シラバス Syllabus

授業名 経営学入門 1
Course Title Introduction to Management Administration 1
担当教員 Instructor Name 亀倉 正彦(Masahiko Kamekura)
コード Couse Code NUC162_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Live Virtual
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門専門科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

本学のミッションステートメントは『名古屋商科大学のミッションは、"フロンティアスピリット"を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学の学生は、新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している。』です.本科目は,「知識の創出」を支える源泉となる基本的な諸概念やフレームワークを学びます.
本授業の目的は、企業経営の基礎知識の習得と活用を通じて、コミュニケーション能力を高めると同時に、倫理的資質を滋養することです。多くの学生にとって卒業後の進路となるであろう企業がどのように経営されているかを学習します。経営学入門1は「現実編」です。現実の企業経営がどのような特徴と仕組みをもっているかについて、初学者にも理解できるよう、多くの事例を用いながらわかりやすく説明します。学習上の必須項目は「経営学の8つの分析視角」「企業形態」「株式会社」「コーポレート・ガバナンス」「日本的経営」などです。経営学入門1と後期:経営学入門2は相互補完的な内容ですので、併せて受講することを強く推奨します。
本科目の到達目標は,経営学の基本的な知識を習得するだけでなく,企業をみる8つの分析視角を自在に操り,経営現象を理解できるようになることです.

Our Mission Statement is as follows: “Our mission is to educate innovative and ethical leaders who possess a ‘Frontier Spiritʼ and to create knowledge that advances business and society. Our undergraduate students will have the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world.” In this course students learn standard concepts and frameworks in relation to "knowledge to create".
Course Goal is to study and utilize basics concepts and frameworks of Corporate Management, so as to develop communication skills and ethical attributes. Students learn about corporation where most of them have a job after graduation. With "Introduction to Management Administration 1 (IMA-1)", students learn "the real" business systems, taught in very easy manner for beginners. Main study issues are such as business forms, modern corporations, corporate governance, and Japanese style management, etc. IMA-1 and IMA-2 are mutually complementary so you have to register both of them.
By studying this course, students will be able not only to get basic knowledge about management administration, but also to utilize "the eight analytical perspectives of management" to understand the real management phenomenon in multiple ways.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

「経営学の8つの分析視角」「企業形態」「株式会社」「コーポレート・ガバナンス」「日本的経営」などの知識.本科目習得により、(1)職業意識が高まる、(2)現実の企業経営をみるための複眼的な視点を養成できる、(3)上級生科目履修に向けての基礎を形成できる、などの効果があります。

Students will learn knowledge such as "the eight analytical perspectives of management", "business forms of economic bodies", "modern corporation", "corporate governance", and "Japanese Style Management", etc. Student's merits are (1)improving consciousness for one's profession, (2)cultivating multiple viewpoints to look into real business enterprises, (3)forming basis for senior courses to take forward, and so on.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 9 産業と技術革新の基盤をつくろう(Industry, Innovation and Infrastructure)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 60 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

予習・復習は、授業時間と同じ時間数(授業200分/週の場合、予習200分/週、復習200分/週)を目安に行なってください.参加型の授業になるため,特に「毎回の予習」に比重を置くことを推奨します.①ケース,②問題集,③語句プレゼンなど,発言機会は多くあります.また,講義資料もできる限り事前にGoogle Classroomに配布します.目通しして,疑問点を準備して授業に臨むことをお勧めします.中央情報センター(図書館)には参考図書が所蔵されているため、積極的な使用を推奨します。
・以上のことから,「提出したケース予習」への個別のコメントやフィードバックは原則としてしません.「問題集」は当日の解答解説と質疑での対話がありますので予習提出不要です.「語句プレゼン」は事前に提示した語群から各自が選択し,希望者のみ発表資料を自主的に提出するものです.「講義」の内容についての質問など,各学生の積極的な参加を求めます.
・発言希望があったのに機会がなかった方のため,Google Classroomのストリームを活用することがあります.
・また,これらとは別に学びの充実を図るために,各回授業についてオンライン(Google Form)で授業感想を提出して頂きます.ここで提出された感想や意見については,適宜,授業の中でフィードバックします.
・個別にフィードバックが必要な方は,休憩時間や授業後に個別に担当教員まで相談してください.

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

week1  What is the Firm1
「企業をみる8つの視角1」を学びます。企業経営は私たちの日々の暮らしと密接にかかわっています。この週は「財・サービスの提供と市場(顧客)による選択・淘汰」という視点からその関わりについて学び、理解を深めます。同時に「経営学とその位置づけ」について学習します。企業経営は私たちの日々の暮らしと密接にかかわっています。企業の特徴として、(1)資本主義的な生産単位としての企業、(2)営利企業としての企業、(3)合理的人間組織、(4)システムとしての企業としての企業について学習します。

●使用するケース
case1. 日本経済と企業業績(※具体的な企業は適宜更新します)

第2日(Day2)

week2  What is the Firm2
「企業をみる8つの視角2」を学びます。(5)ゴーイング・コンサーン、(6)AI時代のマン・マシン・システム、(7)社会の公器、(8)創造革新機能としての企業について学びます。

●使用するケース
case2. 企業組織と事業システム(※具体的な企業は適宜更新します)

第3日(Day3)

week3  Typology1: Public- & Semi-Public Sector 公企業&法人体企業等
「公企業と法人体企業」を学びます。企業経営にはどのような法人形態が存在し、そのそれぞれにはどのような諸特徴があるのかについて経済・経営的な視点から学びます。企業の出資と目的による分類、すなわち「企業形態論」を学びます。この週は「公企業と私企業の区分け」を中心に学習します。また、第三セクターやNPO(法人)について学びます。

●使用するケース
case3. NPO(※具体的な企業は適宜更新します)

第4日(Day4)

week4  Typology2: Private Sector 私企業
「私企業」を学びます。企業経営にはどのような法人形態が存在し、そのそれぞれにはどのような諸特徴があるのかについて経済・経営的な視点から学びます。この週は「私企業」に焦点を当てます。個人企業・合名会社・合資会社・株式会社・LLC(合同会社)、協同組合などについて理解します。特に株式会社の資本集中機構を学びます。

●使用するケース
case4. 個人企業・合名会社・合資会社(※具体的な企業は適宜更新します)

第5日(Day5)

week5  Corporate Governance 企業統治
「コーポレート・ガバナンス」を学びます。①株式会社に固有の株主保護の仕組み、②その仕組みが過去に様々に形骸化してきた背景だけでなく、③形骸化した状態を再活性化してあるべき状態に戻す動きについて学びます。これを学ぶことで、なぜ株式会社において不祥事が起きるのか、その理由の一端を知ることが出来るとともに、そのうちの一つの側面は、日本固有の特徴であることを理解することが出来ます。

●使用するケース
case5. 株式会社(※具体的な企業は適宜更新します)

第6日(Day6)

week6  Japanese Style Management 日本的経営
「日本的経営論」を学びます。日本的経営の特徴である「三種の神器」、すなわち(1)終身雇用、(2)年功序列、(3)企業内労働組合を学ぶとともに、それを支えるその他の特徴、例えば、新卒採用やOJTなどについても理解します。日本的経営論を引き続き学びます。日本的経営の長所として雇用の安定や高い生産性などを、また日本的経営の短所として雇用のミスマッチや負の動機づけの問題を紹介します。また、近年における日本的経営の変質を理解します。

●使用するケース
case6. 終身雇用とリストラ(※具体的な企業は適宜更新します)

第7日(Day7)

week7  Brief Summary & Closing
「授業のまとめと締め」を行います。授業を振り返り、重要なポイントを再度解説するとともに、過去の定期試験の問題傾向についても言及します。

●使用するケース
caseはありません.(※前回までの進行状況により,適宜,ケースをリストアップすることがあります.)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 25 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 10 %
期末試験 Final Exam 35 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・予習レポートは,ケース予習課題の提出と内容に基づいて算出します.ただし,予習した内容は授業中に発言することを想定しています.ぜひ積極的な発言につなげてください.
・授業内の「挙手発言」は高く評価します.状況によって指名発言を求めることがあります.発言機会は,①ケース討論(1回10点・回数制限なし・初回優先あり),②語句プレゼン(1回15点・1人2回まで)です.7日間の授業で一度も「授業内での挙手発言」がない場合,単位取得は著しく困難です.何か問題がある場合,個別に担当教員まで相談してください.
・最終レポートとは,各回授業後の感想のオンライン提出得点です.次回授業でフィードバックするために実施するものですので,遅刻提出は大きく減点します.欠席者も提出することができます.
・定期試験があります.ケース問題と知識問題の大きく2つのパートに分かれます.

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 井原久光「テキスト経営学[第3版]―基礎から最新の理論まで (MINERVA TEXT LIBRARY)」ミネルヴァ書房(2008)978-462305129

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]小松章著『企業形態論(第3版)』新世社 2006年 ASIN:4883840980
[2]占部都美著、加護野忠男補訂『経営学入門[改訂増補版]』中央経済社 1997年 ASIN:4502338214
[3]ドラッカー著『現代の経営(上・下)』ダイヤモンド社 2006年 上巻(ASIN:4478307008)・下巻(ASIN:4478307016)
[4]伊丹敬之,加護野忠男著『ゼミナール 経営学入門(第3版)』日本経済新聞社 2003年 ASIN:4532132479
[5]寺本義也『日本企業のコーポレートガバナンス―「統治」による企業価値の創造を目指して(新版)』生産性出版 2002年 ASIN:4820117394
[6]片岡他共著『はじめて学ぶ人のための経営学(第2版)』文眞堂 2006年 ASIN:4830945400

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

学生の要望を汲み上げつつより良い授業づくりを目指します。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

慶応義塾大学大学院商学研究科博士課程 単位取得
慶応義塾大学大学院商学研究科修士課程 修了 修士(商学)
慶応義塾大学商学部商学科 修了 学士(商学)

専門テーマ: 経営学、経営資源論、地域活性化、アクティブラーニング

(Doctoral course credit earned completely): Keio University: Graduate School of Business and Commerce
M. A. in Business and Commerce: Keio University: Graduate School of Business and Commerce
B. A. in Business and Commerce: Keio University: Faculty of Business and Commerce

Specialized in management administration, Resource-Based View of the Firm, regional revitalization, and active learning in education

(実務経験 Work experience)

2018- にっしん観光まちづくり協会 相談役
2019- 瀬戸信用金庫地域振興協力基金 理事

2018- Nisshin City Tourism Association, Senior Advisor
2019- Seto Shinkin Bank Foundation for Local Development, Director

Refereed Articles

  • (2020) In Search of the New Model of Commercial High School Education. The Journal of Business Education 30 2434-6470
  • (2019) Application of allotted analytic Hierarchy process (aAHP) in group decision making problem. Journal of Global Business Society 5 2186-2117
  • (2018) Utilizing the intellectual heritage of the General Education (10). Journal of Japan Association for College and University Education 40(2): ISSN 1344-2449
  • (2018) A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Journal of Global Business Society 4(1): 2186-2117
  • (2015) Assurance of Learning(AoL) in Undergraduate Education : Using along Assessment Data and Management for AoL. Journal of the Liberal and General Education Society of Japan 37(2):

Refereed Proceedings

  • (2019). Managing Conflicting / Concurrent Values in Interorganizational Relations. Transactions of the Academic Association for Organizational Science, Vol.8, No.1, p.240-246 .The Academic Association for Organizational Science. 1. 3. Komazawa University
  • (2018). A Case study on the evaluation of entrepreneurial ability of Participants at Nisshin Tourist Town Development event through Analytic Hierarchy Process. Global Business Society .Global Business Society 9th Symposium . 1. 3. Osaka city University
  • (2018). Utilizing Intellectual Heritage of General Education (#10). Monograph of Japan Association for College and University Education 40th Annual Conference .Japan Association for College and University Education. 1. 3. Tsukuba University






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