シラバス Syllabus

授業名 国際ボランティア論
Course Title International Volunteering
担当教員 Instructor Name 茶谷 智之(Tomoyuki Chaya)
コード Couse Code NUC247_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term2

授業の概要 Course Overview

本科目では国際ボランティア活動について討論を行う。そこで育まれる異なる考え方の人びとと関わる力は、アジアと世界をつなぐリーダーとなる上で基礎の一つとなる。
本科目は、国際ボランティア活動に関する基本概念や具体的な実践を理解することを通して、グローバル人材になる上で必要な考え方や姿勢を学ぶ。各講義スケジュールの前半部分では、テーマに沿って基本的な知識の習得に重点を置いた授業を行う。後半部分では、テーマに沿った課題に関して個別ワーク、グループ討議、プレゼンテーションの機会を用意するので、学生の積極的な参加及び貢献が求められる。本科目は、主に多様性への気づきや異なる立場の人々と関わる力の向上を目指すものであり、国際ボランティア活動に参加予定の学生のみならず、グローバル社会での活躍を目指す学生を対象とした科目である。
本科目を学ぶことで、学生は国際ボランティア活動の基礎知識を説明できるようになる。またそれらの知識をもとに国際ボランティア活動をめぐる課題に対して積極的に意見を述べることができるようになる。

This course is designed to discuss international volunteering. The ability to engage with people of different perspectives will be one of the foundations for becoming a leader who can connect Asia with the world.
This course is designed to provide an understanding of the basic concepts and practices of volunteering overseas. Students learn an idea and attitude to become personnel that can work around the world. The first half of the lecture schedule focuses on acquiring necessary knowledge based on the theme. And the second half requires students to actively engage in individual assignments, group discussions, and presentations. This course targets students who plan to go volunteering overseas and students who want to work worldwide. At the end of this course, they will be able to promote diversity awareness mainly.
Students will explain the basic knowledge of international volunteering and use it to express their opinions on international volunteering issues.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本科目では、国際ボランティア活動に関する学びを通して、主に多様性への気づきや異なる立場の人々と関わる力の向上を目指す(LG2・LG7)。また、講義内で示した事例の分析を通してクリティカルシンキング能力(LG1)、グループ討議を通して倫理的な意思決定(LG3)やコミュニケーション能力(LG4)を培う。

This course helps students to improve diversity awareness mainly (LG2 & LG7). Students have opportunities to develop critical thinking skills (LG1) through case methods. Also, students will be able to enhance ethical decision-making skills (LG3) and communication skills (LG4) through group discussions by the end of the course.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 10 人や国の不平等をなくそう(Reduced Inequality)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 20 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

当日のテーマに関して、2時間程度の予習を必要とする。具体的には、教科書の関連部分を熟読し、わからない専門用語を調べた上で講義に参加することが求められる。課題に対しては、講義内で適宜フィードバックを行う。中央情報センター(図書館)には参考図書が所蔵されているため、積極的な使用を推奨する。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

テーマ:国際ボランティア活動とは何か?
第1回 オリエンテーション
本講義の目的、講義全体の流れ、授業の進め方、評価方法などの説明を行う。
第2回 国際ボランティア活動の基本
国際ボランティア活動の基本概念と関連分野との関わりについて学ぶ。

第2日(Day2)

テーマ:持続可能な開発目標(SDGs)と国際ボランティア活動
第3回 SDGsについて
SDGsの概要を学び、自らの関心とのつながりを検討する。
第4回 国際ボランティア活動の立案と検討
国際ボランティア活動を行いたい地域の選定や活動内容の立案、検討を行う。

第3日(Day3)

テーマ:国際ボランティア活動を支える仕組み
第5回 非政府組織
NGO、青年海外協力隊など国際ボランティアを支える仕組みについて学ぶ。
第6回 企業
国際ボランティア活動に関わる企業CSRについてグループ討議を行う。

第4日(Day4)

テーマ:国際ボランティア活動と安全
第7回 保健医療と国際ボランティア活動
途上国の保健医療問題と国際ボランティアの実践について学ぶ。
第8回 感染症
国際ボランティア活動を行いたい地域が抱える感染症の問題について調べ、ボランティア自身が健康・安全に活動するために必要な対策についてグループ討議を行う。

第5日(Day5)

テーマ:国際ボランティア活動と価値観
第9回 教育と国際ボランティア活動
途上国の教育開発と国際ボランティアの実践について学ぶ。
第10回 国際ボランティアと倫理
インドの貧困地域で活動するNGOの事例を題材として、国際ボランティアが直面するジレンマについてグループ討議を行う。

第6日(Day6)

テーマ:国際ボランティア活動とコミュニケーション
第11回 世界の貧困問題
貧困問題を捉える複数の視点について学ぶ。
第12回 国際ボランティアの立場
貧困を抱えて生きる人びとと関わる国際ボランティアの立場について、事例を用いながらグループ討議を行う。

第7日(Day7)

テーマ:国際ボランティア活動がめざすもの
第13回 ジェンダー
途上国で行われている開発支援とジェンダーの問題について学ぶ。
第14回 国際ボランティア活動をするということ
これまでの講義を踏まえて、国際ボランティア活動にどのような姿勢で取り組むのが良いのかについて考える。

●使用するケース
「ヌアー族の結婚」

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 50 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

講義に向けた予習、講義内の個別ワーク、グループワークへの参加度、貢献度、挙手発言を高く評価する。また最終レポートでは、講義で説明した事項をまとめたものではなく、講義やグループ討議を通して自身が考えたことを評価する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 内海成治 編「〔新版〕国際協力論を学ぶ人のために」世界思想社(2016)9784790716747

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

『国際ボランティア論-世界の人びとと出会い、学ぶ』、内海成治・中村安秀編著、ナカニシヤ出版、2011年、ISBN: 9784779504471
『国際ボランティアの世紀』、山田恒夫編著、放送大学教育振興会、2014年、ISBN: 9784595314865
『グローバリゼーションと暴力-マイノリティーの恐怖』、アルジュン・アパドゥライ著、藤倉達郎訳、世界思想社、2010年、ISBN: 9784790714552
『SDGsを学ぶー国際開発・国際協力入門』、高柳彰夫・ 大橋正明編、法律文化社、2018年、ISBN: 9784589039699

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

多くの学生が発言できる機会を確保するように配慮する。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学歴:
京都大学 修士(地域研究)
京都大学 博士(地域研究)

研究分野: インドの教育と福祉

Education:
M.A. in Area Studies, Kyoto University
Ph.D. in Area Studies, Kyoto University

Research Areas: Education and Social Welfare in India







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