シラバス Syllabus

授業名 商業科教育法
Course Title Teaching Credential Commercial Science
担当教員 Instructor Name 高塚 勲(Isao Takastuka)
コード Couse Code NUC113_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 4
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教職課程科目 / Teacher Training
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

 高等学校の商業の教員免許を取得するための必修科目である。教職を目指すには、強い目的意識と意欲・フロンティアスピリットが必要である。未来社会を担う高校生を教育する知識・技術と豊かな発想力を持つ優秀な商業科教員の育成が国民から求められている。
 高等学校の商業教育の現状、ビジネス教育としての今後の在り方、商業教育の教鞭を執るために必要な教育内容や方法を学修する。商業に関する専門科目は20科目であるが、基本科目の指導方法、学校現場での具体的な事例、キャリア教育の範囲まで幅広く学び、教員として教壇に立つ実践力を養う。
 授業は法令、学習指導要領や現場の実態、体験に基づいた解説とともに、模擬授業・演習・ケースを用いたアクティブラーニング等を行うことにより、自ら切り拓く積極性を身につけることを目的とする。
 主な学修到達目標は、NUCBフロンティア・力(りょく)の中の「基盤力」及び「実践的思考力」、「主体的行動力」の育成である。
 

It is a required subject to acquire a teaching certificate of the high school commerce department.
It is necessary for becoming a teacher to have a strong sense of purpose, motivation and pioneer spirit.
Upbringing of the knowledge, excellent commerce department teacher educating a high school student
carrying future society that is full of ideas with the technique is demanded from the nation.
I teach the present conditions of the high school commerce education, how there should be business education in future, and education contents and a method to teach of the commercial education. There are 20 subjects of specialized subject about the commerce. I treat it widely from the instruction method of the basic subject, the concrete example in the school spot to a career education. You can get a technique to
teach at a school as a teacher.
It is necessary for you to participate positively because you do practice, discussion, and debate with a
commentary based on laws, course of study, and actual situation.
In aim of this lecture, "the base power" in the NUCB frontier and "a practical intellectual power "push
forward upbringing of "the independent acting power" in mind.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG1 Critical Thinking
LG2 Diversity Awareness
LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG5 Business Perspectives (BSc)
LG6 Managerial Perspectives (BBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

 到達目標とあわせて、批判的思考、多様性への意識、効果的なコミュニケーションを身につけることを目指す。
 具体的には、①教育における様々な法令の基礎を説明することができる。②高等学校での教育実習の際、主に授業を行うための資質・技術等を身につけることができる。③高等学校の現状を知ることにより、今後の在り方等の検討に積極的に参加し、倫理的思考を基に発言できる。④幅広い視点から教育をみることのできるリーダーシップが身につく。などである。

Aim of this lecture is the training of the communicative competence to realize a certain development-
related practice, upbringing of the ability to utilize information effectively, and The training of the practice
power being aware of the relation with the real world.

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 20 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 40 %
フィールドメソッド Field Method 40 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

(1) 準備学修
   ケースを活用した討論に備えるための予習及び模擬授業のための学習指導案の作成、指導方法等の準備学修を
  課す。
(2) 課題
   ケースメソッドにおけるグループ討議のための事前課題及びテーマに基づくレポートの提出、フィードバック
  による修正等の課題を課す。
(3) 中央情報センターの活用
   Summaryの作成を求めるので、中央情報センターを利用して研究に励み、商業教育の学びを深める。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

※ 2週分を「授業スケジュール」の一枠に記載
○ Guidance、商業教育の歩みと社会的役割 ~ 商業の変遷と学校教育の役割を考察 ~
○ 商業の概念、商業教育の必要性と意義 ~ ビジネス教育としての商業教育と不易の商業教育を考察 ~
○ 商業高等学校の経営と現状Ⅰ ~ 商業高等学校の「学校経営案」の解説と考察 ~
○ 商業高等学校の経営と現状Ⅱ ~ 商業高等学校の「学校経営案」の解説と考察 ~

●使用するケース
・ 実際の「学校経営案」(県立商業高等学校)をもとに、高等学校の在り方はどうあるべきかを考える

第2日(Day2)

○ 高等学校学習指導要領について ~ 高等学校学習指導要領総則と教科商業の解説 ~
○ 教育課程編成Ⅰ ~ 教育課程編成表の作成と商業科目の目標の考察 ~
○ 教育課程編成Ⅱ ~ 教育課程編成表の作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 科目「簿記」の学習指導案Ⅰ ~ 「簿記」の学習指導案作成と考察 ~

●使用するケース
・ 学習指導要領商業編のねらい(文部科学省)

第3日(Day3)

○ 科目「簿記」の学習指導案Ⅱ ~ 「簿記」の学習指導案作成とプレゼンテーションによる考察 ~ 
○ 科目「簿記」の指導方法Ⅰ ~ 「簿記」の指導方法の実際と考察 ~ 
○ 科目「簿記」の指導方法Ⅱ ~ 「簿記」の指導方法の実際と考察 ~ 
○ 科目「簿記」の指導方法Ⅲ ~ 「簿記」の指導方法の実際と考察 ~ 

●使用するケース
・ 商業の主要科目である「簿記」の指導内容(文部科学省)

第4日(Day4)

○ 科目「簿記」の指導方法Ⅳ ~ 「簿記」の指導方法の実際と考察 ~
○ 科目「簿記」の年間学習指導計画Ⅰ ~ 年間学習指導計画の作成と考察 ~
○ 科目「簿記」の年間学習指導計画Ⅱ ~ 年間学習指導計画の作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 科目「情報処理」の学習指導案Ⅰ ~ 「情報処理」の学習指導案作成と考察 ~ 

●使用するケース
・ 科目「簿記」の教授方法(文部科学省ほか)

第5日(Day5)

○ 科目「情報処理」の学習指導案Ⅱ ~ 「情報処理」の学習指導案作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 科目「情報処理」の指導方法Ⅰ ~ 「情報処理」の指導方法の実際と考察 ~
○ 科目「情報処理」の指導方法Ⅱ ~ 「情報処理」の指導方法の実際と考察 ~
○ 科目「情報処理」の指導方法Ⅲ ~ 「情報処理」の指導方法の実際と考察 ~

●使用するケース
・ 商業の主要科目である「情報処理」の指導内容と教授方法(文部科学省ほか)

第6日(Day6)

○ 科目「情報処理」の指導方法Ⅳ ~ 「情報処理」の指導方法の実際と考察 ~
○ 科目「情報処理」の年間学習指導計画 ~ 年間学習指導計画の作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 科目「ビジネス基礎」の学習指導案 ~「ビジネス基礎」の学習指導案の作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 科目「ビジネス基礎」の指導方法Ⅰ ~ 「ビジネス基礎」の指導方法の実際と考察 ~


●使用するケース
・ 商業の主要科目である「ビジネス基礎」の指導内容と教授方法(文部科学省ほか)

第7日(Day7)

○ 科目「ビジネス基礎」の指導方法Ⅱ ~ 「ビジネス基礎」の指導方法の実際と考察 ~
○ 科目「ビジネス基礎」の年間学習指導計画 ~ 年間学習指導計画の作成とプレゼンテーションによる考察 ~
○ 商業科の専門科目の解説 ~ 各分野の解説と考察 ~
○ 商業教育の課題とこれから ~ 今後の商業教育の在り方を考察 ~

●使用するケース
・ これからの商業教育はどのようにあるべきかを考える(文部科学省・教育委員会ほか)

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 5 %
コールドコール Cold Call 10 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 20 %
ケース試験 Case Exam 20 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 5 %
シミュレーション成績 Simulation 20 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 0 %
期末試験 Final Exam 20 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

 ケース試験及びシミュレーション成績は、主に模擬授業で評価する。

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成三十年告示)解説 商業編」実教出版株式会社(2019)978-4-407-34863-7

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

(1) 文部科学省「高等学校学習指導要領(平成三十年告示)」、東山書房(978-4-8278-1567-2)
(2) 安藤英義「新簿記 新訂版」、実教出版(978-4-407-20393-6)
(3) 中澤興起「最新 情報処理」、実教出版(978-4-407-20093-5)
(4) 片岡 寛ほか「ビジネス基礎 新訂版」、実教出版(978-4-407-20392-9)
(5) 番場博之「職業教育と商業高校」、大月書店(978-4-272-41214-9)
(6) 全国商業高等学校校長協会「商業教育130周年記念誌」
(7) 産業教育振興中央会「月刊 産業と教育」、実教出版(978-4-407-90225-9)
(8) 日本商業教育学会編「21世紀の商業教育を創造する」、実教出版(978-4-407-34457-8)

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

 授業調査結果は3・4termとも、全ての項目で平均を大きく上回った。受講者は決して多くはないが、教育実習のための準備を含めて、高等学校の教員として備えるべき自覚と目的意識をしっかり持って受講してくれた賜物である。

担当教員のプロフィール About the Instructor 


(実務経験 Work experience)

・2014年3月:愛知県立高等学校長退職
・2016年4月:名古屋商科大学非常勤講師(現在に至る)
・2018年4月:岡崎女子短期大学特任教授(現在に至る)







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