シラバス Syllabus

授業名 第4次産業革命時代のキャリアデザイン
Course Title Career Design in the Fourth Industrial Revolution Era
担当教員 Instructor Name 小野 裕二(Yuji Ono)
コード Couse Code NUC245_N24B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

<授業の留意事項>
毎回の授業で,「ケースを使ったディスカッション形式の授業(ケースメソッド方式)」を採用します(ケースメソッド100%)。
毎回の授業で,「予習レポートの提出が必須」となります。

<授業とNUCBのMission Statementとの関わり>
Mission Statementとは,組織の使命・方針を明文化したものです。本学が掲げているMission Statementの骨子は,「フロンティア・スピリットを持ったビジネス・リーダーの育成」であります。ビジネス・リーダーとして活躍していく上で,必要不可欠な知識,スキル,態度を磨いていくために,この授業が設けられています。この授業は,商学部の教育課程において中級科目に位置付けられます。
<Points to Note>
This course adopts a case-based discussion (case method) in every session. Submission of preparation report is required in each class. The application of the "F grade (evaluation) + re-submit-report (re-examination)" rule is excluded.

<Linkage between this course and the NUCB’s mission statement>
A mission statement is a written declaration of an organization's role and principle. The key point of NUCB's mission statement is to develop business leaders with ‘Frontier Spirit’. This course is designed to enhance the indispensable knowledge, skill, and attitude to succeed as a business leader.

授業の目的(意義) / Importance of this course

<授業の概要・意義>
第4次産業革命の技術革新(AI,ビッグデータ,IoT,ロボット)が,社会を大きく変革しようとしています。毎回の授業では,最前線で活躍する人材をゲストスピーカーに招き,変革のあるべき姿や求められる人材像について幅広く議論していきます。
原則として講演中の入退室は認めません(遅刻厳禁)。公欠の場合,事前の予習レポートは,期限前であれば受け取りますが,授業への貢献度は評価されません。
<Course Overview>
Technological innovation of the Fourth Industrial Revolution (AI, Big Data, IoT, Robot) is about to revolutionize society.
In each session, we invite guest speaker who are active on the front lines of business, and we discuss about the ideal form of industrial revolution and the desired human resources.

到達目標 / Achievement Goal

この授業に参加する学生は,第4次産業革命時代において,ビジネス・リーダーとして活躍していく上で,必要不可欠な知識,スキル,態度を培うことが可能である(ラーニングゴール(LG1〜LG5に即したものである)。
(1)知識:第4次産業革命,多様な業界やビジネスモデル,キャリアに関わる知識について説明することができる。
(2)スキル:第4次産業革命に関わる技術を活用することができる。知識を活用して新しいビジネスを創造的に思考し,提案することができる。第4次産業革命が進行する中で,自分自身の今後のキャリアについて,広い視野でもって多方面から様々な方向性を探り,自らの手で主体的に具体的に構想・設計することができる。
(3)態度:第4次産業革命が進行する中で,今後,目指すキャリア(職業生涯・職務経歴)に向かってアクションを起こしていく姿勢がある。第4次産業革命が進行する中で,プロアクティブに(先を読んで動き),新たな領域に挑戦する姿勢がある。

Students participating in this course will have the opportunity to cultivate essential knowledge, skills, and attitudes necessary for success as business leaders in the Fourth Industrial Revolution era(aligned with learning goals LG1 to LG5).
(1)Knowledge: Students will be able to explain concepts related to the Fourth Industrial Revolution, various industries and business models, as well as knowledge pertinent to careers.
(2)Skills: Students will be able to utilize technologies relevant to the Fourth Industrial Revolution. They will demonstrate the ability to creatively generate and propose new business ideas using their knowledge. As the Fourth Industrial Revolution progresses, students will explore various directions for their future careers from a broad perspective, and actively design and plan their own careers in concrete terms.
(3)Attitude: Students will demonstrate an attitude of taking action towards their desired career paths (professional life and job experiences) as the Fourth Industrial Revolution progresses. They will exhibit a proactive approach, anticipating future trends, and embracing challenges in new domains.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

この授業に参加する学生は,「フロンティア・スピリット(開拓者魂)」を身につけ,以下の力を培うことが可能である(本学のディプロマ・ポリシーに即したものである)。
・多様な問題解決が行える論理的思考力を有する。
・地域、産業、世代、性別等を含めた多様性の重要性を理解している。
・倫理的・社会的な意思決定の重要性を理解している。
・論理的かつ明瞭に内容を伝え、記述することができる。
・マーケティングに関わる課題を発見し解決する実践的な能力を有する。
・財務に関わる課題を発見し解決する実践的な能力を有する。

Students participating in this course will be able to develop the following knowledge, skills, and attitudes in alignment with NUCB's diploma policy.
・Possess logical thinking skills capable of solving diverse problems.
・Understand the importance of diversity, including regional, industrial, generational, and gender diversity.
・Understand the importance of ethical and social decision-making.
・Ability to logically and clearly convey and describe content.
・Practical ability to identify and solve challenges related to marketing.
・Practical ability to identify and solve challenges related to finance.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 80 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

<事前学修と事後学修の内容>
ケースに付随して設定される事前課題に対する自分なりの解答をまとめる形で予習を行ってください。毎回の事前課題には必ず,「あなたならどうする?(WWYD?=What would you do?)」という問いが設定されています。そこに向き合う姿勢・態度が求められます。1ケースに対して必要な自学自習(予習)の時間は,3時間(180分)程度です。1ケースに対して必要な自学自習(復習)の時間は,1時間(60分)程度です。
毎回の授業に出席して,ディスカッションに参加して授業に貢献することが求められます。
中央情報センター(図書館)には参考図書・資料が所蔵されているため,オンラインのデータベースの検索も含めて,積極的に活用してください。
また,普段の生活場面で接している様々なマーケティング活動を授業内容と照らし合わせながら見つめ直すような習慣を身に付けることも大切です。

<レポート(フィードバック方法含む)>
ケースの事前課題に対する自分の解答をまとめた予習レポートが課されます(オンラインで受領します)。
毎回のケース・ディスカッションからの学びをまとめた最終レポートが課されます(オンラインで受領します)。
提出されたレポートについては,フィードバック・コメントを送ります(フィードバックはGoogleClassroomにコメントを付けるか,メールにてご案内するか,いずれかの方法をとります。)。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

授業の全体像の説明,基礎知識の確認を行います。その上で学生自身がケースの主人公の立場に立って,自分が携わる業界で第4次産業革命が進行している中,自分が仕事をしていく上で,どのような知識(Knowledge),スキル(Skill),態度(Attitude)が求められているのか?についてディスカッションを行います。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「名商大生の悩み 2022」

第2日(Day2)

株式会社Acompanyの佐藤様を講師としてお迎えします。佐藤様はAIを活用したコンサルの仕事に従事するAIの専門家です。授業では,AIの特徴,特にITとの違いについて整理した上で,AIはどのような業務で活用されうるのか,AIなどの新しいテクノロジーが今後も生まれていく中で, 自分のキャリアには何が重要かについて議論していきます。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「株式会社Acompany 2022」

第3日(Day3)

大塚商会の中山様を講師としてお迎えします。中山様はIT業界の最前線でご活躍されておられます。授業では,身の回りにあるIOTについて発表したり,まだこの世にないIOTを発明してビジネスを想像してみたり,インダストリー4.0時代における自分なりの職業像について議論していきます。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「大塚商会 2022」

第4日(Day4)

Shimon Designの金子 ヴァンダイク 房代さん様を講師としてお迎えします。金子様はデジタルマーケティング,デザイン,ブランディングのコンサルとして最前線でご活躍されておられます。授業では,今後の中部国際空港のあるべき姿を念頭に置き,空港ビジネスにとって最も有効的な施策をインダストリー4.0を踏まえて議論していきます。AI、IOTを活用した中部国際空港の今後のあり方を展望します。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「中部国際空港 2022」

第5日(Day5)

中部電力の佐藤 芳郎様を講師としてお迎えします。佐藤様は長年金融業界に所属し,バンカーとしてご活躍されておられます。金融の専門家です。現在は,中部電力に所属してご活躍されておられます。授業では,(1)決済サービス事業で,銀行がLINEペイに勝てないといわれる理由は何か?(2)銀行デジタル化において銀行が活かせる強み(他業態プレイヤーが持ち合わせていないもの)とは何か?(3)これからのデジタル社会において,銀行がとるべきビジネスモデルとは?,等々の問題について議論していきます。併せて,金融業界で第4次産業革命が進行する中,仕事をする上で求められる知識,スキル,態度についても議論していきます。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「三菱UFJ銀行 2022」

第6日(Day6)

ウェルタクト リサーチアンドテクノロジー(株)の星 剛史様を講師としてお迎えします。星様は長年医療業界に所属し,医療コンサルトしてご活躍されておられます。授業では,(1)医療とヘルスケア業界にはどのような組織があり,どのような職種があるのか?(2)未来の病院のあるべき姿や,未来の健康管理のあり方について提案してください,等々の問題について議論していきます。併せて,医療業界で第4次産業革命が進行する中,仕事をする上で求められる知識,スキル,態度についても議論していきます。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「ウェルタクト リサーチアンドテクノロジー(株)2022」

第7日(Day7)

マーケティング・コンサルタントの岡田 保久様を講師としてお迎えします。岡田様は長年小売業界に所属したのち,中小企業診断士のマーケティング・コンサルトしてご活躍されておられます。授業では,(1)百貨店の強みは何か?(2)インダストリー4.0 時代の百貨店は今後どのような方法で時代に対応していけばよいのか?,等々の問題について議論していきます。併せて,流通業界で第4次産業革命が進行する中,仕事をする上で求められる知識,スキル,態度についても議論していきます。

●使用するケース
NUCBオリジナルケース「百貨店業界 2022」

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 60 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 60 %
予習レポート Preparation Report 40 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

◆ 出欠について
授業開始後,直ちに出欠確認を行います(遅刻厳禁)。
原則として,講演中の入退室は認められません。
公欠の場合,事前の予習レポートは締切に間に合えば受領しますが,授業への貢献度は評価されません。

◆ 毎回の予習レポートについて
(1)内容
ケース・クエスチョン(事前課題・アサイメント)に対する自分なりの解答をまとめたもの。
(2)提出期限
授業の前日。
(3)提出場所
Googleフォームでの提出。

◆ ディスカッションの際の発言のあり方
・自発的な発言で授業を創造していきましょう。発言によって,自身の思考プロセスを他の参加者に言語で表現しましょう(ケースメソッドの討議は互いの思考プロセスを観察学習している状態ともいえます)。
・端的に,結論ファーストで,ロジカルに質問や意見を出しましょう。。
・重複した意見の繰り返しは,避けましょう。
・自分ならどうするか・どう考えるかを念頭において,質問や意見を出しましょう。
・教員に向かって話しをするというよりは,教室全体に(受講生全員に)向かって語るようにしましょう。
・議論を拡げたり,深めたりために,前の発言と関連性のある発言(発言を踏まえた発言=付け足し・異なる意見・新しい視点・議論の整理)をしましょう。
・多様性を踏まえて議論しましょう(一人ひとりが違うから,集まると違うアイデアが出てきて議論することが面白くて楽しくなります。お互いが尊重し合い,認め合い,学び合う関係になります。)。
・議論を通じて,自らの意思決定の再検討を行い,思考プロセスを深め,自分ならどう行動するのか?その姿勢を見つめ直していきます。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 「毎回のケース&資料が教科書になります」 ()

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

毎回のケース&資料が教科書・参考資料になります。それらに加えて自分自身で参考文献を渉猟して,予習レポートを作成することが望まれます。

クラウス・シュワブ著 世界経済フォーラム訳(2016)『第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来』日本経済新聞出版. ISBN-10 : 4532321115 ISBN-13 : 978-4532321116.
松尾豊(2015)『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』中経出版. ISBN-10 : 4040800206 ISBN-13 : 978-4040800202
藤井保文・尾原和啓(2019)『アフターデジタル:オフラインのない時代に生き残る』日経BP. ISBN-10 : 4296101625 ISBN-13 : 978-4296101627
藤井保文(2020)『アフターデジタル2 UXと自由』日経BP. ISBN-10 : 4296106317 ISBN-13 : 978-4296106318
一般社団法人日本ディープラーニング協会監修・浅川 伸一・江間 有沙・工藤 郁子・巣籠 悠輔・瀬谷 啓介・松井 孝之・松尾 豊 著(2018)『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト』翔泳社. ISBN-10 : 4798157554 ISBN-13 : 978-4798157559
リンダ グラットン & アンドリュー スコット著 池村 千秋訳(2016)『ライフシフト LIFE SHIFT|100年時代の人生戦略』東洋経済新報社. ISBN-10 : 4492533877 ISBN-13 : 978-4492533871
Frey, C. B. & M. A. Osborne(2013), The future of employment: How susceptible are jobs to computerisation? working paper, Department of Engineering Science, University of Oxford, Oxford, United Kingdom.

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

実り多き授業になるように,授業内容の改善を図りたいと思っております。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学歴
愛知県私立東海中学・東海高校卒業。
慶応義塾大学卒業。慶応義塾大学大学院修士課程にて修士号取得。慶応義塾大学大学院博士課程を満了。
ハーバード大学経営大学院(ハーバード・ビジネス・スクール)エグゼクティブ・プログラム(GCPCL)修了。
コペンハーゲン・ビジネススクール(デンマーク)(慶應義塾大学大学院 インターナショナル・パートナーシップ・プログラム)。
ウエスタン大学 アイビービジネススクール(ケースメソッドワークショップ)。
中小企業大学校 中小企業診断士養成課程インストラクター・プログラム修了。

専門分野
マーケティング戦略,ブランド戦略,マーケティング・ケイパビリティ,CS・ES経営,サービタイゼーション

最終学歴
修士(商学) 慶應義塾大学

主な研究論文
「オムニチャネルにおけるBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)」『三田商学研究』, 第66巻第3号, 2023年8月
"Manufacturers’ Incentive to Establish Direct-to-consumer Channels," Managerial and Decision Economics, 2023年10月.
"Profit-improving Linear Tariffs Pricing in a Vertical Oligopoly," Theoretical Economics LettersTheoretical Economics Letters, Vol. 8, No. 11, 2018年8月.
「マーケティング研究における資源ベース論の展開」『マーケティング理論の焦点:企業・消費者・交換』KMS研究会監修, 堀越比呂志・松尾洋治編著, 中央経済社, 2017年1月.
“The Equivalence of Bertrand Equilibrium in a Differentiated Duopoly and Cournot Equilibrium in a Differentiated Oligopoly,” Theoretical and Practical Research in Economic Fields, Volume VII No.2(14), 2017年1月.
「消費者とのリレーションシップ研究の諸問題」『戦略的マーケティングの構図:マーケティング研究における現代的諸問題』KMS研究会監修,堀越比呂志編著, 同文舘出版, 2014年10月.
「小売店舗密度の地域間変動」『三田商学研究』, 第47巻3号, 2004年8月.
「流通機能の移転と小売店舗密度の構造変動」 『三田商学研究』, 第42巻6号, 2000年2月.
「ブランディングのススメ」中部経済新聞, 2013年7月4日号.
“LEXUS Japan 2006, ” NUCB Case, 2006年.
“REALFLEET 2006, ” NUCB Case, 2006年.
“Apple Japan 2005, ” NUCB Case, 2005年.

Educational Background
Earned bachelor's degree at Keio University and master's degree from Keio University Graduate School of Business and Commerce. Completed his doctoral program at Keio University Graduate School of Business and Commerce.
Completed the executive program of Harvard Business School (GCPCL).
Completed the international partnership program of Copenhagen Business School and Keio University Graduate School.
Completed the case method workshop of Western University Ivy Business School.
Completed the instructor program of the registered management consultant training course at Small and Medium-sized Enterprise University.

(実務経験 Work experience)

職務経験
名古屋商科大学 商学部の学部長,教授。学校法人栗本学園 常務理事(ボード・メンバー)。
研究については,マーケティング分野で,著書の出版や,国際学術誌への英文論文の投稿を行う。加えて,海外アパレルメーカー(デンマーク「Inwear」グループ),大手スポーツ小売企業(「株式会社アルペン」),プロスポーツチーム(「名古屋グランパスエイト」),大手コンサルティング企業(「株式会社日本経営」),自治体(「愛知県日進市」)等の外部機関との産官学連携の研究プロジェクトに参画。
実務については,民間企業のコンサルティングを多数手掛ける(エアライン,ワイナリー,化粧品メーカー,ICT,医療・介護等)。加えて,大手コンサルティング会社(「日本経営グループ」及び「株式会社日本経営」)と,NPO法人(「こどもたちのこどもたちのこどもたちのために」)の顧問も務める。

主な職歴
2000年04月 名古屋商科大学 商学部 専任講師
2004年04月 名古屋商科大学 総合経営学部 助教授
2008年04月 学校法人栗本学園 理事
2009年04月〜 名古屋商科大学 商学部 教授
2012年08月〜 NPO法人(「こどもたちのこどもたちのこどもたちのために」)顧問
2014年04月〜 名古屋商科大学 商学部 学部長 学校法人栗本学園 常務理事
2020年11月〜 コンサルティング会社(「日本経営グループ」及び「株式会社日本経営」)顧問
※常勤以外でのコンサルティング業務については,上記の職務経験の記載の通りである。

Work Experience
Dean of faculty of Commerce of NUCB. Board Member of Kurimoto Educational Institute.
Currently, he conducts research on marketing strategy, consumer behavior, service and marketing.
And he participates in Industry-academia collaborative research project involving apparel maker (Inwear Group), retail businesses (Alpen Co., Ltd.) and professional sports teams (Nagoya Grampus Eight).
And he supports planning and implementation of management strategy.
In addition, he serves as an advisor to Private enterprises, Major consulting company (NIHONKEIEI GROUP), and NPO organization.

Refereed Articles

  • (2023) Manufacturers’ Incentive to Establish Direct-to-consumer Channels. Managerial and Decision Economics 0143-6570
  • (2023) Omnichannel Retailing with BOPIS (Buy Online Pick-up in Store). Mita business review 66(3): 0544571X
  • (2018) Profit-improving Linear Tariffs Pricing in a Vertical Oligopoly. Theoretical Economics Letters, 2018, 8 8(11): ISSN Online: 2162-2086/ISSN Print: 2162-2078
  • (2017) THE EQUIVALENCE OF BERTRAND EQUILIBRIUM IN A DIFFERENTIATED DUOPOLY AND COURNOT EQUILIBRIUM IN A DIFFERENTIATED OLIGOPOLY. Theoretical and Practical Research in Economic Fields 7(2 (14)): 2068-7710






ページ上部へ戻る