメソッド)

●使用するケース
イノベーション創出都市の形成(仮題)※
※ 事前にケースを配付します。

第7日(Day7)

まとめ・期末試験対策

●使用するケース
なし

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・予習レポートは、授業に積極的に参加するためのもの。各自作成の予習レポートをもって、クラス討論に参加、提案していく。なお、必要に応じて、予習レポートの提出を求めることも想定。
・講義内では、自身の作成した予習レポートに基づく提案等で挙手発言を求め、これが成績評価の重要な要素となる。
・期末試験は、事前に出題範囲・テーマを発表する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 加賀見一彰「総合政策学入門」ミネルヴァ書房(2023)978-4-623-09609-1

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

毎回の講義で、関連する参考文献・資料を紹介する。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

『共創実践シート』の活用による総合政策の実践力の獲得に重きを置く考え。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

名古屋大学ディープテックシリアルイノベーションセンター客員教授
愛知県経済産業局顧問
MBA(AACSB,AMBA国際認証)
中小企業診断士
宅地建物取引士

Visiting Professor,Nagoya University Deep Tech Serial Innovation Center
Executive Director,Bureau of Economy and industry Aichi Prefectural Government
MBA
SME Management Consultant
Real estate transaction specialist

(実務経験 Work experience)

【愛知県庁の職務経験】
昭和61年 4月 愛知県庁 入庁
昭和61年  4月  企画政策部門(企画課、交通対策課、高度情報化推進室など)
平成11年  4月  総務部門(財政課、法務文書課、知事公室、自治研修所など)
平成26年  4月  産業振興部門(産業振興課、中小企業金融課、スタートアップ推進課など)
令和 2年  4月  経済産業局 スタートアップ推進監
令和 4年  4月  経済産業局 革新事業創造部 部長
令和 5年  4月  経済産業推進監(局長級)
令和 6年  4月  経済産業局顧問







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