授業名 | 教育制度・経営 |
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Course Title | Educational administration and management |
担当教員 Instructor Name | 高橋 望(Nozomu Takahashi) |
コード Couse Code | NUC241_N20B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2020 UG Nisshin Fall Intensive |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
授業の目的(意義) / Importance of this course
本科目は、現代教育の法制度、それに伴う教育マネジメントについて把握することを目指す。また、現代社会における教育問題・事象について理解し、それらに対する自分自身の考えを持つこと、また他者と議論できるようになることを目指す。身の回りの「教育的」事項に気づき理解できるようになること、現代の教育の仕組みについて理解できるようになること、自分自身の教育観を持つことができるようになることを目的とする。
This class focus on educational administration and management.
到達目標 / Achievement Goal
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG4 Effective Communication
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
現代教育法制度の基礎的理解
学校経営、教育経営の在り方
学校経営、教育経営の在り方
The idea of educational administration and management.
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
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インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 0 % |
フィールドメソッド Field Method | 50 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
日頃から新聞等に目を通す週間を身につけ、教育問題・事象の確認を行うこと。当該授業テーマに関して事前に自分自身で調べ、自分自身の考えを持って臨むこと(1〜2時間)。授業後はレジュメやノートを活用して振り返りを行い、重要ポイントの理解に努めること。
図書館においては、関連資料の収集・精読に努め、理解の深化を図ること。
図書館においては、関連資料の収集・精読に努め、理解の深化を図ること。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
(1)オリエンテーション:講義の進め方、評価の方法について説明する。(2)教育の領域・場所・目的:教育はどのような領域や場所で行われるのか、家庭、学校、社会に区分して解説する。
(3)学校制度と義務教育:日本の学校制度や義務教育制度はどのような経緯を経て現在の形態となったのか、歴史的に振り返りながら解説する。
(4)教育制度・行政・政策:教育制度の仕組みや教育政策の形成・展開の流れについて解説する。
(5)学校組織と学校経営:学校組織構造やその特徴、及び学校を経営することの意味について解説する。
第2日(Day2)
(6)教師教育:教師の養成、採用、研修の仕組みについて、具体的な事例を挙げながら解説する。(7)教育課程と学力問題:学習指導要領の変遷や改訂の内容、またPISAに代表される学力テストがもたらした意味と意義について取り上げ、解説する。
(8)学歴と社会階層:学歴と社会階層の関係性や構造について解説する。
(9)保護者・地域住民と学校:保護者・地域住民との関係性、学校評議員制度やコミュニティスクールの仕組みや運用実態について解説する。
(10)メディアと教育:特にメディアリテラシー教育に着目し、諸外国での取り組み事例を挙げながら解説する。
第3日(Day3)
(11)外国人子女と学校教育:近年増えつつある外国人子女について、彼らが抱える課題や日本の学校制度との関係について解説する。(12)公立学校の実態:公立学校の内容や実態を普段目にすることは少ないが、視聴覚機器を使いながら具体的に解説する。
(13)公立学校教員の職務実態と教員文化:学校の教師たちが普段どのような教育活動を行っているのか、教員組織が有する特徴や文化を踏まえながら解説する。
(14)子どもの貧困と教育:貧困が子どもの教育機会に与える影響や貧困によってもたらされる教育問題について解説する。
(15)試験
成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
授業に関係のない私語は厳禁とする。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
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コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 10 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 10 % |
予習レポート Preparation Report | 0 % |
小テスト Quizzes / Tests | 30 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 60 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
発言を求めることが多くなるので、自らの考えを持ち、積極的に参加することを求める。授業に関係のない私語は厳禁とする。
教科書 Textbook
- 「特に指定しない」 ( )
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
牛渡淳編『初めて学ぶ教育の制度・行政・経営論』金港堂出版部、2011年
佐藤博志他『教育学の探求』川島書店、2013年
高妻紳二郎『新教育制度論』ミネルヴァ書房、2014年
佐藤博志他『教育学の探求』川島書店、2013年
高妻紳二郎『新教育制度論』ミネルヴァ書房、2014年
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
特記事項なし