授業名 | ロジカルライティング 2 |
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Course Title | Logical Writing 2 |
担当教員 Instructor Name | 兪 敏浩(Minhao Yu) |
コード Couse Code | NUC153_N24B |
授業形態 Class Type | 演習 Practicum |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 共通専門教育科目200系 / Specialized Subject 200 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Fall |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
「ロジカルライティング 2」は、本学の教育方針である「師弟同行」に基づき、セミナー形式で行ないます。本セミナーはアクティブラーニングによって、本学の建学の精神である「フロンティア・スピリット」、および世界的な視野を持ち、ビジネス界に貢献できる能力を持った人材、すなわち優れたリーダーや起業家、グローバル人材となる上で不可欠な論理的思考力とそれにつながるライティング能力を修得することを目標としています。
Logical Writing 2 is a seminar course based on our educational policy “Shitei-Doko/Dogyo (teacher and student studying together)”. Students will acquire logical thinking and writing skills through active learning, which are necessary skills for them to contribute to the business world with the NUCB’s founding motto of “Frontier Spirit” and global perspectives, namely to become capable leaders, successful entrepreneurs, or globally competitive professionals.
授業の目的(意義) / Importance of this course
本セミナーの意義は、1年生のクリティカルシンキングで培った実践的思考力、主体的行動力、発展的コミュニケーション力を生かしてロジカルライティングを学ぶことにより、基礎学力と円滑な卒業論文執筆のための力、社会に出てからも通用する論理的思考力とライティング能力の獲得を目指します。
The aim of this course is to equip students with basic academic skills, the ability to complete their graduation theses, and logical thinking and writing skills transferable to their future careers. Students will obtain these skills and abilities on the basis of what they learned in Critical Thinking (1st year) including practical thinking skills, initiative and advanced communication skills.
到達目標 / Achievement Goal
・受講生はアクティブラーニングに主体的に参加することができるようになる。
・受講生は自らの意見を論理的に述べ、それを文章にすることができるようになる。
・受講生は自らの意見を論理的に述べ、それを文章にすることができるようになる。
By the end of the course, students will be able to:
・actively engage in active learning tasks
・present their ideas logically in oral and written formats
・actively engage in active learning tasks
・present their ideas logically in oral and written formats
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
・ライティングに関する基本的な日本語力
・短文から長文までの文章作成力
・ケースメソッド教育への主体的な参加力
・論理的思考力
・短文から長文までの文章作成力
・ケースメソッド教育への主体的な参加力
・論理的思考力
・Basic Japanese language skills and knowledge for academic writing
・Writing skills to compose short and long essays
・Active participation skills in Case Method education
・Logical thinking skills
・Writing skills to compose short and long essays
・Active participation skills in Case Method education
・Logical thinking skills
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 40 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 60 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
・教科書を必ず購入すること。
・中央情報センター(図書館)の活用について、クラスでの予習・復習、プレゼンテーションやレポート作成等において、随時活用すること。
・授業ケースや授業で当日学ぶ内容に関して予習として毎週3-5時間程度、および復習として各回の授業で学んだ内容について毎週3-5時間程の学習を行う。
・提出物やレポートに関しては授業中、Google Classroom、およびオフィスアワーに研究室で個別に対応する。
・中央情報センター(図書館)の活用について、クラスでの予習・復習、プレゼンテーションやレポート作成等において、随時活用すること。
・授業ケースや授業で当日学ぶ内容に関して予習として毎週3-5時間程度、および復習として各回の授業で学んだ内容について毎週3-5時間程の学習を行う。
・提出物やレポートに関しては授業中、Google Classroom、およびオフィスアワーに研究室で個別に対応する。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
第1週:第9章:論文の表現の考え方(pp.70-76)第2週:第10章:正確な言葉選び /第1課:専門用語の考え方(pp.79-83)/第2課:語の定義(pp.84-87)
●使用するケース
「表記の基礎」(太宰北斗先生作成)第2日(Day2)
第3週:第10章:正確な言葉選び /第3課:怖い変換ミス(pp.88-91)、第11章:正確な表記 /第4課:漢字と仮名の書き分け(pp.94-97)第4週:第11章:正確な表記 /第5課:読点の打ち方(pp.98-101)/ 第6課:記号の使い方(pp.102-105)
●使用するケース
「正確な表記」(太宰北斗先生作成)第3日(Day3)
第5週:第12章:論文専用の表現 /第7課:論文を構成する動詞(pp.108-112)/第8課:論文の文末表現(pp.113-118)第6週:第12章:論文専用の表現 /第9課:論文のオトナ語(pp.119-123)第13章:論文の文体 /第10課:話し言葉と書き言葉(pp.126-131)
第4日(Day4)
第7週:ターム3の復習第8週:第13章:論文の文体 /第11課:論文になじまない言葉(pp.132-137)/第12課:論文の軸となる名詞(pp.138-141)
●使用するケース
「論文の表現・文体」(太宰北斗先生作成)第5日(Day5)
第9週:第14章:明晰な文 /第13課:複数の意味を持つ文(pp.144-151)/第14課:読者を迷子にする文(pp.152-158)第10週:第14章:明晰な文 /第15課:あいまいさを含む文(pp.159-164)、第15章:明晰な文章展開 /第16課:指示詞の使い方(pp.167-173)
●使用するケース
「段落の作り方」(太宰北斗先生作成)第6日(Day6)
第11週 第15章:明晰な文章展開 /第17課:接続詞の使い方(pp.174-181)/ 第18課:予告と整理(pp.182-188)第12週 第16章:書き手の責任 /第19課:主張する(pp.191-194)/ 第20課:引用する ①(pp.195-201)
●使用するケース
「論点の整理」(太宰北斗先生作成)第7日(Day7)
第13週 第16章:書き手の責任 /第20課:引用する ②(pp.195-201)/第21課:破綻を防ぐ(pp.202-211)第14週 ターム4の復習、課題レポートの提出確認
●使用するケース
「書き手の責任」「論点の整理」(太宰北斗先生作成)成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
夏休み明けに3000字程度の課題レポート、Term4の授業最終日に3000字の続きとなる7000字程度の最終レポートをグーグルクラスルームに提出することを義務とします。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 65 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 65 % |
予習レポート Preparation Report | 35 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
本授業は「最終レポート」「期末試験」を実施せず、ケースアサインメント及び授業内での挙手発言の質・量などにより、成績の評価を行います。夏休み明けに3000字程度の課題レポート、Term4の授業最終日に3000字の続きとなる7000字程度の最終レポートをグーグルクラスルームに提出することを義務とします。
教科書 Textbook
- 石黒圭「論文・レポートの基本」日本実業出版社(2012)978-4534049278
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
鎌田美千子・仁科浩美『アカデミック・ライティングのためのパラフレーズ演習』、スリーエーネットワーク、2014、ISBN13:9784883196814
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
今年度は授業中における学生の発言がさらに増えるようディスカッションの機会を多く設け、よりインターラクティブな授業にしていきたいと考えている。
担当教員のプロフィール About the Instructor
専攻分野:現代中国論、東アジア国際関係論
学位:博士(法学、慶應義塾大学)
職歴
2012年4月~現在に至る 名古屋商科大学コミュニケーション学部グローバル教養学科准教授
2008年9月~2012年3月 名古屋商科大学外国語学部国際教養学科専任講師
2007年8月~2008年8月 人間文化研究機構地域研究推進センター・慶應義塾大学現代中国研究センター研究員
主要業績(過去5年以内)
兪敏浩「中国の外交戦略と農業外交」、加茂具樹編『中国の対外行動の源泉』慶應義塾大学出版会、2017年、
201~221頁。
兪敏浩・今野茂充編『東アジアのなかの日本と中国―規範・外交・地域秩序』晃洋書房、2016年。
兪敏浩「中国のおける全球治理に対する一考察―シンクタンクの議論を中心に―」『名古屋商科大学論集』60巻1号、2015年7月、267~281頁。
兪敏浩『国際社会における日中関係―1978~2001年の中国外交と日本』勁草書房、2015年。
兪敏浩「中国の台頭と日中韓関係―地域秩序形成の文脈で―」『名古屋商科大学論集』58巻2号、2014年3月、267~278頁。
兪敏浩「両岸関係の力学と中国の台湾政策―中台両岸関係における三角矛盾構造の形成を中心に」、国分良成・小嶋華津子編『現代中国政治外交の原点』慶應義塾大学出版会、2013年、249~270頁。
学位:博士(法学、慶應義塾大学)
職歴
2012年4月~現在に至る 名古屋商科大学コミュニケーション学部グローバル教養学科准教授
2008年9月~2012年3月 名古屋商科大学外国語学部国際教養学科専任講師
2007年8月~2008年8月 人間文化研究機構地域研究推進センター・慶應義塾大学現代中国研究センター研究員
主要業績(過去5年以内)
兪敏浩「中国の外交戦略と農業外交」、加茂具樹編『中国の対外行動の源泉』慶應義塾大学出版会、2017年、
201~221頁。
兪敏浩・今野茂充編『東アジアのなかの日本と中国―規範・外交・地域秩序』晃洋書房、2016年。
兪敏浩「中国のおける全球治理に対する一考察―シンクタンクの議論を中心に―」『名古屋商科大学論集』60巻1号、2015年7月、267~281頁。
兪敏浩『国際社会における日中関係―1978~2001年の中国外交と日本』勁草書房、2015年。
兪敏浩「中国の台頭と日中韓関係―地域秩序形成の文脈で―」『名古屋商科大学論集』58巻2号、2014年3月、267~278頁。
兪敏浩「両岸関係の力学と中国の台湾政策―中台両岸関係における三角矛盾構造の形成を中心に」、国分良成・小嶋華津子編『現代中国政治外交の原点』慶應義塾大学出版会、2013年、249~270頁。
Ph.D
Research field: China Studies, East Asia’s international relations
Associate Professor, 2012 ~
Faculty of Communication, Nagoya University of Commerce & Business
Assistant Professor, 2008~2011
Faculty of Communication, Nagoya University of Commerce & Business
Fellow Researcher, 2007~2008
National Institutes for the Humanities (NIHU)/Center for Contemporary Chinese Studies of Keio Institute of East Asian Studies
Publications (In the last 5 years):
Yu Minhao(2017), "China's diplomatic strategy and agricultural dipomacy "in Kamo Tomoki eds., The domestic and international sources of China's foreign policy, Keio University Press, 2017, pp.201-221.
Yu Minhao(2016),Japan-China Relations and a Changing East Asian Order: Norm, Diplomacy and Regional Order(Edited by Yu Minhao and Konno Shigemitsu), Koyo shobo, 2016.
Yu Minhao(2015),"Perspective of Chinese Think tanks on the Global Governance", NUCB Journal of Economics and Information Science, Vol.60, No.1,pp.267-281.
Yu Minhao(2015), International Society and China-Japan Relations, Keiso shobo, 2015.
Yu Minhao(2014), “The Rise of China and The Relationships Between China, Japan and Korea”, NUCB Journal of Economics and Information Science, Vol.58, No.2.
Yu Minhao(2013), “The Dynamics of the Cross Strait Relations and China's Taiwan Policy”, Kokubun Ryosei and Kojima Katsuko ed., The Origins of China’s Politics and Foreign Relations, Keio University Press.
Refereed Articles
- (2024) The Chinese Policy Process in the Normalization of Diplomatic Relations between Japan and China: Changing Perceptions of International Situation and the Logic of Decision-Making. International Relations
- (2021) Re-examination of Japan-China Economic Relations Since the 1980s: From the Viewpoint of Economic Security. The Korea-Japanese Journal of Economics & Management Studies 92 1266-3877
- (2019) A Study on the 1978 Senkaku Fishing Boat Incident. International Relations 197 9784641499454
- (2018) Japan and China in Global Governance and East Asian International Relations. Review of Global Politics (National Chung Hsing University, Graduate Institute of International Politics) (63):
- (2018) Sino-Japanese Relations and the Fishery Negotiation Process: 1955-1985. Journal of Sinology and China Studies (74): 1225 - 8695