シラバス Syllabus

授業名 イギリスの社会と文化
Course Title British Society and Culture
担当教員 Instructor Name 前川 和歌子(Wakako Maekawa)
コード Couse Code NUC141_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term3

授業の概要 Course Overview

異なる文化や社会の理解を通して多様な価値観を養うことは、本学が目指す世界的視野に立ったリーダーの育成において重要です。今後益々グローバル化が進む社会においては、多様な価値観を持って柔軟に物事を考えることが必要です。
。本講義では、イギリスの社会や文化に関する幅広い知識を習得し、今日のイギリスが直面する課題及びイギリスを取り巻く国際社会の問題を考察することで、異文化理解・多面的考察力・論理的思考力を養うことを目的としています。
イギリスは現在EU離脱による政治・経済・文化の潜在的転換期にあります。今日のイギリスのトピックやその背景にある歴史や文化に関わるケースを使用しながら、イギリスの現代社会を多面的に考察し論じていきます。日本とは異なる社会や文化を学び、議論することで、視野を広げるだけでなく、グローバルな視点に立って物事を考える実践力も養ってください。

It is important for training leaders who have global perspectives to obtain understandings of diverse values through learning different culture and society. Especially in our global society, it is required to think flexibly with the understandings of diverse values.
The objective of this course is to develop students’ ability to understand different culture, to think from different points of view, and to think logically through learning basic concept of British society and culture as well as current problems that the United Kingdom (UK) faces domestically and internationally.
The UK is currently facing a potential turning point in politics, economy, and culture as a result of Brexit. In this course, we will learn and discuss contemporary society in the UK by using cases that cover current topics in the UK with their historical and cultural background. This course shall not only provide opportunity for students to broaden their perspectives through learning and discussing about different society and culture but also develop practical skills to see things from a global perspective.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG7 International Perspectives (BA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

・イギリスの社会、文化、政治に関する基本的知識の習得
・日本とは異なる文化や社会に関して興味を持ち、その社会の課題について考える
・異文化理解、多面的考察力、論理的思考力を身に着ける

・By the end of this course, students will be able to acquire basic knowledge of society, culture, and politics in the UK.
・Students will be interested in different culture and society, and will be able to think about challenges in such society
・Students will acquire ability to understand different culture, to think from different points of view, and to think logically

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

《学習方法》
授業で使用するケースについては事前にGoogle Classroomにアップロードします。次回講義の前に、参考文献を用いて事前学習を行ってください。また、英国発信のニュースを通して現在の英国時事問題を把握することで、知識を深めていきます。また、日本発信の英国に関するニュースと比べることで、論点の違いを比較してみてください。予習レポートは1~2枚(A4)以内に、アサインメント質問に対する答えをまとめてください。 予習復習は各1時間を目途に行ってください。
《課題に対するフィードバック》
各講義の予習レポートにコメントを記載しますが、個別の質問に関してはオフィスアワーに指導します。
《中央情報センターの活用》
自己学習、レポートの作成に積極的に使用してください。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

《ガイダンス》 講義の概要、成績評価、学習方法などを説明します。その後、日本と同じ島国であるイギリスとはどのような国であるのか、イギリスの社会や文化を学ぶことに日本及び国際社会にどのような意義があるのか学びます。 《イギリスの食と生活》 食文化、日常生活を学ぶことは、異文化理解への第一歩です。カントリーサイドの生活や都市部の生活の違いを含めて学んでいきます。

●使用するケース
オリジナルケース:『英国のパブ』

第2日(Day2)

《地域分権と文化:イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド》 イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」であり、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドによって構成されています。それぞれの地域独特の文化や課題を学びます。

●使用するケース
オリジナルケース:『北アイルランド問題』

第3日(Day3)

《移民政策と多文化社会》 歴史的に移民が流入してきたイギリスは民族的・宗教的多様化を迎えることになりました。EU離脱をめぐる国民投票の際に移民問題が経済問題とともに取り上げられたように、移民に付随する課題をどう解決するのかが国民・政治家・専門家の間で議論されてきました。移民政策と移民大国の課題を整
理し、論じます。

●使用するケース
オリジナルケース:『英国におけるムスリム』

第4日(Day4)

《イギリスの政治制度》 イギリスは議院内閣制、立憲君主制、不文憲法を採用している国です。日本も議院内閣制、立憲君主制を採用していますが、どのような違いがあるのでしょうか。イギリスと日本の政治制度を比較しながら論じていきます。

●使用するケース
オリジナルケース:『英国議会の戦争権限』

第5日(Day5)

《イギリスの政党と政策》 二大政党である保守党と労働党に加えて、自由民主党やスコットランド国民党といった政党のイデオロギーや政策の違いを理解します。また、各政党の近年の支持を比較することで、イギリス国民の世論について考えます。

●使用するケース
オリジナルケース:『英国の政党とポピュリスト』

第6日(Day6)

《イギリスの外交》 歴代政権の外交政策を学び、イギリス外交と世界的地位の変化について議論します。

●使用するケース
オリジナルケース:『ブレア首相のイラク介入』

第7日(Day7)

《イギリスのEU離脱》 EU離脱はどのような背景で起こったのか、離脱に伴い政治・経済・文化面でどのような課題を抱えているのかを考察し議論します。

●使用するケース
オリジナルケース:『EU離脱』

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 30 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 50 %
期末試験 Final Exam 0 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

遅刻は厳禁です。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 梅川正美、阪野智一、力久昌幸「現代イギリス政治」成文堂(2014)

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

高安健将『議院内閣制ー変貌する英国モデル』、中公新書、2018年
長谷川貴彦『イギリス現代史』、岩波新書、2017年
下楠昌哉『イギリス文化入門』、三修社、2010年
Oakland, J. (2016). British Civilization: An Introduction, eighth edition. Routledge.
Clarke, H. D., Goodwin, M., and Whiteley, P. (2017). Brexit: Why Britain Voted to Leave the European Union. Cambridge University Press.
Dougan, M. (2017). THE UK AFTER BREXIT: Legal and Policy Challenges. Cambridge University Press.

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

わかりやすい授業に努めます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

【学歴】
2014-2015 英国エセックス大学 政治学部 国際関係学修士課程 (MA in International Relations)
2015ー2018 英国エセックス大学 政治学部 政治学博士課程 (Ph.D. in Government) 

【研究分野】
内戦、比較政治学、国際政治学、国際機関と平和構築

【Educations】
2014-2015 University of Essex Department of Government MA in International Relations
2015-2018 University of Essex Department of Government Ph.D. in Government

【Research Area】
Civil War, Comparative Politics, International Politics, International Organizations and Peacebuilding

(実務経験 Work experience)

【職務経歴】
2018-2019 米国カリフォルニア大学サンディエゴ校 政治学部 ポスドク研究員
2019-2020 神戸大学 法学研究科 研究員
2019-2020 外務省 専門分析員
2020ー現在  名古屋商科大学 経済学部 専任講師

【Employment】
2018-2019 University of California, San Diego, Department of Political Science, Center for Peace and Security Studies, Postdoctoral Scholar
2019-2020 Kobe University, Graduate School of Law, Researcher
2019-2020 Ministry of Foreign Affairs in Japan, Research and analysis specialist
2020-present Nagoya University of Commerce and Business, Faculty of Economics, Assistant Professor

Refereed Articles

  • (2020) Strategic Territorial Power-sharing and Multi-party Bargaining in Civil Wars. Peace Economics, Peace Science and Public Policy
  • (2019) External Supporters and Negotiated Settlement: Political Bargaining in Solving Governmental Incompatibility. Journal of Conflict Resolution 63(3):
  • (2018) UN Involvement and Civil War Peace Agreement Implementation. Public Choice 178






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