授業名 | 韓国の社会と文化 |
---|---|
Course Title | Korean Society and Culture |
担当教員 Instructor Name | 閔 ソラ(Min Sora) |
コード Couse Code | NUC173_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term4 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
グローバル時代において、他国といい関係を保つことは非常に大事なことである。特に、昔から複雑な関係性の中で共に発展してきた隣国である日本と韓国の場合はなおさらである。ある国といい関係を築くためには、その国の社会と文化についてよく知ることが求められる。そのため、本授業で韓国の社会と文化について学ぶことで、学生は新時代のアジアと世界をつなぐ能力を育成でき、Mission Statementにおける「ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をする」ことができ、「新時代のアジアと世界をつなぐ能力」を身につけることができると期待される。
In the global era, it is very important to maintain good relations with other countries. This is especially the case with Japan and South Korea, which are neighbors that have developed together in a complicated relationship since ancient times. In order to build a good relationship with a country, it is necessary to have a knowledge of that country's society and culture. Therefore, through this class, students can cultivate the ability to connect Asia and the world in the new era by learning about Korean society and culture, and "create knowledge that advances business and society" and acquire "the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world" as stated in the mission statement.
授業の目的(意義) / Importance of this course
本授業では、韓国の社会と文化の様々な面について学び、隣国である韓国に関する理解を深める。具体的には、日本はもちろん世界的に注目を集めている韓流エンターテインメント資料(ドラマ、映画、小説、音楽など)を基に、その中に現れている韓国社会と文化の一面について考える。授業で学んだ知識から、今後よりいい日韓関係を築くためにできることについて考察する。
In this class, students will learn about various aspects of Korean society and deepen understanding of neighboring country, South Korea. Specifically, based on Korean entertainment materials (dramas, movies, novels, music, etc.), which are attracting attention not only in Japan but also around the world, we will consider aspects of Korean society and culture that appear in them. Based on the knowledge learned in class, students will consider what we can do to build better Japan-Korea relations in the future.
到達目標 / Achievement Goal
本授業を通して、学生は韓国の社会の様々な面について理解できるようになる。また、韓流エンターテインメントに接し、韓国の文化に関する知識を身につけることができる。
Through this course, students will be able to understand various aspects of Korean society. In addition, students can experience Korean entertainment and acquire knowledge about Korean culture.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
韓国が現在直面している様々な社会現象について理解し、それに関して自分の意見を述べることができる。
主な韓流エンターテインメントの特徴を理解し、その中に現れている韓国社会の現状と文化について理解できる。
隣国である韓国といい関係を築いていくために必要なことについて考えることができる。
主な韓流エンターテインメントの特徴を理解し、その中に現れている韓国社会の現状と文化について理解できる。
隣国である韓国といい関係を築いていくために必要なことについて考えることができる。
You can understand various social phenomena that South Korea is currently facing and express your opinion on them.
You can understand the characteristics of Korean entertainment, and understand Korean society and culture that appear in them.
You can think about what you need to do to build a good relationship with your neighbor, South Korea.
You can understand the characteristics of Korean entertainment, and understand Korean society and culture that appear in them.
You can think about what you need to do to build a good relationship with your neighbor, South Korea.
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 60 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 40 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
毎回授業では、配布プリントにしっかり筆記をし、それをもとに次回の小テストに備えて復習する(100分/週)。
予習(200分/週)として、次回の授業で学習する教科書の内容及びケース資料を熟読し、質問の答えを考えてきて授業で積極的に発言して議論に参加する。
授業中または予習・復習時に理解できなかったところ、または韓国に関して知りたいことに関しては、授業の前後または授業後のアンケートに記入したら、できる範囲でフィードバックする。
中央情報センター(図書館)で参考文献を学習することを推奨する。
予習(200分/週)として、次回の授業で学習する教科書の内容及びケース資料を熟読し、質問の答えを考えてきて授業で積極的に発言して議論に参加する。
授業中または予習・復習時に理解できなかったところ、または韓国に関して知りたいことに関しては、授業の前後または授業後のアンケートに記入したら、できる範囲でフィードバックする。
中央情報センター(図書館)で参考文献を学習することを推奨する。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
オリエンテーション韓国という国
韓国の経済①(特徴・背景)
(第1課、第8課)
●使用するケース
韓国という国第2日(Day2)
韓国の経済②(貧富の格差)●使用するケース
キウさんのケース第3日(Day3)
韓国の文字、衣食住、そして韓流(第2課、第3課)
●使用するケース
韓流について第4日(Day4)
韓国の就職活動と教育(第10課)
●使用するケース
イェソさんのケース第5日(Day5)
韓国の人間関係(上下関係、男女平等、少子化)(第1課、第4課、第10課)
●使用するケース
キム・ジヨンさんのケース第6日(Day6)
韓国の国際関係(歴史と政治)(第1課、第6課、第7課)
●使用するケース
韓国の国際関係の歴史第7日(Day7)
多様な韓国の文化(プレゼンテーション)(第5課、第9課)
●使用するケース
興味深い韓国の文化について紹介成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 20 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 20 % |
予習レポート Preparation Report | 20 % |
小テスト Quizzes / Tests | 10 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 10 % |
期末試験 Final Exam | 30 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 10 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
ケース資料の予習、討論、挙手発言、小テスト、課題、発表など、日々の学修への取り組みに重点を置いて評価する。ケーススタディの際は積極的な発言が求められる。教科書 Textbook
- 朴貞蘭「知りたい!韓国の文化と社会 入門編」博英社(2023)9784910132488
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
新城道彦・浅羽祐樹・金香男・春木育美(2019)『知りたくなる韓国』有斐閣
伊東順子(2022)『韓国カルチャー 隣人の素顔と現在』集英社
チョ・ナムジュ(2023)『82年生まれ、キム・ジヨン』筑摩書房
伊東順子(2022)『韓国カルチャー 隣人の素顔と現在』集英社
チョ・ナムジュ(2023)『82年生まれ、キム・ジヨン』筑摩書房
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
講義の内容(韓国の現状、流行など)や授業資料(スライド、映画、ドラマ、音楽など)、授業の方法(小テスト、説明がわかりやすい、飽きないように工夫するなど)、フィードバック(毎回の授業アンケートを通して感想や意見、質問に答えるなど)に関しては評価が高かったので、より工夫して続けていく予定である。一方、グループ討論の機会が少ない点、スライドのスピードが速い点、筆記するところがわかりにくい点、提出した課題が確認できないことがある点などについて指摘があったため、今後はこれらの改善に努めたい。
担当教員のプロフィール About the Instructor
博士(文学)
名古屋大学(2019年3月)
現代日本語学、認知言語学、韓国語教育
名古屋大学(2019年3月)
現代日本語学、認知言語学、韓国語教育
Doctor of Letters
Nagoya University (March, 2019)
Studies of Modern Japanese, Cognitive Linguistics, Korean Language Education
(実務経験 Work experience)
2011年4月~2012年3月 愛知県立杏和高等学校 非常勤講師(韓国語)
2011年4月~2022年3月 学校法人愛知韓国学園名古屋韓国学校 非常勤講師(韓国語)
2012年2月~2014年3月 東京外国語センター 派遣講師(韓国語)
2013年10月~2014年3月 名古屋大学日韓理工系学部留学生対象日本語プログラム 非常勤講師(日本語)
2014年4月~2014年12月 中部大学サテライト講座 非常勤講師(韓国語)
2014年4月~2015年3月 I.C.NAGOYA 非常勤講師(韓国語)
2016年10月~2021年9月 保育・介護・ビジネス名古屋専門学校 非常勤講師(日本語)
2017年4月~2017年9月 トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校 非常勤講師(韓国語)
2018年9月~2018年10月 電波学園2018年夏期職場体験プログラム 非常勤講師(日本語)
2019年10月~2020年3月 名古屋大学日韓理工系学部留学生対象日本語プログラム 非常勤講師(日本語)
2020年4月~2024年3月 名古屋大学言語教育センター 非常勤講師(日本語)
2021年4月~2022年3月 名古屋工業大学留学生センター 非常勤講師(日本語)
2021年9月~現在 名古屋商科大学 非常勤講師(韓国語)
2022年4月~現在 愛知学院大学 非常勤講師(韓国語)
2023年4月~現在 愛知大学 非常勤講師(韓国語)
2024年4月~現在 名古屋学院大学 非常勤講師(韓国語)
2011年4月~2022年3月 学校法人愛知韓国学園名古屋韓国学校 非常勤講師(韓国語)
2012年2月~2014年3月 東京外国語センター 派遣講師(韓国語)
2013年10月~2014年3月 名古屋大学日韓理工系学部留学生対象日本語プログラム 非常勤講師(日本語)
2014年4月~2014年12月 中部大学サテライト講座 非常勤講師(韓国語)
2014年4月~2015年3月 I.C.NAGOYA 非常勤講師(韓国語)
2016年10月~2021年9月 保育・介護・ビジネス名古屋専門学校 非常勤講師(日本語)
2017年4月~2017年9月 トライデント外国語・ホテル・ブライダル専門学校 非常勤講師(韓国語)
2018年9月~2018年10月 電波学園2018年夏期職場体験プログラム 非常勤講師(日本語)
2019年10月~2020年3月 名古屋大学日韓理工系学部留学生対象日本語プログラム 非常勤講師(日本語)
2020年4月~2024年3月 名古屋大学言語教育センター 非常勤講師(日本語)
2021年4月~2022年3月 名古屋工業大学留学生センター 非常勤講師(日本語)
2021年9月~現在 名古屋商科大学 非常勤講師(韓国語)
2022年4月~現在 愛知学院大学 非常勤講師(韓国語)
2023年4月~現在 愛知大学 非常勤講師(韓国語)
2024年4月~現在 名古屋学院大学 非常勤講師(韓国語)