シラバス Syllabus

授業名 金融制度とその仕組み
Course Title Financial Systems and Mechanisms
担当教員 Instructor Name 太宰 北斗(Hokuto Dazai)
コード Couse Code NUC158_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目400系 / Specialized Subject 400
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

本講義は、金融制度とそのメカニズムに関する学生の深い理解を培うことを通じ、広く実社会に貢献しようとする点で本学のMission Statementと関わっています。
金融危機などのショックがあった場合に、金融機関の救済が優先されたり疑問視されたりするのはなぜでしょうか? 日々、銀行から預金を引き出したりして接する機会も多い一方で、金融の仕組みは複雑で分かりづらいイメージもあるかもしれません。
本講義では、金融取引が私たちの生活にもたらす機能のほか、金融市場における中央銀行や金融政策などの役割について概説していきます。また、さまざまな証券市場や金融商品の仕組みや、それらの取引がどのように行われているかについて、経済実験・ケースを交え、なぜそのような結果になったのかディスカッションするなど、金融の仕組みについて体感的に学んでいきます。
本講義では、金融取引や金融制度がどのようなメカニズムに基づいて設計されているのか、基礎的な内容について学習していきます。

This course relates to NUCB mission statement by acquiring understanding of financial systems in order to contribute to the business community.
What is the importance of financial institutions? Financial mechanisms might be imagined that they are too complex to understand.
This course discusses the following three points with using the classroom experiments and case discussions. The first point is the role of financial transactions and institutions. The second point is how central banks control financial markets by monetary policy. The third point is the mechanism of financial commodities traded in financial markets.
In this course, students will understand the basic contents of the mechanism by which financial transactions and financial systems are designed.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・ファイナンス理論や金融制度の基礎知識

・Basic knowledge of financial theories and financial systems

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 30 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 70 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

【学習方法について】
事前に予習をする必要はありません。講義中に解説する知識等については適宜メモし、必要に応じて配布資料・参考文献の該当箇所を読むなどして、復習に努めてください。

【レポートについて】
それまでに講義で学んだ内容について復習してもらうため、課題レポートの提出をもとめる予定です。詳細は講義中に案内します。提出されたレポートについては、希望者に個別でフィードバックする予定です。

【中央情報センター(図書館)の活用について】
講義内容の復習時に活用してください。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

【前半:お金の役割】
お金(貨幣)がなぜ日々の生活で使われているのか、その役割を実験を通じて体感的に学びます。

【後半:貨幣の誕生】
貨幣がどのように誕生し、どのようにして使われ続けるのか、実験を通じて考察します。


●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第2日(Day2)

【前半:銀行の機能】
銀行をはじめとする金融仲介機関が、金融システム全体のなかでどのような役割を果たしているのか実験を通じて考察します。

【後半:中央銀行の機能】
日本銀行などの中央銀行の役割が、一般の銀行とどのように違うのか実験を通じて学んでいきます。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第3日(Day3)

【前半:貨幣の価値(インフレーションとデフレーション)】
貨幣の価値、特にインフレーションおよびデフレーションの観点について、実験を通じて学んでいきます。

【後半:貨幣の価値(名目と実質)】
貨幣の価値、特に名目価値と実質価値の観点について、実験を通じて学んでいきます。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第4日(Day4)

【前半:株式市場と取引制度】
株式取引が市場でどのように行われているのか、株式投資の基礎理論とあわせて実験から学んでいきます。

【後半:資産の将来価値と現在価値】
株式市場などで資産価格がどのように決定されるのか、実験を通じて体感的に学んでいきます。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第5日(Day5)

【前半:市場の効率性】
株式市場などで企業等の情報がどのように反映されていくのか、実験を通じて学んでいきます。

【後半:投資のリスクとリターン】
株式などへの投資をどのように行うべきか、リスクとリターンの観点から実験を行い、考察します。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第6日(Day6)

【前半:資産価格とバブル】
バブルと呼ばれる現象がどのようにして発生するのか、実験を通じて考察していきます。

【後半:国際金融と為替レート】
円やドルの価値がどのように決定されていくのか、為替市場の仕組みとともに実験から学んでいきます。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

第7日(Day7)

【前半:通貨危機】
通貨危機と呼ばれる現象について、その発生のメカニズムを実験を通じて考察していきます。

【後半:まとめ】
これまでの内容について確認、復習します。

●使用するケース
・経済実験用オリジナルケース(当日配布)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 25 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 25 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 50 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

・最終レポートの実施など、上記評価基準は変更される可能性があります。変更がある場合には、初回講義で案内いたします
・初回講義で案内する一部行為については、総合的な評価から減点することも検討します
・「授業内での挙手発言」については、回数だけではなく、発言内容等も評価に加味します

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • .「指定なし」.(.)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]池尾和人 著『現代の金融入門[新版]』筑摩書房、2010年、ISBN13(978-4480065292)
[2]池尾和人 著『エコノミクス 入門金融論』ダイヤモンド社、2004年、ISBN13(978-4478210444)
[3]福田慎一 著『金融論-市場と経済政策の有効性』有斐閣、2013年、ISBN13(978-4641164062)
[4]C.P.キンドルバーガー/R.Z.アリバー 著『熱狂、恐慌、崩壊-金融危機の歴史(原著第6版)』日本経済新聞出版社、2014年、ISBN13(978-4532356071)
[5]フランクリン・アレン/グレン・ヤーゴ 著『金融は人類に何をもたらしたか:古代メソポタミア・エジプトから現代・未来まで』東洋経済新報社、2014年、ISBN(978-4492654637)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

授業改善に関する提案はいつでも受け付け、皆さんが興味を持って参加することのできる授業にしていきたいと思います。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

【取得学位と大学、大学院名】
修士(経営学)慶應義塾大学
博士(商学)一橋大学

【主な職歴】
ライオン株式会社(2005年~2010年)
一橋大学大学院(2015年~2016年)
名古屋商科大学(2016年~)

【研究分野】
行動ファイナンス、コーポレート・ガバナンス、ファミリービジネス

【Education】
Ph.D.(Commerce), Graduate School of Commerce, Hitotsubashi University
MBA, Graduate School of Business Administration, Keio University

【Positions】
2016 - Present: Lecturer of Finance, Nagoya University of Commerce and Business
2015 - 2016: Designated Lecturer of Finance, Hitotsubashi University

【Research Interests】
Corporate Governance, Family Business, Behavioral Finance

Refereed Articles

  • (2020) Japanese family firms from the perspective of corporate governance. SHOKO-KINYU 70(11): 0914-1308
  • (2020) Family generation and business performance: Evidence from Japan. Journal of Business Succession 9
  • (2019) Business Succession of Japanese Listed Companies: A Survey from 1956 to 2013. Journal of Business Succession 8
  • (2017) Family Firms and Family Succession: An Empirical Analysis in Japanese Department Store Industry. Hitotsubashi Review of Commerce and Management 12(2): 9784561570998
  • (2015) Family Firms and Capital Structure. Modern Finance 36 1369412X

Refereed Proceedings

  • (2020). Stock split bubbles: What inflated the bubbles?. Journal of Behavioral Economics and Finance .Association of Behavioral Economics and Finance. 1. 3. NUCB Business school (Nagoya Campus)
  • (2018). Long-term trend of family firm's performance. Society of Monetary Economics Bulletin .Japan Society of Monetary Economics. 1. 2. Nagoya city university (Takiko campus)






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