シラバス Syllabus

授業名 経済統計
Course Title Economic Statistics
担当教員 Instructor Name 岩田 正隆(Masataka Iwata)
コード Couse Code NUC158_N22B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2022 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

本科目はMission Statementのうち「ビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出」と強く関連しています。
具体的には、数値データや図表・グラフを適切に解釈し適切な判断や問題解決を行える人物を育成することにより、上記の目的の達成を目指します。
経済統計の基礎的な内容について講義します。
主眼におくのは図表から物語を読み解くための技術です。数値群を数字のまま読まずに、語り聞かせられる「おはなし」に変換していくことに注意を払っていきたいと思います。
具体的なデータとそれに添えられた背景(文面)を題材として、自然言語ではない媒体で表現された情報を自身の判断に応用できる人物を育成することを目的とします。

The content of the current course is strongly related to such part of the Mission Statement as "to create knowledge that advances business and society."
In practice, we are going to achieve the objective above by educating such persons who can comprehend quantitative data, statistical tables, and graphs in order to make an appropriate judgement on issues and furthermore resolve practical difficulties.
A lecture on economic statistics, particularly focused on techniques of reading statistic results and converting them into narrative stories.
Using practical data and their backgoround texts as resources, we aim to educate such persons who can interpret information expressed not in natural language into knowledge that can help their own judgement on practical issues.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

データに関する知識技能、
データの国際比較を行う技能、
可読性あるノート作成による伝達力

Basic knowledge on how to read and manipulate economic data,
Techniques of comparing nation-wise economic data internationally.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 8 働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

●レポートについて
 講義一回分を要約するノートを作成していただきます。 

●期末試験に対する学習方法
 長文記述にくわえて、練習問題に回答する短文記述が出ます。

※強化クラブレポートをこの科目に適用するのは止めておいた方がよい、と講師からはおすすめします。
 試験を回避して単位取得を目指す者には、極めて高い理解水準を求める方針だからです。

●この科目に対する自学自習方法:教科書を読みましょう。教科書に忠実にそって講義を展開しますし、期末にも教科書が必要です。

●ケースや教科書を用いた予習45分~1時間30分、教科書の読解を主とする復習に1時間30分~2時間強を想定しています。教科書の読解は予復習のどちらでも発生するので、予習で読解に時間をかければ復習の時間はその分縮む想定です。

●レポート(もしあれば)に対するフィードバックはコースの最終回の時間を使って丁寧に行う予定です。

●中央情報センター(図書館)の利用の予定はありません。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

イントロダクション:ガイダンス、 ノートについて、および、中間レポートについての詳しい説明
および
経済統計の役割

●使用するケース
教員の講義資料(クラスルームにアップロード)

第2日(Day2)

日本の経済発展(歴史概略)
および
人口・地理・国富


●使用するケース
教科書のデータを利用。以下、各日の予習範囲を書き下す。
※教科書は見開きで完結する形式をとっており、文面とデータがセットで1ケースの形をしている。

第三回:pp.6-7、pp.8-9、pp.14-15、pp.16-17、pp.20-21
第四回:pp.24-27、pp.30-31、pp.32-33、pp.36-37

第3日(Day3)

日本経済の構造とその変化(1)
および
日本経済の構造とその変化(2)

●使用するケース
教科書のデータを利用。

第五回:pp.46-47、pp.52-53、pp.56-57、pp.60-61、pp.62-63
第六回:pp.68-69、pp.74-75、pp.78-79、pp.80-81

第4日(Day4)

情報通信の発展と情報化社会
および
雇用・労働

●使用するケース
教科書のデータを利用。

第七回:(pp.90-91、)pp92-93、pp.94-95、pp.106-107(とNRI)
    NRI: https://networkreadinessindex.org/
第八回:pp.114-115、pp.116-117、pp.118-119(およびp.127下段)、pp.124-125、
    pp.130-131

第5日(Day5)

※中間レポート〆切
金融・資本市場
および
財政

●使用するケース
教科書のデータを利用。

第九回:pp.134-135、pp.138-139、pp.140-141、pp.144-145、pp.146-147
第十回:pp.158-159、pp.160-161、pp.162-163、pp.166-167、pp.172-173

第6日(Day6)

国際収支
および
国民生活

●使用するケース
教科書のデータを利用。

第十一回:pp.180-181、pp.182-183、pp.184-185、pp.188-189、pp.194-195
第十二回:pp.200-201、pp.202-203、pp.204-205、pp.208-209、pp.212-213

第7日(Day7)

日本経済の展望
および
中間レポート返却、解説、総復習

●使用するケース
教科書のデータを利用。

第十三回:pp.222-223、pp.226-227、pp.230-231、pp.234-235、pp.240-241(とp.195)
第十四回:とくになし。返却した中間レポートや公開ずみの試験フォーマットを
     眺めていただきながら話す予定

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
クラス貢献度合計 Class Contribution Total 30 %
予習レポート Preparation Report 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
ケース試験 Case Exam 0 %
最終レポート Final Report 20 %
期末試験 Final Exam 50 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

発言30点、中間レポート20点、期末試験50点です。これ以外の評価基準を設けることはありません。
発言点が平常点の枠を兼ねています。平常点に関する評価は発言点を動かすことで行ないます。
単位発行に関して相対評価を行いますが、さすがに素点が極端に低い者は落第させようと思っています。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 宮崎 勇、 本庄 真、 田谷 禎三「日本経済図説 第五版 (岩波新書 新赤版 1878)」岩波書店(2021)978-4004318781

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]中島 隆信ほか『テキストブック経済統計』東洋経済新報社, 2000年, ISBN-10: 4492470654
[2]妹尾 芳彦ほか『経済指標を読む技術―統計データから日本経済の実態がわかる』ダイヤモンド社, 2003年, ISBN-10: 4478280029
[3]谷岡 一郎『データはウソをつく―科学的な社会調査の方法』筑摩書房, 2007年, ISBN-10: 4480687599
[4]谷岡 一郎『「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ』文藝春秋, 2000年, ISBN-10: 4166601105
[5]門倉 貴史『統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか?』光文社, 2006年, ISBN-10: 433403375X
谷岡一郎氏の本は娯楽としても面白いです。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

引き続き丁寧に説明していこうと思います。データを使うことは止めませんから教科書は必須ですが。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

●学位と取得大学
 修士(経済学)東京大学
 博士(経済学)東京大学
●研究分野
 貨幣経済、労働経済、チープトーク
●主な論文
 「Three Essays on Monetary Exchanges through Shops」、東京大学経済学研究科博士論文、2008年
 「Aggregative Approach to Cheap Talk Credibility: A Survey」、名古屋商科大学論集57巻第2号、2013年
 「貧富の経験、判断、債券市場」、名古屋商科大学論集58巻第2号、2014年
●主な著書
 「多様化する社会と多元化する知−−「あたり前」を疑うことで見える世界」
 ナカニシヤ出版(2017)、共著、ケース&ディスカッション2を担当

Academic Degree: Ph.D of economics, Graduate School of Economics, University of Tokyo.

Research Interest: Monetary Exchange, Cheap Talk







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