シラバス Syllabus

授業名 多文化社会論
Course Title Building an Intercultural Society
担当教員 Instructor Name 棚橋 由賀里(Yukari Tanahashi)
コード Couse Code NUC217_N25B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2025 UG Nisshin Term4

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

国際的なビジネスの舞台で活躍するには、多様な文化や価値を理解し、柔軟に対応する力が必要です。本科目では、社会の多様性を尊重し、将来のビジネスや社会の発展に貢献できる幅広い教養を身に付けます。
It is indispensable for a business leader to appreciate diversity in cultures and values, and to adapt herself/himself to a different social environment. This course makes students aware of the diversity of the society, and acquire essential knowledge and skills to contribute to business and society.

授業の目的(意義) / Importance of this course

世界には民族や宗教などの違いに起因する問題がたびたび発生してきた。本講義では、政治、社会、経済分野に焦点を当て、問題が生じる要因に関する歴史的経緯や、異なる立場ごとの主張を理解することを目標にする。各回のテーマは内戦、貧困、移民などを取り上げる予定である。
There have been many problems in the world that have arisen from differences in ethnicity, religion, etc. In this lecture, we will focus on the political, social and economic fields, and aim to understand the historical background of the factors that cause problems and the arguments of different standpoints. The themes for each lecture will include civil war, poverty and immigration.

到達目標 / Achievement Goal

多文化社会で摩擦の原因となりうる問題とその論点を説明できるようになる。

Students will be able to explain the issues and points of contention that can cause friction in a multicultural society.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

多文化社会論に関する基本的知識
論理的思考力、分析力

By the end of this course, students will be able to acquire basic knowledge of international society.
Students will acquire logical thinking skills as well as analytical skills.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 11 住み続けられるまちづくりを(Sustainable Cities and Communities)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

<学習方法>
・予習:予習レポートを作成する過程で、関連する書籍やニュース等を調べ問題への理解を深める。
・復習:授業レジュメを読み直し、わからなかった部分やさらに知りたいと思った部分について調べる。それぞれ100分を目安とする。
<予習レポート>
・毎回全員要提出。授業前に予習レポート課題をGoogle classroomで作成する。Google classroom経由で予習レポートを各授業日の前日までに提出すること。
<中央情報センターの活用>
中東に関する知識や理解は、新聞、雑誌、インターネット、映画などまざまざなメディアを使って深めることができる。情報センターでこれらを積極的に活用してほしい。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

【ガイダンス】
・本講義のねらい、評価方法を説明する。
【国民国家】①
・「ネイション」、「国民国家」の意味を理解する。
・国民国家とはどのように生まれたのか、それが国家間関係にどのような影響を与えたのか、考える。

●使用するケース
スポーツの中の国民意識
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第2日(Day2)

【国民国家】②
・「国民国家」をベースとした国際社会や国連はどのようなものかを理解する。
・「国民国家」の枠組みに収まらない状況があることを理解する。

●使用するケース
ソマリア内戦
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第3日(Day3)

【植民地主義と民族紛争】
・19〜20世紀の「列強」による植民地支配が未だに政治・経済に及ぼしている影響を理解する。
・民族や人種の違いがどのような場合に暴力的対立を生むのだろうか、その条件を考える。

●使用するケース
ルワンダ内戦
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第4日(Day4)

【宗教】
・宗教に根ざす生活習慣の違いが生む摩擦について知る
・どうすれば摩擦を緩和できるか考える

●使用するケース
日本における土葬
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第5日(Day5)

【難民】
・故国で安全な生活ができなくなり、国境を越える人々について知る

●使用するケース
シリア難民
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第6日(Day6)

【移民】
・国境を超える人々の移動は、どのような歴史をたどってきたのか。また移動はどのように管理されてきたのか、理論的に考える。

●使用するケース
・パスポートの管理
※オリジナルケース。変更可能性あり。

第7日(Day7)

【国際交流】
・国境を越えた人々の移動が増え、異文化交流が進むことは、互いの認識にどのような影響を及ぼすのだろうか、効果とロジックを考える。

●使用するケース
留学
※オリジナルケース。変更可能性あり。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 40 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 40 %
予習レポート Preparation Report 10 %
小テスト Quizzes / Tests 10 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 40 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

定期試験 Final Exam

あり

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・全員ネームプレート必須。大人数授業(100人超)の場合、ネームプレートを出している人を優先的にあてます。発言機会を作るためにも必ずネームプレートを出してください。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 塩川伸明「民族とネイション」岩波書店(2008)9784004311560

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

オスカー・ルイス(1985)『貧困の文化 : メキシコの「五つの家族」』思索社
谷川稔(1999)『国民国家とナショナリズム』山川出版社
最上敏樹(2001)『人道的介入』岩波新書
オリヴァー・ジマー(2009)『ナショナリズム』(福井憲彦訳)岩波書店
末近浩太(2018)『イスラーム主義』岩波新書
東大作(2020)『内戦と和平』中央公論新社

その他、授業中に参考文献リストを配布する。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

初年度担当科目

担当教員のプロフィール About the Instructor 

京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 特任研究員
研究分野:前近代モロッコのスーフィズム
2020年3月 修士(地域研究)取得(於京都大学)
2024年3月 博士(地域研究)取得(於京都大学)

Postdoctoral fellow, Graduate School of Asian and African Area Studies, Kyoto University
Field of research: Sufism in premodern Morocco
MA in Area Studies at Kyoto University, March 2020
Ph. D. in Area Studies at Kyoto University, March 2024

(実務経験 Work experience)

・2024年4月〜現在
 京都芸術大学芸術教養科目「中東の文化と言語」担当講師として、アラビア語文法と中東・イスラームの文化について講義
・2024年4月〜現在
 立命館大学教養科目「イスラーム世界の多様性」担当講師として、イスラームの概論を講義

April 2024-present
As lecturer of liberal arts subject "Culture & Language of Middle East," lecture on Arabic grammar and culture of Middle East and Islam at Kyoto University of the Arts.

April 2024-present
As lecturer of liberal arts subject "Diversity of the Islamic World," lecture on an overview of Islam.






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