学校教育の現場においては、教育効果の向上を目的に数々の視聴覚メディアが「教育機器」として用いられてきた。本講義では、特に高度成長期以降、現在までの教育機器の変遷を取り上げ、その概要／使用法／想定される教育効果や意義などを考察するとともに、これからの教育活動に資するための教育機器の活用について、具体的な教材作成を踏まえて考えていく。

At the spot of school education, many audiovisual media have been used as“ educational aid” for the purpose of improvement in an education effect. Especially at this lecture, changes of the educational aid by the present after the high-growth era are taken up, and the outline, directions, and the education effect and meaning that are assumed are considered. And these are considered based on concrete teaching materials creation about practical use of the educational aid which is useful for a future educational activity.

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

視聴覚機器の意義を理解するとともに活用し、教育コンテンツを制作することができる

Be able to understand the significance of the audiovisual aid, utilize and produce educational contents.

教育手法 Teaching Method		% of Course Time
インプット型 Traditional		50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning	ケースメソッド Case Method	0 %
	フィールドメソッド Field Method	50 %
合計 Total		100 %

●使用する機材
・デジタルカメラ／録音機／ビデオカメラ
・スマートフォン／タブレット（上記3種の代替）
"＜準備学習の内容と時間＞
・自身がこれまで幼／小／中／高時代に体験してきた視聴覚機器を書き出す
・両親や家族・親戚等、身近な年長者が体験してきた視聴覚機器について尋ねる
・自身が現在使用している各メディアが持つメリット・デメリットについて書き出す
・身近な年長者／年少者に尋ねたり観察するなどして、デジタルディバイドの実態を把握する
・障碍や加齢などのハンディキャップ克服にメディアが資することについて調べ、考察する
（進度に応じた内容を目安として毎時間あたり45～90分程度）
＜課題に対するフィードバック方法＞
classroomコメント欄の活用および課題発表時において、個別に指導対応する
＜中央情報センター（図書館）の活用＞
・課題内容にリサーチが必要となるため、情報収集先の一つとして積極的な活用が望ましい"

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。

講師用内規準拠 Method of Assessment	Weights
コールドコール Cold Call	0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution	10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total	10 %
予習レポート Preparation Report	0 %
小テスト Quizzes / Tests	40 %
シミュレーション成績 Simulation	0 %
ケース試験 Case Exam	0 %
最終レポート Final Report	0 %
期末試験 Final Exam	50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment	0 %
合計 Total	100 %

評価の留意事項　Notes on Evaluation Criteria

レポート（教材）（40%）、発表(10%)と試験(50%)を併せて評価する。

• 自作プリントを配布「自作プリント配布」未定（2018）

[1]『視覚科学』横澤一彦　著　勁草書房978-4-326-25061-5
[2]『改訂　視聴覚メディアと教育』佐賀 啓男　編著／久保内 加菜／新地 辰朗／町田 喜義／竹田 眞理子／梅田 泉　著　樹村房978-4-88367-191-5
[3]『メディア論』M.マクルーハン　著　みすず書房4-622-01897-7
[4]『情報デザイン』情報デザインアソシエイツ編　グラフィック社4-7661-1290-3
[5]『記号の知／メディアの知』石田英敬　著　東京大学出版会4-13-010094-7

　

（実務経験 Work experience）