授業名 | ビジネス日本語 |
---|---|
Course Title | Business Japanese |
担当教員 Instructor Name | 磯野 英治(Hideharu Isono) |
コード Couse Code | NUC133_N24A |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 共通専門教育科目400系 / Specialized Subject 400 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term1 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
【Mission Statementとの関係性】
この授業を通じて、受講生はビジネス日本語のスキルとビジネスコミュニケーションスキル、本学のMission Statementである「新時代のアジアと世界をつなぐ能力」を身につけることができます。
この授業を通じて、受講生はビジネス日本語のスキルとビジネスコミュニケーションスキル、本学のMission Statementである「新時代のアジアと世界をつなぐ能力」を身につけることができます。
【Connection to our Mission Statement】
Thorough this class, students will have their Business Japanese and Business communication skills in addition to "the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world".
Thorough this class, students will have their Business Japanese and Business communication skills in addition to "the ability to bridge the gap between New Asia and the rest of the world".
授業の目的(意義) / Importance of this course
【授業の目的(意義)】
この講義では、社会で使用するビジネス日本語の向上を目指します。この講義を受講する留学生は日本語能力試験N2、あるいはそれ以上の日本語力を必要とします。
本講義は、NUCBフロンティア力の中でもとりわけ「基盤力」および「実践的思考力」の育成を念頭に進められ、学修目標はLG1(クリティカル・シンキング)、LG2(多様性への意識)、LG4(効果的なコミュニケーション)、およびLG5(ビジネスへの視点)です。評価はディプロマポリシーによる総合評価です。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。
この講義では、社会で使用するビジネス日本語の向上を目指します。この講義を受講する留学生は日本語能力試験N2、あるいはそれ以上の日本語力を必要とします。
本講義は、NUCBフロンティア力の中でもとりわけ「基盤力」および「実践的思考力」の育成を念頭に進められ、学修目標はLG1(クリティカル・シンキング)、LG2(多様性への意識)、LG4(効果的なコミュニケーション)、およびLG5(ビジネスへの視点)です。評価はディプロマポリシーによる総合評価です。
本科目では、上記のラーニングゴールの確かな実現に向けて、ケース教材を用いた討論授業を行います。本科目の履修者には、討論授業に参加するための予習レポートの作成と、クラスでの積極的な発言が求められます。
【Importance of this course】
This course is targeted for faculty students who are aiming to improve their business communication skills in Japanese language.
This course is for students who have completed Upper Intermediate Japanese (N2) or the equivalent level elsewhere.
Learning goals of this course are LG1 Critical Thinking, LG2(Diversity Awareness) , LG4(Effective Communication) and LG5 Business Perspectives (BSc). The course evaluations refer to NUCB Diploma Policy.
In this course, we will conduct class discussions using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
This course is targeted for faculty students who are aiming to improve their business communication skills in Japanese language.
This course is for students who have completed Upper Intermediate Japanese (N2) or the equivalent level elsewhere.
Learning goals of this course are LG1 Critical Thinking, LG2(Diversity Awareness) , LG4(Effective Communication) and LG5 Business Perspectives (BSc). The course evaluations refer to NUCB Diploma Policy.
In this course, we will conduct class discussions using case studies in order to achieve the learning goals. The students attending this course may be required to write a preparatory report and must participate in the class discussions.
到達目標 / Achievement Goal
【到達目標】
具体的な到達目標は、以下の通りです。
・受講生はビジネスシーンで使用する語彙力を強化することができる。
・受講生はビジネス日本語に基づくコミュニケーション能力を獲得することができる。
具体的な到達目標は、以下の通りです。
・受講生はビジネスシーンで使用する語彙力を強化することができる。
・受講生はビジネス日本語に基づくコミュニケーション能力を獲得することができる。
Strong emphasis will be placed on the following skills;
Business Japanese
Business communication skills
Business Japanese
Business communication skills
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
この授業を通じて、受講生はビジネス日本語とビジネスコミュニケーションスキルを身につけることができます。
As a result of studying in this course, students will have their Business Japanese and Business communication skills.
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 40 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 30 % |
フィールドメソッド Field Method | 30 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
・予習として各ユニットにある「ポイント」部分の理解と作文(毎週3時間程度)、および復習として授業で学んだ各ユニットの「内容の整理」の作成(毎週3時間程度)。
・毎回の小テスト(既習項目)は授業中、中間レポートに関しては、授業中にアナウンスする。
・社会生活の中で必要とされるビジネス日本語についての語彙力、ビジネスコミュニケーションスキルを獲得し、日々の学生生活や就職活動、さらには社会生活にも役立つような内容とする。
・挙手・発言による積極的な授業参加を促し、プレゼンテーションにも生かせるようにする。
・グループディスカッションなどアクティビティの時間を多く設け、活動的な授業を行う。
・資料収集に積極的に大学図書館を活用すること。
・毎回の小テスト(既習項目)は授業中、中間レポートに関しては、授業中にアナウンスする。
・社会生活の中で必要とされるビジネス日本語についての語彙力、ビジネスコミュニケーションスキルを獲得し、日々の学生生活や就職活動、さらには社会生活にも役立つような内容とする。
・挙手・発言による積極的な授業参加を促し、プレゼンテーションにも生かせるようにする。
・グループディスカッションなどアクティビティの時間を多く設け、活動的な授業を行う。
・資料収集に積極的に大学図書館を活用すること。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
第1回・アカデミックオリエンテーション(授業概要・課題・評価の説明、目標の共有)
・プレイスメントテスト(授業レベルとの適正をはかります)
・社会人としての心構え1-1~1-3(勤労意識・就業マナー・企業内コミュニケーション)①
第2回
・社会人としての心構え1-1~1-3(勤労意識・就業マナー・企業内コミュニケーション)②
第2日(Day2)
第3回・人間関係の作り方2-1~2-4(敬語・効果的な伝え方・話の組み立て方)①
第4回
・人間関係の作り方2-1~2-4(敬語・効果的な伝え方・話の組み立て方)②
第3日(Day3)
第5回・人間関係の作り方2-5~2-8(指示、確認の仕方・あいづち・依頼)①
第6回
・人間関係の作り方2-5~2-8(指示、確認の仕方・あいづち・依頼)②
第4日(Day4)
第7回・効果的な仕事の進め方3-1~3-3(報告、連絡、相談・PDCAサイクル・仕事の優先順位)①
第8回
・効果的な仕事の進め方3-1~3-3(報告、連絡、相談・PDCAサイクル・仕事の優先順位)②
●使用するケース
タイトル「職場と呼称」(磯野英治作成)第5日(Day5)
第9回・効果的な仕事の進め方3-4~3-5(来客対応・電話応対)①
第10回
・効果的な仕事の進め方3-4~3-5(来客対応・電話応対)②
第6日(Day6)
第11回・効果的な仕事の進め方3-6~3-8(アポイントメント・名刺交換・Eメール)
第12回
・事例編①(来客、電話対応・報告、連絡、相談)
●使用するケース
タイトル「まだ9時半です!」(磯野英治作成)第7日(Day7)
第13回・事例編②(他者訪問・接遇、接客・クレーム対応)
第12回
・事例編③(会議、打ち合わせ・面接)
●使用するケース
タイトル「社会人としてのマナーとは」(磯野英治作成)成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
小テストは中間レポートに含む。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 40 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 40 % |
予習レポート Preparation Report | 20 % |
小テスト Quizzes / Tests | 10 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 30 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
予習レポートは毎週の課題に含む。小テストは中間レポートに含む。
教科書 Textbook
- サーティファイコミュニケーション能力認定委員会 /牧野 成一 「実践日本語コミュニケーション検定ガイドブック」ウイネット(2016)978-4434226199
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
・磯野英治・西郡仁朗(2017)『実践日本語コミュニケーション検定ブリッジ問題集』、ウィネット、ISBN:978-4434226205
・松﨑真日・磯野英治・検校裕朗 監修 ビデオ教材(2022)『映像で学ぶキャリア-日韓の学生が専攻言語を生かすために-』、2019~2022年度科学研究費基盤研究(C)研究課題番号19K02875「日韓の韓国語専攻・日本語専攻の学生が架け橋となるためのキャリア支援に関する研究」、https://www.youtube.com/watch?v=AfxzYV1C4Fs
・佐々木瑞枝・細井和代・藤尾喜代子(2006)『大学で学ぶための日本語ライティング-短文からレポート作成まで-』、The Japan Times、ISBN:978-4-78901221-8
・二通信子・佐藤不二子(2003)『改訂版 留学生のための論理的な文章の書き方』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-257-1
・松﨑真日・磯野英治・検校裕朗 監修 ビデオ教材(2022)『映像で学ぶキャリア-日韓の学生が専攻言語を生かすために-』、2019~2022年度科学研究費基盤研究(C)研究課題番号19K02875「日韓の韓国語専攻・日本語専攻の学生が架け橋となるためのキャリア支援に関する研究」、https://www.youtube.com/watch?v=AfxzYV1C4Fs
・佐々木瑞枝・細井和代・藤尾喜代子(2006)『大学で学ぶための日本語ライティング-短文からレポート作成まで-』、The Japan Times、ISBN:978-4-78901221-8
・二通信子・佐藤不二子(2003)『改訂版 留学生のための論理的な文章の書き方』、スリーエーネットワーク、ISBN:978-4-88319-257-1
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
昨年度の授業実施状況、評価を踏まえて、大幅な変更はしない。今年度は授業中における学生の発言がさらに増えるようディスカッションの機会を多く設け、よりインターラクティブな授業にしていきたいと考えている。
担当教員のプロフィール About the Instructor
●学位と取得大学
博士(日本語教育学)首都大学東京
修士(日本語教育学)首都大学東京
●研究分野
日本語教育学・語用論・社会言語学
博士(日本語教育学)首都大学東京
修士(日本語教育学)首都大学東京
●研究分野
日本語教育学・語用論・社会言語学
<Degree>
Doctor's Degree in Japanese Language Education(Ph.D.),Tokyo Metropolitan University,Tokyo
Master's Degree in Japanese Language Education(M.A.),Tokyo Metropolitan University,Tokyo
<Field of study>
Japanese language education・Pragmatics・Sociolinguistics
Refereed Articles
- (2024) Production and Use of Video Teaching Material for Career Support for Foreign Language Majors in Education: Practice in University Education in Korea and Japan. The Korean Journal of Japanology (140): 1225-1453
- (2024) Scenario for Video Resource “Introduction of Linguistic Landscapes in Japan for Basic Level Japanese Learners”. Studies in the Japanese Language (44): 0386-6084
- (2023) Scenario for Video Resource “Careers through Video: Japanese and Korean Students Making the Most of Their Major Languages”. Studies in the Japanese Language (43): 0386-6084
- (2023) Production and Release of a Video Teaching Material ‟Careers through Video: Japanese and Korean Students Making the Most of Their Major Languages”. The Korean Journal of Japanology (134): 1225-1453
- (2022) Prospects for Japanese Language Education Research Utilizing the Linguistic Landscape. Studies in the Japanese Language (42): 0386-6084