授業名 | 経営学入門 2 |
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Course Title | Introduction to Management 2 |
担当教員 Instructor Name | 柳田 浩孝(Hirotaka Yanada) |
コード Couse Code | NUC265_N25B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2025 UG Nisshin Term4 |
授業の概要 Course Overview
Mission Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
本学のミッションは、”フロンティアスピリット”を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識を創出することである。
本講座では、企業経営の本質について習得することを通じ経営学の基礎を理解するとともに、ヒトがビジネス界や社会で活躍することの意義についても思考を巡らせる。
本講座では、企業経営の本質について習得することを通じ経営学の基礎を理解するとともに、ヒトがビジネス界や社会で活躍することの意義についても思考を巡らせる。
Our school's mission is to develop innovative and ethical leaders with a "frontier spirit" and to create knowledge that will bring about development in the business world and society. In this course, our students will learn about the basics of business administration through learning about the essence of corporate management, and will also consider the significance of people playing an active role in the business world and society.
授業の目的(意義) / Importance of this course
経営学入門の目的は、”フロンティアスピリット”の礎となる企業経営について一定の明確なイメージをもつとともに、経営学のさまざまな専門分野への展開に向けた基盤を固めることである。本講座では、企業経営としてのマネジメントの理解をもとに応用や変化から派生される経営学のさまざまな掘り下げに触れ、関心を広げる。
The purpose of this introductory course in business administration is to have a clear image of corporate management, which is the foundation of the "frontier spirit," and to solidify the foundation for branching out into various specialized fields of business administration. In this course, our students will broaden their interests by exploring various aspects of business administration that are derived from applications and changes based on an understanding of management as corporate management.
到達目標 / Achievement Goal
企業経営を理解するためのさまざまな切り口(財務、起業、M&A、データ分析など)から経営学の裾野の広さを知る。これに伴い、企業経営がいかにチャレンジングでやりがいある取り組みであること、そしてそれを対象とする経営学も、底が深くダイナミックに変転して関心の絶えることがない面白い学問であることに気づくことができる。
Our students learn about the breadth of business administration from various perspectives (finance, entrepreneurship, M&A, data analysis, etc.) for understanding corporate management. As a result, they will realize how challenging and rewarding corporate management is, and how business administration, which is the subject of this, is an interesting field of academics that is deep, dynamically changing, and never ceases to interest.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
企業経営に関する諸問題を理解できる知識、及び実際の企業活動を論評する能力
Knowledge to understand various issues related to corporate management, and the ability to comment on actual corporate behavior
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 50 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
●学習(予習復習等)には、教科書とケースをベースに予習と復習を3時間ずつ行うのが望ましい。
●学習方法やレポートについて講義中に説明するほか、必要に応じて、提出されたレポートの中から重要とみられるポイントを採り上げ、適宜講義でフィードバックします。
●学習方法やレポートについて講義中に説明するほか、必要に応じて、提出されたレポートの中から重要とみられるポイントを採り上げ、適宜講義でフィードバックします。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
・オリエンテーション授業の進め方、教科書、参考文献、成績の評価基準などについて説明します。
・スタートアップと中小企業(1)
スタートアップ(新興企業)の立ち上げと成長戦略、中小企業特有の戦略と課題など事例をもとに学びます。
第2日(Day2)
・スタートアップと中小企業(2)同上
●使用するケース
自作ケース(株式会社 日本農業)第3日(Day3)
・事業承継とM&A事業承継の重要性とM&Aの基本概念から始め、M&Aの進め方や買収後にどんな効果が得られるのかなど、幅広い視点から実践的な事例も含め理解を深めます。
第4日(Day4)
・財務管理の基礎(1)財務諸表の読み方と資金管理の基本を学び、経営分析を行ったうえで企業の財務健全性を評価します。
第5日(Day5)
・財務管理の基礎(2)同上
●使用するケース
自作ケース(カフェ業界の財務比較)第6日(Day6)
・データ分析の基礎と意思決定データ収集と基本的な分析手法を学び、経営判断に活用する方法を理解します。
[分析演習]
データの関係を探る演習を通して、分析に基づく意思決定により経営判断の質を向上させるプロセスを経験します(Excel活用)。
第7日(Day7)
・まとめ 〔経営学の最新トレンド、未来展望など〕●使用するケース
自作ケース(富士重工業株式会社)成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 50 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 50 % |
予習レポート Preparation Report | 10 % |
小テスト Quizzes / Tests | 10 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 30 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
定期試験 Final Exam
あり評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
ケース時のみならず、講義中いつでも積極的な挙手・発言を奨励します。教科書 Textbook
- 加護野忠男・吉村典久(編著)「1からの経営学(第3版)」中央経済社(2021)9784502375217
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
[1]加藤雅敏「スタートアップの経済学」、有斐閣(2022)、ISBN:9784641166011
[2]小倉昌男「小倉昌男 経営学」、日経BP(1999)、ISBN:9784822241568
[3]アニス・ウッザマン「スタートアップ・バイブル」、講談社(2013)、ISBN:9784062186537
[4]山本貴之「M&Aアドバイザー 企業買収と事業継承の舞台裏」、
エネルギーフォーラム新書(2017)、ISBN:9784885554889
[5]國貞 克則「【新版】財務3表一体理解法」、朝日新書(2021)、ISBN:9784022951120
[6]三好大悟/竪田洋資監修「統計学の基礎から学ぶ Excelデータ分析の全知識」、
インプレス(2021)、ISBN:9784295011088
[2]小倉昌男「小倉昌男 経営学」、日経BP(1999)、ISBN:9784822241568
[3]アニス・ウッザマン「スタートアップ・バイブル」、講談社(2013)、ISBN:9784062186537
[4]山本貴之「M&Aアドバイザー 企業買収と事業継承の舞台裏」、
エネルギーフォーラム新書(2017)、ISBN:9784885554889
[5]國貞 克則「【新版】財務3表一体理解法」、朝日新書(2021)、ISBN:9784022951120
[6]三好大悟/竪田洋資監修「統計学の基礎から学ぶ Excelデータ分析の全知識」、
インプレス(2021)、ISBN:9784295011088
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
初年度担当項目
最後まで関心を持って楽しく聴くことができる講義にするよう、工夫を凝らしていきます。
最後まで関心を持って楽しく聴くことができる講義にするよう、工夫を凝らしていきます。
担当教員のプロフィール About the Instructor
・研究分野 計量経済学、統計的因果推論、アントレプレナーシップ
・学歴 経営学博士(筑波大学)、同修士/MBA(神戸大学)
・資格 証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級技能士
・所属学会 経営情報学会、日本社会関連会計学会、組織学会
・学歴 経営学博士(筑波大学)、同修士/MBA(神戸大学)
・資格 証券アナリスト、ファイナンシャルプランナー1級技能士
・所属学会 経営情報学会、日本社会関連会計学会、組織学会
(実務経験 Work experience)
三菱UFJ銀行では法人営業部門に所属し、営業店において中堅中小企業を対象に貸出推進や与信管理回収、また融資部署では審査や企業再生支援など与信判断の業務に従事する。その後、農林水産省(大臣官房検査・監察部)に転じ、農林中金、全農や各地方の農協など本省が所管する系統機関を対象とする検査業務で市場リスク・信用リスクを検証した他、データ分析による検査対象者の分類など、検査業務におけるデータドリブンな(データ駆動型)アプローチの試行にも取り組んできた。
主な職歴:
1988~2020 株式会社三菱UFJ銀行(旧 株式会社三菱銀行)
2020~2025 農林水産省
主な職歴:
1988~2020 株式会社三菱UFJ銀行(旧 株式会社三菱銀行)
2020~2025 農林水産省