授業名 | 会計学入門 |
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Course Title | Introductory Accounting |
担当教員 Instructor Name | 関口 了祐(Ryosuke Sekiguchi) |
コード Couse Code | NUC166_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term4 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
「フロンティア・スピリット」と世界的な視野、そしてビジネス界に貢献できる能力を持った人材を育成することを目的に、会計についての講義と演習をおこなう。会計専門職を目指す学生ではなく、経営やその判断に会計情報を利用しようとする学生を主な受講生と想定して会計学の講義をおこなう。
For the personnel or the entrepreneur who can do a leading achievement with the ability to contribute to the business world, The ability to read business activity is needed to play an active part by an international society and show high competitive power.
授業の目的(意義) / Importance of this course
企業活動を写す財務諸表を経営情報として活用する力は、ビジネスマンが備えておかなければならない力である。本講義では、実際の企業の財務諸表から実際の企業の経営活動を読み取る力を涵養する。
本学商学部会計ファイナンス学科は、透明性と倫理観が強く求められる企業会計について深い理解と専門性の高い人材を養成することを目的としている。この講義で扱う内容は、会計専門職を目指すものにとっては基礎的なものであり、そうでないものにとっては会計情報をよりよく理解し、経営的な意思決定に会計情報を利用することを可能にすることに役立つものである。
本講義の内容を十分に理解し、単位を取得することは、高度会計専門職に従事する人材に必要な専門的知識を獲得するのみならず、クリエイティブな経営的意思決定をする人材にとっても役立つ知識を獲得したことになる。しかし、講義内容の理解および知識の定着のためには、自主的な復習を中心とした、かなりの学習時間が必要である。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。
本学商学部会計ファイナンス学科は、透明性と倫理観が強く求められる企業会計について深い理解と専門性の高い人材を養成することを目的としている。この講義で扱う内容は、会計専門職を目指すものにとっては基礎的なものであり、そうでないものにとっては会計情報をよりよく理解し、経営的な意思決定に会計情報を利用することを可能にすることに役立つものである。
本講義の内容を十分に理解し、単位を取得することは、高度会計専門職に従事する人材に必要な専門的知識を獲得するのみならず、クリエイティブな経営的意思決定をする人材にとっても役立つ知識を獲得したことになる。しかし、講義内容の理解および知識の定着のためには、自主的な復習を中心とした、かなりの学習時間が必要である。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。
Accounting is the language of business. It expresses corporate activities and provides useful information to make efficient decisions. It's very important to learn accounting for solving the financial and managerial problems. Students can learn basic accounting theory and financial statement analysis in this course.
In this course, we will conduct class discussion using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
In this course, we will conduct class discussion using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
到達目標 / Achievement Goal
この講義を終えた学生は、
・財務諸表から企業の経済活動を読み取ることができる
・財務諸表から企業の経済活動を読み取ることができる
Upon successful completion of this course, the student will be able to:
- Find out the characteristics of companies from their Financial Statements
- Find out the characteristics of companies from their Financial Statements
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
・基礎的な会計の知識
・財務諸表を読む力
・財務諸表を読む力
・Basic accounting theory
・Basic financial statements analysis
・Basic financial statements analysis
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 50 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
○準備学習(予習復習等)
次回講義で扱う内容について事前に調べてもらう課題を課す場合と、講義で扱った内容をもとに考えてもらう課題を課す場合がある。十分な時間を割いて取り組んでもらいたい。具体的な時間は学生それぞれに違うと思うが、1回の講義につき3時間程度の予習・復習は必要だと思う。
○課題(試験・レポート等)に対するフィードバック方法
ケースクエスチョンに答え、レポートにして提出してもらう。
提出された課題について、教員がコメントを付して返却する予定はない。レポートの内容を講義で取り上げる場合がある。
○中央情報センター(図書館)の活用について
静穏で多くの参考文献がある環境は、復習の場として最適であると思われる。
経済紙、産業紙をよく読むこと。社会の動きがよく分かるだろう。それらを参考にレポートをまとめてみるとよいので、図書館で様々な資料を探してもらいたい。
次回講義で扱う内容について事前に調べてもらう課題を課す場合と、講義で扱った内容をもとに考えてもらう課題を課す場合がある。十分な時間を割いて取り組んでもらいたい。具体的な時間は学生それぞれに違うと思うが、1回の講義につき3時間程度の予習・復習は必要だと思う。
○課題(試験・レポート等)に対するフィードバック方法
ケースクエスチョンに答え、レポートにして提出してもらう。
提出された課題について、教員がコメントを付して返却する予定はない。レポートの内容を講義で取り上げる場合がある。
○中央情報センター(図書館)の活用について
静穏で多くの参考文献がある環境は、復習の場として最適であると思われる。
経済紙、産業紙をよく読むこと。社会の動きがよく分かるだろう。それらを参考にレポートをまとめてみるとよいので、図書館で様々な資料を探してもらいたい。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
前年の講義を改善するべく、開講前のみならず、学期中においても随時講義内容を変更する場合がある事を了承願いたい。・ガイダンス
・会計の目的
・決算書類
第2日(Day2)
財務諸表の仕組み(1)・貸借対照表との損益計算書
●使用するケース
「八事整体院(A)」(オリジナル)第3日(Day3)
財務諸表の仕組み(2)・費用の配分、減価償却、配当と内部留保
●使用するケース
「八事整体院(B)」(オリジナル)「八事整体院(C)」(オリジナル)
第4日(Day4)
貸借対照表を読む(1)・貸借対照表の表示
●使用するケース
実際の企業の財務諸表第5日(Day5)
貸借対照表を読む(2)・経営活動と貸借対照表
損益計算書を読む(1)
・損益計算書の構造
●使用するケース
「大須商会」(オリジナル)第6日(Day6)
損益計算書を読む(2)・ビジネスモデルと損益計算書
●使用するケース
実際の企業の財務諸表第7日(Day7)
財務諸表を読む(1)・ここまでの講義内容をつかった演習
・比率による分析
●使用するケース
実際の企業の財務諸表成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
小テストは講義内で実施した課題である。適当な項目がなかったので小テストとしている。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 10 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 10 % |
予習レポート Preparation Report | 20 % |
小テスト Quizzes / Tests | 20 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 50 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
予習レポートなどの提出物は提出期限を過ぎた場合受け取らない。Googleクラスルームで案内するのでよく確認してもらいたい。小テストは講義内で実施した課題である。適当な項目がなかったので小テストとしている。
教科書 Textbook
- 田中弘「「即戦力」シリーズ 最初に読む会計学入門」税務経理協会(2013)978-4419060374
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
[1] 友岡賛(1996)、『歴史にふれる会計学』、有斐閣アルマ、 ISBN:4-641-12027-7。
[2] 友岡賛(2006)、『会計の時代だ-会計と会計士との歴史-』、筑摩書房、 ISBN:978-4-48006329-8。
[3] 友岡賛(2009)、『会計学はこう考える』、筑摩書房、ISBN:978-4-48006500-1。
[4] 伊藤邦雄(2018)、『新・現代会計入門第3版』、中央経済社、ISBN:978-4532134808。
[5] 佐藤信彦ほか(2017)、『財務会計論〈1〉基本論点編(スタンダードテキスト)(第10版)』、中央経済社、ISBN:978-4502231018。
[6] 斎藤静樹(2010)、『企業会計とディスクロージャー(第4版)』、中央経済社、ISBN:4130421344。
[2] 友岡賛(2006)、『会計の時代だ-会計と会計士との歴史-』、筑摩書房、 ISBN:978-4-48006329-8。
[3] 友岡賛(2009)、『会計学はこう考える』、筑摩書房、ISBN:978-4-48006500-1。
[4] 伊藤邦雄(2018)、『新・現代会計入門第3版』、中央経済社、ISBN:978-4532134808。
[5] 佐藤信彦ほか(2017)、『財務会計論〈1〉基本論点編(スタンダードテキスト)(第10版)』、中央経済社、ISBN:978-4502231018。
[6] 斎藤静樹(2010)、『企業会計とディスクロージャー(第4版)』、中央経済社、ISBN:4130421344。
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
厳しい評価であった。難しすぎる。何を言っているかわからない。何を答えていいかわからない。覚えることが多い。などの意見があった。
授業調査の結果を真摯に受け止め、鋭意改善していきます。
授業調査の結果を真摯に受け止め、鋭意改善していきます。
担当教員のプロフィール About the Instructor
○学位と取得大学
修士(商学)、慶應大学
○研究分野
財務会計
修士(商学)、慶應大学
○研究分野
財務会計
○ Degree
Master(Commerce), Keio University
○ Field of Study
Financial Accounting
(実務経験 Work experience)
1995年〜1998年 待山会計事務所
1995〜1998 Machiyama Accounting Firm (part-time)
Refereed Articles
- (2018) Debt swaps for financing education: Exploration of new funding resources. Cogent Economics & Finance 6(2): 2332-2039
- (2016) Common Information versus Disclosure in a Vertically Related Market. Accounting Progress 17