シラバス Syllabus

授業名 経済倫理
Course Title Ethics in economic society
担当教員 Instructor Name 吉井 哲(Satoshi Yoshii)
コード Couse Code NUC164_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

名古屋商科大学の教育理念でもある「フロンティア・スピリット」を備えたビジネスリーダーとなるには、現実の社会問題を理解し、深い教養を身につけることが必要です。そのようなことを念頭において、履修してくださいまた、学んだ知識は、皆さんが新聞やニュースを理解するのを助け、世の中で起きている様々な事柄(時事問題)がより身近に感じられるようになるはずです。 ゆえに、就職試験はもとより資格試験などにも役立つでしょう。
多様な主義主張が存在する。リベラリズム、平等主義、新保守主義、共産主義、新自由主義、
コミュニタリアニズムなど。はたしてあなたは何主義でしょうか?

川で日本人とカンボジア人が溺れていたら、大抵の日本人は同じ日本人を助けます。
これはなぜでしょうか??
愛知県人と静岡県人だったら?

このように、社会問題に対峙したときに、人間は一定の価値観(倫理観)にのっとって判断します。
イデオロギーは経済の問題と密接に結びついています。
たとえば、以下のような問いに対して、あなたの立場はどうでしょうか?

マクドナルド(ファーストフード)を禁止すべきか?

このような問いを考えるために、経済の色々な主義主張(イデオロギー)のそれぞれの立場を学び,
さらに経済の倫理を学びます。自分の倫理観にのっとって、社会で起きている経済問題や
ニュースを自分で判断できるようになる事が目的です。
また、就職活動では、グループディスカッションなどで意見を述べる事が求められますが、
自己の主張を正確に伝えることが出来るようになることも目標です

「本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。」

To become a business leader with a "frontier spirit," which is the educational philosophy of Nagoya University of Commerce and Business, it is necessary to understand real social issues and acquire a deep education. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news. The knowledge you acquire will help you to understand newspapers and news, and will therefore be useful not only in your job search but also in your qualification examinations.
There are various ideas and principles in society. For example, liberalism, and equalitarianism, neo-conservatism, communism, and communitarianism. What kind of ideology do you have?
Additionally, an ideology is related to an economic problem closely.

 Should McDonald's (fast food) be banned?

You will learn some ideologies and economical ethics in this lecture to answer the above-mentioned questions. It is the purpose that you get the abilities to judge the economical problem by your own ethical view.

In this course, we will conduct class discussions using case studies to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・様々なイデオロギーの体系的な知識
・自己の倫理観の認識

・Systematic knowledge of various ideologies
・Awareness of one's own ethical values

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・新聞記事について
毎回、新聞記事を一つ取り上げる予定です。出席をとる際に、それに関するコメントを何でも良いので書いてください。授業に対する要望・不満でも結構です。

・レポートについて
レポートは評価の20%を占めます。主に、自分の考えを述べる内容です。

・自学自習方法について
教科書のほか、新聞、テレビ、インターネット、何でも良いので身の回りのニュースに耳を傾けましょう。
図書館は分野ごとに本が並べられているので、指定図書だけでなく、 
そばにある本を手にとってみることも楽しいですよ。

・フィードバック
毎週のコメントシートは、点数をつけて返却します。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

イントロダクション、言語力と実践力

初回なので、まず注意事項、確認事項、講義全体の概要を確認。
その後、経済倫理をなぜ学ぶのか?

●使用するケース
映像ケース「日本人の言語力」

第2日(Day2)

新保守主義、新自由主義

●使用するケース
「しずかちゃんの入浴シーンは「国」が規制すべきか?:表現の自由と政府干渉」NUCB

第3日(Day3)

リベラリズム、リバタリアン

●使用するケース
「スローフードとファーストフード:伝統と革新の相克?」NUCB

第4日(Day4)

コミュニタリアニズム、マルクス主義

●使用するケース
「ネット炎上―だめなことをしてしまう弱い心の人間を認めないのはなぜか?:正論を振りかざす社会」NUCB

第5日(Day5)

啓蒙主義、平等主義、その他の類型

●使用するケース
「会社は社員のプライベートな生活に干渉してよいか?:企業の倫理綱領」NUCB

第6日(Day6)

近年の経済倫理問題を考える1

●使用するケース
「「メリークリスマス!」は禁止すべきか?:多文化主義と伝統文化」NUCB

第7日(Day7)

近年の経済倫理問題を考える2

●使用するケース
「若者の意見を社会に反映させるには?:世代間対決!!」NUCB

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 5 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 25 %
最終レポート Final Report 20 %
期末試験 Final Exam 20 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

小テスト:25%となっていますが、小テストの代わりにコメントシートを毎週提出してもらいます。

全体討論での挙手:30%(回数と質を考慮、 +αの加点あり)

グループワークのMVPも加点対象です。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 橋本努著「経済倫理=あなたは、なに主義?」講談社選書メチエ(2008)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[ 1]片山悠樹・山本達也・吉井哲編『多様化する社会と多元化する知--「あたり前」を疑うことで見える世界』ナカニシヤ出版、2017年
[ 2]佐藤 方宣編『ビジネス倫理の論じ方』ナカニシヤ出版、2009年
[ 3]根井 雅弘 著『物語 現代経済学―多様な経済思想の世界へ 』中央公論新社、2 006年
[ 4』間宮 陽介著『市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか』
[ 5]ロバート・L. ハイルブローナー著『入門経済思想史 世俗の思想家たち』筑摩書房、2 001年

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

就職活動に直接役立つように、時事問題と絡めて倫理を語りたいと思います。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)北海道大学専門研究員、名古屋商科大学経済学部講師、准教授を経て、2015年より現職。専門は理論経済学、経済学説史。現在の研究内容は、「企業属性や取引慣行、組織能力が価格設定行動に与える影響」、「価値論転換の歴史」、「中間財を含んだ国際貿易」の研究を行う。主な著書に『多様化する社会と多元化する知』(ナカニシヤ出版、共著)などがある。

Dr. Satoshi Yoshii is a Professor in the Faculty of Economics at Nagoya University of Commerce and Business, where he has taught since 2009. He received a Ph.D. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2008, and B.A. in Economics from Hokkaido University (Hokkaido, Japan) in 2001.
He has been working on Price-setting behavior in empirical analysis and on a transformation of value theory in a history of economic thought and on new construction of the Ricardian theory of international Values in pure theory.

Refereed Articles

  • (2015) A study on the mystery of Ricardo's permission about Malthus' "laws of supply and demand," and a few consideration about a contemporary significance of natural price. The annual of Society of Economic Sociology 37 978-4768470947
  • (2007) Sraffian system and the demand. Hokkaido University,Keizaigaku Kenkyu 57(2):
  • (2007) A Study on Changes in the Composition of Output: An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. Evolutionary and Institutional Economics Review 4(1):
  • (2007) An Alternative Consumption Theory in Terms of Multiple-self. the annual by The Society Of Economic Sociology 29






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