シラバス Syllabus

授業名 経済学の歴史
Course Title History of Economic Thought
担当教員 Instructor Name 吉井 哲(Satoshi Yoshii)
コード Couse Code NUC242_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term2

授業の概要 Course Overview

名古屋商科大学の教育理念でもある「フロンティア・スピリット」を備えたビジネスリーダーとなるには、現実の社会問題を理解し、深い教養を身につけることが必要です。そのようなことを念頭において、履修してくださいまた、学んだ知識は、皆さんが新聞やニュースを理解するのを助け、世の中で起きている様々な事柄(時事問題)がより身近に感じられるようになるはずです。 ゆえに、就職試験はもとより資格試験などにも役立つでしょう。
過去の歴史を学んでも、「現在とは時代が違うので役に立たない!」と 言われる事が良くあります。
しかし、昨年の世界金融恐慌以降、行 き過ぎたマネーゲーム、市場原理主義が批判に晒されています。
そして、過去から学ぶべきであるという風潮が高まっているのは事実です。
そもそも市場経済とはなんでしょうか?本講義では、重商主義・重農主義、アダム・スミス以来の
経済学の歴史を振り返り、各経済学者の理論と思想の形成過程を考察することを通じて、
市場経済の本質を理解することを目的とします。また、就職活動で、意見を主張する能力を養います。

・資本主義の良さと悪さを理解する
・社会問題に対する自分の見解を他者に伝えられる。

「本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。」

To become a business leader with a "frontier spirit," which is the educational philosophy of Nagoya University of Commerce and Business, it is necessary to understand real social issues and acquire a deep education. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news, and will therefore be useful not only in your job search but also in your qualification examinations.

Even if we learn history, somebody else often says that the knowledge is not useful. But after the Lehman crash, excessive money game and market principle are exposed to criticism. Therefore the social trend, which we should learn from the mistakes of the past, is rising. Originally, what is a market economy? You learn the history of economic thought from Adam Smith in this lecture. Through considering the formative process of an economist's theory and thought, you will understand the essence of the market economy.
・Understand the advantages and disadvantages of capitalism.
・To be able to communicate one's views on social issues to others.

In this course, we will conduct class discussions using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・経済学の歴史に関する体系的な知識
・資本主義の利点・欠点を理解する
・自己主張する力

・Systematic knowledge of the history of economic thought
・Understanding of the advantages and disadvantages of capitalism
・Ability to assert oneself

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・新聞記事について
毎回、新聞記事を一つ取り上げる予定です。出席をとる際に、それに関するコメントを何でも良いので書いてください。授業に対する要望・不満でも結構です。

・レポートについて
レポートは評価の20%を占めます。主に、自分の考えを述べる内容です。

・自学自習方法について
教科書のほか、新聞、テレビ、インターネット、何でも良いので身の回りのニュースに耳を傾けましょう。
図書館は分野ごとに本が並べられているので、指定図書だけでなく、 
そばにある本を手にとってみることも楽しいですよ。

・フィードバック
毎週のコメントシートは、点数をつけて返却します。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

ガイダンス

●使用するケース
映像ケース「日本人の言語力」

第2日(Day2)

重商主義・重農主義

●使用するケース
「学歴は人生を幸福にするか?:学歴社会と幸福度」NUCB

第3日(Day3)

アダム=スミス

●使用するケース
「監視カメラを売ってもいいのか?:人権とビジネス」NUCB

第4日(Day4)

マルサス・リカードI

●使用するケース
「貧しい人をなぜ助けなければならないのか?」NUCB

第5日(Day5)

マルサス・リカードII

●使用するケース
「自国だけ儲けようとする国に対してどう対峙する?」NUCB

第6日(Day6)

マルクスI

●使用するケース
「格差はなぜいけない?」NUCB

第7日(Day7)

マルクスII

●使用するケース
「低価格化時代の深層」NUCB

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 25 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 35 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
最終レポート Final Report 20 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

予習レポート:25%となっていますが、コメントシートを毎週提出してもらいます。

小テスト:小テストを第7週に行います。

全体討論での挙手:35%(回数と質を考慮、 +αの加点あり)

グループワークのMVPも加点対象です。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 井上義朗著「コア・テキスト 経済学史」新世社(2004)978-4883840731

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]高 哲男編『自由と秩序の経済思想史』名古屋大学出版会、2002年
[2]松尾 匡著『対話でわかる痛快明解-経済学史-』日経BP社、2009年
[3]中村達也・新村聡・八木紀一郎・井上義朗著『経済学の歴史―市場経済を読み解く』有斐閣、2001年
[4]森嶋通夫著『思想としての近代経済学』岩波書店、1994年
[5]小田中直樹著『ライブ・経済学の歴史―“経済学の見取り図”をつくろう 』勁草書房、2003年

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

就職試験の際に役立った!
ニュースに関して、親や友達と話す機会が増えた等のコメントを頂きます。
今後も皆さんが日本の経済や政治に興味を持てるようにがんばります。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)北海道大学専門研究員、名古屋商科大学経済学部講師、准教授を経て、2015年より現職。専門は理論経済学、経済学説史。現在の研究内容は、「企業属性や取引慣行、組織能力が価格設定行動に与える影響」、「価値論転換の歴史」、「中間財を含んだ国際貿易」の研究を行う。主な著書に『多様化する社会と多元化する知』(ナカニシヤ出版、共著)などがある。

Dr. Satoshi Yoshii is a Professor in the Faculty of Economics at Nagoya University of Commerce and Business, where he has taught since 2009. He received a Ph.D. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2008, and B.A. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2001.
He has been working on Price-setting behavior in empirical analysis and on a transformation of value theory in a history of economic thought and on new construction of the Ricardian theory of international Values in pure theory.

Refereed Articles

  • (2015) A study on the mystery of Ricardo's permission about Malthus' "laws of supply and demand," and a few consideration about a contemporary significance of natural price. The annual of Society of Economic Sociology 37 978-4768470947
  • (2007) Sraffian system and the demand. Hokkaido University,Keizaigaku Kenkyu 57(2):
  • (2007) A Study on Changes in the Composition of Output: An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. Evolutionary and Institutional Economics Review 4(1):
  • (2007) An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. the annual by The Society Of Economic Sociology 29






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