授業名 | ビジネスモデルデザイン |
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Course Title | Business Model Design |
担当教員 Instructor Name | 安藤 真一郎(Shinichiro Ando) |
コード Couse Code | NUC136_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 専門教育科目300系 / Specialized Subject 300 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term4 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
ビジネス界や社会の発展をもたらすイノベーションを実現するために、ビジネスモデルをデザインするプロセスをケースと実践を通して学びます。
Students will learn the process of designing business models through cases and practices in order to realize innovations that bring about development in the business world and society.
授業の目的(意義) / Importance of this course
本講義は、ビジネスモデルをデザインし、ビジネスプランニングすることを実践し体験することで、受講生がビジネスプランコンテスト等に出場できるスキルとマインドを身に着けることを目的としています。
想定している受講生は、将来、新製品や新サービスの開発、新規事業の開発を行いたい人、自ら事業を起こしてみたい人です。したがって、受講生が自身で調べて、作業するといった時間を講義以外に取るとともに、グループワークなどに積極的に参加が求められます。
また、この講義は、ビジネスアイディアよりも、自らのアイディアをもって仮説検証し、ケースなどで学んだ手順や項目を参考にしてビジネスプランを作成し、プレゼンテーションするまでを経験してもらい、新規事業や起業を成功させるための、「型」を実践を通して学んでもらいます。
想定している受講生は、将来、新製品や新サービスの開発、新規事業の開発を行いたい人、自ら事業を起こしてみたい人です。したがって、受講生が自身で調べて、作業するといった時間を講義以外に取るとともに、グループワークなどに積極的に参加が求められます。
また、この講義は、ビジネスアイディアよりも、自らのアイディアをもって仮説検証し、ケースなどで学んだ手順や項目を参考にしてビジネスプランを作成し、プレゼンテーションするまでを経験してもらい、新規事業や起業を成功させるための、「型」を実践を通して学んでもらいます。
The purpose of this course is to provide students with the skills and mindset to compete in business plan competitions, etc. by practicing and experiencing business model design and business planning.
The intended participants are those who want to develop new products and services, new businesses, or start their own businesses in the future. Therefore, students are expected to spend time outside of lectures doing their own research and work, and to actively participate in group work and other activities.
In this course, rather than business ideas, students are required to test hypotheses with their own ideas, create business plans based on the procedures and items they have learned from cases, and present their business plans.
The intended participants are those who want to develop new products and services, new businesses, or start their own businesses in the future. Therefore, students are expected to spend time outside of lectures doing their own research and work, and to actively participate in group work and other activities.
In this course, rather than business ideas, students are required to test hypotheses with their own ideas, create business plans based on the procedures and items they have learned from cases, and present their business plans.
到達目標 / Achievement Goal
実際にビジネスモデルをつくり、ビジネスプランニングを行うことで、知識として知っている経営学を、実際のビジネスで使えるスキルにすることが目標です。
The goal is to turn knowledge of business administration into skills that can be used in actual business by actually creating business models and conducting business planning.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
ビジネスアイディア創造、ビジネスコンセプト、ビジネスモデリング、ビジネスプランニング、イノベーションプロセスなどの知識とその活用スキル
Knowledge and application skills in business idea creation, business concepts, business modeling, business planning, and innovation processes
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 30 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 30 % |
フィールドメソッド Field Method | 40 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
学習方法やレポートについては、講義中に解説するほか、必要に応じて、提出されたレポートの中から典型的なものを取り上げて適宜講義でフィードバックします。マーケティングや財務会計などの知識はあったほうが良いですが、講義で必要な知識については講義の中で取り上げて解説します。
また、フィールドワーク課題については、各ビジネスプランについてコメントをフィードバックします。
また、フィールドワーク課題については、各ビジネスプランについてコメントをフィードバックします。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
・イントロダクション講義の進め方、ビジネスプランニングの説明。導入として、身近なモノ、サービスからビジネスの仕組み学びます。
また、イノベーションのプロセスについて学びます。
第2日(Day2)
・ビジネスプランの全体像ある食品会社が企画したレストランチェーンの企画検討資料を使い、ビジネスコンセプト及びビジネスモデルを検討します。ターゲットや付加価値、提供方法などのビジネスコンセプト3要素を学びます。
●使用するケース
「ヘルシーフードレストラン企画検討資料-第0版-」NUCB矢本成恒第3日(Day3)
・ビジネスプラン演習各自のビジネスアイディアとコンセプトのプレゼンをします。なぜそれをするのか、誰に何をどのように提供するのか、付加価値は何か、顧客価値は何か。市場動向や競合はどうなっているかなど、ビジネスアイディアやコンセプトに必要な項目を確認します。それぞれ評価し、ビジネスプランとして取り組むテーマとグループを決定します。
●使用するケース
各自のビジネスコンセプト第4日(Day4)
・ビジネスモデルデザインショートケースを用いて、ビジネスモデルを描き、分析することを学びます
・ビジネスプラン演習
ビジネスネスモデルの検討をします
●使用するケース
オリジナルショートケース、各自のビジネスコンセプト第5日(Day5)
・ビジネスプランにおける財務計画会計的な基礎知識の講義に加えて、ショートケースを用いて、売上やコストなどから主にCVP分析を学びます
・ビジネスプラン演習
グループ内でレビュー及びビジネスプランの中間発表をします。
●使用するケース
オリジナルショートケース、各自のビジネスコンセプト第6日(Day6)
・ビジネスプラン演習最終発表に向けて、ビジネスプランの最終調整や、プレゼン練習などのグループワークを行います。
マネープランについては、売上やコスト根拠、必要資金やその調達計画について教員にレビューします。
●使用するケース
自ら作成したビジネスプラン第7日(Day7)
・ビジネスプラン演習ビジネスプランのプレゼンテーションを行い、評価コメントをします。また、アウトプットは個人の担当範囲を記載した上で提出していただき、そのアウトプットと発表は個人評価になります。
●使用するケース
自ら作成したビジネスプラン成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 40 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 40 % |
予習レポート Preparation Report | 20 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 20 % |
期末試験 Final Exam | 20 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
グループで共同作業する場合も、成績は個人のアウトプット(各自が担当した部分のアウトプット及び発表)により、個人評価します。教科書 Textbook
- 田所雅之「入門 起業の科学」日経BP(2019)978-4-296-10094-1
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
「起業の科学スタートアップサイエンス」田所雅之、日経BP、ISBN978-4-8222-5975-4
「Besiness Model Generation」Alexander Osterwalder,Yves Pigneur、翔泳社、ISBN978-4-7981-2297-7
「Value Proposition Design」 Alexander Osterwalder,Yves Pigneur,Greg Breg Bernarda,Alan Smith、翔泳社 、ISBN978-4-7981-4056-8
「ビジネスプラン策定シナリオ」HRインスティテュート、かんき出版、ISBN978-4-7612-5954-9
「ジョブ理論」クレイトン・M・クリステンセン、ハーバーコリンズジャパン、ISBN978-4-596-55122-1
「財務3表一体理解法」国貞克則、朝日新聞出版、ISBN978-4-02-273144-9
「管理会計の基本がすべてわかる本 第2版」金子智明、秀和システム、ISBN978-4-7980-5217-5
「Besiness Model Generation」Alexander Osterwalder,Yves Pigneur、翔泳社、ISBN978-4-7981-2297-7
「Value Proposition Design」 Alexander Osterwalder,Yves Pigneur,Greg Breg Bernarda,Alan Smith、翔泳社 、ISBN978-4-7981-4056-8
「ビジネスプラン策定シナリオ」HRインスティテュート、かんき出版、ISBN978-4-7612-5954-9
「ジョブ理論」クレイトン・M・クリステンセン、ハーバーコリンズジャパン、ISBN978-4-596-55122-1
「財務3表一体理解法」国貞克則、朝日新聞出版、ISBN978-4-02-273144-9
「管理会計の基本がすべてわかる本 第2版」金子智明、秀和システム、ISBN978-4-7980-5217-5
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
実践的で楽しかった、実体験ができるとの一方で、発表が多い、専門用語でわからないところがあったとの声がありました。専門用語については極力容易な言葉に置き換え、説明するようにします。
担当教員のプロフィール About the Instructor
・研究分野 新事業・イノベーション、従業員エンゲージメント
・学歴 工学修士(名古屋大学)、経営学修士/MBA(名古屋商科大学)
・資格 中小企業診断士、行政書士、ファイナンシャルプランナー(AFP)
・所属学会 日本開発工学会、人を大切にする経営学会
・学歴 工学修士(名古屋大学)、経営学修士/MBA(名古屋商科大学)
・資格 中小企業診断士、行政書士、ファイナンシャルプランナー(AFP)
・所属学会 日本開発工学会、人を大切にする経営学会
(実務経験 Work experience)
松下電工株式会社において商品設計部門、品質保証部門にて、ソフトウェアアーキテクチャ設計、ソフトウェア開発プロセス改善業務に従事する。その後、株式会社デンソーにて車載製品セキュリティ設計、ITS Connectに関する渉外業務に従事する。同時に、経営コンサルタント事務所を創業し、中小企業の経営支援に取り組んでいる。
主な職歴:
1999~2018 松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)
2018~ 株式会社デンソー
2020~ あんしん経営企画室
主な職歴:
1999~2018 松下電工株式会社(現 パナソニック株式会社)
2018~ 株式会社デンソー
2020~ あんしん経営企画室