授業名 | 財務会計論 2 |
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Course Title | Financial Accounting 2 |
担当教員 Instructor Name | 佐野 哲哉(Tetsuya Sano) |
コード Couse Code | NUC217_N23B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 専門教育科目400系 / Specialized Subject 400 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2023 UG Nisshin Term3 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
本科目は倫理観あるリーダーの育成に資するものである。
This course contributes to the development of ethical leaders.
授業の目的(意義) / Importance of this course
商学部は会計専門職(企業の経理担当者、会計士、税理士など)の育成をその使命の一つとしており、本講義は、「財務会計論1」とあわせ、会計専門職が持つべき財務会計の知識の基礎を身につけることを目的としている。したがって、本講義を受講することにより会計専門職が持つべき財務会計の知識を身につけることができる。基礎とはいえ、税理士試験などにおいて基礎的な知識そのものが出題されることもあり、資格取得にも直接役立つ科目といえる。具体的には、上場企業を対象にした簿記会計(日商簿記検定1級レベルの商業簿記・会計学)について、主に負債会計および純資産(資本)会計の論点を学習する。
本講義は、商学部会計ファイナンス学科の会計・税法領域に属する科目であり、日商簿記検定1級商業簿記および会計学の主要な出題範囲を含む。したがって、本講義の受講者については「株式会社簿記学1」「株式会社簿記学2」「会計学入門」を履修しその内容を理解していること、もしくは、日商簿記検定2級レベルの商業簿記の知識を有していることが前提となる。
本講義は、商学部会計ファイナンス学科の会計・税法領域に属する科目であり、日商簿記検定1級商業簿記および会計学の主要な出題範囲を含む。したがって、本講義の受講者については「株式会社簿記学1」「株式会社簿記学2」「会計学入門」を履修しその内容を理解していること、もしくは、日商簿記検定2級レベルの商業簿記の知識を有していることが前提となる。
This course is a study of advanced financial accounting. In this course, students will learn accounting for debentures,pensions,own shares, and stock options.
到達目標 / Achievement Goal
学生は、この科目の受講によって、上場企業で必要とされる会計処理を理解できるようになる。
By taking this course, students will be able to understand the accounting processes required by listed companies.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
日商簿記検定1級レベルの商業簿記・会計学のうち特に負債会計と資本会計の知識
Knowledge of accounting for debentures,pensions,own shares, and stock options
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
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インプット型 Traditional | 90 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 10 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
レポートについて
・小テストをレポートの代わりとします。小テストは採点して返却します。答案にコメントをつけることもあります。
この科目に対する自学自習方法
・日々の予習・復習をしっかりやってください。予習はテキストを中心に3時間程度はしてください。簿記の力に不安がある人はより多くの時間を費やしてください。また、板書を含めたスライドは講義終了後にGoogle Classroomを通じて配布されますので、復習に活用してください。そして、予習復習のために情報センターを十分に利用してください。
・小テストをレポートの代わりとします。小テストは採点して返却します。答案にコメントをつけることもあります。
この科目に対する自学自習方法
・日々の予習・復習をしっかりやってください。予習はテキストを中心に3時間程度はしてください。簿記の力に不安がある人はより多くの時間を費やしてください。また、板書を含めたスライドは講義終了後にGoogle Classroomを通じて配布されますので、復習に活用してください。そして、予習復習のために情報センターを十分に利用してください。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
・オリエンテーション・引当金
引当金の目的および引当金の計上要件について理解する。
●使用するケース
「サトウ食品工業 2012」(担当教員作成)当日配布第2日(Day2)
・退職給付会計1退職給付取引の全体像を理解する。
退職給付費用の計算を理解する。
第3日(Day3)
・退職給付会計2数理計算上の差異および過去勤務費用を理解する。
・社債1
社債取引の全体像を理解する。
第4日(Day4)
・社債2償却原価法(利息法)について理解する。
買入償還について理解する。
第5日(Day5)
・社債3抽選償還・繰上償還について理解する。
・純資産(資本)会計1
資本取引および自己株式について理解する。
第6日(Day6)
・純資産(資本)会計2分配可能額について理解する。
新株予約権について理解する。
第7日(Day7)
・純資産(資本)会計3新株予約権付社債について理解する。
・ケースディスカッション
●使用するケース
「平賀 2012」(担当教員作成)成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 30 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 30 % |
予習レポート Preparation Report | 10 % |
小テスト Quizzes / Tests | 20 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 40 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
講義中に問題を解いていく際には、学生のみなさんに回答を求めることが多くあります。その際の発言は当然「授業内での挙手発言」に含まれます。教科書 Textbook
- 滝沢ななみ「スッキリわかる日商簿記1級 商業簿記・会計学(2)資産・負債・純資産編(第10版)」TAC出版(2021)978-4813299226
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
[1]桜井久勝、須田一幸『財務会計・入門(第16版)』 有斐閣、2023
[2]伊藤邦雄『新・現代会計入門(第5版)』 日本経済新聞社、2022
[3]桜井久勝『財務会計講義(第23版)』 中央経済社、2022
[4]佐藤信彦、河崎照行、齋藤真哉、柴健次、高須教夫、松本敏史 編著『スタンダードテキスト財務会計論〈1〉基本論点編(第15版)』 中央経済社、2022
[5]佐藤信彦、河崎照行、齋藤真哉、柴健次、高須教夫、松本敏史 編著『スタンダードテキスト財務会計論〈2〉応用論点編(第15版)』 中央経済社、2022
[2]伊藤邦雄『新・現代会計入門(第5版)』 日本経済新聞社、2022
[3]桜井久勝『財務会計講義(第23版)』 中央経済社、2022
[4]佐藤信彦、河崎照行、齋藤真哉、柴健次、高須教夫、松本敏史 編著『スタンダードテキスト財務会計論〈1〉基本論点編(第15版)』 中央経済社、2022
[5]佐藤信彦、河崎照行、齋藤真哉、柴健次、高須教夫、松本敏史 編著『スタンダードテキスト財務会計論〈2〉応用論点編(第15版)』 中央経済社、2022
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
もう少しゆったり話をしようと思っています。
担当教員のプロフィール About the Instructor
1993 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了 経済学修士(経営学)
1996 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程 単位取得
研究分野:財務会計、会計倫理
1996 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程 単位取得
研究分野:財務会計、会計倫理
1993 Master of Economics(Graduate School of Economics, Kyoto University)
1996 Completed Ph.D program without dissertation(Graduate School of Economics, Kyoto University)
Fields of Research: Financial Accounting, Accounting Ethics
Refereed Articles
- (2019) Social Intuitionist Models and Moral Foundation Theory in Accounting Ethics Research. Annals of The Japan Society for Social Science of Accounting (33):