シラバス Syllabus

授業名 情報リテラシー 1
Course Title Information Literacy 1
担当教員 Instructor Name 長谷川 泰洋(Yasuhiro Hasegawa)
コード Couse Code NUC177_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

●Mission Statementとの関係性
本学のミッションであるビジネスリーダーの育成において、本講義はその基盤となる情報を有効に活用する能力を養成することが目的である。
The objective of this course is to develop enough skills to use computers as a tool for studying and living a campus life in this university, The course provides the students with a basic knowledge of computers, how to use the network environment of NUCB and how to put out the information on the Internet, through practical exercises.

授業の目的(意義) / Importance of this course

●授業の目的
本講義は、本学における学修に必要なコンピュータの基礎知識、ネットワークの活用、さらに情報発信の基礎を主に実習を通じて修得し、コンピュータを道具として使えるようになることを目的としている。本学では、受講する講義の登録、大学からの連絡、講義やセミナーのレポート作成、さらに発表など、学修、および、学生生活にコンピュータは欠かせないものとなっている。したがって、本講義は本学で勉強するすべての科目の基礎となると同時に学生生活を円滑に過ごすために必須な科目である。本講義は全学部に共通した卒業必修の教養科目である。
It is necessary for the students to use computers in their campus life, because with computers they have to register for courses, to get messages, to submit reports and to give presentations and so on. The course forms not only the foundation of all the other courses but also the foundation of the campus life.
The course is designed under the school's mission to develop successful leaders in the business community, who are required to have abilities to make effective use of information technology.

到達目標 / Achievement Goal

●到達目標
・コンピュータやネットワークに関する基礎知識を有している
・コンピュータを使用して、メールを適切にやりとりすることができる
・コンピュータを使用して、適切にレポートを書くことができる

Upon successful completion of this seminar, students will be able to:
・ Have basic knowledge about computers and networks
・ Exchange emails properly using their computers
・ Write reports properly using their computers

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本学における学修に必要なコンピュータの基礎知識、ネットワークの活用、さらに情報発信の基礎について修得できる。

The course provides the students with a basic knowledge of computers, how to use the network environment of NUCB and how to put out the information on the Internet, through practical exercises.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

●準備学習(予習復習等)
この演習で勉強したことをできるだけ自分なりに利用しようとすることが大切である。また、週に1回の演習の時間だけでは不十分なので、自宅においてもなるべくコンピュータを使うという姿勢が重要である。自宅学習でわからない点は、講義時間中またはメール等を用いて積極的に質問すること。また参考文献以外でも、本講義で扱うアプリケーションの解説書は多くあるので、自分に適したわかりやすい解説書を探すと効果的な学習ができる。

●日本語ワープロ検定試験に対する学習方法
過去問題が以下のサイトからダウンロードできるので、学習に役立てると良い。
http://www.goukaku.ne.jp/text_data_past.html

●課題(試験・レポート等)に対するフィードバック方法
日本語ワープロ検定試験の試験結果についてはキャンパス掲示板を通して伝達する。レポートについては講義の中で解説する。

●中央情報センター(図書館)の活用について
自学習用に参考になる書籍が所蔵されているので、積極的に活用して欲しい。また、知識の修得や情報収集のためにオンラインデータベースを活用して欲しい。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

①コンピュータの仕組み、インターネットの仕組み、情報倫理
計算器(コンピュータ)の歴史的変遷と仕組み、さらに現代の社会生活に欠かせないインターネットの仕組みと情報倫理を学ぶ。

②情報とは何か
情報とは何か、情報処理とは何か、情報活用能力とは何かについて学ぶ。

第2日(Day2)

①インターネットの概要と活用(倫理、ウイルス、メール)、USBメモリ
情報倫理、リスク管理(加害者にならないそして被害者にならない)と情報セキュリティ、著作権、メールの利用方法(大学のGmailの設定など)、ファイルの添付、メールの引用と転送、コンピュータウイルス、USBメモリの使い方などについて学ぶ。

②インターネットの活用(情報の検索、収集、再利用、Classroom)
ブラウザ(Safari)の使用方法、情報収集のためのサーチエンジン(Google)、本学がLMS(Learning Management System:学習管理システム)として使用する「Google Classroom」の活用法、大学の「キャンパス掲示板」、大学が提供するオンラインデータベースなどの活用法について学ぶ。

●使用するケース
サイバー犯罪対策(警察庁、2020年)

第3日(Day3)

①ネットワークの基礎、ネットワークサービスの活用、最新トピック
LAN、イントラネット、インターネットの違いなどネットワークの基礎を理解する。クラウドコンピューティングをはじめとするネットワークサービスの活用、最新トピックなどを理解する。

②ソーシャルメディア
個人だけではなく企業においてもソーシャルメディアの活用が広まっている。ソーシャルメディアの代表例としてfacebookについてその活用方法と注意点について学ぶ。

第4日(Day4)

①Wordによる論文作成技法1(文字入力、装飾、タッチタイピング)
Macの基本操作、Wordの概要、文書の新規作成 、文字入力、フォントの装飾、文字や行の配置、タッチタイピング 、文字列の移動とコピー、ファイルの保存などを学ぶ。

②Wordによる論文作成技法2(表、書式)
文字入力の応用、表の挿入、大学指定レポート書式の設定、印刷プレビュー、印刷を学ぶ。さらに、テキスト開始位置の調整、ヘッダーとフッター、文字の検索と置換、引用の方法、剽窃(盗用)行為の禁止などを学ぶ。

●使用するケース
「好きな食べ物を分かりやすく解説」(長谷川泰洋、2020 作成)

第5日(Day5)

①Wordによる論文作成技法3(画像、数式等)
画像の挿入、画像のサイズや位置の変更、図形の描画、ワードアート、Excelの表の張り付け、Excelのグラフの張り付けについて学ぶ。

②Wordによる論文作成技法4(ビジネス文章の作成・レポートの書き方)
これまでに修得した知識を活かしてビジネス文章の作成をしたり、レポートの書き方を学ぶ。

●使用するケース
「好きな店をわかりやすく解説」(長谷川泰洋、2020 作成)

第6日(Day6)

①インターネットによる情報発信1(ホームページの作成)
Webブラウザ上で閲覧可能なコンテンツを作成する手法について学ぶ。 Webサイトの例を通し、HTMLを用いたホームページを作成する上での基礎知識を習得する。

②インターネットによる情報発信2(ホームページの作成)
HTMLの文法、ドキュメントの構成、イメージ表示、レイアウト、フレームの作り方などHTMLの基礎的な使用方法を学ぶ。

③本学のWebでの定期試験の受け方や答案の提出方法についても学ぶ。

第7日(Day7)

①インターネットによる情報発信3(ホームページの作成)
実際にホームページを作成することを通して、HTMLの文法、イメージ表示、レイアウト、フレームの作り方などHTMLの実際の使用法を修得する。

②ターミナルの活用(UNIXコマンド)
ターミナルとは何か。ターミナルの使い方を学び、実際に使用することを通して、UNIXとは何か、UNIXコマンドで何が可能なのかを理解する。

③本学のWebでの定期試験の受け方や答案の提出方法について復習する。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 10 %
予習レポート Preparation Report 40 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

この科目はコンピュータを用いての演習科目のため、講義に欠かさず出席することが特に重要である。数回のレポート課題の提出を評価として反映する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 名古屋商科大学「Macintoshガイド 2021年度版」オリジナル(2021)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]井村克也『macOS Big Sur パーフェクトマニュアル』ソーテック社,2020, ISBN:978-4800712783
[2]小枝 祐基『今日から使えるMacBook Air & Pro macOS Big Sur対応』ソシム,2021, ISBN:978-4802612852
[3]富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) 『Microsoft Word 2019 基礎 (よくわかる)』富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) ,2019, ISBN:978-4865103823
[4]富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) 『Word 2019 応用 (よくわかる)』富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) ,2019, ISBN:978-4865103830
[5]『情報リテラシー 入門編 Windows 10/Office 2019対応』富士通エフ・オー・エム株式会社,2020. ISBN:978-4865104165
[6]『情報リテラシー 総合編 Windows 10/Office 2019対応』富士通エフ・オー・エム株式会社,2020. ISBN:978-4865104172
[7]『日本語ワープロ検定試験 模擬問題集 3・4級編』日本情報処理検定協会
[8]『日本語ワープロ検定試験 模擬問題集 2・準2級編』日本情報処理検定協会
[9]『実技で学ぶ情報モラル』日本情報処理検定協会,2019, ISBN: 978-4909086556

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

社会に対する理解を深められる事例や知的意欲をかき立てる事例を用いて、実践的な情報リテラシーの知識・技術の向上を図ります。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学位と取得大学
修士(芸術工学)名古屋市立大学
博士(芸術工学)名古屋市立大学
研究分野
造園学
保全生態学

Degree
Master (Design and Architecture) Nagoya City University
Ph. D (Design and Architecture) Nagoya City University
Field of Study
Landscape Architecture
Conservation Ecology







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