シラバス Syllabus

授業名 簿記学 1
Course Title Bookkeeping 1
担当教員 Instructor Name 石川 智己(Tomoki Ishikawa)
コード Couse Code NUC191_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門専門科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

簿記とは、企業の経営活動を記録、測定、伝達するためのシステムです。簿記に基づいて作成された財務諸表は、経営者だけでなく株主や金融機関など多くの利害関係者がそれぞれの意思決定の判断材料として利用します。そのため、簿記を理解し、財務諸表の作成やその内容を理解できるようになれば、企業の経営状況に関する判断ができるようになります。
この講義では、企業で用いられる複式簿記の原理を理解し、基本的な経営活動の記録をし、決算手続により財務諸表の作成が行えるようになります。
上記の目的の達成のために、具体的には以下の目標を設定します。
①複式簿記の基本的な仕組みが理解できる。
②仕訳の記入と総勘定元帳への転記ができる。
③商品販売業を事例とし経済活動を仕訳によって会計データにできる。
④決算の一連の手続きを理解して、帳簿の締め切りができる。
⑤試算表が作成できる。

Bookkeeping is a system for recording, measuring, and disclose the financial statements. Financial statements prepared based on bookkeeping are used not only by management but also by many stakeholders such as shareholders and financial institutions as a basis for making decisions. Therefore, if you can understand bookkeeping, prepare financial statements and understand their contents, you will be able to make decisions about the business situation of a company.
The goal of this lecture is to understand the principles of double-entry bookkeeping used in companies, to be able to record basic management activities, and to be able to prepare financial statements through account closing procedures.
To achieve the above objectives, we will specifically set the following goals.
①Understand the basic mechanism of double-entry bookkeeping.
②Enter journals and post to the general ledger.
③Economic activities can be made into accounting data by journalizing.
④Understand a series of settlement procedures and be able to close the books.
⑤Create a trial balance.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG3 Ethical Decision Making

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本講義は初学者を対象にし、簿記一巡を学習します。また、簿記学2とあわせて受講することにより、日商簿記検定3級レベルの知識を習得します。

This lecture is aimed at beginners. By taking this course together with Bookkeeping Study 2, you will acquire the knowledge of the Nissho Bookkeeping Test Level 3 level.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 95 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 5 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・演習問題について、講義内容の理解を深めるため,講義中にテキスト及びワークブックの問題を指定し、各自で問題を解き、その上で解説を行います。なお、検定試験を目指す方向けに、講義内にてテキスト及びワークブックの問題のうち、必ず解いておくべき問題を示したいと思います。
・小テストもしくはレポートについて、簿記一巡手続の理解を深めるため,それまでの内容の小テストを行う予定です。時間の都合によりレポートとすることもあります。
・予習よりも復習に時間をかけるべきです。復習は計算問題を中心に1時間ほど、予習はできれば次の授業範囲をテキストで確認しておいて下さい(30分ほど)。
・講義内で計算問題を解きますので、必ず「電卓」を用意しておいてください。
フィードバック方法
・小テストの結果は、Google Classroomにて採点結果をフィードバックします。解説を講義の中で行いますので、できなかった問題はかならず復習し、自力でできるようにしておいてください。
・毎回リアクションペーパーを配付しますので、質問等を記載の上、講義終了時に提出して下さい。質問の多かった事項については、次回の講義開始時にフィードバックします。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

講義のガイダンス
1. 簿記の意義と仕組み
・簿記の基礎
・貸借対照表
・損益計算書
・貸借対照表と損益計算書の関係


第2日(Day2)

2. 仕訳と転記
・勘定
・取引の意義と種類
・取引8要素と結合関係
・仕訳と転記


第3日(Day3)

3. 決算(1)
・決算の意義と手続
・試算表の作成


第4日(Day4)

4. 決算(2)
・試算表の作成
・帳簿の締切りと財務諸表作成
小テスト


第5日(Day5)

5. 現金と預金
・現金
・現金過不足
・当座預金と当座借越
・その他の預金
・小口現金


●使用するケース
実務で行われている現金管理、過不足の原因、現金の不正など、実例を説明する。

第6日(Day6)

6. 繰越商品、仕入・売上
・3分法のあらまし
・諸掛と返品
・仕入帳と売上帳
・商品有高帳


第7日(Day7)

小テスト
7. 売掛金と買掛金
・売掛金と買掛金の意義
・売掛金元帳と買掛金元帳
・売掛金明細表と買掛金明細表
・簿記学1のまとめ


成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 0 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 40 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

期末試験(50%)、小テスト(40%)、授業内での挙手発言(10%)により評価を行います。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編著「検定簿記講義 3級商業簿記(2021年度版)」中央経済社(2021)978-4-502-83563-6
  • 渡部裕亘・片山覚・北村敬子編著「検定簿記ワークブック 3級商業簿記」中央経済社(2021)978-4-502-37611-5

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

日商簿記3級を目指す方は、テキスト・ワークブックの問題に加えて、過去問を解くことをお勧めします。
・TAC簿記検定講座 著『合格するための過去問題集 日商簿記3級 '20年6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)』 TAC出版; 2020年11月検定対策版 (2020/7/8) ISBN-13 : 978-4813279761

2021年度から大きく変更される日商簿記検定試験に完全準拠したテキストとなります、2020年度版以前のテキスト、ワークブックとは内容が異なる箇所がありますので、2021年度版の書籍・ワークブックを購入して下さい。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

2020年度は初年度担当であり、後期集中講義により簿記学1の講義を行いました。仕訳、転記、試算表の作成を中心に説明し、簿記一巡を理解することに重きを置きました。簿記は繰り返し問題を自分で解くことにより、身につく学問です。集中講義では講義が連続して行われるため、復習の時間もなく、かなり厳しいスケジュールでしたが、多くの人が簿記の基礎を身につけてくれました。
今回のTerm1簿記学1では、繰り返し復習を行い、多くの人が簿記の基礎を身につけられるよう平易な説明を心掛けたいと思います。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

●学位と取得大学(修士以上)
修士(商学)中央大学

●研究分野
非営利法人における統一的な会計基準導入の可能性
経営管理に有効な予算統制及び中期経営計画の策定

●資格
公認会計士

●主な論文等
1.「生活協同組合の会計・監査」有限責任監査法人トーマツ『会計情報』 pp23~26,2017年6月
2.有限責任監査法人トーマツ編『建設業の決算手続と税務調整(第3版) 』清文社, 第3章「3 諸引当金」及び「4 偶発債務」(pp.237-265), 2015年5月

(実務経験 Work experience)

●職歴
1998年 監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所
2001年 公認会計士登録
2018年 厚生労働省 社会・援護局 生協指導専門官着任
2020年 石川智己公認会計士事務所開業、現在に至る

●実務経験
大手監査法人にて、法定監査(金融商品取引法、会社法、私立学校振興助成法)、株式公開支援業務に従事し、企業向け研修企画・講師を担当する。
厚生労働省において生協指導専門官として、国所管の生活協同組合への行政検査、会計基準及び監査基準の改訂に伴う生協法施行規則の改正にかかわる業務を担当する。







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