シラバス Syllabus

授業名 上級ミクロ経済学
Course Title Advanced Microeconomics
担当教員 Instructor Name 李 東俊(DongJoon Lee)
コード Couse Code NUC205_N25A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2025 UG Nisshin Term2

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

本講義とMission Statementとの関連性は、ビジネス業界や社会に貢献する知識を身につけることである。
The connection between this course and NUCB mission statement is to acquire knowledge that contribute to business area and society.

授業の目的(意義) / Importance of this course

経済学はミクロ経済学とマクロ経済学に大別される。上級ミクロ経済学では、言葉での説明ではなく、図と数式による説明を行う。内容は個別の経済主体(家計、企業、政府)の行動が市場でどのようにお互いに関係し経済取引を実現するのかを説明する。講義の目的は、効率的な観点から、ミクロ経済学の基礎概念である取引、需要、供給、市場という機能と役割を理解することである。
Generally speaking, economics is mainly divided into microeconomics and macroeconomics. I will give lectures in this course with graphs and mathematics. Advanced microeconomics is to explain how individual economic entities (household, firm, government) efficiently behave in markets. Key concepts we will study are demand, supply, transaction, and market. The purpose of the course is to understand the key concepts and the roles of individual economic entities from the viewpoint of efficiency.

到達目標 / Achievement Goal

学生が現実の経済現象や経済の仕組みについて理解できる。

The students are able to understand the economic phenomena and structures that happen to the real world from the prospective of economics.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

(1)学生がなぜ経済問題が起こるのかについて理解できる。
(2)学生は経済問題をどのように解決すべきなのかについて理解できる。
(3)学生は個別経済主体がどのように行動するのかについて理解できる。
(4)学生は非効率が起こるのか、そしてどのように解決するのかについて理解できる。

(1)Students can understand why economic problems arise.
(2)Students can understand how economic problems should be solved.
(3)Students can understand how individual economic agents behave.
(4)Students can understand why inefficiencies occur and how to resolve them.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 70 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 30 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

(1)レポートや中間試験にについて
基本的にレポート提出してもらう。レポートに対するフィードバックは提出してから2週間後に行う。中間試験は行わない。
(2)試験に対する学習方法
毎回行う講義内容を理解しておく。そして、その内容に関するいくつかの課題を理解して解くことが望ましい。
(3)この科目に対する自学自習方法
週1回の授業だけでは十分理解することが難しいと思われますので、ケースの予習や講義の復習および講義中に質問のために毎回の授業に対して200分程度の予習と復習をしながら、授業に臨む姿勢をお勧めする。
(4)この講義における情報センターの利用について
情報センターから本講座に関する様々な参考文献や情報を得ることができる。シラバスで提示している参考文献を情報センターから積極的に利用し、本講座と関連する内容を幅広く勉強してもらう。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

ガイダンスとミクロ経済学
ミクロ経済学の分析対象である消費者、企業について説明します。需要と供給が出会うところが市場である。市場における市場均衡である価格と生産量について説明する。


第2日(Day2)

消費者の行動
消費者の選好と需要関数の導出を説明する。予算制約の下で最も望ましい消費行動を説明する。価格、所得、他の財の価格が需要に与える効果について説明する。

第3日(Day3)

企業の行動
企業の供給曲線と利潤最大化の問題を説明する。


●使用するケース
抱き合わせ販売戦略:マークドナルドによる混合バンドリング価格戦略

第4日(Day4)

価格メカニズムや市場均衡、及び効率的な資源配分
価格をもとにして需要側と供給側からの行動による市場均衡を説明する。経済社会が解決しなければならない最大の問題の一つである資源配分の問題について説明する。この問題の解決において完全競争市場が果たす役割を説明する。また、効率性を測る尺度としての消費者余剰、生産者余剰の考え方を紹介する

第5日(Day5)

不完全競争市場1
独占市場について説明する。


●使用するケース
携帯電話会社による価格差別戦略のケース

第6日(Day6)

不完全競争市場2
複占市場について説明する。

第7日(Day7)

Case Study

●使用するケース
Hurricane Sandy : Hanvard Case

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 10 %
予習レポート Preparation Report 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 70 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

定期試験 Final Exam

あり

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

(1)講義への貢献度の評価は、講義中の個人発言によるが、発言の内容を重視するので、意味のない発言や的を外した発言は評価しない。発言は理論や経験に基づく内容や紹介を高く評価する。
(2)他者に対するコメントや批判をするときには、必ず、その問題点にたいする解決案を用意してから行うことを前提とする。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 武隈慎一「 新版『ミクロ経済学』」新世社(2016)9784883842391

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1] 成生 達彦 ミクロ経済学入門ー需要、供給、市場 有斐閣アルマ 2004 9784641122352

[2] 大竹文雄 『競争と公平感』中央公論新社, 2011, 978-4-12-102045-1

[3] マンキュー『マンキュー経済学Ⅰ:ミクロ編』東洋経済新報社, 2019, 978-4492315194

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

前年度の評価結果を参考にして、授業の内容や範囲およびスピードを改善して行う。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

李東俊(DongJoon Lee)は2019年4月から大阪産業大学経済学部教授、同大学大学院経済学研究科教授。1996年に経済学修士号(Master of Economics)、2009年に経済学博士(Ph. D. in Economics)を京都大学経済学研究科から取得。研究分野は応用ミクロ経済学、産業組織論、流通理論、国際貿易などである。

Dr. DongJoon Lee has been working as a full professor at Osaka Sangyo University and Graduated School of Economics since 2019. He received Master degree in 1996 and Ph. D. in 2009 at Kyoto Graduated School. He is interested in applied microeconomics, industrial organization, distribution theory, and international trade, and so on.

(実務経験 Work experience)

1996年から2005年まで三星生命やLeading Investment証券などでファンドマネージャーとして勤務。2010年4月から2019年3月まで名古屋商科大学、同大学院で勤務。

He worked as a fund manager at Samsung Insurance and Leading Investment Securities from 1996 to 2005. He also worked at Nagoya University of Commerce and Business and Graduate School of Management from 2010 to 2019.

Refereed Articles

  • (2024) Welfare-Reducing Integration Under Emission Taxes and Endogenous Competition Mode. Managerial and Decision Economics
  • (2024) Equilibrium Vertical Structure with a Common Supplier. The Manchester School
  • (2024) Manufacturers' incentive to establish direct-to-consumer channels. Managerial and Decision Economics 45(1): 0143-6570
  • (2022) Biased Managers with Network Externalities. Scottish Journal of Political Economy
  • (2022) A Note on Input Price Discrimination Under Bertrand Competition: Simultaneous vs. Sequential Contracting. Review of Industrial Organization 0889938X






ページ上部へ戻る