シラバス Syllabus

授業名 消費社会論
Course Title Consumer Society Theory
担当教員 Instructor Name 矢部 謙太郎(Kentaro Yabe)
コード Couse Code NUC176_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

本学のミッション・ステートメントにある「フロンティア・スピリット」において尊重されているのは「新しい地平を切り拓くこと」であるが、そのためには「既存の地平の対象化」が必要である。私たちが生きている消費社会の土台となる「既存の地平」を、本講義を通じて「対象化」することで、「フロンティア・スピリット」の育成がはかられる。
本講義の目標は、J. ボードリヤールの消費社会論を学ぶことによって、現代のさまざまな社会現象を消費社会論の枠組から分析することである。さまざまな社会現象をあくまでひとつの枠組から分析し、論理一貫した体系のもとで解明することの面白さを感じてもらうことが狙いである。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。

“Frontier Spirit” as Mission Statement of NUCB aims to “open up a new horizon”. In order to “open up a new horizon”, we have to “objectify the existing horizons”. By “objectifying the existing horizons” of our consumer society, this course aims to cultivate “Frontier Spirit”.
The goal of this course is to analyze various social phenomena from the framework of consumer society theory through the master of consumer society Theory by J. Baudrillard.
This course aims to get to feel the joy of that to analyze various social phenomena from one framework, from logical consistent system.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

卒業認定・学位授与の方針にあるように、国際化、競争化社会を生き抜く人材を育てることが重要である。そうした人材は、自分の意見を論理的にかつ具体的に説明できるスキルをもっている。そのスキルを養うために、本講義では、さまざまな具体例をひとつの枠組から論理的に説明する練習をおこなう。

It is important to cultivate human resources who survive internationalization, competitive society, as in the graduation certification / degree awards policy. Such human resources have skills that can explain their opinions logically and concretely. In order to cultivate that skill, this course will practice exercises to explain various concrete examples logically from one framework.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

●復習としては、毎回の講義で提示された消費社会論の命題を使って説明できる具体例を挙げる練習をし、予習としては、次回講義内容に該当する教科書の章を熟読すること。復習、予習をあわせた所要時間は1時間を目安とする。

●第4週で実施する中間試験の答案は、採点が終わり次第、後日、講義時間中に返却してフィードバックする。

●中央情報センターをぜひ積極的に活用してほしい。とくに参考文献のいくつかは情報センターに所蔵されているので、自習に役立てること。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

「消費」とは何か:使用価値の消費と記号価値の消費(記号消費)の違いについて学ぶ。

第2日(Day2)

記号の作られ方:記号が生成するモノの組み合わせとその原理について学ぶ。


●使用するケース
ファッションの煩わしさ(オリジナル)

第3日(Day3)

流行と経済成長:流行にしたがってモノの組み合わせが更新される仕組みと、記号消費によって経済成長がどのように促進されるかを学ぶ。

第4日(Day4)

消費者のコミュニケーション:記号消費によるコミュニケーションの特徴を学ぶ。

第5日(Day5)

事例分析(1):これまで学んだ消費社会論の図式を使って映像資料を分析する。

第6日(Day6)

事例分析(2):これまで学んだ消費社会論の図式を使って映像資料を分析する。

第7日(Day7)

記号消費と現実否認:記号消費によって現実が否認される仕組みを学ぶ。

●使用するケース
購入される「健康」(オリジナル)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 0 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 20 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 30 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 見田宗介「現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来」岩波新書(1996)978-4004304654

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

J. ボードリヤール『消費社会の神話と構造』(新装版)紀伊國屋書店、2015、978-4314011167
間々田孝夫『消費社会のゆくえ―記号消費と脱物質主義』有斐閣、2005、978-4641173156
東浩紀『動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会』講談社現代新書、2001、978-4061495753
矢部謙太郎『消費社会と現代人の生活―分析ツールとしてのボードリヤール』 (早稲田社会学ブックレット— 現代社会学のトピックス 5)、学文社、2009、978-4762018176

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

「学ぶ意欲」が沸くよう工夫していきたい。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学位:修士(早稲田大学)
研究分野:社会学

Degrer:Master (Waseda University)
Field of Study:Soiciology(consumer society theory, communication)

(実務経験 Work experience)

2003 〜 2006 武蔵大学非常勤講師
2004 〜 2006 早稲田大学教育学部助手

2003 〜 2006 Part-time lecturer at Musashi University
2004 〜 2006 Assistant at Waseda University Faculty of Education

Refereed Articles

  • (2015) A Study on “Relation Conditioning Work” : How It Visualizes the Vicious Cycle of Human Relations. The Annuals of Sociology (56): 0288-7126






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