シラバス Syllabus

授業名 経営学入門 1
Course Title Introduction to Management 1
担当教員 Instructor Name 柳 承辰(Ryu Seung Jin)
コード Couse Code NUC163_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門専門科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

本学のミッションは、”フロンティアスピリット”を備えたイノベーティブで倫理観のあるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。本科目では、企業と社会の仕組みを理解し、企業経営と経営者の役割における必須知識を習得することにより、国際的に活躍できるビジネスリーダーの基本資質を養います。
前期の経営学入門1は「現実編」の位置づけとなります。従って、ケース・メソッドの導入により、現実の企業経営がどのように行われているかなどについてバーチャル的に体験をします。また、初心者にも理解できるよう、多くの事例を用いながら分かりやすく説明します。

本科目は企業経営の基礎知識の習得を通じて、コミュニケーション能力を高めると同時に、倫理的資質を育成することを目的とします。多くの学生にとって、卒業後の進路となるであろう企業が、どのように経営されているかを学修します。本科目の受講により、①職業意識の向上②企業経営における理解・分析能力の養成③上級科目の履修にむけての準備などの効果が期待できます。
本科目は、急速に進む国際社会のボーダレス化と企業間の競争激化を生き抜く力を持つ人材を育てるために必要な資質を養うことを目指しています。本科目を学ぶことで複雑な経営環境を理解し、実践的な問題解決する能力を習得することができます。履修における必須項目は「戦略論」、「組織論」、「日本的経営」、「イノベーション」、「企業の社会的責任」です。

※本学および経営学部のディプロマ・ポリシーに挙げられた能力の習得のために厳格な評価を行います。従って、本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。

Our mission, guided by a 'Frontier Spirit', is to develop leaders and entrepreneurs with a global perspective, advanced management skills, and high ethical standards that will equip them to succeed in bridging the gap between New Asia and the rest of the world. This course is designed for the students, who are biginners in learning management/administration, to develop their basic skills closely related with possible managerial decision making. Also, the course helps them to have a virtual experience of global business leadership.
This course is designed for the students, who are biginners in learning management/administration, to develop their basic skills closely related with possible managerial decision making. Also, the course helps them to have a virtual experience of global business leadership.

The purpose of this course is to study broadly the fundamentals of management, to develop communication skills, also to foster etical qualification. And the course provides future job considerations and multiple visions toward possible management situations. Moreover, the course helps to develop sound understanding & analysis capabilities, also to advance to senior course smoothly.
This course is aimed for offering the students to survive under borderless globalizations & severe competitions among rivalry companies. It helps to understand complexity of business environment and to develop executable problem-solving ability. Students are required to have comprehensive understanding of 'Business strategy', 'Organization theory', 'Japanese management', 'Innovation', 'CSR'.

※ The students are required to write a preparatory report and must aggresively participate in the class discussions to satisfy diploma policy of NUCB.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・経営上の問題の認識・理解能力
・実行可能な解決案の策定能力
・コミュニケーション能力



・Skill for Perception & Understanding Managerial Problems
・Skill of Designing Executable Solutions
・Communication Skill

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

毎週の講義において、事前調査(予習レポート)のためのキーワードおよびレポート課題を用意しています。(予想必要時間:2時間程度)

事前調査用課題及びレポート課題においては、授業中(ディスカッション)、授業後(Classroom、オフィスアワー)などでフィードバックを実施します。

中央情報センター(図書館)に用意されている参考書や関連書籍などを用いて、自主的な予習・復習が求められます。他にも、経済状況および産業動向などに関する新聞や雑誌などの記事なども積極的に読むことを勧めます。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

・オリエンテーション
企業経営は、日々の私たちの暮らしと密接な関係を持っています。オリエンテーションでは、経営の基本概念と企業・社会の仕組みを様々な視点から考察することにより、企業経営に関する基礎知識を習得し、それらに対する理解を深めます。また、授業の進め方、テキスト、参考文献、成績の評価基準などについても説明します。

・経営学の歴史1(※)
テイラーを始めとする経営学の先駆者たちの事例を用いて経営史の観点から経営学の意義および位置づけを確認します。

第2日(Day2)

・経営学の歴史2(※)
テイラーを始めとする経営学の先駆者たちの事例を用いて経営史の観点から経営学の意義および位置づけを確認します。

・企業の役割と仕組み(※)
企業には、様々な形態が存在します。それぞれの諸特徴において、経営および経済的な視点から考察を行います。具体的には、生産単位としての企業、営利企業としての企業、合理的な人間組織としての企業などについて学修します。

●使用するケース
「テイラーと科学的管理法、自作ケース」

第3日(Day3)

・組織論の基礎(※) 
ウェーバーやバーナードらの主張を理解した上で、組織はなぜ・どこから生まれたかに関することについて考察します。

・グループ・ディスカッション:シャープの緊プロ 
組織論をテーマとして、シャープの事例を用いたグループ・ディスカッションを行います。

●使用するケース
「シャープ:「シャープの緊プロ(緊急開発プロジェクト)」、日本経済新聞社」

第4日(Day4)

・戦略論入門 (※)
経営戦略とは、企業の存在理由および目的を達成するための舵取りともいえます。経営戦略の基本概念とその必要性について講義をします。様々な関連理論から「企業戦略とは何か」を学修します。

・達成度確認(中間試験) 
第1週から第4週までの授業内容を総括します。また、重要ポイントについては、期末テストの同様の形式で理解度の確認を行います。

第5日(Day5)

・組織構造の構築 (※)
組織構造の違いにより、意思決定そのものはいかなる影響を受けるかについて議論します。また、組織制度の種類とそれぞれのメリット・デメリットについても考察します。

・グループ・ディスカッション:ハイアール(Haier) 
組織構造をテーマとして、ハイアールの事例を用いたグループ・ディスカッションを行います。

●使用するケース
「ハイアール:「シャープの緊プロ(緊急開発プロジェクト)」、自作ケース」

第6日(Day6)

・国際経営 (※)
企業経営におけるグローバル化の意義、必要性、注意点などについて学びます。また、グローバル化の発展段階理論の学習を通じて、企業の輸出、投資、海外移転などについても理解します。

・組織論の発展 (※)
組織論における最新の動向を確認した上で、’公式化と分権化’、’オープンシステムとクローズドシステム’などのテーマについて議論を行います。

第7日(Day7)

・企業戦略とイノベーション (※)
企業経営におけるイノベーションの概念、役割および重要性を様々な事例を通じて理解します。また、経営戦略とイノベーションの関係についてもいろんな視点からの考察を行います。

・財務と情報 (※)
企業経営における社会的責任を意義と役割および課題について学習します。また、企業の社会的責任に関する様々な事例を通じて、成功および失敗要因、発展方向の予測とそれらに伴う課題などについても確認します。

’※’の印がついてる講義では’もしドラ’を用いた議論を行います。

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 15 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 25 %
ケース試験 Case Exam 10 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
最終レポート Final Report 10 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 洞口治夫、 行本勢基「入門経営学−はじめて学ぶ人のために−〈第2版〉」同友館(2012)978-4496048739

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1] 井原久光著『テキスト経営学[第3版]』ミネルヴァ書房、2008年、ISBN-13: 978-4623051298
[2] 井原久光編著『経営学入門キーコンセプト』ミネルヴァ書房、2013年、ISBN-13: 978-4623064410
[3] 渡辺峻編著『やさしく学ぶ マネジメントの学説と思想[増補版]』ミネルヴァ書房、2010年、ISBN-13: 978-4623057573
[4] 高橋伸夫編著『よくわかる経営管理』ミネルヴァ書房、2011年、ISBN-13: 978-4623061044
[5] 塩次喜代明他公著『経営管理』有斐閣アルマ、2009年、ISBN-13: 978-4641123755
[6] 「よくわかる現代経営」編集委員会編『よくわかる現代経営 第5版』ミネルヴァ書房、2017年、ISBN-13: 978-4623078943

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

昨年度の授業評価に基づき、講義の仕方や指導方法などの改善に取り組みます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

2002年ソウル国立大学にて修士(IE、経営工学)取得。その後LG情報技術研究所へ入社し、サプライチェーンマネジメント(SCM)、顧客関係管理(CRM)、経営成果の測定・評価(KPI)などの業務を担当。2005年日本政府奨学金で来日し、早稲田大学にて博士後期課程(経営システム工学)満期退学、2010年同大学の助手(理工学研究科)を務めた。高崎経済大学、東洋大学等において経営学、経営工学関連の非常勤講師を経て、現在は名古屋商科大学経営学部専任講師。

研究分野は、経営情報分析、サプライチェーンマネジメント、技術経営など

Seung-Jin Ryu graduated from Seoul National University in 2000, with a Bachelor Degree of Industrial Engineering, and Received his Master’s at the same university in 2002. After that He joined the IT Research Center of LG as a Research Specialist and have experienced several work areas especially in SCM, CRM, KPI Planning about 4 years. In 2005, He received Japanese Government Scholarship and graduated his Ph.D course from Waseda University in 2010 majoring in Management and System Engineering. He started his faculty experience as Research Associate at Waseda University from 2010 to 2013. And have taught as a Lecturer several universities such as Toyo University, Takasaki City University of Economics, Tsukuba Gakuin University. Currently he is Assistant Professor in Faculty of Management at NUCB since 2016.

(実務経験 Work experience)

LG情報技術研究所(2002.01~2005.09)専任研究員

LGの系列社(LG電子、LG化学、LGテレコム)の直面している経営上の問題を発見・分析して、情報技術の観点からソリューションを提案・実施

LG IT Research Center(2002.01~2005.09)Research Specialist

・Identifying and analyzing of managerial problems in LG with IT point of view
・Suggestion & Implementation of effective and feasible solutions

Refereed Articles

  • (2017) Negotiation Process Design for Bargaining Contract to Achieve Nash Bargaining Solution. International Journal of Strategic Management 17(3): 1555-2411
  • (2013) The Long-Term Collaborative Contract With Considering the Risk of Price Fluctuation for Rapidly Growing Market. Journal of US-China Public Administration Vol.10(No.3): 1548-6591
  • (2009) A Study on Evaluation of Demand Information Sharing Methods in Supply Chain. International Journal of Production Economics (120): 0925-5273

Refereed Proceedings

  • (2019). A Study on Coordinated Trading System for Product Sales of Consumer Electronics Manufacturers. Proceedings of Asia Pacific Industrial Engineering & Management System Conference 2019 .Asia Pacific Industrial Engineering & Management Society. 1. 3. Kanazawa, JAPAN






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