シラバス Syllabus

授業名 日本の歴史
Course Title Japanese history
担当教員 Instructor Name 筒井 正(Tadashi Tsutsui)
コード Couse Code NUC198_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

名古屋商科大学のミッションは、”フロンティアスピリット”を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学の学生は、新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している。
 本講義では、歴史上の出来事を単に知識や用語として紹介するのではなく、長いスパンで歴史を捉えることで、それぞれの時代の特徴と変化のプロセスを提示したい。
歴史学が社会の特徴と変化をどのように捉え整理しているのか、具体的に日本の歴史をたどりながら紹介することで、異なる社会の特徴を捉える眼・社会の変化を捉える眼を養うことを目指す。具体的には、縄文時代を始点とし、太平洋戦争の終結までを扱いたいと考えている。
1)我が国の伝統と文化の特色について、意味のある連関として理解する方法を習得する。
2)古代から現代までの我が国の歴史の流れを、構造的に把握する視点を獲得する。
3)歴史の認識には、多角的な視点があることを理解させ、歴史の学び方・考え方について、自ら考える力を養う。

The mission of Nagoya University of Commerce & Business is to foster innovative and ethical leaders with a "frontier spirit" and to create knowledge that will bring about the development of the business world and society. Students at Nagoya University of Commerce & Business have the ability to connect Asia and the world in a new era.
This course does not merely teach students the knowledge and terminology related to specific historical events. Rather, it introduces students to a broad span of history, and presents the characteristics and transition of its process of each period.
The aim of this is to equip students with the ability to accurately perceive the characteristics of different societies and accurately perceive societal changes as they lean how societal characteristics and transitions are understood and contextualized in historical science while specifically looking into Japanese history. Specifically, the course begins from the Joumon - era, and continues until the end of the Pacific War.
1) Learn how to understand the characteristics of Japanese tradition and culture as a meaningful link.
2) Acquire a structural perspective on the transition of Japan's history from ancient times to the present.
3) To help students understand that there are multiple perspectives in recognizing history, and to develop
 the ability to think for themselves about how to learn and think about history.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

現代とは大きく異なる社会現象を理解することを通じ、学科の目的である問題解決能力を養う。

Ability to solve problems

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・一回の講義に際して、予習・復習を合わせて3時間程度を学習に充てること。
・コースの中頃にレポートを課します。レポートは講義内でコメントをつけて返却します。
・課題の作成などに際して、中央情報センター(図書館)をうまく活用して下さい。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

・ガイダンスと原始日本
 講義の概要について説明し、歴史を学ぶ意義について考える。
・日本人と日本文化の成立 
 日本の地理的位置に注目し、海からみた日本列島の特質について考える。


第2日(Day2)

・仏教の伝来と推古朝の政治 
 聖徳太子の存在をめぐって、歴史の虚像と実像について考える。
・国家の成立と歴史書の編纂 
 漢字の表記を中心として、古事記・日本書紀の成立過程とその意義について考える


●使用するケース
タイトル  聖徳太子は存在しなかった
提供機関  筒井正がクラス討論のために作成したものである。記載された内容や数値などは政府および報道機関の
      公開資料に基づく。

第3日(Day3)

・悲劇のヒーローたち 
 早良親王・菅原道真らの生き様を通して怨霊や祟り、畏怖と賤視について考える
・武家社会の成立と展開
 武士の登場と武家社会の展開や武士道について考える。


第4日(Day4)

・ヨーロッパ人の来航
 ヨーロッパ人がもたらした文化が、日本に及ぼした影響について考える。
・織田信長の天下布武への道
 織田信長の天下統一の事業を、新しい武器である鉄砲を中心にして考える。


第5日(Day5)

・江戸時代の商品流通
 交通網の整備 
・近江商人や伊勢商人の活躍

第6日(Day6)

・立憲国家の成立
 自由民権運動と憲法の制定過程について、グローバルな視点から考える。
・日本の大陸進出
 なぜ日本がファシズムへの道を歩んだのか、その背景について考える。


第7日(Day7)

・第二次世界大戦の勃発
・アジア・太平洋戦争へと進んでいった日本の政治決定のプロセスや、アメリカ在住の日系アメリカ人の歩んだ道程
 について考える。
・まとめ
 講義全体の振り返りを行う。


成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
ケース試験 Case Exam 10 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 10 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

評価については、授業中の発言、討論への参加度、レポート、定期テストを総合して判断します。
重点強化クラブレポート制度を利用する学生の評価は、平常点50%、クラブレポート50%とし、平常点を重視します。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 網野善彦「日本の歴史をよみなおす(全)」筑摩書房(2005)978-4480089298

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]岡村道雄『旧石器遺蹟「捏造事件」』山川出版社、2010年、ISBN:978-4-634-15008-9
[2]大山誠一〈聖徳太子〉の誕生 吉川弘文館、2000年、ISBN:4-642-05465-0
[3]工藤 隆『古事記の起源』中公新書、2006年、ISBN:4-101878-8
[4]吉川真司『聖武天皇と仏都平城京』講談社、2011年、ISBN:978-4-06-280732-6
[5]新渡戸稲造『武士道』岩波書店、1991年、ISBN:4-00-007035-5
[6]宇田川武久『鉄炮伝来』中公新書、1990年、ISBN:4-12-100962-2
[7]池上裕子『織豊政権と江戸幕府』講談社、2009年、ISBN:978-4062919159
[8]藤田覚『泰平のしくみ』岩波書店、2012年、ISBN:978-4000237994
[9]坂野潤治『日本近代史』筑摩書房、2012年、ISBN:978-4480066428
[10]鈴木多聞『「終戦」の政治史』東京大学出版社、2011年、ISBN:978-4130262255

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

引き続き丁寧な資料の提示や双方向的な講義の展開を心がけたい。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

・学位と取得大学
  博士(文学) 名古屋大学 
・研究分野
  多文化共生、公民科教育法、日本史研究、木地師研究


Ph.D.( Literature ) Nagoya University

Multicultural Studies, Civics Teaching Methodology, Japanese History
kijishi's reseach

(実務経験 Work experience)

2018年 愛知学泉大学 現代マネジメント学部 准教授

2019年4月 滋賀県東近江市 政策参与(非常勤特別職)
2019年4月 三重県いなべ市 コミュニティ・スクール委員会理事 
2020年4月 東近江市博物館等運営委員会委員






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