授業名 | デジタル マーケティング |
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Course Title | Digital Marketing |
担当教員 Instructor Name | 織田 由美子(Yumiko Oda) |
コード Couse Code | NUC131_N24B |
授業形態 Class Type | 講義 Regular course |
授業形式 Class Format | On Campus |
単位 Credits | 2 |
言語 Language | JP |
科目区分 Course Category | 専門教育科目400系 / Specialized Subject 400 |
学位 Degree | BSc |
開講情報 Terms / Location | 2024 UG Nisshin Term3 |
授業の概要 Course Overview
Misson Statementとの関係性 / Connection to our Mission Statement
フロンティアスピリットを通して、イノベーティブ且つ倫理観を踏まえたビジネスアイデアを生み出すための知識と思考力を習得する。特に本講義では、もはやマーケティングにおいて欠かせない「デジタル」領域について理解する。
Through Frontier Spirit, students will acquire the knowledge and thinking skills to create innovative and ethical business ideas. In particular, this course will provide an understanding of the "digital" domain, which is no longer indispensable in marketing.
授業の目的(意義) / Importance of this course
本講義の目的は、企私たちが日々行う消費や企業のマーケティングを理解・説明するための理論的枠組みを理解することである。特にアマゾンや食べログ、メルカリ、ウーバー、Airbnbといったデジタル関連のマーケティングに焦点を絞って議論する。
This course aims to provide a theoretical framework for understanding and explaining our consumption or company's marketing . In particular, the discussion will focus on digital marketing such as Amazon, Food Log, Mercari, Uber, and Airbnb.
到達目標 / Achievement Goal
デジタルマーケティングや消費者行動に関する理論を理解するだけでなく、それを使って身の回りの事象を説明できるようになることが、本講義の大きな狙いである。よって、理論を「知る」だけでなく、自分の行動も含めて、理論や概念を具体的な消費現象に当てはめて「分析」できるようになることを目指す。
※毎回1000字程度のケース課題(orプレゼンテーション資料作成)の提出、並びにこれらに基づくグループワークへの積極的な参加が単位取得の前提条件となります。
※毎回1000字程度のケース課題(orプレゼンテーション資料作成)の提出、並びにこれらに基づくグループワークへの積極的な参加が単位取得の前提条件となります。
This course aims not only to help students understand theories about digital marketing and consumer behavior, but also to enable them to use them to explain the phenomena around them. Therefore, students are expected not only to "know" the theories, but also to be able to "analyze" the theories and concepts by applying them to specific consumer phenomena, including their own behavior.
本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals
*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。
LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
LG2 Diversity Awareness
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)
受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes
1)デジタルマーケティングにおける概念枠組みを活用して、企業活動や消費者の行動を分析する力
2)自分が考えたことを他者にわかりやすく伝える力
2)自分が考えたことを他者にわかりやすく伝える力
(1) Ability to use conceptual frameworks in digital marketing to analyze corporate activities and consumer behavior
(2) Ability to communicate one's thoughts to others in an easy-to-understand manner
(2) Ability to communicate one's thoughts to others in an easy-to-understand manner
SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals
Goal 8 働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)
教育手法 Teaching Method
教育手法 Teaching Method | % of Course Time | |
---|---|---|
インプット型 Traditional | 20 % | |
参加者中心型 Participant-Centered Learning | ケースメソッド Case Method | 80 % |
フィールドメソッド Field Method | 0 % | 合計 Total | 100 % |
事前学修と事後学修の内容、レポート、課題に対するフィードバック方法 Pre- and Post-Course Learning, Report, Feedback methods
1)準備学習:テキストの該当箇所をしっかり読んでくること
・(予習)授業での講義は30分程度であり、残りはクイズやディスカッションをベースとする。必要に応じて、指名して発言してもらうため、毎回1時間程度かけて読み込んでくること。
・(予習)ケースディスカッションの日は、事前にケースを読み込み、自分の意見をまとめてくること。(所要時間1時間程度)
・(復習)講義で学んだ理論を基に、実際の企業や消費事例に当てはめて考えてくることが求められる。具体的な課題は別途提示する。優れた分析については、毎回いくつか取り上げ、授業内で紹介する(所要時間2時間程度)。
2)リフレクションシート:
・毎回授業の最後に時間をとって、今日の学び、気づき、疑問点について記載してもらう。疑問点については、次週の講義で補足する。
3)課題に対するフィードバック方法
・発表内容には、随時フィードバックを行う。また、提出レポートは採点の上、優れたレポートについては、授業内で共有する。
4)中央情報センター(図書館)の活用について
・積極的に情報収集をすることで、興味の幅を広げてもらいたい。
・(予習)授業での講義は30分程度であり、残りはクイズやディスカッションをベースとする。必要に応じて、指名して発言してもらうため、毎回1時間程度かけて読み込んでくること。
・(予習)ケースディスカッションの日は、事前にケースを読み込み、自分の意見をまとめてくること。(所要時間1時間程度)
・(復習)講義で学んだ理論を基に、実際の企業や消費事例に当てはめて考えてくることが求められる。具体的な課題は別途提示する。優れた分析については、毎回いくつか取り上げ、授業内で紹介する(所要時間2時間程度)。
2)リフレクションシート:
・毎回授業の最後に時間をとって、今日の学び、気づき、疑問点について記載してもらう。疑問点については、次週の講義で補足する。
3)課題に対するフィードバック方法
・発表内容には、随時フィードバックを行う。また、提出レポートは採点の上、優れたレポートについては、授業内で共有する。
4)中央情報センター(図書館)の活用について
・積極的に情報収集をすることで、興味の幅を広げてもらいたい。
授業スケジュール Course Schedule
第1日(Day1)
第1章 デジタル社会のマーケティング―アマゾン第2章 デジタル社会の消費者行動―食べログ
●使用するケース
アマゾン、食べログ第2日(Day2)
第3章 デジタル社会のビジネスモデル―メルカリ第4章 デジタル・マーケティングの基本概念―無印良品
●使用するケース
メルカリ、無印良品第3日(Day3)
第5章 製品戦略の基本―アップル第6章 製品戦略の拡張―レゴ
●使用するケース
アップル、レゴ第4日(Day4)
第7章 価格戦略の基本―ANA第8章 価格戦略の拡張―エアビーアンドビー
●使用するケース
ANA、エアービーアンドビー第5日(Day5)
第9章 チャネルの戦略の基本―ユニクロ第10章 チャネルの戦略の拡張―ウーバー
●使用するケース
ユニクロ、ウーバー第6日(Day6)
第11章 プロモーション戦略の基本―ローソンクルー♪あきこちゃん第12章 プロモーション戦略の拡張―トリップアドバイザー
●使用するケース
ローソン、トリップアドバイザー第7日(Day7)
第13章 デジタル社会のリサーチ ― グーグルまとめ
●使用するケース
グーグル成績評価方法 Evaluation Criteria
*成績は下記該当項目を基に決定されます。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
授業貢献の評価ウエイトが高いため、積極的な発言が求められる。遅刻、早退、途中退出は欠席扱いとする。
全ての提出物の提出が単位取得の前提となる。
*クラス貢献度合計はコールドコールと授業内での挙手発言の合算値です。
講師用内規準拠 Method of Assessment | Weights |
---|---|
コールドコール Cold Call | 0 % |
授業内での挙手発言 Class Contribution | 60 % |
クラス貢献度合計 Class Contribution Total | 60 % |
予習レポート Preparation Report | 40 % |
小テスト Quizzes / Tests | 0 % |
シミュレーション成績 Simulation | 0 % |
ケース試験 Case Exam | 0 % |
最終レポート Final Report | 0 % |
期末試験 Final Exam | 0 % |
参加者による相互評価 Peer Assessment | 0 % |
合計 Total | 100 % |
評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria
提出物40%、授業貢献60%で総合的に判断する。授業貢献の評価ウエイトが高いため、積極的な発言が求められる。遅刻、早退、途中退出は欠席扱いとする。
全ての提出物の提出が単位取得の前提となる。
教科書 Textbook
- 西川英彦・澁谷覚「1からのデジタルマーケティング」碩学舎(2019)9784502289910
- 余田拓郎・田嶋規雄・川北眞紀子「アクティブ・ラーニングのための マーケティング・ショートケース」中央経済社(2020)978450234821
参考文献・資料 Additional Readings and Resource
フィリップ・コトラー、ヘルマワン・カルタジャヤ、イワン・セティアワン(2017)『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』、朝日新聞出版、ISBN:9784023316157
授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation
デジタルという馴染みのあるテクノロジーについて、理論的に検討した上で、改めて日常の実践に当てはめて考えて行きます。
担当教員のプロフィール About the Instructor
● 学位と取得大学
修士:一橋大学
博士:一橋大学
● 研究分野
消費者行動、マーケティング
修士:一橋大学
博士:一橋大学
● 研究分野
消費者行動、マーケティング
● Degree and Acquired University
Master's degree:(MBA.) Hitotsubashi University
Ph.D.:(Ph.D.) Hitotsubashi University
● Research Field
Consumer Behavior, Marketing
(実務経験 Work experience)
キヤノン株式会社にてグローバルロジスティクスに従事した後、共同通信社にて株価や為替等の金融情報配信に携わる。その後NTTデータ経営研究所、ドリームインキュベータ等にて、経営コンサルティング(商業施設のコンセプト立案、化粧品会社のブランド戦略立案、ゲームメーカーのグローバル戦略等)、ベンチャーインキュベーション事業(投資から株式上場までを支援)に従事する。
After working for Canon Inc. in global logistics, engaged in the reporting of international financial news such as stock market prices and exchange rates at Kyodo News. After that, worked at NTT Data Institute of Management Consulting and Dream Incubator, where engaged in management consulting (concept making for a shopping centers, brand strategy planning for a cosmetics company, global strategy for a game maker, etc.) and venture incubation business (support from investment to IPO).
Refereed Articles
- (2024) Household robots at home: Building relationships between consumers and objects amid contradictory institutional logics. Advances in Consumer Studies
- (2020) Outsourcing intimate lives: diffusion of practices while maintaining traditional norms—The case study of the Japanese marriage hunting ‘konkatsu’ boom—. Journal of Marketing & Distribution 23(1):
- (2020) Destigmatization of Consumer Practice through Cooperation of Conflicting Logic. Marketing Review 1(1):
Refereed Proceedings
- (2024). Back to the Basics: How Robots Reconstruct Household Practices and Family Relationships. Consumer Culture Theory .Consumer Culture Theory Conference. 1. 2. San Diego
- (2024). Household Robots in the Household: Navigating Consumer Relationships with Objects Bearing Conflicting Institutional Logics. Japan Association for Consumer Studies .Japan Association for Consumer Studies. 1. 2. kanagawa university
- (2023). Man or Machine? : The process of accepting a household robot that carries contradictory logic. Society for the Advancement of Socio-Economics (SASE) .Society for the Advancement of Socio-Economics (SASE) . 1. 2. Rio de Janeiro, Brazil
- (2023). Consuming Time in Gendered Practice. Society for the Advancement of Socio-Economics (SASE) .Society for the Advancement of Socio-Economics (SASE) . 1. 2. Rio de Janeiro, Brazil
- (2022). Servants, Friends or Machines? :How Consumers Interact with Robots. Consumer Culture Theory .Consumer Culture Theory. 1. 2. Oregon State University