シラバス Syllabus

授業名 ミクロ経済学
Course Title Microeconomics
担当教員 Instructor Name 田村 正興(Masaoki Tamura)
コード Couse Code NUC153_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 専門専門科目200系 / Specialized Subject 200
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

イノベーティブなリーダーとなる上で基礎となるのは、まずは経済の見方・捉え方を習得することです。ミクロ経済学はその第一歩となります。
本講義では、アクティブ・ラーニングを通じてミクロ経済学の基礎を習得します。

経済学はミクロ経済学とマクロ経済学に分かれます。ミクロ経済学とはミクロ(微視的)な視点で経済を見ます。例えばファーストフードチェーン店の価格付けやオークション取引での入札戦略など、個別の企業や消費者の戦略に着目します。

ただし、主な目的として、テキストに載っている基礎知識の習得を授業中に目指すというよりは、経済学はどういう考え方をして、どういうときに利用できるのか、どのような力があるのかについて紹介し、経済学の楽しさを知ってもらうことを目指します。

本科目ではケース教材を用いた討論授業を行うことに特徴があります。履修者は、授業にただ出席しているだけでは、たとえいくら試験で点数が高くても単位を取ることはできません。以下の成績評価方法からも分かる通り、予習レポートを提出し、グループワークでグループでの議論に貢献し、授業中に挙手・発言をすることが必要です。

本科目は第2タームの「総合政策入門」(北村先生)と同様に、経済学部のコア科目を形成するものです。「ミクロ経済学」「総合政策入門」という2科目を通じて、経済学部1年生がNUCBでのアクティブラーニングに慣れてもらうことを目的に授業を構成しています。

(追記)教科書に沿って進行するわけではありませんので、教科書に指定している本は本科目を受講して単位を取得する上で購入が必要ではありません。ただし、本科目を受講して経済学に興味を持った方には、さらなる学習のための参考書としておすすめできる本です。
経済学の楽しさを知る。アクティブラーニングに慣れて、挙手発言・グループでの議論が積極的にできるようになる。

To become an innovative leader, you should learn the economic point of view. Microeconomics is the foundation of it.
Students learn the foundation of microeconomics through active learning.

Economics is divided into microeconomics and macroeconomics. Microeconomics focuses on individual firm and consumer's strategy including pricing of fast food restaurants and bidding strategy in auctions.

Main objectives are not learning foundations that are written in the textbooks but economics thinking and how to apply economics to business.

This course is based on class discussions. Students have to submit reports, contribute to group work, and participate in the class discussions. Without these engagements, students cannot pass the course even if they attend the class and make a high score in the final examination.

Through participating in this course, you can adjust yourself to active learning.
You get to know economics is interesting. You adjust yourself to active learning.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

ミクロ経済学の基礎
グループで議論する力
自分の意見を発信する力

Foundation of microeconomics
Ability to discuss in a group
Ability to express your own opinions

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 80 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

アクティブラーニング型の授業であり、特に、名古屋商科大学が重点的に取り組んでいる「ケース・メソッド」の入門科目という性質も有しています。
重要なことは、授業開始までに予習しレポートを提出すること、グループでの議論の際に自分のグループに貢献すること、クラスでの議論の際に挙手・発言することです。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

経済実験:需要曲線と供給曲線
経済統計クイズ(売上)

●使用するケース
無し

第2日(Day2)

独占と価格付け


●使用するケース
需要曲線と供給曲線

第3日(Day3)

価格差別戦略

●使用するケース
東急ストア 2010

第4日(Day4)

価格差別戦略プレゼン大会

●使用するケース
無し

第5日(Day5)

オークション
経済統計クイズ(大きな桁の計算1)

●使用するケース
ヤフオク!

第6日(Day6)

最低賃金
経済統計クイズ(大きな桁の計算2)

●使用するケース
AEQUITAS 2017

第7日(Day7)

新しい経済学
経済統計クイズ(まとめ)

●使用するケース
無し

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 40 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 20 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 20 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • ティモシー・テイラー「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編」かんき出版(2013)978-4-7612-6894-7

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

N・グレゴリー・マンキュー『マンキュー入門経済学(第2版)』東洋経済新報社、2014年、978-4492314432
大竹文雄 経済学的思考のセンス-お金がない人を助けるには 中公新書 2005年
梶井厚志 戦略的思考の技術-ゲーム理論を実践する 中公新書 2002年
中室牧子 「原因と結果」の経済学-データから真実を見抜く思考法 ダイヤモンド社 2017年

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

授業調査では、「知らない人とのグループワークが緊張した」との意見もありましたが、特に今年は一年生の第1タームの授業ですので、知らない人とグループワークで議論することでコミュニケーション能力を養い、議論のできる友人を増やしてもらいたいと思います。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

京都大学経済学部を卒業後、東京大学経済学研究科修士課程およびLondon School of Economics and Political Science MSc Economicsを修了し、東京大学・経済学研究科博士課程を修了、博士(経済学)の学位を取得。一橋大学イノベーション研究センター特任助手、京都大学薬学研究科特定助教などを経て2017年4月より現職。現在、日本政策投資銀行設備投資研究所、客員研究員も務める。

研究分野:
経済学、医療経済学、産業組織論

Masaoki Tamura received a Bachelor’s degree in economics at Kyoto University, Master’s degree in Economics at the University of Tokyo and London School of Economics and Political Science, and a Ph.D. in economics at the University of Tokyo. He worked for Hitotsubashi University and Kyoto University before joining Nagoya University of Commerce and Business. He is also a visiting scholar of the Research Institute of Capital Formation, Development Bank of Japan.

Fields:
Economics, Health Economics, Industrial Organization

Refereed Articles

  • (2021) The Global Financial Crisis and Healthcare Inequality in Japan. Social Indicators Research
  • (2019) On Otaki’s Keynesian Macroeconomic Model. Theoretical Economics Letters 9(1):
  • (2018) A Signaling Explanation for Political Parties and Advertisements. Theoretical Economics Letters Vol. 8(No. 2): 2162-2078
  • (2017) Prize Promotions as Costless Commitments. Managerial and Decision Economics 38(4):
  • (2016) A Note on Pharmaceutical Price Revision, Self-Pay Ration, and Health Technology Assessment. Financial Review (128):






ページ上部へ戻る