シラバス Syllabus

授業名 社会心理学
Course Title Social Psychology
担当教員 Instructor Name 高井 次郎(Jiro Takai)
コード Couse Code NUC193_N25B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2025 UG Nisshin Term4

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

この授業は本学のミッション・ステートメントのうち「"フロンティアスピリット"を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成」に関連します。
The purpose of this course is closely related to the mission statement, especially to "innovative and ethical leaders who possess a ʻFrontier Spirit.ʼ

授業の目的(意義) / Importance of this course

人間は社会的な動物と言われている。社会心理学は集団で生活するわれわれの行動を取り上げ、社会の環境の中で人はどのように適応するのかを問う心理学の領域である。人が互いをどのように認知することから始め、人と接するための態度やスキル、対人関係や集団生活の諸問題などについて触れ、社会生活の人間の諸プロセスについて考える。
本講義では,講義中心ではあるが、ケース・ディスカッションを用いる。本科目を学ぶことで,学生は社会心理学について理解を深める。
Humans are known as "social animals." Social psychology focuses on our behaviors in collective living, accounting for our adaptive processes toward the social environment. Starting with how people perceive each other, we will look at our attitudes, interpersonal relationships, group membership, and other issues of social life.
Lectures will be conducted in conjunction with case discussion to facilitate student understanding of theories and concepts of social psychology.

到達目標 / Achievement Goal

社会のさまざまな問題を人間の心理学的な視座から理解し、人びとが強制共存するために何が必要で、何が妨げになるのかを把握し、より良い社会を目指すために自分を変えるための一助になることを目標とする。

Students will acquire understanding of social issues from the perspective of psychology, and learn what is required for us to live together in harmony, as well as what impedes such cooperative coexistence. Through the knowledge obtained from this course, the ultimate goal is to have students change their perspectives on social life so as to become better citizens than they already are.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・社会の一員としての期待、規範、常識を認識する
・他者への共感性と理解
・責任感のある集団生活の実践
・現実の社会の人間の問題点について認識し、そのための解決について考える
・円滑な対人関係を営むためのスキル

Awareness of the norms and expectations as a member of society
Empathy and understanding toward others
Being a responsible member of the group
Understanding the issues and reality of social life, and the ability to think critically about them
Skills necessary in engaging in satisfying interpersonal relationships

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 3 すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-being)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 75 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 25 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

・ 準備学習(予習復習等)の内容と時間:
毎週4時間程度の準備学習として、授業テーマについての配布・推奨資料などを学習し、思ったことや実社会における具体例などについてA4用紙1枚程度の小レポートを準備。ケースメソッドを用いる授業のためには、事前にケースを読み、ディスカッションに積極的に臨めるようノートを作成する。
・ 課題に対するフィードバック方法:
期末試験の正答についてGoogle Classroomにおいてフィードバックする。
・ 中央情報センターの活用:
予習や自習に参考文献などに活用。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

前半:社会心理学の紹介
社会心理学が取り扱う諸テーマを紹介する
後半:対人認知
初対面の人に対する印象評定、ストレオタイプ認知、偏見


第2日(Day2)

前半:対人関係
対人関係の発展過程の諸理論を紹介する
後半:集団力学
集団で起こるさまざまなプロセスと集団理論の紹介


第3日(Day3)

前半:集団間心理学
異なる集団が接触することによって起こる諸現象とプロセス
後半:ケース1

●使用するケース
ケース1:Vincent Chin事件(オリジナル)
1982年デトロイト、日本との貿易摩擦がピークになったころに起こった事件。日本人と間違えられ、殺害された事件の裏にある心理的プロセスについてディスカッションを行い、集団間心理学的な知見から何が起こったのかについて考える。

第4日(Day4)

前半:態度
態度とは何か、態度の形成、態度変容
後半:ケース2

●使用するケース
ケース2:日本人留学生射殺事件(オリジナル)
1992年アメリカのルイジアナ州で高校生の交換留学生が射殺された事件について、加害者の背景にある心理的プロセスについて考える

第5日(Day5)

前半:説得的コミュニケーション
対人影響、説得方略、メディアの説得
後半:共感性とモラリティ
人に対する共感と尊厳は限定的で、その範囲から外される人もいる


第6日(Day6)

前半:攻撃性と犯罪
攻撃性の原因と対処、犯罪の裏にある心理的プロセス
後半:ケース3

●使用するケース
ケース3:メディア規制の是非(オリジナル)
メディアの暴力映像や暴力犯罪事件のセンセーショナルな報道が子どもの攻撃性を高めていることが実証され、アメリカでは1997年から暴力映像の規制に乗り出した。その是非について問う。

第7日(Day7)

前半+後半:グループプレゼンテーション
各グループで事前に決めたテーマについて実社会における問題の賛否・是非・メリット/ディメリットなどを発表し、それについて質疑や討議を行う。


成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 15 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 15 %
予習レポート Preparation Report 15 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 20 %
合計 Total 100 %

定期試験 Final Exam

あり

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

参加者による相互評価は、グループプレゼンテーションに対する貢献度をメンバー間でお互いを評価する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 吉田俊和、松原敏浩(編)「社会心理学:個人と集団の理解  」ナカニシヤ出版(1999)978-4888484671

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

・吉田俊和、元吉忠寛(編)体験で学ぶ社会心理学 ナカニシヤ出版 2010年 ‎ 978-4779504624
・池田 謙一, 唐沢 穣, 工藤 恵理子(編) 社会心理学 補訂版 (New Liberal Arts Selection)  有斐閣 2019年 978-4641053878

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

学生のフィードバックをもとに授業改善にあたります。

担当教員のプロフィール About the Instructor 









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