シラバス Syllabus

授業名 公共経済学
Course Title Public Economics
担当教員 Instructor Name 納田 泰成(Taisei Noda)
コード Couse Code NUC178_N25B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目400系 / Specialized Subject 400
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2025 UG Nisshin Term4

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

未踏の地を切り拓き、ビジネスや社会の発展に貢献するためには、国家や社会の経済の大きな流れについて、これまでに蓄積された知識を獲得することが不可欠です。本講義は、受講者が公共経済学を学ぶことで、国の政策が経済に与えるメカニズムをより深く理解できるように設計されています。
To pioneer new frontiers and contribute to the advancement of business and society, it is essential to acquire the accumulated knowledge of broad economic trends that have shaped nations and societies. This course is designed to help participants deepen their understanding of how government policies influence the economy through the study of public economics.

授業の目的(意義) / Importance of this course

「増税」「補助金の助成」などの政策が経済に与える影響を理解し、経済学の知識に基づいて今後起こりうる変化を予測し、議論できるようになること。
To understand the economic impact of policies such as "tax increases" and "subsidies," and to be able to predict and discuss potential future changes based on economic knowledge.

到達目標 / Achievement Goal

学生が、「政府はいつ政策によって市場を規制すべきか、あるいは規制すべきでないか?」「政府はどこから収入を得て、その影響は何か?」といった問いに対し、公共経済学の視点を用いて説明できるようになること。

Students will be able to use public economics to answer key questions such as: "When should the government regulate the market through policy, and when should it not?" and "Where does the government obtain its revenue, and what are the consequences?

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・時事問題を本質的に理解する力
・資格試験(公務員試験や中小企業診断士など)での「ミクロ経済学」「公共経済学」科目の勉強の基礎

- A fundamental understanding of current economic issues
- A strong foundation for studying the "Microeconomics" and "Public Economics" sections of qualification exams (such as civil service exams and SME management consultant exams)

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

事前学修:
講義前に、その日の講義内容に対応する課題を提出して頂きます。約2時間の学修を想定しています。
事後学修:
講義の最後に、その日の講義内容に対応する小テストを行います。小テスト後に各自約1-2時間の復習を想定しています。
レポート・課題に対するフィードバック:
講義後に、Google Classroomを通じて個別にフィードバックを行います。
中央情報センター(図書館)の活用について:
授業内容を深く理解するために積極的に活用してください。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

イントロダクション
[前半] 公共経済学とは何か?(教科書1章)
・経済学とは何か?
・公共経済学とは何か?
・経済学の3つの原理
[後半] 最適化(教科書3章)
・水準による最適化
・差分による最適化:限界分析


第2日(Day2)

ガソリンの価格はどうやって決まるか?
[前半]市場と買い手の行動
・ガソリンの価格(ケース)
・市場とは何か
・買い手の行動
[後半]均衡
・売り手の行動
・均衡における供給と需要
・政府がガソリン価格を決めたらどうなるか?

●使用するケース
ガソリンの価格(自作ケース)

第3日(Day3)

消費者とインセンティブ(教科書5章)
[前半]消費者の選択
・買い手の選択に影響する3つの要素
・需要曲線
[後半]価格が変動したとき
・消費者余剰
・需要の弾力性

第4日(Day4)

生産者とインセンティブ(教科書6章)
[前半]売り手の選択
・「どれくらい作るか?」に影響する3つの要素
・いつビジネスをやめるべきか?
[後半]企業から市場へ
・エタノール補助金(ケース)
・企業の参入と退出
・長期的な企業の利益


●使用するケース
エタノール補助金(教科書6章をもとに作成)

第5日(Day5)

完全競争と見えざる手(教科書7章)
[前半]完全競争と効率性
・社会的余剰とパレート効率性
・見えざる手の及ぶ範囲
[後半]見えざる手の影響と限界
・価格が見えざる手を動かす
・公平性と効率性の関係

第6日(Day6)

外部性と公共財(教科書9章)
[前半]見えざる手がうまく働かないとき
・ケース:ごみ処理の有料化
・負の外部性
・正の外部生
[後半]公共財
・フリーライダー問題
・共有資源

●使用するケース
ごみ処理の有料化(自作ケース)

第7日(Day7)

政府の役割(教科書10章)
[前半]租税と政府支出
・政府が収入を得る方法
・租税と支出の目的
[後半]規制と政府の失敗
・直接規制と価格規制
・官僚組織のコストと腐敗

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 25 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 25 %
予習レポート Preparation Report 25 %
小テスト Quizzes / Tests 25 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 25 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

定期試験 Final Exam

あり

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

講義内での積極的な発言を高く評価します。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • ダロン・アセモグル著/デヴィッド・レイブソン著/ジョン・リスト著/岩本 康志監訳/岩本 千晴訳「アセモグル/レイブソン/リスト ミクロ経済学」東洋経済新報社(2019)9784492315132

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

1. 茂木 喜久雄 (2021) 『試験対応 新・らくらくミクロ経済学入門』講談社, ISBN: 978-4-06-522048-1.
2. Volpe, Guglielmo (2015) "Case Teaching in Economics: History, Practice, and Evidence," Cogent Economics & Finance, 3, 1120977.

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

初年度担当科目です。受講者の皆様からのフィードバックを授業期間中にぜひお寄せください。

担当教員のプロフィール About the Instructor 









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