授業名 | 現代政治論 |
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Course Title | Introduction to Political Science |
担当教員 Instructor Name | 齋藤 崇治(Takaharu Saito) |
コード Couse Code | NUC191_N24A |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term1 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
政治学の基礎的な理論や概念の習得を通じて、ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出を促す
Encourage the creation of knowledge that will lead to the development of the business world and society through the acquisition of basic political science theories and concepts
授業の目的(意義) / Importance of this course
政治学の基本的な理論を習得することを通じて、政治を抽象的に把握できるようにします。あくまで題材は政治ですが、目の前の現実を抽象的に理解することは、意思決定やその検証において大いに役立ちます。この授業ではそうした力を育んでいきたいと思います。
This course is designed to help students grasp politics in an abstract manner through mastering the basic theories of political science. Although the subject matter is politics, an abstract understanding of actual events is very useful for decision making and its verification. The course will help to train such ability and improve a decision making in the future.
到達目標 / Achievement Goal
1 学生が政治学の基本的な知識を習得する
2 学生が物事を抽象的に考えられるようにする
2 学生が物事を抽象的に考えられるようにする
1 Students will acquire basic knowledge of political science
2 Students will grasp actual events with models and theories
2 Students will grasp actual events with models and theories
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
1 政治学の基本的な知識
2 物事を抽象的に考えるためのフレームワーク
2 物事を抽象的に考えるためのフレームワーク
1 Basic knowledge of political science
2 Framework to grasp actual events with models and theories
2 Framework to grasp actual events with models and theories
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 50 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
(学習方法)
教科書の該当章とケースがある場合はケースとを熟読して授業に臨んでください。毎回予習レポートの提出を課します。これらの学習を毎回1時間程度求めます。講義では、最終レポートの執筆がしやすくなるように、講義で扱う理論や概念と実際の事件との結びつきについて考えることを促すことを目指します。予習レポート、最終レポートは全てGoogle Classroomにアップロードしてもらいます。
(予習レポート)
各回で指定。第一日の課題はケース課題とあわせてGoogle Classroomで指定するので見逃さないでください。
(最終レポート)
初回に指定
予習レポート、最終レポートの解説はいずれも授業で行います。
教科書の該当章とケースがある場合はケースとを熟読して授業に臨んでください。毎回予習レポートの提出を課します。これらの学習を毎回1時間程度求めます。講義では、最終レポートの執筆がしやすくなるように、講義で扱う理論や概念と実際の事件との結びつきについて考えることを促すことを目指します。予習レポート、最終レポートは全てGoogle Classroomにアップロードしてもらいます。
(予習レポート)
各回で指定。第一日の課題はケース課題とあわせてGoogle Classroomで指定するので見逃さないでください。
(最終レポート)
初回に指定
予習レポート、最終レポートの解説はいずれも授業で行います。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
1 イントロダクション、本の読み方・レポートの書き方、図書館の活用法2 国家の類型: なぜ民主主義なのか?
●使用するケース
民主主義国と権威主義国とにおけるリーダーの選択第2日(Day2)
3 政治・経済・文化: 政治が変わると他のことも変わるのか4 イデオロギーと選挙制度:なぜ極端な政治家が生まれるのか?
●使用するケース
どうする未来第3日(Day3)
5 汚職: なぜ政治家は汚職をするのか?どのようにしたら防げるのか?6 官僚制と脱官僚: なぜ官僚は存在するのか?政治主導とは何か?
●使用するケース
X市役所にて第4日(Day4)
7 大統領制と議院内閣制: 日本の首相は弱いのか?アメリカの大統領は強いのか?8 政党政治とポピュリズム: なぜ政党は存在するのか?
●使用するケース
オバマ政権の医療制度改革第5日(Day5)
9 小さな政府と大きな政府: 国家とは何か10 ジェンダー: なぜ女性の首相や大統領が重要なのか。
●使用するケース
ジェンダーに関するケース(作成中)第6日(Day6)
11 一党優位と政権交代: なぜ自民党が強いのか12 メディア: 報道の自由はなぜ重要なのか
●使用するケース
どんな候補を擁立する?第7日(Day7)
13 戦争: なぜ戦争が起こるのか、何が戦争を防ぐのか?14 安全保障政策と選挙: なぜ防衛は争点になるのか?
●使用するケース
戦争に関するケース(作成中)成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
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コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 60 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 60 % |
予習レポート Preparation Report | 10 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 30 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
評価は授業への積極的な参加と、予習レポート、2回の(最終)レポートとによって決定します。教科書 Textbook
- 粕谷祐子「比較政治学」ミネルヴァ書房(2014)
- 浅古泰史「ゲーム理論で考える政治学: フォーマルモデル入門」有斐閣(2018)
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
各回ごとに指定します。
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
より積極的にクラス内でのグループワークを行うとともに、様々な映像資料を用いて興味が持続するようにします。
担当教員のプロフィール About the Instructor
名古屋商科大学専任講師。東京大学修士(法学)。主に、アメリカ大統領の政府内政治(対官僚)と政府間政治(対議会)を、計量分析の手法を用いて研究している。論文に、「危機における政策形成: 省庁間調整かホワイトハウス内調整か」『季刊行政管理研究』、「1960 年 –80 年代における大統領の 省庁間調整活用の変容」 『アメリカ太平洋研究』などがある。
Takaharu Saito is Assistant Professor at Nagoya University of Commerce and Business. Takaharu’s research studies the presidency and bureaucracy in advanced democracies with a specific focus on the United States and Japan. Recently, he studies how interagency coordination of federal agencies affects the president's control over bureaucracy in the U.S. Takaharu uses a broad range of methods in his research, including machine learning (natural language processing), causal inference and formal models.
(実務経験 Work experience)
2023年4月-現在. 名古屋商科大学専任講師
2022年10月-2023年3月. 東京大学大学院人文社会系研究科特任研究員
2019年4月-2022年9月. 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2022年4月-2022年9月. 日本国際問題研究所若手客員研究員
2020年8月 - 2021年6月 University of California Berkeley Center for Japanese Studies 客員研究員
2022年10月-2023年3月. 東京大学大学院人文社会系研究科特任研究員
2019年4月-2022年9月. 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2022年4月-2022年9月. 日本国際問題研究所若手客員研究員
2020年8月 - 2021年6月 University of California Berkeley Center for Japanese Studies 客員研究員
2023 - Curr. Assistant Professor at Nagoya University of Commerce and Business
2022 - 2023. Project Researcher at the University of Tokyo Graduate School for Humanities and Sociology
2019 - 2022 Research Fellow at Japan Society for Promotion of Science
2022 Young Visiting Fellow at Japan Institute of International Affairs
2020- 2021 Visiting Scholar at the University of California at Berkeley’s Center for Japanese Studies