シラバス Syllabus

授業名 株式会社簿記学 1
Course Title Intermidiate Bookkeeping 1
担当教員 Instructor Name 関口 了祐(Ryosuke Sekiguchi)
コード Couse Code NUC156_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

高い倫理観を持ち、フロンティア・スピリットを発揮してイノベーションを起こし、グローバルビジネスで成功するリーダーには企業の経営状態を把握する力は必須である。企業活動を貨幣数量によって写した財務諸表の作成手順を学習することで、その力を養う。
 本科目は、株式会社で利用される商業簿記の知識を身につけることを目標とする。 企業活動を記録する技術である簿記に習熟することで、ビジネスマンに必要とされる財務諸表から企業活動を読み解く力が洗練される。
 また、本科目は、日商簿記検定2級商業簿記の主要な出題範囲を含む。したがって「簿記学Ⅰ」「簿記学Ⅱ」を履修しその内容を十分に理解していること、もしくは、日商簿記検定3級レベルの商業簿記の知識を有していることが前提となる。
 商学部会計ファイナンス学科は、透明性と倫理観が強く求められる企業会計についての深い理解と専門性の高い人材を養成することを目的としている。この講義で扱う内容は、会計専門職を目指すものにとっては基礎的な内容であり、そうでないものにとっては会計情報をよりよく理解し、経営的な意思決定に会計情報を利用することを可能にすることに役立つ。
 本講義の内容を十分に理解し、単位を取得することは、高度会計専門職に従事する人材に必要な専門的知識を獲得するのみならず、クリエイティブな経営的意思決定をする人材にとっても役立つ知識を獲得したことになる。しかし、講義内容の理解および知識の定着のためには、自主的な復習を中心とした、かなりの学習時間が必要である。

 本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた授業を行う。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められる。
この講義を終えた学生は、
・企業の資本取引について説明でき、正確に記録できる
・企業の税金に関する取引を理解し、記録できる
・貸借対照表から当該企業の経営的特徴を読み取ることができる

 For the personnel or the entrepreneur who can do a leading achievement with the ability to contribute to the business world, The ability to read business activity is needed to play an active part by an international society and show high competitive power. It's possible to know the root of business activity by understanding the calculation structure of the double-entry bookkeeping.
A target of this subject is to get knowledge of commercial bookkeeping for corporations. It's possible to get the skill which understands and solves business activity from a financial statement by mastering bookkeeping. This is one of the most important skills for a businessman.

In this course, we will conduct class discussion using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
Upon successful completion of this course, the student will be able to:
- Account for corporate capital transactions and record correctly
- Account for corporate tax transactions and record correctly
- Find out the characteristics of companies from their balance sheet

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG3 Ethical Decision Making
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・株式会社の取引の記帳に必要な知識
・貸借対照表を読む力

- Understanding of intermediate bookkeeping
- The use of balance sheet

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

○準備学習(予習復習等)
 予習も重要であるが、復習がなにより必要である。次回講義までに、当該講義の内容をきちんと理解することが最も重要である。

○課題(試験・レポート等)に対するフィードバック方法
 レポートの代わりに練習問題の提出を予定している。また、毎回の講義で復習問題の解答と提出をしてもらい、学生有志に解説をしてもらう予定でいる。

○中央情報センター(図書館)の活用について
 静穏で多くの参考文献がある環境は、復習の場として最適であると思われる。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

以下の講義計画は予定であり、進捗に応じて随時講義計画を変更する。

・入門簿記の復習
・決算手続き(決算振替)

第2日(Day2)

・決算手続き(帳簿の締め切りと財務諸表の作成)
・株式会社の設立と増資

第3日(Day3)

・創立費、開業費、新株発行費
・剰余金と利益処分


第4日(Day4)

・株主資本等変動計算書
・貸借対照表の作成

第5日(Day5)

・会社の合併

●使用するケース
ケース「どっちのBS?」(オリジナル)

第6日(Day6)

・株式会社の税金(法人税、住民税、事業税、消費税)

第7日(Day7)

・総合演習問題

●使用するケース
ケース「このBSはどの会社?」(オリジナル)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 20 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 30 %
最終レポート Final Report 30 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

この講義では、学生がペアになり、復習問題に取り組んでもらい、有志ペアに解説してもらう予定でいる。成績評価方法では、これを講義内での挙手発言としている。講義内で実施した課題や練習問題について、適当な分類がないため小テストとしてる。最終レポートは、第7週に実施するテストである。
また、期末試験は実施しない。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 滝沢ななみ「『スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第13版』」TAC出版(2021)978-4813296133

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

TAC簿記検定講座(2018)、『 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.12.0 (よくわかる簿記シリーズ)』 、TAC出版。
TAC簿記検定講座(2018)、『 合格トレーニング 日商簿記2級 商業簿記 Ver.12.0 (よくわかる簿記シリーズ)』 、TAC出版。
滝沢ななみ(2018)、『みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第7版 (みんなが欲しかったシリーズ)』、TAC出版。
専門学校東京CPA会計学院編(2018)、『はがして使えるドリル式 日商簿記過去問題集2級 第143回→第147回』、税務経理協会。
渡邊泉(2017)、『会計学の誕生―複式簿記が変えた世界 』、岩波書店。

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 かなりの低評価であった。
 高校時代に簿記を学習したことがある学生から、「説明が多く進みが遅い」、「練習問題をもっと解かせろ」、「おもしろくない」といった指摘があった。
 また、「挙手発言をしたくない」、「発言点を成績評価に入れて欲しくない」、「簿記の勉強は練習問題をたくさん解けばよい」、「ケースが難しい」といった指摘もあった。
 鋭意改善していく所存です。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

○学位と取得大学
 修士(商学)、慶應大学
○研究分野
 財務会計

○ Degree
 Master(Commerce), Keio University
○ Field of Study
 Financial Accounting

(実務経験 Work experience)

1995年〜1998年 待山会計事務所

1995〜1998 Machiyama Accounting Firm (part-time)

Refereed Articles

  • (2018) Debt swaps for financing education: Exploration of new funding resources. Cogent Economics & Finance 6(2): 2332-2039
  • (2016) Common Information versus Disclosure in a Vertically Related Market. Accounting Progress 17






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