シラバス Syllabus

授業名 アメリカの社会と文化
Course Title America's Society and Culture
担当教員 Instructor Name 筒井 正(Tadashi Tsutsui)
コード Couse Code NUC140_N21A
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教養教育科目100系 / Liberal Arts 100
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Term1

授業の概要 Course Overview

名古屋商科大学のミッションは、”フロンティアスピリット”を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成、そしてビジネス界や社会の発展をもたらす知識の創出をすることである。名古屋商科大学の学生は、新時代のアジアと世界をつなぐ能力を有している。

本講の目的は世界的視野を有するリーダー育成という本学のミッションを念頭に、我 々を取り囲む世界を科学的且つ客観的に理解していくための基礎能力修得に重点を置きつつ、アメリカの社会・文化・歴史について学んでいく事である。
 戦後、アメリカは我国の進路に多大な影響を与えてきたし、東西冷戦終結後にいたっては超大国として世界の政治・経済活動にきわめて重要な役割を果たしている。よって現代アメリカ社会とその国際的影響を理解することはグローバルなビジネス社会への挑戦を見据える本学学生の視野拡大と将来に向けての実践的思考力鍛錬のため極めて有益だと考えられる。
1)「自由」「平等」「民主主義」などアメリカ人の行動の原理に着目して、アメリカの社会、文化、政治、経済など
  総合的な知識を身につける。
2) アメリカの移民の歴史を説明することができる。

The mission of Nagoya University of Commerce & Business is to foster innovative and ethical leaders with a "frontier spirit" and to create knowledge that will bring about the development of the business world and society. Students at Nagoya University of Commerce & Business have the ability to connect Asia and the world in a new era.
The purpose of this class is to study about American society, culture and history. As a result, participating students are expected to better understand the major factors of international affairs surrounding themselves scientifically and objectively. This class is based upon the mission statement that stresses the rearing of future business leaders with wider worldviews and frontier spirit.
America has been affecting Japan's politics and economy greatly since the end of WWII, and it has also influenced Japan as the only super-power for the post Cold War era. Thus, a wider comprehension of America and its influence on the world will play an important role in giving a deeper insight and pragmatic views of the world to NUCB students, who are anticipated to be active globally in the future.
(1) Focus on the principles of American behavior such as "freedom," "equality," and "democracy," and  
   acquire comprehensive knowledge of American society, culture, politics, and economy.
(2)  Be able to explain the history of American immigrants.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

本講義の到達目標は、国際的視野からの思考力と未来に向けての分析的意思決定上のスキルを修得することである。

The goals of this course are to the enhancement of analytical decision making skills in global terms, and
of pragmatic views regarding students' future occupations.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 50 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 50 %
フィールドメソッド Field Method 0 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

・コースの中頃にレポートを課します。レポートは講義内でコメントをつけて返却します。
・課題の作成などに際して、中央情報センター(図書館)をうまく活用して下さい。
・学生は講義の理解に専念してほしい。そのため、ノートの整理、講義の予習と復習に力を入れる事。
・一回の講義について、3時間程度を学習に充てること。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

・イントロダクション:講義の概要、テキスト解説、成績評価の説明。アメリカの自然と地理、先住民の暮らし、コ 
 ロンブスのアメリカ探検とヨーロッパからの移民、植民地の開拓などについて解説する。
・ 移民の入国とアメリカの建国:移民の急増とイギリスからの独立、大統領制の採用と徹底した地方分権、先住民族
 への迫害と西漸運動などについて論じる。


第2日(Day2)

・キンピカ時代のアメリカ:新興国アメリカの発展、捕鯨業・清国との貿易を契機として太平洋地域に展開、ペリー
 の日本遠征とその背景について解説する。
・日本人アメリカ移民の展開:日本人移民の急増と排日運動、日米関係の悪化について論じる。


第3日(Day3)

・米ソ冷戦構造の終焉とアメリカの世紀の終わり:冷戦下の軍拡競争、代理戦争、ベトナム戦争の敗北と財政
 難、ソビエトの崩壊と多極化と中国の台頭について解説する。
・エスニック・アメリカ:多民族国家における同化の問題、多文化・異文化の共生をめぐる問題について考察する。


第4日(Day4)

・ 学問の発達と政治との関わり:文化人類学と植民地経営、マンハッタン計画、スプートニクショックとアメリカの
 学問の発達などについて論じる。
・ 宗教に揺れるアメリカ:1960年代の若者の宗教離れと禅ブーム、9.11事件以降のキリスト教とイスラム教の対立
 など、アメリカの宗教事情について論じる。


第5日(Day5)

・多文化社会アメリカの文化の諸相:先住民族や黒人の文化、1960年代のカウンター・カルチュア、アジア系アメリ
 カ人の文化などを取り上げ、アメリカの文化の多様性について解説する。
・アメリカの行動原理について学修する


●使用するケース
タイトル アメリカ人の行動原理について
提供期間 筒井正がクラス討論のために作成したもので、記載される内容や数値などは、政府及び報道機関の公開資料に基づく。

第6日(Day6)

・日系アメリカ移民の歩み:国家間の対立の狭間で翻弄される日系アメリカ移民の暮らしと、戦時下の強制収容の実
 態、戦後のリドレス運動と権利回復の経緯について論じる。
・分断されるアメリカ:多様なるものの統一に苦しむアメリカの実態について、格差の拡大、暴力的な社会と銃をめ
 ぐる問題、白人優位から非白人が優位な社会へと変貌しつつある。その背景について考察する。


第7日(Day7)

・アメリカンマインドの終焉:アジア系移民の急増、英語の理解できないアメリカ人の増加、多民族化社会アメリカ
 の実態をエスニックな視点から論じる。
・アメリカファーストのゆくえ:トランプ大統領の政権運営は、アメリカ社会に混乱と分裂をもたらすのみならず、
 国際秩序をも混乱に陥れている。その背景にある病むアメリカの実態について考察する。


成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 20 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 10 %
ケース試験 Case Exam 10 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 20 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 40 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

単位認定評価は、予習レポートやケース試験、期末試験等を総合して判断します。
重点強化クラブレポート制度を利用する学生は、平常点50%、クラブレポート50%で判断します。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 明石紀雄、飯野正子「『エスニック・アメリカ 多文化社会における共生の模索』 第3版 (有斐閣選書)」有斐閣(2011)978-4641281226

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

[1]鈴木透『実験国家 アメリカの履歴書 社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡』慶應義塾大学出版会     2016年 ISBN: 978-4766423907
[2]橋爪大三郎『アメリカの行動原理』(PHP新書)PHP研究所 2005年 ISBN:978-4569643250
[3]西山隆行『移民大国アメリカ』(ちくま新書)筑摩書房 2016年 ISBN: 978-4480068996
[4]蓮見 博昭『宗教に揺れるアメリカ―民主政治の背後にあるもの』 日本評論社
  2003年 ISBN:978-4535583191
[5]サミュエル・ハンチントン『分断されるアメリカ』集英社 2004年 ISBN:978-4087734058

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 わかりやすい授業づくりを心がけます。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

・学位と取得大学
  博士(文学) 名古屋大学 
・研究分野
  多文化共生、公民科教育法、日本史研究、木地師研究


Ph.D.( Literature ) Nagoya University

Multicultural Studies, Civics Teaching Methodology, Japanese History
kijishi's reseach

(実務経験 Work experience)

2018年 愛知学泉大学 現代マネジメント学部 准教授

2019年4月 滋賀県東近江市 政策参与(非常勤特別職)
2019年4月 三重県いなべ市 コミュニティ・スクール委員会理事 
2020年4月 東近江市博物館等運営委員会委員






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