シラバス Syllabus

授業名 教職実践演習(高)
Course Title Educational practice for trainee teachers
担当教員 Instructor Name 椿田 貴史(Takashi Tsubakita)
コード Couse Code NUC112_N21B
授業形態 Class Type 講義 Regular course
授業形式 Class Format On Campus
単位 Credits 2
言語 Language JP
科目区分 Course Category 教職課程科目 / Teacher Training
学位 Degree BSc
開講情報 Terms / Location 2021 UG Nisshin Fall

授業の概要 Course Overview

この授業は本学のミッション・ステートメントのうち「"フロンティアスピリット"を備えたイノベーティブで倫理観あるリーダーの育成」に関連します。自他の行動・心理の変容をもたらす創造的なアイデアを出し、それらのアイデアを実践することを通じて学びます。
本授業では、教育における実践的能力を養う目的から、事例分析を通じて自らの意見表明と相互批評を重視している。具体的なテーマとしては、いじめや不登校等の学校病理現象、学級運営の特質と課題、保護者の無理難題要求、そして、実際に受講生が作成した学習指導案について扱う予定である(ただし、受講者の学習状況および興味関心に応じて、内容を変更する場合もある)。さらに、教育に対する受講生の理解を深める目的から、話題となっている教育時事についても可能なかぎり取り上げる予定である。
教育実践に関わる基本事項の理解

The purpose of this course is closely related to the mission statement, especially to "innovative and ethical leaders who possess a ʻFrontier Spirit.ʼ
The purpose of this course is to cultivate student's practical ability to teach, instruct, and communicate in educational settings. School-pathologic phenomena such as bullying and non-attendance, methods of class management, challenging complicated requests from parents, class plans are main topics. Additionally, current events in education would be touched upon.
To understand basic topic about educational practice.

本授業の該当ラーニングゴール Learning Goals

*本学の教育ミッションを具現化する形で設定されています。

LG3 Ethical Decision Making
LG4 Effective Communication
LG6 Managerial Perspectives (BBA)

受講後得られる具体的スキルや知識 Learning Outcomes

学級運営
保護者対応
授業準備や指導案作成
授業の方法

class management
parent(s) supports
class preparation and study plans
teaching methods

SDGsとの関連性 Relevance to Sustainable Development Goals

Goal 4 質の高い教育をみんなに(Quality Education)

教育手法 Teaching Method

教育手法 Teaching Method % of Course Time
インプット型 Traditional 40 %
参加者中心型 Participant-Centered Learning ケースメソッド Case Method 30 %
フィールドメソッド Field Method 30 %
合計 Total 100 %

学習方法、レポート、課題に対するフィードバック方法 Course Approach, Report, Feedback methods

中間レポートはクラス内の発表時に講評することでフィードバックします。

各自があらかじめ実習の学びを総括し、それをクラス内で発表し議論をするスタイルで進めます。よって、プレゼンのためのスライド準備等が必要です。

授業スケジュール Course Schedule

第1日(Day1)

前半 イントロダクション:授業の目的、概要、受講上の注意点、成績評価について説明する。また、受講生の履修した教職科目の内容や理解度、関心領域等についても確認する。

後半 いじめ問題の事例分析:いじめの定義、統計について概観し、その後、典型的ないじめの事例について取り上げ、受講生による分析を行う。


●使用するケース
「高野慎太郎氏の中動態的授業づくり」(作成中)

第2日(Day2)

前半 いじめ問題の相互批評:前回の分析結果に関し、グループ発表および意見交換と相互批評を行う。その後、ディスカッションを通じて、意見を総合し、建設的な解決策を検討する。

後半 不登校問題の事例分析:はじめに不登校の定義と統計、その分類等について説明します。その後、不登校の事例を取り上げ、受講者による分析を行う。

●使用するケース
「いじめの定義に関する問題」

第3日(Day3)

前半 不登校問題の相互批評:前回の分析結果について、グループ間で意見交換・相互批評を行う。その後、ディスカッションを通じて、意見を総合し、建設的な解決策を検討する。

後半 教師のリーダーシップと学級運営:教師の指導スタイルと関連づけながら、学級集団のタイプについて説明する。その後、二つの特徴的な学級の事例について取り上げ、比較検討する。

●使用するケース
不登校と「易きに流れるな」

第4日(Day4)

前半 学級運営の把握方法と事例分析:学級集団の把握方法について説明する。その後、集団凝集性の異なる二つのクラスについての事例を取り上げ、受講生による分析をする。

後半 学級運営方法に関する相互批評:前回の事例分析の結果について、グループ間で意見交換・相互批評をする。

●使用するケース
「少人数教育は本当に効果的か」

第5日(Day5)

前半 保護者の無理難題要求の事例分析:保護者の無理難題要求について説明し、その後、典型的な事例を取り上げる。受講生はこの事例について分析を行う。

後半 授業単元の編成:単元編成の基本的モデルについて振り返り、各構成要素の意味と重要性について復習する。その後、実際にテーマを指定し、簡素な授業案を作成する。

●使用するケース
「学校・保護者間の連絡手段のデジタル化」

第6日(Day6)

前半 授業における課題提示の方法:高等学校の授業において、映像資料を活用するという想定で、その意義やデメリット等についてディスカッションを通じて考察する。

後半 教育実習における授業の振り返り:本授業で学習してきた授業単元の編成方法および教授法について振り返りつつ、実習において作成した学習指導案について検討し、授業のあり方を振り返る。

●使用するケース
「遠隔授業の授業時数算入の是非」

第7日(Day7)

前半 学習指導案の検討と発表①:前回の授業で発表した内容について、相互批評を実施する。また、その学習指導案に基づいて、改めて10分程度の模擬授業を実施し、その授業実践に関して相互批評を行う。

後半 学習指導案の検討と発表②:前回同様、受講生の学習指導案について、相互批評と模擬授業を実施する。

●使用するケース
「全国学力・学習状況調査のCBT化は何をもたらすか」「Japan e portfolio運営失敗」

成績評価方法 Evaluation Criteria

*成績は下記該当項目を基に決定されます。
講師用内規準拠 Method of Assessment Weights
予習レポート Preparation Report 10 %
コールドコール Cold Call 0 %
授業内での挙手発言 Class Contribution 70 %
ケース試験 Case Exam 0 %
参加者による相互評価 Peer Assessment 0 %
シミュレーション成績 Simulation 0 %
小テスト Quizzes / Tests 0 %
最終レポート Final Report 10 %
期末試験 Final Exam 10 %
合計 Total 100 %

評価の留意事項 Notes on Evaluation Criteria

使用ケース一覧 List of Cases

    ケースは使用しません。

教科書 Textbook

  • 秋田喜美代、佐藤学「新しい時代の教職入門(改訂版)」有斐閣(2015)9784641220607

参考文献・資料 Additional Readings and Resource

田中耕治編『よくわかる教職課程』ミネルヴァ書房、2009年
田中耕治編『よくわかる授業論』ミネルヴァ書房、2007年

授業調査に対するコメント Comment on Course Evaluation

みなさんの学びを深める指導をします。

担当教員のプロフィール About the Instructor 

人間・環境学博士(京都大学)
臨床心理士 第08552号(公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会)
公認心理師 第1927号
専門:臨床心理学・教育心理学

Doctor of Human and Environmental Studies, Kyoto University
Certified Clinical Psychologist (No.08552)
Licensed Psychologist (No. 1927)
Specialty: Clinical psychology; educational psychology

(実務経験 Work experience)

1997年4月~1999年3月 国立病院機構 宇多野病院 非常勤心理技術士
1999年4月~2002年3月 京都中央看護専門学校 非常勤講師「臨床心理学」「精神保健」、学生相談室担当



1997-1999. Part-time psychologist at National Hospital Organization Utano National Hospital.
1999-2002. Part-time lecturer at Kyoto-Chuo Nursing school.(Clinical psychology; mental health; counseling psyhologist)

Refereed Articles

  • (2021) Alcohol-impaired Walking in 16 Countries: A Theory-Based Investigation. Accident Analysis & Prevention (159): 0001-4575
  • (2021) Negative emotions about climate change are related to insomnia symptoms and mental health: Cross-sectional evidence from 25 countries. Current psychology
  • (2020) Utilizing the Intellectual Heritage of the General Education(12). Journal of Japan Association for College and University Education 42(2):
  • (2020) Assessing Knowledge-Based and Perceived Health Literacy Among Japanese Adolescents: A Cross-Sectional Study. Global Pediatric Health 7
  • (2019) Effectiveness of non-expert idea creation activities for product development. Development Engineering 39(1):






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