授業名 | ファイナンス |
---|---|
Course Title | Introduction to Corporate Finance |
担当教員 Instructor Name | 瀧野 一洋(Kazuhiro Takino) |
コード Couse Code | NUC137_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term3 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
社会および投資家の利益を意識するリーダーを育成する.
Developing leaders with awareness of the profits for the society and investors.
授業の目的(意義) / Importance of this course
本講義は,個人や企業が直面する金融問題に関する議論を通して,投資,資産価値について学習します.
We learn investment and asset pricing by considering about financial problems those households and firms face.
到達目標 / Achievement Goal
(1) 資産および企業価値を構成する経済的かつ企業倫理的要因を理解する
(2) ファイナンス理論を基にした投資決定ができるようになる
(2) ファイナンス理論を基にした投資決定ができるようになる
(1) Understanding the economic and ethical factors that construct the asset/firm value
(2) Making a decision about risky investments based on the financial theory
(2) Making a decision about risky investments based on the financial theory
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
本講義を通して,ビジネスに対して金融上の視点を持つことや,計量的情報に基づいた意思決定を行うスキルを養います.
We develop our skill of decision making based on numerical information, and a financial perspective for practical business.
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 50 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 50 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
【レポート/中間試験】
中間レポートか中間試験を実施します.詳細は講義中に案内します.
【学修方法】
ディスカッション形式を一部で取り入れます.このため,事前に教科書を読み講義を通じて理解を深めておいて下さい.
【自学自習方法】
徹底的に予習を行うことが効果的であると考えます.そのため教科書は入門書を利用しております.
【課題に対するフィードバック方法】
課題についてはA,B,C評価によりフィードバックを行う.課題内容が非常に優れている場合はA,必要最低限の内容が記述されている場合はB,内容に大きな誤りがあるかあるいは必要事項が不足している場合はCとして評価する.
中間レポートか中間試験を実施します.詳細は講義中に案内します.
【学修方法】
ディスカッション形式を一部で取り入れます.このため,事前に教科書を読み講義を通じて理解を深めておいて下さい.
【自学自習方法】
徹底的に予習を行うことが効果的であると考えます.そのため教科書は入門書を利用しております.
【課題に対するフィードバック方法】
課題についてはA,B,C評価によりフィードバックを行う.課題内容が非常に優れている場合はA,必要最低限の内容が記述されている場合はB,内容に大きな誤りがあるかあるいは必要事項が不足している場合はCとして評価する.
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
コーポレートファイナンスについて●使用するケース
友⼈経営企業への投資,教員オリジナルケース第2日(Day2)
企業の資本と負債の管理●使用するケース
転換社債,配当⾦(A,B)他,教員オリジナルケース第3日(Day3)
企業の投資管理●使用するケース
投資決定(A,B),教員オリジナルケース第4日(Day4)
債券と債券価値の評価●使用するケース
債券投資,教員オリジナルケース債券の売買,教員オリジナルケース
第5日(Day5)
企業価値と株主価値の評価●使用するケース
⼟地活⽤(A,B),教員オリジナルケース第6日(Day6)
ペイアウト政策●使用するケース
配当決定,教員オリジナルケース第7日(Day7)
【前半】M&Aについて【後半】総復習
●使用するケース
モルガンスイーツ,教員オリジナルケース成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 10 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 10 % |
予習レポート Preparation Report | 0 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 10 % |
期末試験 Final Exam | 80 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
単位取得のためには,期末試験の成績が大きく影響します.試験勉強はしっかりと取り組んでください.その上で,講義中の発言も成績に加味します.教科書 Textbook
- 榊原茂樹,岡田克彦「1からのファイナンス」中央経済社(2012)978-4-502-69710-4
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
[1] 砂川伸幸,川北英隆,杉浦秀徳『日本企業のコーポレートファイナンス』日本経済新聞出版社 (2008) ISBN-13: 978-4532133450
[2] 今井潤一『リアル・オプション—投資プロジェクト評価の工学的アプローチ (MBAコーポレート・ファイナンス)』中央経済社 (2004) ISBN-13: 978-4502374906
[3] 坂本恒夫,文堂弘之『成長戦略のための新ビジネス・ファイナンス』中央経済社(2007),ISBN-13: 978-4-502-39560-4
[4] 古川浩一,中里宗敬,蜂谷豊彦,今井潤一『基礎からのコーポレート・ファイナンス』(第3版) 中央経済社 (2006) ISBN-10: 4502387800
[5] 野間幹晴,本多俊毅『コーポレートファイナンス入門—企業価値向上の仕組み』共立出版 (2005) ISBN-10: 4320096355
[2] 今井潤一『リアル・オプション—投資プロジェクト評価の工学的アプローチ (MBAコーポレート・ファイナンス)』中央経済社 (2004) ISBN-13: 978-4502374906
[3] 坂本恒夫,文堂弘之『成長戦略のための新ビジネス・ファイナンス』中央経済社(2007),ISBN-13: 978-4-502-39560-4
[4] 古川浩一,中里宗敬,蜂谷豊彦,今井潤一『基礎からのコーポレート・ファイナンス』(第3版) 中央経済社 (2006) ISBN-10: 4502387800
[5] 野間幹晴,本多俊毅『コーポレートファイナンス入門—企業価値向上の仕組み』共立出版 (2005) ISBN-10: 4320096355
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
講義の難易度や理解のしやすさ,また今後学習したいことなどさまざまなご意見をお寄せください.
担当教員のプロフィール About the Instructor
博士 経済学(大阪大学)
金融危機以降のデリバティブ市場の形成メカニズムをデリバティブプライシング理論およびミクロ経済理論を応用し明らかにする研究に従事.
金融危機以降のデリバティブ市場の形成メカニズムをデリバティブプライシング理論およびミクロ経済理論を応用し明らかにする研究に従事.
Ph.D. in Economics (Osaka Univ.)
I am addressing the mechanism of the derivatives markets making after the recent financial crisis. Moreover, I am researching to construct the economic model to describe the actual behavior of banking companies.
(実務経験 Work experience)
特になし
None
Refereed Articles
- (2023) Are Banks Risk-averse or Risk-neutral Investors?. Journal of Behavioral and Experimental Finance
- (2022) Derivatives Pricing after Financial Crisis 2008. NUCB Insight 11
- (2021) The impact of non-cash collateralization on the over-the-counter derivatives markets. Review of Derivatives Research
- (2021) A Derivatives Pricing Model with Non-cash Collateralization. The Journal of Derivatives 29(1):
- (2021) On mean–variance analysis of a bank’s behavior. Finance Research Letters