シラバス Syllabus

授業名 国際政治の歴史
Course Title History of International Politics
担当教員 Instructor Name 柳 蕙琳(You Hyelim)
コード Couse Code NUC161_N22A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format Campus & Live
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2022 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

本講義を通じて、現在の国際社会の秩序や、米中や日米などの大国間の力関係を理解できるようになるため、Mission Statementにおける「グローバルビジネスで成功できる能力」の修得に貢献すると期待される。

現代の国際社会は、どのようにして成り立ってきたか。本講義は、宗教改革から現在に至るまでの国際政治の大きな流れを、「主権国家」に着目して学ぶことを目的とする。特に、第2次世界大戦以降形成された冷戦の形成と発展、終焉を取り扱う。
本講義では、現在の世界がどのように形作られてきたかを理解し、国際政治史で用いられる基本的な概念に基づいて個別の事例についてさらに深く学ぶことができる。受講生は、こうした国際政治の取組について理解するとともに、時事問題についても意見を持つようになる。

Through this course, students will be expected to achieve the ability to succeed in a global business, because they will be able to understand the current order of the international society and the power relationship between major powers such as the U.S. and China, and the U.S. and Japan.
How has the current international society formed? The purpose of this lecture is to learn about the flow of international politics from the Reformation to the present, focusing on "sovereign nations". In particular, it deals with the formation, development, and end of the Cold War formed after World War II.
In this lecture, students will understand how the current world has been shaped and learn more about international political events based on basic concepts in international politics. Students also will have an opinion on current affairs which ultimately have been formed as a result of history.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本講義は、教養教育科目(社会科学)であり、本学のMission Statementで述べられている「世界的な視野」に繋がる能力を提供するものである。本講義に対応する学修目標は、LG-1(論理的思考)、LG-2(多様性の意識)、LG‐4(効果的なコミュニケーション)、LG-7(国際的な視野)である。

This course will provide the ability to understand the "global perspective" described in our Mission Statement. The academic goals corresponding to this course are LG - 1 (critical thinking), LG - 2 (diversity awareness), LG - 4 (analytical decision making), LG-7 (International Perspectives).

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

【学習方法】

基本的に毎回レジュメをグーグル・クラスルームにアップロードするとともに、配布する予定である。受講生は、レジュメと参考文献を利用して予習・復習することが求められる。また、講義は様々なケースを用い、アクティブラーニング方式で進める予定である。なお、すべての講義内容に関して、受講生と一緒に議論する形をとる。

【レポート】:すべてのレポートは必ず Google Classroom にアップロードしてもらう。

1)分析レポート(2 回):授業中の内容を簡単にまとめて授業後に個人的に提出してもらうが、その内容としてグループ討論の内容や、授業の復習、新聞記事やケースの分析などが含まれる。
2)感想レポート(2 回):第3回目と第5週目にトピックと関連する映画やドキュメンタリーを見てもらう予定であるが、それらの動画に関する感想文(要約と感想など)を出してもらう。

【グループ・プレゼン】:第 7 回目(金曜日)に行ってもらう。
特定の国際政治の出来事に関して、グループ・プレゼンテーションをしてもらう。

【中央情報センタ―(図書館)の活用】
受講生には、情報センターで国際的事件・事象に関連する新聞記事などを確認するようにしてほしい。また、レポートの作成の際に、情報センターを積極的に利用してもらいたい。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

1.国際政治史とは?

1)イントロダクション:国際政治と国際社会
2)世界システムの変容と国民国家の誕生

●使用するケース
フランス革命と国民国家の誕生:レ・ミゼラブル

第2日(Day2)

2.第2次世界大戦後の世界と冷戦の開始

1)戦時外交と第2次世界大戦の終結
2)米ソ冷戦の開始


第3日(Day3)

3.冷戦の進展と激化ーキューバ・ミサイル危機

1)ヨーロッパ分断とベルリン封鎖
2)キューバ・ミサイル危機の勃発と収束

映画鑑賞:13デイズ(2000年制作)

●使用するケース
キューバ・ミサイル危機ー13デイズ

第4日(Day4)

4.東アジアの冷戦史

1)東アジアにおける冷戦の始まりと東アジアの冷戦体制
2)分断国家の発生ー中国と台湾、韓国と台湾

第5日(Day5)

5.東アジアの冷戦体制と朝鮮戦争

1)朝鮮戦争の勃発と展開
2)朝鮮戦争の影響



第6日(Day6)

6.東アジアの冷戦体制の変容とベトナム戦争

1)第2次世界大戦後のベトナムとベトナム戦争
2)冷戦の終結
3)グループ・プレゼン(現代の国際政治に関する出来事を1つ選び、それについて分析すること)


●使用するケース
漫画で分かるベトナム戦争

第7日(Day7)

7.冷戦後の国際政治と現在

1)冷戦体制の崩壊と現在
2)グループ・プレゼン(現代の国際政治に関する出来事を1つ選び、それについて分析すること)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 40 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

成績評価は、分析レポート(3回実施:30%)、映画鑑賞レポート(1回実施:10%)、授業への積極的参加などの平常点(グループ発言(10%)+ 個人発言(10%)+出席回数などの参加態度(10%):30%)、参加者による相互評価(10%)、グループ・プレゼン(20%)で総合評価する。また、講義中の私語、携帯・スマホの操作、居眠りなどアクティブラーニングの趣旨に反する行為は平常点の減点対象となる。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 小川浩之・板橋拓己・青野利彦「国際政治史―主権国家体系のあゆみ」有斐閣(2020)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題12」角川新書(2021)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

本講義はアクティブラーニング方式を、様々なケースを用いて実施する。したがって、本講義は平常点の比率が高く設定されている。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

【学位と取得大学】
修士(法学)、京都大学
博士(法学)、京都大学

【研究分野」
国際政治経済、貿易政策、WTO・FTAの制度分析

【主な論文・著書」

1.著書
1)『日韓のFTAの比較制度分析』慈学社、2018年2月

2.論文
1)「日韓のFTA政策の比較研究-FTA政策でのリーダーシップ構造の制度分析(二〇〇〇年―二〇一二年(一)」『法学論叢』178巻第3号、2015年12月、74-92頁
2)「日韓のFTA政策の比較研究-FTA政策でのリーダーシップ構造の制度分析(二〇〇〇年―二〇一二年(二)」『法学論叢』178巻第4号、2016年1月、80-103頁
3 )「日韓のFTA政策の比較研究-FTA政策でのリーダーシップ構造の制度分析(二〇〇〇年―二〇一二年(完)」『法学論叢』178巻第7号、2016年7月、90-115頁


3.学会報告

1)「日本と韓国のFTA政策の比較制度分析―農業での自由化水準の違いと利益団体誘導説の再考」、日本国際政治学会、2014年度研究大会(2014年11月14日、福岡国際会議場)
2)「 FTA政策をめぐる制度変化と制度の内生性‐日韓の比較から」、日本国際政治学会、2017年度研究大会(2017年10月27日予定、神戸国際会議場)
3) ”Legitimacy versus Efficiency in Institutional Changes of FTA Policy and Endogeneity – Comparative Case Analysis of Korean and Japanese FTA Policy”, International Political Science Association Association , 25th IPSA World Congress (21-25 July 2018, Brisbane of Australia; determined)


Refereed Articles

  • (2020) Nuclear Risk in East Asia and Nuclear Safety System - in the Comparison with Europe. Environmental Economics and Policy Studies 13(2): 1882-3742
  • (2020) Third Country Market Cooperation Analysis for Building an Asian Low-Carbon Community - A Case Study of India's High-Efficiency Coal-Fired Power Generation Project. Environmental Economics and Policy Studies 13(2): 1882-3742
  • (2016) Comparative Research on Japanese and Korean FTA(3)Institutional Analysis of the Leadership Structure in FTA Policies. Kyoto Law Review 179(1): 0387-2866
  • (2016) Comparative Research on Japanese and Korean FTA(2)Institutional Analysis of the Leadership Structure in FTA Policies (2000-2012) . Kyoto Law Review 178(4): 0387-2866
  • (2015) Comparative Research on Japanese and Korean FTA(1)Institutional Analysis of the Leadership Structure in FTA Policies. Kyoto Law Review 178(3): 0387-2866






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