シラバス Syllabus

授業名 独占禁止法と企業
Course Title Competition Law and Business
担当教員 Instructor Name 関根 豪政(Takemasa Sekine)
コード Couse Code NUC197_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目400系 / Specialized Subject 400
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

本科目はミッションステートメントの「倫理観あるリーダーの育成」と「ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出」に貢献することが期待される。独占禁止法は倫理的な企業経営に欠かせない知識なためである。
独占禁止法は、企業がビジネスを行う上で非常に重要となる法律のため、この法律の知識を正しく習得し、適正な企業経営ができるようになることを目指す。ただし、単に知識を習得するのではなく、それを実践的に利用することを目指すため、実際の事例の分析などを通じて、生きた知識として習得することを目指す。
学生は、ある事象について、法律に照らして適切な判断が行われるようになることが期待される。

This course may contribute to the education of "ethical leaders" and the creation of "knowledge that advances business and society" as the course learn about competition law that is deeply connected to the ethical operation of the business.
Competition law is dispensable for companies in any area. Students can be proper business men or women when they have appropriate knowledge about competition law. This course not only try to learn the basic ideas of competition law, it also attempts to acquire the ability to apply competition law in the real situation.
Students will be able to decide the things based on legal mind.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

独占禁止法や景品表示法、下請法などの知識を得られる。同時に、それらを通じて、実社会におけるビジネスがどのような仕組みで実施されているのかが理解できる。

Students can obtain knowledge regarding Anti-Monopoly Act, the Act against Unjustifiable Premiums and Misleading Representations, and the Subcontract Act. At the same time, students can also learn how the basic business are operating in the real world.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 70 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

講義中の個人ないしグループワーク、中間レポート、定期試験を実施する。個人やグループワークには教員が積極的に参加することで、適宜、フィードバックしながら取り組む予定である。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

談合とは何か?時々、新聞やニュースを見ると、いくつかの有名な企業が「談合」を行ったと話題になっています。どういう流れで有名な企業が「談合」という犯罪に巻き込まれるのか、考えてみる。

●使用するケース
「価格決定:何を基準に価格を決めるか?」(自作ケース)

第2日(Day2)

GAFAという言葉が新聞をにぎわせています。これはGoogle, Amazon, Facebook, Apple社を表している言葉です。これら大企業はいつも独占禁止法違反が疑われています。これらの会社の行動の何が疑われるのだろうか?

●使用するケース
「GAFA:独占禁止法の主役?」(自作ケース)

第3日(Day3)

日常生活においても、会社と会社が合併したというニュースに触れることは多いですよね。企業合併は一般市民の生活に影響が薄い気もしますが、実はこれは行われ方次第で市民への影響も大きいです。何が問題なのか、細部をさぐりましょう。

●使用するケース
「JALとANAの合併?」(自作ケース)

第4日(Day4)

会社にとって製造した製品を販売する際には、どのような価格をつけるかが重要になる。そこで勃発するのが、「製造業者 vs 販売店」の戦い。どちらが価格を設定すべきだろうか?

●使用するケース
「メーカー vs ディーラー:顧客のための最善の選択は?」(自作ケース)

第5日(Day5)

独占禁止法が違反とする行為の一つに「抱き合わせ」というものがある。なんだか不思議な響きのこの行為、どういうことをすると独禁法に違反することになるのだろうか?

●使用するケース
「賢い販売方法?問題ある販売方法?」(自作ケース)

第6日(Day6)

会社はより多くの利益を出そうとして、どうしても話を「盛って」しまいます。過去に企業がどのようにして広告を誇張したりして問題になったケーススタディを通じて勉強しよう。

●使用するケース
「広告の表記は、どこまで許される?」(自作ケース)

第7日(Day7)

新型コロナウィルス感染症は社会のデジタル化を加速させた。それに伴い、今までとは異なる独占禁止法に関する問題が評価するようになっている。この新しい時代に対応した知識が必要となるだろう。

●使用するケース
「コロナ、デジタル社会と独占禁止法」(自作ケース)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 10 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 70 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 20 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  •  「本講義では講義中に配布する資料を利用する」 ( )

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

本講義では講義中に配布する資料を利用する

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

本年度から新規開講

担当教員のプロフィール About the Instructor 

慶応義塾大学法学研究科博士課程、慶応義塾大学法学研究科助教(有期・研究奨励)、日本学術振興会・特別研究員(PD)、学習院大学や大宮法科大学院大学等の非常勤講師を経て、現職。 現在、内閣府・政府調達苦情検討委員会の委員も務める。主な研究分野としては、国際経済法の領域でも特に、「貿易と環境」、「対抗措置と比例性」、「WTOと自由貿易協定(FTA)の関係」等といったテーマの研究に取り組んでいる。

Takemasa SEKINE is an Associate Professor at Nagoya University of Commerce & Business (NUCB) in Japan. He received his legal education at Keio University, Japan (Ph.D. and LL.M) and was later engaged as a post-doctoral research fellow at the Japan Society for Promotion of Science (JSPS). He is currently a board member of the Government Procurement Review Board in Japan, and also joining research projects hosted by Japanese governmental institutions, such as the Ministry of Foreign Affairs of Japan and the Research Institute of Economy, Trade and Industry (RIETI).

Refereed Articles

  • (2019) The Possibility of Enhancing Subsidy Disciplines: The EU's Attempts through the Free Trade Agreements. Financial Review 140
  • (2019) The US–Japan trade deal: small agreement, broad implications. East Asia Forum
  • (2018) Enhanced Third Party Rights under the WTO Dispute Settlement System. Manchester Journal of International Economic Law 15(3): 1742-3945
  • (2016) Competition Related Provisions in East Asian FTAs: Their Trends and the Possible Impact of Mega FTAs. Chinese (Taiwan) Yearbook of International Law and Affairs 32 9789004316546
  • (2015) Financial Compensation in Trade Dispute Settlements: Can the Free Trade Agreement Experiment Be Successful?. ASIAN JOURNAL OF WTO & INTERNATIONAL HEALTH LAW AND POLICY 10(2): 1819-5164






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