シラバス Syllabus

授業名 観光と地域社会
Course Title Tourism and local communities
担当教員 Instructor Name 奥野 一生(Kazuo Okuno)
コード Couse Code NUC171_N23A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2023 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

 名古屋商科大学のミッションは、「フロンティアスピリット」を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学の学生は、観光と地域社会を学ぶことによって、来るべき観光の新時代とそのリーダーとなり、観光と社会の発展をもたらす能力を有している。
 観光と地域社会は、観光を学ぶ科目であるとともに、観光が地域社会に与える影響、地域社会が観光に与える影響を考察する科目である。観光は地域社会を活性化させており、日本への海外からの観光客は急増している。観光を学ぶことによって、開拓者精神、世界的な視野の習得を目指す。授業では、毎週の問いかけと、課題プリントの提出によって、チュートリアルシステムを構築する。特に、観光関連産業は広範囲にわたっており、また、成長産業であり、将来、各自が活躍するフィールドの選択に参考となる。
 本科目を学ぶことで、学生は、観光の知識と理解を深め、観光に取り組む専門的能力と汎用的能力を身につけ、観光と地域社会との関係を考察する態度と姿勢が身につくようになる。

 The mission of Nagoya University of Commerce and Business is to foster innovative and ethical leaders with a "frontier spirit" and to create knowledge that will bring about the development of the business world and society. By studying tourism and local communities, students at Nagoya University of Commerce and Business have the ability to become leaders in the coming new era of tourism and bring about the development of tourism and society.
Tourism and local communities, is a subject to learn the tourism, also, along with the tourism to consider the impact on the region, which is subject to consider the impact that communities give to tourism. Tourism has to activate the region, tourists from overseas to Japan has been increasing repidly. By learning the tourism, we aim to learn of the pioneering spirit, and a mastery of global vision. In class, we will build a tutorial system by submission of weeklly questions and challenges print. In particular, tourism-related industry is over a wide renge, also, is a growth industry, the future, and serve as a reference to the selection of the field that each is active.
By studying this subject, students will deepen your knowledge and understanding of tourism, acquire professional and general-purpose abilities to engage in tourism, and acquire an attitude and attitude to consider the relationship between tourism and the local community.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

 本講義は、NUCBフロンティア力の中でもとりわけ「基盤力」および「実践的思考力」の育成を念頭に進められる。観光地域を通じて様々な知識を積極的に学習し、相互関係に着目することによって考える力を養う。
 本講義は、各地域を比較することによる批判的思考、各地域の差異を知ることによる多様性の意識、過去から現在への変化に着目することによる未来への分析的意思決定、以上の習得を目指す。

This lecture is advanced in mind especially the development of infrastruture force and practical thinking skills among the NUCB frontier force. Actively learn a variety of knowledge that features of each tourist region, to cultivate the ability to think by focusing on the mutual relationship.
This lecture, critcal thinking by comparing each region, diversity awareness by knowing the differences in each region, analytical decision making skills to the future due to the fact that attention is paid to the change from the past to the present, more learning aim.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 80 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 20 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

 準備学習では、予習は、各週で学ぶ観光と地域社会について、教科書を熟読して、内容、場所等をそれぞれ調べて項目ごとにまとめておくこと。復習は、教科書を再確認して、それぞれの要因・相互関係を考察しておくこと。1時間の講義に対して、2時間の予習復習を行うこと。課題プリントを毎週提出、次週に講義内でコメントを付す。レポートは、第1日目に指示、第4~5日目に提出する。詳細は第1日目でプリントにて指示するので、それを順守して提出すること。中央情報センター(図書館)を活用して、情報の収集と分析を積極的に行ってほしい。
 ケースは、現在の典型事例、過去の歴史的事例、未来への考察と展開させます。
 第1日目はオリエンテーション、第2日目・第6日目・第7日目にケースと討議、第3日目・第4日目・第5日目は学生のみなさんによる「観光」に関するプレゼンテーションと討議、講義中においても、適宜、発問による意見・発言を求める学生参加型の授業を取り入れるので、学生のみなさんの積極的な挙手・発言を期待しています。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

第1日目①(3限):授業のオリエンテーション、観光地理学・交通地理学と観光地域動向
 観光とは何か、授業の進め方と取り組み方を指示する。観光地理学・交通地理学と観光地域動向を指摘し、観光からの地域社会の見方と地域社会との相互関係を考察する。
第1日目②(4限):観光地域と観光資源
 観光資源とは何か、自然・歴史・文化・産業・人工施設などの観光資源の種類と事例を提示し、その魅力と盛衰から観光を考察する。レポートについても指示する。

●使用するケース
観光地域動向と観光資源について、教科書で予習する。レポート・プレゼンテーション・クラス討議・グループ討議について、説明・指示を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第2日(Day2)

第2日目①(3限):地域振興政策と観光 その1
 地域振興政策とは何か、地域振興政策の現状、地域発展に大きな影響を与える交通と観光等、地域振興政策と観光との相互関係を考察する。
第2日目②(4限):地域振興政策と観光 その2
 日本各地の観光による地域振興政策の事例を提示し、地域振興から見た日本の変化と未来を考察する。

●使用するケース
地域振興政策について、教科書で予習する。授業で、ケース「観光の経験、コロナと観光」についてグループ討議を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第3日(Day3)

第3日目①(3限):鉄道資本と観光地域
 日本における鉄道交通発達史、私鉄と観光開発など、鉄道資本と観光地域との相互関係を考察する。
第3日目②(4限):船会社と観光地域
 日本における船舶交通発達史、船会社と観光開発など、船会社と観光地域との相互関係を考察する。

●使用するケース
鉄道資本と船会社について、教科書で予習する。授業で、「観光」をテーマとして学生のプレゼンテーションとクラス討議を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第4日(Day4)

第4日目①(3限):航空企業と観光地域
 日本における航空交通発達史、航空企業と観光開発など、航空企業と観光地域との相互関係を考察する。
第4日目②(4限):観光業界と地域社会、宿泊業界を中心として
 観光業界とは何か、観光業界の種類、宿泊業界の種類と事例、観光業界と地域社会の相互関係を考察する。

●使用するケース
航空企業と観光業界について、教科書で予習する。授業で、「観光」をテーマとして学生のプレゼンテーションとクラス討議を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第5日(Day5)

第5日目①(3限):産業観光と地域社会、鉱業地域を中心として
 産業観光とは何か、産業観光の種類、日本鉱業地域史、鉱山と鉱業遺産、産業観光と地域社会との相互関係を考察する。
第5日目②(4限):テーマパークと地域社会 その1
 テーマパークとは何か、遊園地と国際博覧会、日本におけるテーマパークの成立・立地・展開を考察する。

●使用するケース
産業観光とテーマパークについて、教科書で予習する。授業で、「観光」をテーマとして学生のプレゼンテーションとクラス討議を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第6日(Day6)

第6日目①(3限):テーマパークと地域社会 その2
 テーマパークを「外国村」「歴史村」「ファンタジー」などに区分して具体的な事例を考察するとともに、テーマパークと地域社会との相互関係を考察する。
第6日目②(4限):日本の観光地域 その1
 日本の観光地域の内、沖縄・九州・四国・中国・近畿の観光地域を取り上げ、地域社会と観光との相互関係を考察する。

●使用するケース
テーマパークと日本の観光地域について、教科書で予習する。授業で、ケース「過去の交通の発達と伝染病(感染症)」についてグループ討議を行う。
課題:課題プリント
提出期限:授業終了時
提出方法:教室で提出

第7日(Day7)

第7日目①(3限):日本の観光地域 その2
 日本の観光地域の内、中部・関東・東北・北海道の観光地域を取り上げ、地域社会と観光との相互関係を考察する。
第7日目②(4限):「コロナと観光、コロナ後の未来」
 「コロナと観光、コロナ後の未来」について、グループ討論とクラス討論を行い、担当教員がコメントしてまとめを行う。

●使用するケース
日本の観光地域について、教科書で予習する。ケース「コロナと観光、コロナ後の未来」については、課題プリントを事前に配信するので、予習する。
課題:課題プリント(ケースについては、グループ討議での自己の発言、他のメンバーの発言、クラス討議でのグループ代表の発言、まとめ等を記入する。)
提出期限:授業後1日以内
提出方法:Google classroom にて提出

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 5 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 5 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 10 %
予習レポート Preparation Report 30 %
小テスト Quizzes / Tests 10 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

 平常点50%・学期末試験結果50%
 平常点は、授業の取り組み、授業受講姿勢、特に毎回提出を求める課題プリント(成績評価方法の予習レポートに相当)の内容を中心に、プレゼンテーション、クラス討議およびグループ討議での発表と発言、提出レポート(成績評価方法の小テストに相当)の内容を加えて、評価する。授業では、発問・プレゼン指名を行うので、積極的に挙手・発言・発表を行ってください。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 奥野一生「観光地域学」竹林館(2018)978-4860003777

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

 教科書は、予習・授業・復習・試験において必要であるので、受講生は必ず購入すること。
 参考文献・資料
①奥野一生『テーマパーク地域学』竹林館、2022、ISBN978-4860004811
②神田孝治編『レジャーの空間』ナカニシヤ出版、2009、ISBN978-4779503634
③神田孝治編『観光の空間』ナカニシヤ出版、2009、ISBN978-4779503641
④大橋・橋本・遠藤・神田編『観光ガイドブック』ナカニシヤ出版、2014、ISBN978-4779508264
⑤寺坂昭信著『大学テキスト 観光地理学』古今書院、2009、ISBN978-4772252430

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 授業内容と授業構成のより一層の適正化に努めたい。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

学位と取得大学
 修士(教育学) 大阪教育大学
 博士(文 学) 関西大学
研究分野
 地理学(経済地理学、交通地理学)
 地域学(離島地域、鉱業地域)
 観光学(テーマパーク、アニメツーリズム)
主な著書と論文
 『日本のテーマパーク研究』、奥野一生、竹林館、2003
 『日本の離島と高速船交通』、奥野一生、竹林館、2003
 『新・日本のテーマパーク研究』、奥野一生、竹林館、2008
 「離島の農業 1960~2005年の農産物生産類型を中心として」、奥野一生、「島嶼研究」、2012
 「離島の水産業 水揚高と漁船勢力、水産物生産類型を中心として」、奥野一生、「島嶼研究」、2013
 「離島の観光 観光客数・宿泊客数・サービス業就業者数の推移を中心として」、奥野一生、「島嶼研究」、2015
 『観光地域学』、奥野一生、竹林館、2018
 『自然地域学』、奥野一生、竹林館、2021
 「客船に関する学問の体系化について」、奥野一生、「Cruise&Ferry」、2022
 『テーマパーク地域学』、奥野一生、竹林館、2022
 『日本と世界の地域学』、奥野一生、竹林館、2023

Degree and Acquired University
Master(Education) Osaka University of Education
Doctor(Literature) Kansai University
Field of study
Geography (Economic geography, Traffic geography)
Regionology(Remote island areas, Mining areas)
Tourism studies(Theme parks, Anime tourism)
Main books / papers
『Japanese theme park research』 Kazuo Okuno, Tikurinkan, 2003
『Remote islands and high speed boat transportation in Japan』 Kazuo Okuno,Tikurinkan,2003
『New Japanese theme park research』 Kazuo Okuno,Tikurinkan, 2008
「Agriculture of the Remote Islands in Japan : On the Agriculturel Production Types in 1960-2005」
Kazuo Okuno, The Journal of Island Studies 2012
「Marine Product Industry of the Remote Islands in Japan : On the Fisheries Outputs and Fishing Boats Powers, Marine Production Types 」Kazuo Okuno, The Journal of Island Studies 2013
「Sightseeing of the Remote Islands in Japan : On the number of sightseeing, staying guests, service industry persons at work, number change」 Kazuo Okuno, The Journal of Island Studies 2015
『Tourism Regionology』Kazuo Okuno, Tikurinkan, 2018
『Natural Regionology』Kazuo Okuno, Tikurinkan, 2021
「About the Systematization of Academic Studies on Passenger Ships」 Kazuo Okuno, Cruise&Ferry 2022
『Theme Park Regionology』Kazuo Okuno, Tikurinkan, 2022
『Regionology of Japan and World』Kazuo Okuno, Tikurinkan, 2023

(実務経験 Work experience)

大阪府立高等学校教諭として地理を担当、また大阪府立高等学校4校で進路部長(進路指導主事)を歴任した。
名古屋商科大学では、2015年より地誌学を、2016年より観光と地域社会、自然地理学概論、世界の地理と民族文化を担当している。
1976~2018 大阪府立高等学校教諭

In charge of geography at Osaka Prefectural High School Teacher, and also a career manager (coaching supervisor) at four Osaka Prefectural High Schools.
Nagoya University of Commerce & Business has been in charge of regional geography since 2015, and has been in charge of Tourism and local communities, Physical geography introduction, Global geography and ethnic culture since 2016.
1976-2018 Osaka Prefctural High School Teacher






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