シラバス Syllabus

授業名 基礎セミナー 1
Course Title International Seminar 1
担当教員 Instructor Name 磯野 英治(Hideharu Isono)
コード Couse Code NUC175_N24A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2024 UG Nisshin Spring

授業の概要 Course Overview

Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement

【Mission Statementとの関係性】

この授業を通じて、受講生はより自然な日本語(読む・書く・聞く・話す)と、本学のMission Statementである「新時代のアジアと世界をつなぐ能力」を身につけることができる。
【Connection to our Mission Statement】

Thorough this class, students will have their four skills in Japanese language and "the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world".

授業の目的(意義) / Importance of this course

【授業の目的(意義)】

このセミナー(多文化交流ゼミ)では、自然な日本語を言語・文化の観点から習得していきます。具体的には、JLPT演習を中心に日本で生活する際に必要となる日常生活でよく使われる語彙や表現を中心に学びます。

本セミナーは、LG1(クリティカル・シンキング)からLG4(効果的なコミュニケーション)までの全LGに対応しています。評価はディプロマポリシーによる総合評価です。
【Importance of this course】

This course is targeted for faculty students who are aiming to improve their Japanese skills about language and culture.

The specific objectives are to know a lot of everyday vocabulary and expressions in Japanese that are often used when living in Japan.

Learning goals of this course are LG1 (Critical Thinking) to LG4(Effective Communication).
The course evaluations refer to NUCB Diploma Policy.

到達目標 / Achievement Goal

【到達目標】

・受講生はコロケーションを中心とした自然な日本語の運用能力が獲得できる。
・受講生はディスカッション能力とプレゼンテーション能力が獲得できる。
・受講生はJLPTN1取得に向けた演習ができる。

【Achievement Goal】

The specific objectives are:
(1) to know about collocation in Japanese.
(2) to develop strategic skills about discussion in Japanese.
(3) to develop strategic skills about JLPT N1 in Japanese.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

この授業を通じて、CEFRスケールのB2-C1(上級レベル)、またはJLPTスケールのN1に相当する日本語能力を身につけることができます。

As a result of studying Japanese in this course, students are expected to acquire Japanese proficiency which is equivalent to B2-C1 (Advanced independent user) in CEFR scale or N1 in JLPT scale.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 17 パートナーシップで目標を達成しよう(Partnerships to achieve the Goal)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 30 %
フィールドメソッド Field Method 30 %
合計 Total 100 %

事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods

・予習として各ユニットにあるテーマの理解(毎週3時間程度)、および復習として授業で学んだ各ユニットの問題練習(毎週3時間程度)。
・毎回の小テストは授業中、中間レポートに関しては、オフィスアワーに研究室で個別に対応する。
・異なる言語文化的背景を持つ学生達がディスカッションや調査を通じたグループワークを共同で行うことによって、一つの目的のために協力する能力を身につける。
・特に「ことば(主に日本語)」に注目して社会的背景や多様性、機能や効果が分析でき、かつ運用できるようになることを目指す。
・データ収集、発表準備、発表、レポート作成といった一連の作業ができるようになる内容とする。
・課題は復習だけではなくデータ収集を日頃から行うものとする。これによって身近にある事象に気づく習慣をつけるものとする。
・資料収集に積極的に大学図書館を活用すること。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1回
・アカデミックオリエンテーション(相互自己紹介、授業概要・課題・評価の説明、目標の共有)
・JLPTのN1演習
・コロケーション1
第2回
・JLPTのN1演習
・コロケーション2

第2日(Day2)

第3回
・JLPTのN1演習
・コロケーション3
第4回
・JLPTのN1演習
・コロケーション4

第3日(Day3)

第5回
・JLPTのN1演習
・コロケーション5
第6回
・JLPTのN1演習
・コロケーション6

●使用するケース
タイトル「変更不可」(磯野英治作成)

第4日(Day4)

第7回
・JLPTのN1演習
・コロケーション7
第8回
・JLPTのN1演習
・コロケーション8


第5日(Day5)

第9回
・JLPTのN1演習
・コロケーション9
第10回
・JLPTのN1演習
・コロケーション10

第6日(Day6)

第11回
・JLPTのN1演習
・コロケーション11
第12回
・JLPTのN1演習
・コロケーション12

●使用するケース
タイトル「空気を読んで!?」(磯野英治作成)

第7日(Day7)

第13回
・JLPTのN1演習
・コロケーション13
第14回
・JLPTのN1演習
・コロケーション14

●使用するケース
タイトル「愛知県の外国人」(磯野英治作成)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 40 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 40 %
予習レポート Preparation Report 10 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

中間レポートは小テストに含む。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 小野正樹・小林典子・長谷川守寿「コロケーションで増やす表現 VOL1 - ほんきの日本語」くろしお出版(2009)978-4874244579

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

・小野正樹・小林典子・長谷川守寿(2009)『コロケーションで増やす表現 VOL2 - ほんきの日本語』、くろしお出版、ISBN:978-4874244944
・独立行政法人国際交流基金 (2018)『日本語能力試験公式問題集 第二集 N1』、凡人社、ISBN:978-4893589361

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

昨年度の授業評価を踏まえて、大幅な変更はしない。今年度は授業中における学生の発言がさらに増えるようディスカッションの機会を多く設け、よりインターラクティブな授業にしていきたいと考えている。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

●学位と取得大学
博士(日本語教育学)首都大学東京
修士(日本語教育学)首都大学東京

●研究分野
日本語教育学・語用論・社会言語学

<Degree>
Doctor's Degree in Japanese Language Education(Ph.D.),Tokyo Metropolitan University,Tokyo
Master's Degree in Japanese Language Education(M.A.),Tokyo Metropolitan University,Tokyo

<Field of study>
Japanese language education・Pragmatics・Sociolinguistics

Refereed Articles

  • (2024) Production and Use of Video Teaching Material for Career Support for Foreign Language Majors in Education: Practice in University Education in Korea and Japan. The Korean Journal of Japanology (140): 1225-1453
  • (2024) Scenario for Video Resource “Introduction of Linguistic Landscapes in Japan for Basic Level Japanese Learners”. Studies in the Japanese Language (44): 0386-6084
  • (2023) Scenario for Video Resource “Careers through Video: Japanese and Korean Students Making the Most of Their Major Languages”. Studies in the Japanese Language (43): 0386-6084
  • (2023) Production and Release of a Video Teaching Material ‟Careers through Video: Japanese and Korean Students Making the Most of Their Major Languages”. The Korean Journal of Japanology (134): 1225-1453
  • (2022) Prospects for Japanese Language Education Research Utilizing the Linguistic Landscape. Studies in the Japanese Language (42): 0386-6084






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